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JP4911980B2 - 減圧処理装置 - Google Patents

減圧処理装置
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本発明は、減圧処理装置に関し、詳細には、各種半導体装置などの製造過程で使用される減圧処理装置に関する。
各種半導体デバイスの製造プロセスにおいては、真空ポンプを用いて処理室内を真空などの減圧状態にした上で、処理ガスを用いて半導体ウエハなどの被処理体に対して成膜、エッチングなどの処理が行なわれる。このような減圧処理を行なう場合、処理ガス中の成分間の反応や、処理ガス中の成分と被処理体表面の成分との反応による反応生成物を含む排気ガスが処理室から排気される。しかし、これらの反応生成物の中には、排気ガスとともに排気路を通じて排出される過程で析出し、例えば真空ポンプの内部などに付着するものがある。反応生成物が固化して部品に付着すると、真空ポンプの故障や排気管の目詰まりを引き起こす原因になるため、排気系統について定期的に洗浄等のメンテナンスを行なう必要があった。このようなメンテナンスの間は、装置が停止状態となり、稼働効率の低下を招く要因となっていた。
このため、真空ポンプより上流位置の排気路上にトラップ装置を設け、析出しやすい反応生成物をこの位置で捕集しておくことが提案されている(例えば、特許文献1)。トラップ装置を設けることにより、通常は真空ポンプの内部における析出物の発生を大幅に抑制できるため、メンテナンスの回数が減少し、装置のダウンタイムを削減できるので、稼働効率を改善できる。
ところで、半導体デバイスの製造過程で、ドライエッチングやウエットエッチングに代わる微細化エッチングが可能な方法として、化学的酸化物除去処理(Chemical Oxide Removal;COR)と呼ばれる手法が注目されている。この手法の一例として、例えば被処理体の表面に形成された二酸化シリコン(SiO)膜をエッチングするために、減圧状態で被処理体を温度調節しながら、チャンバー内にフッ化水素(HF)ガスとアンモニア(NH)ガスの混合ガスを供給し、二酸化シリコンと反応させてフルオロケイ酸アンモニウム[(NHSiF]を生成させ、次工程でこのフルオロケイ酸アンモニウムを加熱して気化させることより、二酸化シリコン膜を表面側から消費させてエッチングするCORプロセスが知られている(例えば、特許文献2〜4参照)。
上記CORプロセスでは、反応副生成物として、HFとNHとからフッ化アンモニウム(NHF)が生成し、排気系統を介してCORチャンバー内から排出されていく。ところが、このフッ化アンモニウムは、常温常圧では容易に析出する性質を持つ一方で、1.33〜6.65Pa程度の減圧条件では−60℃付近まで冷却しなければ析出しないため、減圧下で反応生成物のトラップを行なう従来の排気系の構成で捕集することは事実上不可能であった。その結果、排気ガス中のフッ化アンモニウムの大部分はトラップ装置を通過して真空ポンプに到達することになる。そして、大気圧となる真空ポンプのローターよりも下流側の逆止弁付近に大量の析出物を形成し、真空ポンプの不良や故障を引き起こすという問題があった。
特開平9−27458号公報米国特許出願公開第2004−0182417号明細書米国特許出願公開第2004−0184792号明細書特開2005−39185号公報
従って本発明は、減圧下で捕集が困難な反応生成物を確実に捕集することが可能な排気機構を備えた減圧処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点は、処理ガスを導入することにより減圧雰囲気で被処理体の処理を行なう処理室と、
前記処理室に接続する排気ガスの排気路に配設された真空ポンプと、
前記真空ポンプよりも排気方向下流側の排気路に設けられ、前記処理室内から排出される反応生成物を析出させて捕集するトラップ部と、
前記処理室から前記真空ポンプに至るまでの第1の排気路および前記真空ポンプから前記トラップ部に至るまでの第2の排気路に設けられ、前記排気ガスを、前記第1の排気路の加熱温度よりも前記第2の排気路の加熱温度が高くなるように加熱する加熱手段と、
を具備する、減圧処理装置を提供する。
この第1の観点の減圧処理装置によれば、処理室から接続された排気路に真空ポンプを設け、さらに真空ポンプに対して排気方向の下流側にトラップ部を設け、処理室から真空ポンプに至るまでの第1の排気路および真空ポンプからトラップ部に至るまでの第2の排気路に、排気ガスを、第1の排気路の加熱温度よりも第2の排気路の加熱温度が高くなるように加熱する加熱手段を設けたので、トラップ部よりも上流側の排気路や真空ポンプ内で反応生成物が析出することを抑制しつつ、減圧状態では析出しにくい反応生成物を大気圧状態のトラップ部において確実に捕集し、排気ガス中から除去することができる。
第1の観点において、前記トラップ部は、非減圧状態で前記反応生成物を析出させるものであることが好ましい。また、前記トラップ部は、前記排気ガスの流路を形成するケーシングと、該ケーシング内部の排気通路に設けられた、多数の開口を有する邪魔板と、を有するトラップ装置を備えることが好ましい。また、前記トラップ部は、着脱可能に設けられた排気管を備えることが好ましい。さらに、前記トラップ部よりも排気方向下流側に設けられた除害装置をさらに具備するものであることが好ましい。
また、前記反応生成物は、大気圧かつ常温の条件で固体状に析出するものであってもよい。また、前記処理ガス中には、HFとNHが含まれ、前記反応生成物がNHFであってもよい。さらに、前記処理室内において、前記処理ガス中のHFおよびNHと、被処理体のSiOとからSiFを生成し、このSiFとHFおよびNHとから、さらに(NHSiFを生成する主反応と、前記HFとNHとからNHFを生成する副反応とを生じさせるもの、例えば化学的酸化物除去(Chemical Oxide Removal)処理装置であってもよい。
さらに、前記加熱手段は、前記第1の排気路における加熱温度が60〜100℃、前記第2の排気路における加熱温度が100〜200℃となるように加熱することが好ましい。また、前記加熱手段は、前記第2の排気路における加熱温度が100〜150℃となるように加熱することがより好ましい。また、前記第1の排気路における加熱温度が60〜80℃となるように加熱することがさらに好ましい。
本発明の第2の観点は、処理ガスを導入することにより減圧雰囲気で被処理体の処理を行なう処理室と、
前記処理室に接続する排気ガスの排気路に配設された真空ポンプと、
前記真空ポンプよりも排気方向下流側に設けられ、前記処理室内から排出される反応生成物を燃焼させて除害する除害装置と、
前記処理室から前記真空ポンプに至るまでの第1の排気路および前記真空ポンプから前記除害装置に至るまでの第2の排気路に設けられ、前記排気ガスを、前記第1の排気路の加熱温度よりも前記第2の排気路の加熱温度が高くなるように加熱する加熱手段と、
を具備する、減圧処理装置を提供する。
第2の観点の減圧処理装置によれば、処理室から真空ポンプに至るまでの第1の排気路および真空ポンプから除害装置に至るまでの第2の排気路に、排気ガスを、第1の排気路の加熱温度よりも第2の排気路の加熱温度が高くなるように加熱する加熱手段を設けたので、大気圧条件で析出しやすい反応生成物を析出させることがない。
第2の観点において、前記加熱手段は、前記第1の排気路における加熱温度が60〜100℃、前記第2の排気路における加熱温度が100〜200℃となるように加熱することが好ましい。また、前記加熱手段は、前記第2の排気路における加熱温度が100〜150℃となるように加熱することがより好ましい。また、前記第1の排気路における加熱温度が60〜80℃となるように加熱することがさらに好ましい。
本発明の減圧処理装置では、減圧状態では析出させて捕集することが困難なフッ化アンモニウム(NHF)などの反応生成物が真空ポンプ内に析出し、故障等の不具合が発生することを防止できる。
従って、本発明の減圧処理装置は、例えば前記フッ化アンモニウムなどの反応生成物が排気ガス中に含まれることになるCOR処理装置として使用しても、高い信頼性を持って稼働させることが可能であり、排気系統のメンテナンス回数も低減できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい形態について説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係る処理システム1の概略構成を示す。この処理システム1は、半導体ウエハ(以下、「ウエハ」と記す)Wを処理システム1に対して搬入出させる搬入出部2、搬入出部2に隣接させて設けられた2つのロードロック室(L/L)3、各ロードロック室3にそれぞれ隣接させて設けられ、ウエハWに対してPHT(Post Heat Treatment)処理を行なうPHT処理装置(PHT)4、各PHT処理装置4にそれぞれ隣接させて設けられ、ウエハWに対してCOR処理を行なうCOR処理装置(COR)5を備えている。PHT処理装置4およびCOR処理装置5は、各ロードロック室3側からこの順に一直線上に並べて設けられている。
搬入出部2は、例えば円盤形状をなすウエハWを搬送する第1のウエハ搬送機構11が内部に設けられた搬送室(L/M)12を有している。ウエハ搬送機構11は、ウエハWを略水平に保持する2つの搬送アーム11a,11bを有している。搬送室12の長手方向の側部には、載置台13が設けられており、この載置台13には、ウエハWを複数枚並べて収容可能なキャリアCが例えば3つ備えられている。また、搬送室12に隣接して、ウエハWを回転させて偏心量を光学的に求めて位置合わせを行なうオリエンタ14が設置されている。
搬入出部2において、ウエハWは、搬送アーム11a,11bによって保持され、ウエハ搬送装置11の駆動により略水平面内で直進移動、また昇降させられることにより、所望の位置に搬送させられる。そして、載置台13上のキャリアC、オリエンタ14、ロードロック室3に対してそれぞれ搬送アーム11a,11bが進退することにより、搬入出させられるようになっている。
各ロードロック室3は、搬送室12との間にそれぞれゲートバルブ16が介在配備された状態で、搬送室12にそれぞれ連結されている。各ロードロック室3内には、ウエハWを搬送する第2のウエハ搬送機構17が設けられており、このウエハ搬送機構17は、ウエハWを略水平に保持する搬送アーム17aを有している。また、ロードロック室3は、所定の真空度まで真空引き可能に構成されている。
ロードロック室3において、搬送アーム17aはウエハWを保持し、ウエハ搬送機構17の駆動により略水平面内でウエハWを回転、直進移動および昇降させて搬送する。そして、各ロードロック室3に対してそれぞれ連結されたPHT処理装置4に対して搬送アーム17aが進退することにより、PHT処理装置4に対してウエハWの搬入出が行なわれる。さらに、各PHT処理装置4を介して各COR処理装置5内に搬送アーム17aが進退することにより、各COR処理装置5に対してウエハWの搬入出が行なわれる。
PHT処理装置4では、COR処理が施された後のウエハWを加熱してCOR処理により生成した反応生成物を気化(昇華)させるPHT処理を行なう。このPHT処理装置4は、ウエハWを収納する密閉構造のチャンバー20内に、処理空間21を備えている。チャンバー20には、ウエハWを処理空間21内に搬入出させるための図示しない搬入出口が設けられており、この搬入出口はゲートバルブ22によって開閉される。チャンバー20は、ロードロック室3との間にそれぞれゲートバルブ22が配備された状態で、ロードロック室3に連結されている。
図2に示すように、PHT処理装置4のチャンバー20内には、ウエハWを略水平にして載置させる載置台23が設けられている。さらに、処理空間21に例えば窒素ガス(N)などの不活性ガスを加熱して供給するガス供給路25を備えたガス供給機構26、処理空間21を排気する排気路27を備えた排気ガス処理機構28が備えられている。
ガス供給路25は、窒素ガス供給源30に接続されている。そして、ガス供給路25には、流路の開閉動作および窒素ガスの供給流量の調節が可能な流量調整弁31が介設されている。
排気ガス処理機構28の排気路27には、開閉弁32、排気ガス中に含まれる固形成分(析出物)を除去するためのトラップ装置(TR)33および強制排気を行なうためのドライポンプ(DP)35が配設されている。なお、排気ガス処理機構28は、ロードロック室3から排気されるガス(パージガスなど)の排気ガス経路にも接続されており(図示は省略)、ロードロック室3とPHT処理装置4の両方の排気ガス処理を行なうように構成されている。
COR処理装置5は、ハロゲン元素を含むガスと塩基性ガスを処理ガスとしてウエハWに接触させて、ウエハW上に付着した自然酸化膜と処理ガスの分子とを化学反応させ、反応生成物を生じさせる。例えば、処理ガス中のHFガスとNHガスをウエハW表面の自然酸化膜(SiO)に作用させることにより、反応生成物としてフルオロケイ酸アンモニウム[(NHSiF]を生成させる。
図3および図4に示すように、COR処理装置5は、密閉構造のチャンバー40を備えており、チャンバー40の内部は、ウエハWを収納する処理空間41になっている。そして、チャンバー40の内部には、ウエハWを略水平にした状態で載置させる載置台42が設けられている。また、COR処理装置5には、チャンバー40にガスを供給するガス供給機構43、チャンバー40内を排気する排気ガス処理機構44が設けられている。
チャンバー40は、チャンバー本体51と蓋体52とによって構成されている。チャンバー本体51は、底部51aおよび略円筒形状の側壁部51bを備えている。側壁部51bの下部は、底部51aによって閉塞されており、側壁部51bの上部は開口になっている。この上部の開口に蓋体52が装着されて閉塞される。側壁部51bと蓋体52とは、図示しないシール部材により封止されて、チャンバー40内の気密性が確保されている。
図4に示すように、側壁部51bには、ウエハWをチャンバー40内に搬入出させるための搬入出口53が設けられており、さらに上下に変位して該搬入出口53を開閉する開閉機構としてゲートバルブ54が設けられている。チャンバー40は、PHT処理装置4のチャンバー20との間にゲートバルブ54が備えられた状態でチャンバー20に連結されている。
蓋体52は、蓋体本体52aと、処理ガスを吐出させるシャワーヘッド52bとを備えている。シャワーヘッド52bは、蓋体本体52aの下部に取付けられており、シャワーヘッド52bの下面が、蓋体52の内面(下面)となっている。また、シャワーヘッド52bは、チャンバー40の天井部を構成し、載置台42の上方に設置されており、載置台42上のウエハWに対して上方から、各種ガスを供給するようになっている。シャワーヘッド52bの下面には、ガスを吐出させるための複数の吐出口52cが、下面全体に開口して形成されている。
載置台42は、平面視略円形をなしており、底部51aに固定されている。載置台42の内部には、載置台42の温度を調節する温度調節器55が設けられている。温度調節器55は、例えば温度調節用媒体(例えば水など)が循環させられる管路を備えており、かかる管路内を流れる温度調節用媒体と熱交換が行なわれることにより、載置台42の温度が調節され、載置台42上のウエハWの温度制御がなされる。
図3に示すように、ガス供給機構43は、前述したシャワーヘッド52b、処理空間41に、ハロゲン元素を含む処理ガスとしてフッ化水素ガス(HF)を供給するフッ化水素ガス供給路61、塩基性ガスとしてアンモニアガス(NH)を供給するアンモニアガス供給路62並びに不活性ガスとしてアルゴンガス(Ar)を供給するアルゴンガス供給路63および窒素ガス(N)を供給する窒素ガス供給路64を備えている。フッ化水素ガス供給路61、アンモニアガス供給路62、アルゴンガス供給路63および窒素ガス供給路64は、シャワーヘッド52bに接続されており、シャワーヘッド52bを介してチャンバー40内にフッ化水素ガス、アンモニアガス、アルゴンガスおよび窒素ガスが吐出され、拡散されるようになっている。
フッ化水素ガス供給路61は、フッ化水素ガス供給源71に接続されている。また、フッ化水素ガス供給路61には、流路の開閉動作およびフッ化水素ガスの供給流量の調節が可能な流量調節弁72が介設されている。同様に、アンモニアガス供給路62は、アンモニアガス供給源73に接続されており、該アンモニアガス供給路62には、流路の開閉動作およびアンモニアガスの供給流量の調節が可能な流量調整弁74が介設されている。アルゴンガス供給路63は、アルゴンガス供給源75に接続されており、該アルゴンガス供給路63には、流路の開閉動作およびアルゴンガスの供給流量の調節が可能な流量調整弁76が介設されている。窒素ガス供給路64は、窒素ガス供給源77に接続されており、該窒素ガス供給路64には、流路の開閉動作および窒素ガスの供給流量の調節が可能な流量調整弁78が介設されている。
排気ガス処理機構44は、開閉弁82、強制排気を行なうためのドライポンプ(DP)83、および、その下流側にトラップ装置(TR)87が配設された排気路85を備えている。排気路85の端部は、チャンバー40の底部51aの開口に接続されている。この排気ガス処理機構44の詳細については後述する。
COR処理装置5を構成するチャンバー40、載置台42等の各種構成部品の材質としては、Alが用いられている。なお、チャンバー40の内面(チャンバー本体51の内面、シャワーヘッド52bの下面など)には、表面酸化処理を施してもよい。一方、載置台42を構成するAlの表面においては、ウエハWが載置されることなどにより、摩擦や衝撃を受けるおそれがあるので、表面酸化処理を施すことが好ましい。載置台42の表面を強制的に酸化させることにより、酸化被膜(Al)を形成し、この酸化被膜によってAlの外面を覆うようにすると、載置台42の外面の硬度、耐食性および耐久性を向上させ、載置台42を構成するAlを腐食や衝撃等から保護することができる。
再び図1を参照するに、処理システム1の各構成部は、CPUを備えたプロセスコントローラ90に接続されて制御される構成となっている。プロセスコントローラ90には、工程管理者が処理システム1を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、処理システム1の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインタフェース91が接続されている。
また、プロセスコントローラ90には、処理システム1で実行される各種処理、例えばCOR処理装置5における処理ガスの供給やドライポンプ83によるチャンバー40内の排気などをプロセスコントローラ90の制御にて実現するための制御プログラムや処理条件データ等が記録されたレシピが格納された記憶部92が接続されている。
そして、必要に応じて、ユーザーインタフェース91からの指示等にて任意のレシピを記憶部92から呼び出してプロセスコントローラ90に実行させることで、プロセスコントローラ90の制御下で、処理システム1での所望の処理が行われる。また、前記レシピは、例えば、CD−ROM、ハードディスク、フレキシブルディスク、フラッシュメモリなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納された状態のものを利用したり、あるいは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させて利用したりすることも可能である。
次に、図5〜図8を参照しながら、処理システム1におけるCOR処理装置5の排気ガス処理機構の構成例について詳細に説明する。なお、図5、7、8においては、ロードロック室3、PHT処理装置4における排気ガス処理機構28についても併記しているが、ここでは説明を省略する。
図5は、本発明の第1実施形態にかかるCOR処理装置5における排気ガス処理機構44の概略構成図である。前記のとおり、排気ガス処理機構44は、COR処理装置5のチャンバー40に接続された排気路85を備えており、この排気路85における排気方向、つまり排気の上流側(チャンバー40側)から下流側へ向けて、開閉弁82、ドライポンプ83、トラップ装置87および除害装置89をこの順に有する構成となっている。なお、符号200はクリーンルーム内空間を示し、符号201はクリーンルームに隣接した補機室内空間を示している。
ドライポンプ83は、高温対応可能な耐熱式のドライポンプであり、100℃以上、例えば100〜200℃の温度の排気ガスでも吸引可能に構成されている。
トラップ装置87は、排気ガス中に含まれる反応生成物を析出させて捕集する。このトラップ装置87は、図6に示すように略円筒状をなし、その内部が排気ガスの流路となるケーシング100内に、金属製の複数のバッフル板101,102,103,・・・が互いに間隔をあけて装着される構造になっている。図6では3枚のバッフル板を図示しているが、4枚以上としてもよい。各バッフル板101〜103には多数の貫通開口104が形成されており、ケーシング100に装着された状態で、隣接するバッフル板101〜103の各貫通開口104が重ならないように配置されている。つまり、ケーシング100内部の排気ガス流路は、排気ガスが直線的に流れることができないラビリンス構造になっている。このため、排気ガスはトラップ装置87内を通過する際に各バッフル板101〜103に接触し、冷却される。排気ガス中の反応生成物は、排気ガスの温度低下によってバッフル板101〜103の表面やケーシング100の内周面に析出し、捕集される。なお、ケーシング100やバッフル板101〜103に対して、冷却等の温度調節を行なう温度調節手段(熱交換器など)を配備することも可能である。
トラップ装置87の下流側には、除害装置89が配備されている。この除害装置89としては、例えば排気ガスを燃焼して無害化する燃焼式除害装置や、吸着材等により排気ガス中の物質を捕集して無害化する乾式除害装置を用いることができる。
また、COR処理装置5のチャンバー40から開閉バルブ82を介してドライポンプ83までを接続する排気路85には、加熱手段として排気管を覆う電熱ヒーター93が設けられている。この電熱ヒーター93により、排気路85を通過する排気ガスが加熱され、例えば60〜70℃程度まで温度調節される。
一般的な排気ガス処理機構の構成では、例えば、排気方向の上流側から下流側へ向けて、トラップ装置、ドライポンプの順に配置し、上流側のトラップ装置で固化しやすい反応生成物を除去しておくことにより、ドライポンプ内に反応生成物が析出して故障等を引き起こすことを防止している(例えば、PHT処理装置4の排気ガス処理機構28を参照)。このような配置では、トラップ装置による反応生成物の捕集は、減圧状態で行なわれる。しかし、例えばフッ化水素とアンモニアとの反応によって生成するフッ化アンモニウム(NHF)のように減圧条件でほとんど析出しない物質については、減圧状態のトラップ装置では捕集が困難となる。このため、従来の排気ガス処理機構の配置構成では、大気圧状態となるドライポンプのローターより下流側の部品(逆止弁)に大量の析出物が発生して故障や不良を引き起こす原因となっていた。
本実施形態に係るCOR処理装置5の排気ガス処理機構44では、従来とは逆に、排気方向の上流側から下流側へ向けて、ドライポンプ83、トラップ装置87の順に配置し、トラップ装置87内に大気圧状態の排気ガスを通過させて反応生成物(フッ化アンモニウム)を効率的に析出させるようにした。
また、COR処理装置5のチャンバー40からドライポンプ83に至るまでの排気路85に、加熱手段である電熱ヒーター93を配備し、ここを通過する排気ガスを、例えば60℃〜100℃、好ましくは60℃〜80℃に加熱するとともに、ドライポンプとして100℃〜200℃程度の高温の排気ガスについても処理が可能な耐熱式のドライポンプ83を採用し、電熱ヒーター93により60℃以上の温度に加熱された排気ガスを吸引・排気させることにより、ドライポンプ83内における反応生成物の析出を防止するようにした。
さらに、ドライポンプ83からトラップ装置87に至る非減圧状態の排気路85にも、加熱手段である電熱ヒーター93を配備した。これにより、トラップ装置87の直前(上流側)の排気路85における排気ガスの温度を例えば100℃〜200℃、好ましくは100℃〜150℃に維持し、この排気管部分で反応生成物が析出して目詰まりを引き起こすことを防止している。ここで、ドライポンプ83よりも排気方向に上流側の排気路85の加熱温度よりも、ドライポンプ83からトラップ装置87までの加熱温度を高く設定するのは、ドライポンプ83のローター(不図示)以降は大気圧状態となって反応生成物が析出しやすくなるためである。
またさらに、本実施形態においては、トラップ装置87および該トラップ装置87から除害装置89に至るまでの間の排気路85には、加熱手段を設けておらず排気管を外気と熱交換させている。従って、トラップ装置87のケーシング100やバッフル板101〜103との熱交換によって冷却された排気ガスは、さらに除害装置89に至る排気路85内でも冷却され、除害装置89に導入される際の排気ガスの温度は、略常温付近まで低下している。従って、排気ガス処理機構44では、高温の排気ガスを処理することができない乾式除害装置についても使用可能であるという利点を有する。
図7は本発明の第2実施形態のCOR処理装置5における排気ガス処理機構の概略構成を示している。本実施形態における排気ガス処理機構45は、トラップ部として、ドライポンプ83より下流側の排気路85の一部をなす排気管88を用いる。ここでは、排気路85における排気管88をジョイント88a,88bを介して着脱自在に設け、排気管88を交換可能にしている。
図7に示すように、COR処理装置5のチャンバー40からドライポンプ83までの排気路85には、電熱ヒーター93が配備されていて、排気管内部を通過する排気ガスは、例えば60℃〜100℃、好ましくは60℃〜80℃まで加熱される。このため、ドライポンプ83としては、100℃〜200℃程度の高温の排気ガスを吸引することが可能な耐熱型ドライポンプが用いられ、ドライポンプ83の内部における反応生成物の析出が防止される。
また、ドライポンプ83から排気管88に至る非減圧状態の排気路85にも、加熱手段である電熱ヒーター93を配備した。これにより、トラップ部である排気管88の直前(上流側)の排気路85における排気ガスの温度を例えば100℃〜200℃、好ましくは100℃〜150℃に維持し、この部分で反応生成物が析出して目詰まりを引き起こすことを防止している。ここで、ドライポンプ83よりも排気方向に上流側の排気路85の加熱温度よりも、ドライポンプ83から排気管88までの加熱温度を高く設定するのは、第1実施形態と同様の理由による。
一方、トラップ領域である着脱可能な排気管88には加熱手段93を設けていないため、排気管88内部を通過する排気ガスは徐々に冷却され、その中に含まれる反応生成物が排気管88の内面に析出し、トラップされる。従って、排気管88を通過した排気ガス中からは、フッ化アンモニウムなどの反応生成物が除去される。析出物が捕集された排気管88は、ジョイント88a,88bで取り外し、別の排気管88と交換される。
このようにして、排気路85を構成する排気管の一部をトラップ領域として第1実施形態(図5)のトラップ装置87に代えて利用することが可能になる。
本実施形態では、排気管88の目詰まり防止のため、その内径を排気路85の他の部分の排気管よりも大きくしてもよいし、また、排気管88内に図示しないバッフル板などを配備して析出物を発生させやすくする構成としてもよい。さらに、排気管88に対して冷却等の温度調節を行なう温度調節手段(熱交換器など)を配備することも可能である。
第2実施形態における排気ガス処理機構45の他の構成は、図5に示す第1実施形態の排気ガス処理機構44と同様であるため、同じ構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、本発明の第3実施形態のCOR処理装置における排気ガス処理機構の概略構成を示している。この排気ガス処理機構46は、トラップ部を設けず、COR処理装置5のチャンバー40から開閉弁82、ドライポンプ83を介して除外装置89に至るまでの排気路85の全体に、加熱手段である電熱ヒーター93を配備した。本実施形態では、COR処理装置5のチャンバー40からドライポンプ83に至るまでの排気路85を通過する排気ガスを、電熱ヒーター93により、例えば60℃〜100℃、好ましくは60℃〜80℃に加熱するとともに、耐熱性のドライポンプ83を使用することにより、高温の排気ガスを吸引・排気させる。また、ドライポンプ83の下流側の排気路85についても加熱手段としての電熱ヒーター93を設けて、排気ガス温度を例えば100℃〜200℃、好ましくは100℃〜150℃の高温に維持する。これにより、大気圧状態となるドライポンプ83よりも下流側の排気路85においても、途中で反応生成物を析出させることなく、排気ガスとともに除害装置89まで運び、除害装置89において燃焼させて除害させることが可能になる。
なお、第3実施形態における排気ガス処理機構46の他の構成は、図5に示す第1実施形態の排気ガス処理機構44と同様であるため、同じ構成には同一の符号を付して説明を省略する。
以上のように構成された本発明の処理システム1におけるウエハWの処理方法について説明する。なお、ここでは、第1実施形態のCOR処理装置5(排気ガス処理機構44)を例に挙げて説明を行なう。
まず、処理システム1によって処理されるウエハWの構造について図9および図10を参照しつつ説明する。
図9は、ウエハWの表面(デバイス形成面)の要部断面図である。このウエハWの表面には、ウエハWの基材であるSi(シリコン)層301、層間絶縁膜として用いられる酸化層(二酸化シリコン;SiO)302、ゲート電極として用いられるポリシリコン(多結晶シリコン)層303および絶縁体からなる側壁部(サイドウォール)として例えばTEOS[テトラエチルオルソシリケート;Si(OC]−SiO層304が形成されている。Si層301の表面(上面)は略平坦面となっており、酸化層302はSi層301の表面を覆うように積層されている。この酸化層302は、例えば拡散炉によって熱CVD反応により成膜される。ポリシリコン層303は、酸化層302の表面上に形成されており、所定のパターン形状に沿ってエッチングされている。従って、酸化層302は一部分がポリシリコン層303によって覆われ、他の一部分は露出させられた状態になっている。TEOS−SiO層304は、ポリシリコン層303の側面を覆うように形成されている。ポリシリコン層303は、略角柱状の断面形状を有し、図9において手前側から奥側へ向かう方向に延設された細長い板状に形成されており、TEOS−SiO層304はポリシリコン層303の左右両側面において、それぞれ手前側から奥側へ向かう方向に沿って、ポリシリコン層303の下縁から上縁までを覆うように設けられている。そして、ポリシリコン層303とTEOS−SiO層304の左右両側において、酸化層302の表面が露出させられた状態になっている。
図10は、図9の状態からエッチング処理をした後のウエハWの状態を示している。エッチングにより、ウエハWは、露出していた酸化層302および該酸化層302によって覆われていたSi層301の一部が除去される。すなわち、ポリシリコン層303とTEOS−SiO層304の左右両側に、エッチングにより生じた凹部305がそれぞれ形成される。凹部305は、酸化層302の表面高さから、Si層301まで陥没するように形成され、凹部305の内面においては、Si層301が露出した状態になる。Si層301は酸化されやすいので、凹部305において露出させられたSiの表面に大気中の酸素が接触して凹部305の内面にSiOの自然酸化膜306が形成されている。
上記のように、凹部305が形成され、その内部に露出したSiが酸化されて自然酸化膜306が形成された図10に示す構造のウエハWをキャリアC内に収納し、処理システム1に搬送する。
処理システム1においては、図1に示すように、複数枚のウエハWが収納されたキャリアCが載置台13上に載置され、ウエハ搬送機構11によってキャリアCから一枚のウエハWが取出され、ロードロック室3内に搬入される。ロードロック室3にウエハWが搬入されると、ロードロック室3が密閉され、減圧排気される。その後、ゲートバルブ22,54が開かれ、ロードロック室3と、大気圧に対してそれぞれ減圧されたPHT処理装置4の処理空間21、COR処理装置5の処理空間41が互いに連通させられる。ウエハWは、ウエハ搬送機構17によってロードロック室3から搬出され、チャンバー20の搬入出口(図示せず)、処理空間21、搬入出口53内をこの順に通過するように直進移動させられ、COR処理装置5のチャンバー40内に搬入される。
COR処理装置5のチャンバー40において、ウエハWは表面(デバイス形成面)を上面とした状態でウエハ搬送機構17の搬送アーム17aから載置台42に受渡される。ウエハWが搬入されると搬入出口53が閉じられ、チャンバー40が密閉される。
チャンバー40が密閉された後、処理空間41にはアンモニアガス供給源73、アルゴンガス供給源75、窒素ガス供給源77から、それぞれアンモニアガス供給路62、アルゴンガス供給路63、窒素ガス供給路64を介して、アンモニアガス、アルゴンガスおよび窒素ガスが供給される。また、温度調節器55によってウエハWの温度が所定の目標値(例えば約25℃程度)に調節される。
その後、フッ化水素ガス供給路71からフッ化水素ガス供給路61を介して処理空間41にフッ化水素ガスが供給される。ここで処理空間41には、予めアンモニアガスが供給されているので、フッ化水素ガスを供給することにより処理空間41の雰囲気はフッ化水素ガスとアンモニアガスとを含む処理雰囲気にされ、ウエハWに対してCOR処理が開始される。
なお、フッ化水素ガスを供給する前に、処理空間41の圧力を減圧して所定の圧力に安定させておくと、処理雰囲気の圧力を安定させやすく、また、処理雰囲気中のフッ化水素ガスやアンモニアガスの濃度の均一性を良好にすることができる。従って、ウエハWの処理むらを防止できる。また、フッ化水素ガスは、液化しやすく、チャンバー40の内面等に付着しやすいという性質があるが、COR処理の直前にフッ化水素ガスを供給することにより、そのような問題の発生を抑制できる。
処理空間41内の減圧雰囲気によって、ウエハWの凹部305の表面に存在する自然酸化膜306は、フッ化水素ガスの分子およびアンモニアガスの分子と化学反応して、図11に示すように反応生成物307に変質させられる。COR処理中は、チャンバー40内(処理空間41)が大気圧より減圧された一定の圧力[例えば、約13.3Pa(0.1Torr)の真空状態]に維持されるようにする。
反応生成物307としては、フルオロケイ酸アンモニウムや水分等が生成される。生成された水分は、ウエハWの表面から拡散せずに、反応生成物307の膜中に閉じこめられ、ウエハWの表面に保持された状態になる。COR処理が終了すると、チャンバー40内を強制排気する。これにより、フッ化水素ガスやアンモニアガスがチャンバー40内の処理空間41から強制的に排出される。この際、フッ化水素とアンモニアとの反応により反応生成物(副生成物)としてフッ化アンモニウム(NHF)も生成し、排気ガスとともにチャンバー40内から排出される。
生成したフッ化アンモニウムは、電熱ヒーター93により加熱された排気ガスとともに排気路85を流通してトラップ装置87まで運ばれ、そこで析出して捕集される。トラップ装置87よりも排気方向上流側に配置されたドライポンプ83内では、排ガスが例えば100℃以上の高温で通過するため、ドライポンプ83内の部品等におけるフッ化アンモニウムの析出はほとんど生じない。また、フッ化アンモニウムは、トラップ装置87で大部分が捕集されてしまうので、燃焼式の除害装置89でのノズルの閉塞や、乾式の除害装置での目詰まりを防止することができる。トラップ装置87で大半のフッ化アンモニウムが除去された排気ガスは、さらに除害装置89(燃焼式または乾式除害装置)へ送られ、燃焼もしくは吸着等の処理が施されて無害化され、可燃排気ガスとして別の排ガス処理装置で処理される。
強制排気が終了すると、搬入出口53が開放され、ウエハWはウエハ搬送機構17によってチャンバー40内から搬出され、PHT処理装置4のチャンバー20に搬入される。
PHT処理装置4において、ウエハWは表面を上面とした状態でチャンバー20内に載置される。ウエハWが搬入されるとチャンバー20が密閉され、PHT処理が開始される。PHT処理では、チャンバー20内が排気されながら、高温の加熱ガスが処理空間21に供給され、処理空間21内が昇温される。これにより、上記COR処理によって生じた反応生成物307が加熱されて気化し、凹部305の内面から除去され、図12に示すようにSi層301の表面が露出させられる。このように、COR処理の後、PHT処理を行なうことにより、ウエハWをドライ洗浄することができ、自然酸化膜306をドライエッチングするようにしてSi層301から除去することができる。
PHT処理が終了すると、加熱ガスの供給が停止され、PHT処理装置4の搬入出口(図示せず)が開かれる。その後、ウエハWは、ウエハ搬送機構17によってチャンバー20から搬出され、ロードロック室3に戻される。そして、ロードロック室3が密閉された後、ロードロック室3と搬送室12とが連通させられ、ウエハ搬送機構11によってウエハWがロードロック室3から搬出させられ、載置台13の上のキャリアCに戻される。以上のようにして処理システム1における一連の工程が終了する。なお、処理システム1においてPHT処理が終了したウエハWは、他の処理システムにおいてSi層301の表面に、例えばエピタキシャル成長によりSiGe層等の成膜が行なわれる。この際、Si層301表面の自然酸化膜306が除去されているので成膜が効率的に行なわれる。
以上、本発明の実施形態を述べたが、本発明は上記実施形態に制約されるものではない。すなわち、上記実施形態は、あくまでも本発明の技術的内容を明らかにすることを意図するものであって、本発明はこのような具体例にのみ限定して解釈されるものではなく、本発明の精神とクレームに述べる範囲で、種々に変更して実施することができるものである。
例えば、図5に示す実施形態では、1系統の排気路85上にトラップ装置87を介設したが、その変形例として、例えば図13に示す第4実施形態のCOR処理装置5における排気ガス処理機構47のように、分岐した2系統の排気路85a,85bの各々にトラップ装置87a,87bを配設する構成としてもよい。この場合、切替え弁94,95により2系統の排気路85a,85bへの排気ガスの導入切替えを行う。本実施形態では、片方のトラップ装置87aにおいて析出した反応生成物の洗浄等のメンテナンスを実施している間に、もう一方のトラップ装置87bを使用して反応生成物の捕集を行なうことができるので、メンテナンスに伴うCOR処理装置5のダウンタイムを極力低減し、処理効率を向上させることが可能になる。
また、図5、図7、図8および図13に示す実施形態において、PHT処理装置4の排気ガス処理機構28の排気路27についても、適宜電熱ヒーター等の加熱手段を配備して排気ガスの加熱を行なうことが可能である。
さらに、上記各実施形態におけるPHT処理装置4の排ガス処理機構28では、ドライポンプ35の前段(排気方向上流側)にトラップ装置33を設ける構成としたが、COR処理装置5の排気ガス処理機構44〜47と同様に、排気ガス処理機構28についても、例えば図14に示すようにドライポンプ35の後段(排気方向下流側)にトラップ装置33を設けてもよい。この場合、PHT処理装置4のチャンバー20からトラップ装置33までの排気路27に加熱手段(電熱ヒーター93)を設けて加熱することが好ましいが、ロードロック室3に接続する配管内での反応生成物の付着や、ロードロック室3への反応生成物の混入・付着を防止するために、PHT処理装置4からの配管だけでなく、ロードロック室3からの配管についても加熱手段(電熱ヒーター93)を設けて加熱することが望ましい。
また、図示は省略するが、上記各実施形態におけるPHT処理装置4の排気ガス処理機構28についても、図13に示すCOR処理装置5の排気ガス処理機構47と同様に、排気路27を例えば2系統に分岐して、それぞれの排気路にトラップ装置33を配設する構成を採用することが可能である。
本発明は、各種半導体装置の製造過程における減圧処理に用いられる減圧処理装置として好適に利用できる。
処理システムの概略平面面。PHT処理装置の構成を示した概略断面図。COR処理装置の構成を示した概略縦断面図。COR処理装置のチャンバーの構成を示した概略縦断面図。第1実施形態のCOR処理装置における排気ガス処理機構の概要を説明する図面。トラップ装置の概要を説明する分解斜視図。第2実施形態のCOR処理装置における排気ガス処理機構の概要を説明する図面。第3実施形態のCOR処理装置における排気ガス処理機構の概要を説明する図面。ウエハ表面付近の要部断面図。エッチング処理後のウエハ表面付近の要部断面図。COR処理後のウエハ表面付近の要部断面図。PHT処理後のウエハ表面付近の要部断面図。第4実施形態のCOR処理装置における排気ガス処理機構の概要を説明する図面。PHT処理装置における排気ガス処理機構の概要を説明する図面。
符号の説明
1:処理システム
2:搬入出部
3:ロードロック室
4:PHT処理装置
5:COR処理装置
12:搬送室
28:排気ガス処理機構
32:開閉バルブ
33:トラップ装置
35:ドライポンプ(DP)
44:排気ガス処理機構
82:開閉バルブ
83:ドライポンプ(DP)
85:排気路
87:トラップ装置(TR)
89:除害装置
93:電熱ヒーター

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