JP4555423B2 - Anti-inflammatory cream - Google Patents

Description

Translated fromJapanese

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、抗炎症性クリームに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
オウゴン抽出物は従来、肌荒れ、ニキビ、かゆみ等の肌用、頭髪用化粧料に使用されている。例えば、特公平２−３７８８３号公報には、毛髪保護用化粧料生成物として使用することが提案され、又、特公平２−５８２４５号公報には、オウゴン抽出成分のバイカリン又はバイカレインを含有した化粧料用組成物が提案され、可溶化、安定性改善の効果を有するものとして肌用、頭髪用化粧料として使用されることが示されている。その他皮膚用外用剤として、特開平２−１１７１０号公報には、オウゴンが肌荒れ、ニキビ、かゆみの改善、ＰＯＶ上昇作用を抑制する化粧料組成物が提案されている。又、特開平２−３６１２５号公報には、オウゴン由来のテストステロン５ａ−リダクターゼ阻害剤がニキビ、脂漏性皮膚炎傷害治療、脱毛治療薬として医薬品、化粧品に用途を有するとして提案されている。その他オウゴンは鎮痒効果、日焼け、炎症防止効果等があることより、各種外用剤、化粧料として提案されている。
【０００３】
又、オウバクは、消炎、鎮痛剤として筋肉痛、打撲、捻挫等に効果があるものとして、貼薬や軟膏として実用化されている。
【０００４】
然して、各オウゴン、オウバク夫々単独で夫々の用途に使用されている、然し、夫々単独使用の場合、その効果が限定されている。又、オウゴン、オウバクも夫々の有するバイカリン又はバイカレイン或いはベルベリンの効用を夫々単独にて各種用途に使用するものであった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
然して、本発明者は、甘草を中心に、オウゴン、オウバク抽出液を加えた生薬をアトピー性皮膚炎等に効果があるものとして先に提案している（特許第２６０９５６４号）。然し乍ら、それらはアトピー性皮膚炎等に効果のあることは事実であるが、皮膚への浸透性に難があることが解ってきた。
【０００６】
経皮吸収に関する理論には、阻止膜説と脂質説があり、前者は角質層の１／２〜１／３が阻止膜であるとし、後者は、有機溶媒が脂質を良く溶かし、正常皮膚を容易に透過するので、脂質への溶解性が大きい程透過し易く、水への溶解性の大きい程透過し難いと云うが、その理論は確立されていない。然し、一般に化粧品基剤は吸収され難く、スクワラン、ワセリン、シリコン油、流動パラフィン等は皮膚からは吸収されないと云われる。然し、油溶性ビタミンであるＡ，Ｄ，Ｅは比較的よく吸収され、Ｅは酸化防止剤としての作用もあり、化粧品に、Ｃは親水軟膏に配合され、シミ、ソバカスに有効として使用されている。又、ホルモンもエストロゲン、テストステロンのように、又、コルチゾン、ヒドロコルチゾンのような副腎皮質ホルモンについても皮膚吸収はよい。このため、速効性、持続性に影響があり、結果的に使用効果が押さえられている。
【０００７】
アルキルグリコシドを多価アルコール、油相成分を共に使用し、乳化組成物とするものは、特許第２６５２３９５号等に記載されているが、それらは、乳化安定性が良好で、使用性に優れた乳化組成物を得ることを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者は、少量の使用でも乳化安定性があり、優れた乳化組成物となり、相対皮膚関門浸透値の高い界面活性剤、その中でも皮膚刺激性が低いアルキルグリコシドを助剤として薬用植物の抗炎症作用をより効果的に使用するようにしたもので、抗炎症作用を有する薬用植物の一種又は二種以上の抽出液（１〜１０％）、界面活性剤、就中アルキルグリコシドから選ばれる界面活性剤、油相成分を含むことを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明に於て使用される抗炎症作用を有する薬用植物について説明する。
オウゴンは紫蘇科のコガネバナの根を乾燥させて溶媒抽出を行う。オウゴンエキスはバイカレン含有量に換算してインドメタシンと同程度の抗炎症作用を示すことが確認されている。非ステロイド性抗炎症薬の作用機序の一つとして知られるCyclo-Oxygenase を阻害することにより、プロスタグランジン（ＰＧＥ₂）の産生を抑制する作用がある。この作用はインドメタシン等にみられる抗炎症効果の重要な作用と考えられている。この細胞は、人の細胞に於てもＰＧＥ₂の産性を抑制することが解っている。（フレグランスジャーナル Ｎｏ．９０（１９８８））又、オウゴン中の成分であるバイカレインとバイカリンには、ヒスタミン遊離抑制作用が確認されている。更に、オウゴンエキスには、近年炎症物質として注目されている活性酸素の除去作用があることが解り、これによる抗炎症作用の新たな作用機序が明らかになった。
【００１０】
オウバクはアルカロイドが主成分で１〜３％含有する。berberine（局方１．０％以上）、palmatine、magnoflorine 等が存在する。オウバクは古来、火傷、湯ただれ等一種の膏薬として用いられ、近年の研究に於てもオウレンその他ベルベリン含有生薬と共に強い抗炎症作用が確認されている。
【００１１】
甘草はサポニンが主成分で、抗炎症作用、抗アレルギー作用を有する。
クジンは、基原はクララの根を乾燥させたもので、アルカロイドの主成分である（＋）−matrine、副成分である（＋）−oxymatrine、又フラボノイドとしてxanthohumol、isoxanthohumolなどを含有する。皮膚感染症、あせも、ただれ、陰部掻痒症に用いられ、止痒効果もある。
【００１２】
以下、抗炎症生を有する生薬、薬用植物を列記する。
オウゴン、オウバク、クジン、サンシン、サンショウ、シャクヤク、ジュウヤク、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、タイソウ、トウキ、シコン、カンゾウ、オウレン、キョウニン、ゲンチアナ、チンピ、トウニン、ニンジン、ヨクイニン、アロエ、キュウリ、コウカ、モモ、アルニカ、インチンコウ、オトギリソウ、クマザサ、コンフリー、サルビア、シソ、セイヨウハッカ、トウキンセンカ、ビワ、ボダイジュ、ラベンダー、シコニン、セイヨウトチノミ、イチョウ、ウスベニアオイ、ヨモギ、カミツレ、セイヨウノコギリソウ、レイシ、ユリ、ヤグルマギク、ムクロジ、マロニエ、ベニバナ、セージ、サンザシ、クチナシ、シラカバ、クワ、テンチャ、トウチュウカソウ、イザヨイバラ、ブッチャーブルーム。
【００１３】
本発明に用いられる油相成分としては、広義の油相物質が使用され、植物油として、アボカド油、オリーブ油、サザンカ油、キウイフルーツ油、パーシック油、ククイナッツ油、ブドウ種子油、ゴマ油、サフラワー油、アルモンド油、大豆油、トウモロコシ油、ピスタチオナッツ油、ヒマシ油、ヘーゼルナッツ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、メドウホーム油、ローズヒップ油、ヤシ油、パーム油、パーム核油、アマニ油、シアバター、綿実油、ナタネ油、キリ油、落花生油等があり、その他の油性物質として、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン、マイクロクリスタルワックス、イソプロピルミリステート、硬化油、ミツ蝋、鯨蝋、黄卵油、セタノール、ステリルアルコール、オレイルアルコール、オクチドデカノール、ミリスチン酸イソデシル、イソステアリルアルコール、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ビサボロール、フィタントリオール、ブチルステアレート、ヘキシルラウレート、ジイソプロピルフジペート、セラミド、ポリエーテル変性シリコーン、環状シリコーン、ジメチルシリコーン、アミノ変性シリコーンが使用される。特に、植物油として、シアバター、ホホバ油、アボカド油、オリーブ油、ヘーゼルナッツ油が推奨される。
【００１４】
シアバターは、シアの種子から抽出したもので、トリグリセライド８０％の組成で美容的に皮膚の乾燥を防ぎ、皮膚炎、日光紅斑などの防止を目的として用いられ、低結度で潤滑性、拡散浸透性に優れ、皮膚過敏症に対しては、その不けん化物中に確認されているステリン骨核をもった物質が抗炎症的に働いていると考えられる。
【００１５】
ホホバ油は、ホホバの種子より得られる天然植物性の油としては唯一の液状エステルで、炭素数３８〜４４のエステルが９５％を占めている。化粧品の油相成分として優れた特徴と、皮膚に柔軟性を与え、皮脂分泌を押さえる等優れた植物油である。
【００１６】
アボカド油は、アボカドの種子から抽出した植物油で、オレイン酸６４〜９０％などの不飽和脂肪酸を主体としたトリグリセライドです。
オリーブ油のグリセライドの構成脂肪酸はオレイン酸７６〜８８％を主成分にリノール酸８〜１０％のような高級不飽和脂肪酸を含有する。
【００１７】
本発明に使用される温和な界面活性剤は、好適なアルキルグリセリルエーテルスルホネート（ＡＧＳ）、陰イオンアシルサルコクシネート、メチルアシルタウレート、Ｎ−アシルグルタネート、アルキルグリコシド、アシルイセチオネート、アルキルスルホサクシネート、アルキルリン酸エステル、エトキシ化アルキルリン酸エステル、トリデセトサルフェート、メチルグルコースエステル、タンパク質縮合物、エトキシ化アルキルサルフェートとアルキルアミンオキシドとの混合物、ベタイン、スタルイン及びこれらの混合物を包含する。界面活性剤には１〜１２個のエトキシ基を有するアルキルエーテルサルフェート、特にラウリルエーテル硫酸アンモニウム及びラウリルエーテル硫酸ナトリウムが包含される。これらの界面活性剤のアルキル鎖は、Ｃ８〜Ｃ２２、好ましくはＣ１０〜Ｃ２２である。特に、非イオン性のアルキルグリコシドは、化粧品用の可溶化剤として乳化安定性が良く、皮膚浸透性のよい界面活性剤であり推奨される。
【００１８】
本発明に係るクリームには、前記必須成分の他に、使用目的により、防腐剤、たとえばアミノ酸系カチオン界面活性剤、デハイドロ酢酸、酸化防止剤、色素、香料などを添加してもよい。
【００１９】
【実施例】
以下、本発明を実施例及び比較例によって詳細に説明する。
実施例試験方法
保湿試験：乾燥肌の女性モニター１０名に各クリームの一定量を前腕内側部に塗布、３時間放置した後、微温湯で洗浄して３０分後、室温２０℃、湿度５０％の環境下において、角質層の水分含有量をScalar Moisture Checker で測定し、１０名の平均値で表示し、その保湿効果を評価した。
消痒及び抗炎症効果試験：かゆみと湿疹性病巣を有するアトピー性皮膚炎患者５名ずつ選び、各クリームの一定量を患者に塗布し、かゆみの解消程度と紅斑の縮小程度でもってその効果を評価した。
効果の評価基準
最も効果がある ５
かなり効果がある ４
適度に効果がある ３
若干効果がある ２
効果は期待できない １
【００２０】
調整法
実施例１
アルキルグリコシド ４
スクワラン １０
シアバター ５
ホホバ油 ５
アボカド油 ２
オウゴンリキッド ３
オウバクリキッド １
フェノキシエタノール ０．２
カチオン界面活性剤（ＣＡＥ） ０．２
コンドロイチン硫酸ナトリウム ０．０１
水 残部 （配合重量％）
図１に示す工程により、油相成分とアルキルグリコシド、防腐剤を加温し、加温した純水と乳化撹拌し、保湿剤を加え、次いで薬用植物エキスを加えて全量調整撹拌均一化する。薬用植物エキスは夫々日局の１．３−ブチレングリコール抽出液あるいはエタノール抽出液である。又、ヨモギについては水抽出である。
【表１】

表１に示す実施例も上記実施例１と同様に行った。
【００２１】
比較結果
前記表１に示すように、実施例と表４に示すコントロール１，２を比較すると、保湿効果にそれ程差異はないが、消痒効果及び抗炎症効果に顕著な差異が出ている。
【表２】

実施例試験方法及び効果の評価基準は表１と同じである。
【００２２】
調整法
図１に示す工程のオウゴンリキッド、オウバクリキッドをカミツレ、コンフリー、シソ、ヨモギに替えている。
【００２３】
比較結果
表１と同じく保湿効果に大きな差異はでないが、消痒効果及び抗炎症効果に顕著な差異が出ている。
【表３】

実施例試験方法及び効果の評価基準は表１と同じである。
尚、オウゴン、オウバク、カンゾウ、カミツレ、コンフリー、シソ、ヨモギは各表共に、化粧品種別許可基準（厚生省監修）に準拠。
【表４】

【００２４】
調整法
図１に示すオウゴンリキッドに替えて、カンゾウ、カミツレ、コンフリー、ヨモギを用いている。
【００２５】
比較結果
表１と同じく保湿効果に大きな差異はでないが、消痒効果及び抗炎症効果に顕著な差異が出ている。
【００２６】
【発明の効果】
本発明は、請求項１によれば、抗炎症作用を有する薬用植物の一種又は二種以上の抽出液（１〜１０％）、界面活性剤、油相成分を含み、請求項２によれば界面活性剤はアルキルグリコシドから選ばれる界面活性剤を含むので、抗炎症作用を有する薬用植物の抽出液を界面活性剤、就中アルキルグリコシドによって乳化させ、その皮膚浸透効果の大なる界面活性剤、就中アルキルグリコシドの作用によって皮膚内に浸透させ、薬用植物の有する抗炎症作用を最大限に発揮させることができ、極めて良い結果を出している。然も、安全且つ安定した薬用植物の効能を穏やかに現出している。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明品製造フローを示すブロック図[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an anti-inflammatory cream.
[0002]
[Prior art]
Ogon extract is conventionally used in cosmetics for skin and hair such as rough skin, acne and itching. For example, Japanese Patent Publication No. 2-37883 proposes use as a cosmetic product for protecting hair, and Japanese Patent Publication No. 2-58245 discloses a makeup containing baicalin or baicalein, which is an extract of ougon. A composition for cosmetics has been proposed and has been shown to be used as a cosmetic for skin and hair as having an effect of solubilization and stability improvement. In addition, as an external preparation for skin, JP-A-2-11710 proposes a cosmetic composition that suppresses rough skin, acne, itchiness, and POV-elevating action by Ogon. JP-A-2-36125 proposes a testosterone 5a-reductase inhibitor derived from ougon as having a use in pharmaceuticals and cosmetics as a therapeutic agent for acne, seborrheic dermatitis injury and alopecia. In addition, Ougon has been proposed as various external preparations and cosmetics due to its antipruritic effect, sunburn, inflammation prevention effect and the like.
[0003]
Oubak is also put to practical use as a patch or ointment as an anti-inflammatory and analgesic agent that is effective for muscle pain, bruises, sprains and the like.
[0004]
However, each of Ougon and Oubaku are used for their respective purposes, but the effects are limited when used individually. In addition, the utility of baicalin, baicalein, or berberine, which Ogon and Oubak have, respectively, was used individually for various purposes.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the inventor of the present invention has previously proposed a herbal medicine, mainly licorice, to which ougon and agaric extract are added as having an effect on atopic dermatitis (Japanese Patent No. 2609564). However, although it is true that they are effective against atopic dermatitis, it has been found that there is difficulty in penetrating into the skin.
[0006]
The theories regarding transdermal absorption include the blocking membrane theory and the lipid theory. In the former, 1/2 to 1/3 of the stratum corneum is the blocking membrane, and in the latter, the organic solvent dissolves lipids well, and normal skin is Although it permeates easily, it is said that the greater the solubility in lipid, the easier the permeation, and the greater the solubility in water, the less permeation, but the theory has not been established. However, it is generally said that cosmetic bases are hardly absorbed, and squalane, petrolatum, silicone oil, liquid paraffin and the like are not absorbed from the skin. However, oil-soluble vitamins A, D, and E are absorbed relatively well, E also acts as an antioxidant, C is blended in cosmetic ointment, and is effective in spots and buckwheat. Yes. Moreover, skin absorption is also good for hormones such as estrogen and testosterone, and corticosteroids such as cortisone and hydrocortisone. For this reason, there is an effect on the rapidity and sustainability, and as a result, the use effect is suppressed.
[0007]
Although the thing which uses an alkylglycoside together with a polyhydric alcohol and an oil phase component to make an emulsified composition is described in Patent No. 2652395, etc., they have good emulsion stability and excellent usability. The object is to obtain an emulsified composition.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present inventor has obtained a medicinal plant with an emulsification stability even when used in a small amount, an excellent emulsion composition, and a surfactant having a high relative skin barrier permeation value, among which an alkyl glycoside having a low skin irritation is used as an auxiliary agent. The anti-inflammatory action is more effectively used and selected from one or more extracts (1-10%) of medicinal plants having anti-inflammatory action, surfactants, and in particular alkyl glycosides A surfactant and an oil phase component.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The medicinal plant having an anti-inflammatory action used in the present invention will be described.
Ougon drys the roots of Muranoaceae and performs solvent extraction. It has been confirmed that ougon extract shows the same anti-inflammatory effect as indomethacin in terms of baicalene content. It inhibits the production of prostaglandins (PGE₂ ) by inhibiting Cyclo-Oxygenase, which is known as one of the mechanisms of action of non-steroidal anti-inflammatory drugs. This action is considered to be an important action of the anti-inflammatory effect seen in indomethacin and the like. This cell has been shown to suppress the production of PGE₂ in human cells. (Fragrance Journal No. 90 (1988)) In addition, baicalein and baicalin, which are components in ougon, have been confirmed to inhibit histamine release. Furthermore, it has been found that ougon extract has an action of removing active oxygen, which has been attracting attention as an inflammatory substance in recent years, and a new mechanism of action of anti-inflammatory action has been revealed.
[0010]
Oat contains 1 to 3% of alkaloid as the main component. There are berberine (pharmacopoeia 1.0% or more), palmatine, magnoflorine, etc. Amber has been used as a kind of salve since ancient times, such as burns and hot water, and in recent studies, it has been confirmed that it has a strong anti-inflammatory effect together with herb and other berberine-containing crude drugs.
[0011]
Licorice is mainly composed of saponin and has anti-inflammatory and anti-allergic effects.
Kujin is a dried root of Clara, and contains (+)-matrine, which is the main component of alkaloid, (+)-oxymatrine, which is a minor component, and xanthohumol, isoxanthohumol and the like as flavonoids. Used for skin infections, rashes, sores, genital pruritus and has antipruritic effect.
[0012]
Listed below are herbal medicines and medicinal plants having anti-inflammatory life.
Ougon, Obakaku, Kujin, Sanshin, Pomegranate, Peonies, Zugaku, Senku, Senburi, Sakuhakuhi, Taiso, Toki, Shikon, Licorice, Oen, Kyonin, Gentian, Chimpi, Tonin, Carrot, Yokuinin, Aloe, Cucumber, Mocha, Mocha , Arnica, Ginseng, Hypericum, Kumazasa, Comfrey, Salvia, Perilla, Atlantic mint, Crested squirrel, Biwa, Boletus, Lavender, Shikonin, Horse chestnut, Ginkgo biloba, Usbenia, Mugwort, Chamomile, Achillea millefolium, Ginkgo biloba Mukuroji, Marronnier, Safflower, Sage, Hawthorn, Gardenia, Birch, Mulberry, Tencha, Acacia, Izayoi Rose, Butcher Bloom.
[0013]
As the oil phase component used in the present invention, an oil phase substance in a broad sense is used, and as a vegetable oil, avocado oil, olive oil, sasanqua oil, kiwi fruit oil, persic oil, kukui nut oil, grape seed oil, sesame oil, safflower oil , Almond oil, soybean oil, corn oil, pistachio oil, castor oil, hazelnut oil, jojoba oil, macadamia nut oil, meadowweed oil, rosehip oil, palm oil, palm oil, palm kernel oil, flaxseed oil, shea butter, There are cottonseed oil, rapeseed oil, tung oil, peanut oil, etc.Other oily substances include liquid paraffin, petrolatum, squalane, microcrystal wax, isopropyl myristate, hardened oil, beeswax, spermaceti, egg egg oil, cetanol, Steryl alcohol, oleyl alcohol, octidodecanol, myristic Isodecyl acid, isostearyl alcohol, isostearic acid, lauric acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid, oleic acid, behenic acid, lauryl alcohol, cetyl alcohol, bisabolol, phytantriol, butyl stearate, hexyl laurate, diisopropyl Fuji Pate, ceramide, polyether modified silicone, cyclic silicone, dimethyl silicone, amino modified silicone are used. In particular, shea butter, jojoba oil, avocado oil, olive oil, and hazelnut oil are recommended as vegetable oils.
[0014]
Shea butter is extracted from the seeds of shea and is used for the purpose of preventing skin dryness with a composition of 80% triglyceride and preventing dermatitis, erythema, etc. It is considered that a substance having a sterine bone nucleus, which is confirmed in the unsaponifiable matter, works as an anti-inflammatory agent for skin hypersensitivity because of its excellent permeability.
[0015]
Jojoba oil is the only liquid ester as a natural vegetable oil obtained from jojoba seeds, and esters with 38 to 44 carbon atoms occupy 95%. It is an excellent vegetable oil that has excellent characteristics as an oil phase component of cosmetics, gives skin flexibility, and suppresses sebum secretion.
[0016]
Avocado oil is a vegetable oil extracted from avocado seeds and is a triglyceride mainly composed of unsaturated fatty acids such as oleic acid 64 to 90%.
The fatty acid of glyceride of olive oil contains 76-88% oleic acid as a main component and higher unsaturated fatty acids such as 8-10% linoleic acid.
[0017]
Mild surfactants used in the present invention include suitable alkyl glyceryl ether sulfonates (AGS), anionic acyl sarcoccinates, methyl acyl taurates, N-acyl glutarates, alkyl glycosides, acyl isethionates, alkyls Includes sulfosuccinate, alkyl phosphate ester, ethoxylated alkyl phosphate ester, trideceto sulfate, methyl glucose ester, protein condensate, mixture of ethoxylated alkyl sulfate and alkylamine oxide, betaine, stalin and mixtures thereof . Surfactants include alkyl ether sulfates having 1 to 12 ethoxy groups, particularly ammonium lauryl ether sulfate and sodium lauryl ether sulfate. The alkyl chain of these surfactants is C8-C22, preferably C10-C22. In particular, nonionic alkyl glycoside is recommended as a solubilizer for cosmetics because it is a surfactant with good emulsification stability and good skin permeability.
[0018]
In addition to the essential components described above, preservatives such as amino acid-based cationic surfactants, dehydroacetic acid, antioxidants, pigments, fragrances and the like may be added to the cream according to the present invention depending on the purpose of use.
[0019]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to examples and comparative examples.
Example Test Method Moisturizing test: Applying a certain amount of each cream to the inner part of the forearm for 10 female monitors with dry skin, leaving it for 3 hours, washing with warm water, 30 minutes later, room temperature 20 ° C., humidity 50% Under the environment, the moisture content of the stratum corneum was measured with a Scalar Moisture Checker, displayed as an average value of 10 persons, and its moisturizing effect was evaluated.
Anti-inflammatory and anti-inflammatory effect test: Select 5 patients with atopic dermatitis with itching and eczema lesions, apply a certain amount of each cream to the patient, and reduce the itch and reduce the erythema. evaluated.
Evaluation criteria for effectiveness 5
It is quite effective 4
Moderately effective 3
Slightly effective 2
The effect cannot be expected 1
[0020]
Example 1 of adjustment method
Alkyl glycoside 4
Squalane 10
Shea butter 5
Jojoba oil 5
Avocado oil 2
Ogon Liquid 3
Aoba Liquid 1
Phenoxyethanol 0.2
Cationic surfactant (CAE) 0.2
Sodium chondroitin sulfate 0.01
Water balance (Mixed weight%)
According to the process shown in FIG. 1, the oil phase component, the alkylglycoside, and the preservative are heated, emulsified and stirred with the heated pure water, the moisturizer is added, and then the medicinal plant extract is added and the whole amount is adjusted and homogenized. The medicinal plant extracts are Japanese JP 1.3-butylene glycol extract or ethanol extract, respectively. Also, mugwort is water extraction.
[Table 1]

The examples shown in Table 1 were performed in the same manner as in Example 1 above.
[0021]
Comparison Results As shown in Table 1, when the Examples 1 and 2 and Controls 1 and 2 shown in Table 4 are compared, there is not much difference in the moisturizing effect, but there are significant differences in the antiseptic and anti-inflammatory effects.
[Table 2]

The test methods for the examples and the evaluation criteria for the effects are the same as in Table 1.
[0022]
Adjustment method The Ogon Liquid and Oba Liquid in the process shown in FIG. 1 are replaced with chamomile, comfrey, perilla and mugwort.
[0023]
Comparative results Similar to Table 1, there is no significant difference in the moisturizing effect, but there are significant differences in the anti-inflammatory effect and the anti-inflammatory effect.
[Table 3]

The test methods for the examples and the evaluation criteria for the effects are the same as in Table 1.
In addition, Ogon, Oubakaku, Kanzo, Chamomile, Comfrey, Perilla and Mugwort comply with the permission standards for each cosmetic type (supervised by the Ministry of Health and Welfare).
[Table 4]

[0024]
Adjustment method Licorice, chamomile, comfrey, and mugwort are used in place of the Ogon Liquid shown in FIG.
[0025]
Comparative results Similar to Table 1, there is no significant difference in the moisturizing effect, but there are significant differences in the anti-inflammatory and anti-inflammatory effects.
[0026]
【The invention's effect】
According to claim 1, the present invention comprises one or more extracts (1-10%) of medicinal plants having anti-inflammatory activity, a surfactant, an oil phase component, and according to claim 2, Since the surfactant contains a surfactant selected from alkyl glycosides, the extract of a medicinal plant having an anti-inflammatory action is emulsified with a surfactant, especially an alkyl glycoside, and the surfactant has a great skin penetration effect, In particular, it can penetrate into the skin by the action of alkylglycoside, and can exert the anti-inflammatory action of medicinal plants to the maximum. However, the effect of a safe and stable medicinal plant is gently revealed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing the manufacturing flow of the present invention.

Claims (1)

Translated fromJapanese

抗炎症作用を有する薬用植物の一種又は二種以上の抽出液（１〜１０％）、界面活性剤、油相成分を含み、界面活性剤としてはアルキルグリコシドのみ含有し、油相成分としては植物油のみ含むことを特徴とする抗炎症用クリーム。Contains one or more extracts (1-10%) of a medicinal plant having anti-inflammatory activity, a surfactant, and an oil phase component. The surfactant contains only alkyl glycosides, and the oil phase component is vegetable oil. anti-inflammatorycream, which comprises only.

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