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JP4519037B2 - 加熱装置及び塗布、現像装置 - Google Patents

加熱装置及び塗布、現像装置
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Description

本発明は、塗布液が塗布された基板を加熱処理する加熱装置、この加熱装置を含んだ塗布、現像装置に関する。
半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)や、LCD(液晶ディスプレイ)用のガラス基板に対してレジストパターンを形成する装置として、ウエハに対してレジストを塗布し、また露光後のウエハを現像する塗布、現像装置が用いられている。この装置内には、ベーク装置等と呼ばれている加熱装置が組み込まれており、例えばレジスト液を塗布したウエハを加熱する装置にあっては、レジスト液中の溶剤を乾燥させる役割を果たしている。
この加熱装置として、本発明者らは、ウエハを加熱する熱板の上方領域をカバーで覆って気流の通路を形成し、この通路の一方の開口から他方側に流れる、いわば一方向流の気流を形成しながら加熱処理を行うことを検討している。このような気流を形成して加熱処理を行うことにより、レジスト液から昇華した昇華物がパーティクルとしてウエハWに付着することが低減されるからである。
前記一方向流の気流を形成する加熱装置の一例を図16に示す。図中10は筐体であり、10aはウエハの搬送口、10bは前記ウエハの搬送口を開閉するためのシャッタである。また図中11はベースプレート、12は熱板であり、13はベースプレート11上を、熱板12側へ向けて移動可能な、ウエハWを冷却するための冷却プレートである。ベースプレート11には、熱板12の手前側にガス供給部14が設けられると共に、熱板12の奥側に排気部15が設けられている。
またベースプレート11の内部空間には、ピン16a,17aを昇降させるための昇降機構16,17が設けられており、昇降機構16によりピン16aが昇降することにより、搬送口10aを介して筐体10内に進入した、外部の搬送機構(図示せず)と冷却プレート13との間でウエハWが受け渡され、昇降機構17によりピン17aが昇降することにより、熱板12と冷却プレート13との間でウエハWが受け渡されるようになっている。図中18は昇降機構18aを介して昇降可能な蓋状の天板である。
このような加熱装置では、図17(a)に示すように、先ず熱板12を天板18で覆って熱板12を所定の温度に加熱した状態で、冷却プレート13にウエハWを受け渡し、次いで図17(b)に示すように、天板18を上昇させ、冷却プレート13を天板18と熱板12の間に進入させて、冷却プレート13から熱板12にウエハWを受け渡す。そして図17(c)に示すように、冷却プレート13を熱板12に隣接する位置に退行させ、天板18を熱板12から僅かに上昇する位置まで下降させる。この状態で排気部15より排気を行いながら、ガス供給部14からガスを供給することによって、熱板12と天板18との間の空間に、ガス供給部14側から排気部15側へ通流する一方向流のガスの流れを形成して、所定の熱処理を行う。熱処理後のウエハWは、天板18を上昇させてから熱板12から冷却プレート13に受け渡され、次いで冷却プレート13から図示しない搬送手段へ受け渡されて、次工程へ搬送される。
ところでこの加熱装置では、冷却プレート13には、例えばその内部または下面に冷却配管を設けて、この冷却配管に冷却液を通流させるという冷却機構が設けられており、このため冷却プレート13は10mm程度の厚さとなっている。これにより熱板12と天板18との間には、冷却プレート13との間でウエハWの受け渡しを行なうために、冷却プレート13の厚さと、ウエハWの受け渡しのためのクリアランス分を考慮して、10mm以上の隙間が必要となる。しかしながら、このように熱板12と天板18との間の隙間が大きいと、これらの間に外気流が入り込んで、気流が乱れてしまい、前記一方向流が乱れてしまう。このためこの一方向流に沿った前記昇華物の排出が十分に行われなくなってしまうので、結果としてレジスト液からの昇華物のウエハWへの付着量が多くなってしまう。
このため、前記天板18を昇降自在に構成し、冷却プレート13との間でウエハWの受け渡しを行なう場合には天板18を上昇させ、熱処理を行なう場合には所定位置まで下降させるようにしているが、この天板18の昇降によっても加熱装置内の気流が乱れてしまうので、結局前記昇華物の排出が十分に行われず、ウエハWへのパーティクル付着の要因となっている。
ところで、加熱装置が組み込まれる塗布、現像装置のスループットを高めるために、加熱装置においても1時間当たりの処理枚数が200枚程度の高スループットが求められているが、これに対応するためにはウエハWの加熱処理や粗熱取り以外の作業時間(オーバーヘッドタイム)をできるだけ削減することが必要である。しかしながら上述の加熱装置では、天板18の昇降や、冷却プレート13と熱板12との間のウエハWの受け渡しが必要であって、これらに要する時間がオーバーヘッドタイムとなり、結果としてスループットの低下を招いている。
このようなことから、本発明者らは、ウエハWを冷却プレート13にて熱板12まで搬送するのではなく、冷却プレート13から熱板12まで薄型で剛性のあるアームにて行い、熱板12の天板18の昇降や、冷却プレート13と熱板12との間でのウエハWの受け渡しの必要がない加熱装置について検討している。またウエハWが12インチサイズと大きいと、ウエハWに反りが発生しやすいが、熱板12上にウエハWを置いて熱処理を行なう場合には、反ったウエハWを熱板12上に載置する際に、載置位置がずれたり、ウエハWが落下したりといった搬送ミスが発生しやすいという問題があることから、これらの問題を解決するために薄型のアームでウエハWを熱板から浮かせた状態で保持しながら熱処理することを検討している。このような薄型で剛性のあるアームにより熱板に対してウエハWを搬送する構成については、特許文献1に、ワイヤーにより搬送する例が記載されている。
しかしながら特許文献1では、冷却プレートと熱板とを備えた加熱装置に適用することや、ウエハWへのパーティクル付着量を低減するために加熱装置内の気流の乱れを抑えること、アームによりウエハWを熱板から浮かせた状態で保持して熱処理を行うことについては想定されておらず、天板18や、熱板へのウエハの受け渡しに要するオーバヘッドタイムの削減についても何ら言及されていないので、この特許文献1に記載によっても、本発明の課題の解決は困難である。
実開昭62−17133号公報
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、冷却プレートと熱板とを備えた加熱装置において、オーバーヘッドタイムを削減してスループットを高め、また基板へのパーティクルの付着量を低減することにある。
本発明は、基板を搬入出するための開口部が側面に形成された、基板を加熱処理するための扁平な加熱室と、
前記基板を上方側及び下方側から加熱するように、前記加熱室に夫々設けられた加熱用の天板及び加熱用の底板と、
前記開口部側に当該加熱室に隣接するように設けられ、前記加熱室にて加熱された基板を冷却するための冷却プレートと、
前記基板を冷却プレートの上方側の位置と、加熱室の内部との間で搬送し、前記加熱室内にて前記天板及び底板から離間した位置にて基板を保持した状態で基板の加熱処理を行うための搬送手段と、を備え、
前記底板に対する天板の高さ位置は、加熱室への基板の搬入動作時から搬出動作時に至るまで一定であることを特徴とする。
前記搬送手段としては、例えば基板の移動路と交差する方向に伸び、基板を載置して搬送する複数本のワイヤと、前記ワイヤの両端部を支持するワイヤ支持部と、基板が冷却プレートの上方位置と加熱室内との間を搬送するようにワイヤ支持部を移動させる移動機構と、を備えているものを用いることができる。
またこのような加熱装置では、前記冷却プレートに形成された前記ワイヤが潜り込むための溝部と、冷却プレートをワイヤに対して相対的に昇降させ、ワイヤが溝部に潜り込むことにより、ワイヤ上の基板を冷却プレートに受け渡し、ワイヤが溝部から上方に抜け出すことにより、冷却プレート上の基板をワイヤに受け渡すための昇降機構と、を備えることが好ましい。
また前記搬送手段としては、基板の周縁部を保持する厚さ3mm以下の薄板部材を備えるものであってもよく、例えば前記薄板部材は、基板の周縁部の一部に沿った内周面を有するプレート部材と、このプレート部材から内方に向けて突出し、基板の裏面側の周縁部の一部を保持する複数の保持部と、を備えるものとすることができる。
この場合においても、前記冷却プレートに形成され、前記保持部が潜り込むための溝部と、冷却プレートを保持部に対して相対的に昇降させ、保持部が溝部に潜り込むことにより、薄板部材上の基板を冷却プレートに受け渡し、保持部が溝部から上方に抜け出すことにより、冷却プレート上の基板を薄板部材に受け渡すための昇降機構と、を備えることが好ましい。
前記加熱装置では、前記冷却プレートに対して、基板を載せた外部の搬送機構から基板を受け渡すときには、前記冷却プレートの周縁に、外部の搬送機構の形状に対応する切り欠き部を形成し、前記基板を載せた外部の搬送機構を当該冷却プレートの上方側に進入させ、この冷却プレートの上方側から下方側に通り抜けて基板を冷却プレートに受け渡し、冷却プレートと搬送手段との間から退却させることにより行うことができる。また前記加熱室の一方側に形成された、前記基板の搬入出のための開口部の上下方向の高さは、6mm以下であることが好ましい。
本発明の塗布、現像装置は、基板を収納し、キャリアが搬入出されるキャリアブロックと、前記キャリアから取り出された基板の表面にレジストを塗布する塗布部と、レジストが塗布された基板を加熱する加熱装置と、加熱された基板を冷却する冷却部と、露光後の基板を現像する現像処理部と、を含む処理ブロックと、この処理ブロックと露光装置との間で基板の受け渡しを行なうインターフェース部と、を備えた塗布、現像装置において、既述のような加熱装置を用いることを特徴とする。
以上において本発明では、搬送手段に基板を保持させた状態で、扁平な空間を有する加熱室に搬入し、そのまま基板の熱処理を行なっており、加熱室には昇降自在な蓋体が設けられておらず、また基板を熱板に受け渡す動作が不要となる。このため蓋体の昇降動作や、熱板との間の基板の受け渡し動作に要する作業時間が不要となり、その分オーバーヘッドタイムを削減することができ、スループットの向上を図ることができる。また基板を熱板から浮上させた状態で熱処理を行うことから、基板に反りが発生していても、反った基板を熱板上に載置する動作が不必要であり、基板の反りが原因となる熱板への搬送ミスが発生するおそれがなく、安定した状態で熱処理を行うことができる。
さらに加熱室には昇降自在な蓋体が設けられていないので、蓋体の昇降が原因となる加熱装置内の気流の乱れの発生が起こるおそれがない。このため加熱装置内の気流が乱れにくく、気流の乱れの発生による基板へのパーティクル付着を抑えることができる。
以下に本発明に係る加熱装置の実施の形態の一例として、例えば塗布液としてレジスト液が表面に塗布された基板であるウエハWを加熱処理して、当該ウエハW表面にレジスト膜を形成する加熱装置2について図1〜図7を参照して説明する。なおこのウエハWの大きさとしては例えば12インチサイズのものが用いられる。当該加熱装置2は、図2に示すように、処理容器をなす筐体20を備えており、筐体20の側壁にはウエハWの搬送口21が開口され、当該搬送口21はシャッタ21aにより開閉自在とされている。このシャッタ21aはウエハWを加熱する際に、搬送口21を介して筐体20内に外気が流入することにより後述のウエハWの周囲に形成される気流が乱れることを防ぐために設けられているが、シャッタ21aの代わりに例えばエアカーテンを搬送口21付近に設けて外気の流入を防いでもよい。
また筐体20内の下部には基台22が設けられており、搬送口21に向かう側を手前側とすると、この基台22の手前側にはウエハWを冷却するための冷却プレート3が設けられ、奥側にはウエハWを加熱処理するための扁平な加熱室4が設けられている。この加熱室4の冷却プレート3に対向する側面は、ウエハWを搬入出するための開口部41として開口しており、前記ウエハWは、冷却プレート3の上方側の位置と、加熱室4の内部との間を搬送手段5により搬送され、前記加熱室4内ではこの搬送手段5に保持された状態で前記加熱処理が行われるようになっている。
前記冷却プレート3は、例えばアルミニウムにより構成され、ウエハWと略同じ直径を有する略円形板状に形成されており、例えば後述する溝部以外の領域では、4mm程度の厚さに形成されている。またその裏面側に、例えば温度調節水を流すための図示しない冷却機構を備えており、当該冷却プレート3に載置されたウエハWを粗冷却するように構成されている。
また前記搬送手段5は、筐体20の長さ方向(図1,図3中Y方向)であるウエハWの移動路と、交差する方向(図1,図3中X方向)に伸び、ウエハWを載置して搬送する複数本例えば2本のワイヤ51(51A,51B)を備えている。このワイヤ51は、例えばアラミド繊維(例えばデュポン社製ケプラー等)等の合成繊維や、炭化ケイ素繊維(例えば日本カーボン社製ニカロン等)、炭素繊維(例えば東レ社製等)等のセラミック繊維等の、23℃〜250℃にてウエハWを熱処理しても、熱により変性しない耐熱性の材質により構成され、例えば直径が0.5mm程度の太さのものが用いられる。
このようなワイヤ51A,51Bは、ウエハWや冷却プレート3の直径より長い長さを有しており、夫々の両端部を一対のワイヤ支持部52(52A,52B)、53(53A,53B)にて支持されていて、このワイヤ支持部52,53は、移動機構54により、ウエハWを冷却プレート3の上方位置と加熱室4内との間を搬送するように移動するように構成されている。ここで図1〜図3に示すように、ワイヤ51が冷却プレート3側に位置する位置をホーム位置とする。
前記移動機構54は、図1〜図3に示すように、基台22の上部に設けられ、筐体20の前記Y方向に伸びる一対のガイドレール55A,55Bと、前記搬送口21から見て、ウエハWの左右方向の一方側(右側)のワイヤ支持部52A,53Aが一体的に取り付けられ、前記ガイドレール55Aに沿って移動する第1のワイヤ移動部材56Aと、前記搬送口21から見て、ウエハWの左右方向の他方側(左側)のワイヤ支持部52B,53Bが一体的に取り付けられ、前記ガイドレール55Bに沿って移動する第2のワイヤ移動部材56Bと、これら第1及び第2のワイヤ移動部材56A,56Bを一体的に、前記ガイドレール55A,55Bに沿って移動させる駆動部57と、を備えており、後述する制御部からの指令に基づいて駆動が制御されるようになっている。
また前記ワイヤ51には、図4に示すように、ウエハWの載置位置を規制するためのビーズ部材58が例えばワイヤ51A,51Bに夫々2個づつ設けられている。このビーズ部材58は、ウエハWの周縁の4ヵ所の位置に対応するようにワイヤ51A,51Bに設けられており、ウエハWをビーズ部材58の内側に載置することにより、ウエハWの周縁の4ヵ所の位置がビーズ部材58により位置決めされ、ワイヤ51により移動するときにも移動中のウエハWの載置位置がずれないようになっている。なお図1〜図3では、図示の便宜上ビーズ部材58は省略してある。
さらに前記冷却プレート3には、前記ワイヤ51が潜り込むための溝部31が、搬送手段5が前記ホーム位置にあるときの、2本のワイヤ51A,51Bに対応する位置に形成され、この溝部31は、ワイヤ51に設けられたビーズ部材58も潜り込める大きさに設定されている。また基台22の内部の冷却プレート3の下方側には、当該冷却プレート3を昇降させるための昇降機構32が設けられている。昇降機構32には例えば複数本の支持ピン33が接続されており、当該支持ピン33は昇降機構32により基台22上に穿孔された孔を介して基台22上に垂直に突没できるように構成されている。
そしてこの昇降機構32により、冷却プレート3はワイヤ51に対して相対的に昇降自在に構成されている。これにより、冷却プレート3をワイヤ51に対して相対的に昇降させ、ワイヤ51が溝部31に潜り込むことによって、ワイヤ51上のウエハWを冷却プレート3に受け渡し、ワイヤ51が冷却プレート3の溝部31から上方に抜け出すことによって、冷却プレート3上の基板をワイヤ51に受け渡すようになっている。なお冷却プレート3を昇降させずに、ワイヤ51を昇降させることにより、冷却プレート3を、ワイヤ51に対して相対的に昇降自在に構成するようにしてもよい。
さらに冷却プレート3の周縁部の例えば4ヵ所には、図1及び図3に示すように当該冷却プレート3の中心部に向けて切り欠き部34が形成されている。なおこの切り欠き部34は、後述するように、外部の搬送機構と冷却プレート3との間でウエハWの受け渡しを行なうときに必要なものである。なお図1では、この切り欠き部34を示すために、冷却プレート3はウエハWよりも大きく描いている。
ここでワイヤ51によるウエハWの保持位置については適宜選択されるものであるが、この例では、後述する外部の搬送機構がウエハWを保持する位置の近傍にてワイヤ51がウエハWを保持するように設定され、このため冷却プレート3では、搬送口21側から見て、手前側の2個の切り欠き部34を結ぶようにワイヤ51Aに対応する溝部31が形成され、奥側の2個の切り欠き部34を結ぶようにワイヤ51Bに対応する溝部31が形成されている。
前記加熱室4は、その内部にてウエハWの加熱処理を行なうものであり、ウエハWより大きい内部空間を有している。この加熱室4は、例えば厚さが3mm程度のアルミニウム(Al)やステンレス等の伝熱性の材料により、縦断面がコ字状に形成されており、前記開口部41の両側の側壁部42(42A,42B)には、夫々例えば3mm程度の隙間43(43A、43B)が形成され、この隙間43に前記ワイヤ51A,51Bが入り込むようになっている。また前記開口部41の上下方向の大きさは6mm以下の大きさに設定され、その内部には扁平な空間が形成されている。
この加熱室4の上部側及び下部側には、例えば窒化アルミニウム(AlN)や炭化ケイ素(SiC)製の熱板44,45が設けられており、熱板44,45は、例えばウエハWと略同じ大きさの円板状に形成されている。そしてこの熱板44,45により加熱することにより、この加熱室の4の内部が加熱されるようになっている。
また基台22の加熱室4の手前側には、ガス吐出部23が設けられ、加熱室4の内部の奥側には排気部46が設けられている。なお図1ではガス吐出部23と排気部46を省略している。このガス吐出部23と排気部46とは、ウエハWが加熱室4内にあるときに、ウエハWを挟んで手前側と奥側に設けられており、これによりウエハWの直径(幅)をカバーし、さらに加熱室4の天板4Aと底板4Bとの間を手前側から奥側へ、即ちウエハWの一端側から他端側へと流れるいわば一方向流ともいうべき気流を形成できるように夫々設けられている。
前記ガス吐出部23は、図5に示すように、筐体20の加熱室4の開口部41に向かう斜面部を備えており、当該斜面部には例えば多数の小孔が吐出口23aとして筐体20の幅方向(図中X方向)に沿って夫々一定の間隔をおいて設けられている。当該吐出口23aの一端から他端までの長さは加熱室4内に載置されるウエハWの直径をカバーするように構成されている。ガス吐出部23にはガス供給管24a、バルブV1を介して、例えば筐体20の外部へ設けられた、クリーンなパージ用ガス例えば窒素ガスなどの不活性ガスが貯留されているガス供給源24に接続されている。
また前記ガス吐出部23の内部には、幅方向に沿って伝熱板25が設けられ、この伝熱板25には例えば幅方向に沿って間隔をおいて複数のヒートパイプ25aの一端が接続されている。各ヒートパイプ25aの他端は熱板45に接続されており、ガス供給源24からガス供給管24aを介してガス吐出部23の内部空間に供給されたパージ用ガスは、伝熱板25によりウエハWの加熱温度(加熱時のウエハWの表面温度)と同じ温度に温調され、吐出口23aから吐出されるようになっている。なおパージガスを加熱する手段は、例えばガス供給管24aの出口付近に設けたヒータであってもよい。
ウエハWは加熱室4内にワイヤ51により保持された状態で支持され、熱板44,45とは直接接触していないが、熱板44,45により伝熱性材料により構成された加熱室4を介して上下方向から加熱されると共に、加熱されたパージガスがウエハWの表面に沿って流れることでウエハWを予め設定したプロセス温度で加熱できるように構成されている。
排気部46は、加熱室4の下部側に設けられた熱板45を挟んで前記ガス吐出部23と対向するように設けられ、加熱室4の底板4Bから加熱室4内に向かう斜面部を備えている。当該斜面部には例えば多数の小孔が排気口46aとして加熱室4の幅方向に沿って、夫々一定の間隔をおいて設けられており、当該排気口46aの一端から他端までの長さは例えばウエハWの直径をカバーするように構成されている。排気部46には排気管47が接続されており、この排気管47は筐体20の外部へ伸長して、その端部は例えば工場の排気路に接続されている。また排気管47にはファン48が介設されており、当該ファン48の回転数が制御されることで排気部46は例えば予め設定された排気量で排気口46aから加熱室20内の排気を行なうことができるように構成されている。なお図中V2は排気管47に介設されたバルブである。
ところで本発明においては、ガス吐出部23及び排気部46により既述の一方向流が形成できればよいので、ガス吐出部23及び排気部46はこの実施の形態の構成に限定されるものではない。また吐出口23a及び排気口46aの形状もこの例に限らず、例えば幅方向に沿ったスリット状に設けられていてもよい。
続いて冷却プレート3にウエハWを受け渡す外部の搬送機構6について説明しておくと、この搬送機構6は、例えば図6に示すような、水平な馬蹄形状の搬送アーム61と搬送アームを支持する搬送基体62とを有しており、搬送アーム61の前方には、切り欠き部63が形成されている。搬送アーム61の内周の大きさは冷却プレート3の直径よりも若干大きく形成されており、この内周における下部には内方へ向かう4つの突片64が設けられ、図6(b)に示すように、これらの突片64上にウエハWが保持される。なお図6(b)の冷却プレート3では溝部31が省略されている。
搬送アーム61は例えば図示しない駆動機構により搬送基体62を介して昇降自在かつ進退自在に構成され、冷却プレート3にウエハWを受け渡す際には、先ず搬送手段5をホーム位置に位置させ、冷却プレート3とワイヤ51との間から搬送アーム61が退却できるように、冷却プレート3をワイヤ51の上方側に位置させる。そしてウエハWを保持した搬送アーム61を前記搬送口21を介して筐体20内の、冷却プレート3の上方側に進入させる。ここで冷却プレート3の外周の切り欠き部34は、夫々搬送アーム61の突片64と対応する位置に設けられていることから、搬送アーム61が図6(b)に示すように、冷却プレート3に対して上方から覆い被さるように下降することで、搬送アーム61が冷却プレート3の下方側に通過し、搬送アーム61上のウエハWが冷却プレート3に受け渡される。ウエハWを受け渡した搬送アーム61は、ワイヤ51の上方側まで下降して、前方の切り欠き部63が溝部31の外側を通り抜けるように手前側に後退して筐体20内から退去するようになっている。
続いて加熱装置2の構成部材の位置関係について説明すると、この例では、ワイヤ51は昇降せずに、冷却プレート3が昇降するように設けられているので、前記加熱室4の高さ位置は、ウエハWを保持したワイヤ51がそのまま侵入し、ウエハWがワイヤ51により保持された状態で熱処理を行うことができるように設定され、例えばワイヤ51に保持されたウエハWが加熱室4に位置するときには、ウエハWが加熱室4の天板4Aと底板4Bとから等間隔の位置になるように設定されている。また既述のようにワイヤ51は加熱室4の側壁部42A,42Bの隙間43A,43Bに入り込むようになっている。
また冷却プレート3と外部の搬送機構6との間でウエハWの受け渡しを行なうときには、既述のように、搬送アーム61が冷却プレート3の上方側に進入して、冷却プレート3とワイヤ51との間から退去するので、溝部31の深さや搬入出口21の大きさが設定される。つまり溝部31の深さは、冷却プレート3とワイヤ51との間を搬送アーム61が移動できる程度に形成される。
さらに搬送アーム61の切り欠き部63や、突片64が冷却プレート3の溝部31の外側を通り抜けられるように、前記切り欠き部63や突片64の大きさや冷却プレート3の溝部31の位置(ウエハWのワイヤ51の保持位置)が設定される。ここで図6(a)に示すように、この例では、既述のように、溝部31を冷却プレート3の、搬送アーム61の進退方向に交差する方向に設けられた2つの切り欠き部34同士を結ぶように設け、冷却プレート3の切り欠き部34の僅か外側を搬送アーム61の突片64や切り欠き部63が移動するように構成したので、搬送アーム61は溝部31と干渉せずに、冷却プレート3の下面とワイヤ51との間を通過して退去することができる。
またこの例では、ワイヤ51のワイヤ支持部52A,53Aとの間と、ワイヤ支持部52B,53Bとの間には、夫々加熱室4の側壁部42A,42Bの隙間43A,43Bを塞ぐための遮蔽板58A、58Bが設けられており、図7に示すように、ワイヤ51が加熱室4側へ移動したときに、当該遮蔽板58A,58Bにより加熱室41の側壁部42A,42Bの隙間43A,43Bが塞がれるようになっている。この遮蔽板58A,58Bは、例えばステンレス、アルミニウム、セラミックス等の材料により、前記隙間43A,43Bを覆う大きさに形成されている。
次に当該加熱装置4に備えられた制御部について説明する。この制御部は、例えばコンピュータからなるプログラム格納部を有しており、プログラム格納部には、後述するような当該加熱装置の作用、つまりウエハWの処理、ウエハWの受け渡し、ウエハWの加熱および気流の制御などが実施されるように命令が組まれた、例えばソフトウェアからなるプログラムが格納される。そして当該プログラムが制御部に読み出されることにより制御部は当該半導体製造装置の作用を制御する。なおこのプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスクなどの記憶媒体に収納された状態でプログラム格納部に格納される。
次に当該加熱装置2の作用について説明する。先ず外部の搬送機構6により、搬送口21を介して筐体20内に表面にレジスト液が塗布されたウエハWを搬入し、ウエハWを冷却プレート3を介してワイヤ51に受け渡す。つまり図8(a)に示すように、先ず搬送手段5を前記ホーム位置に位置させてから、冷却プレート3を上昇させて、冷却プレート3の下面とワイヤ51との間に、外部の搬送機構の搬送アーム61の通路を形成する。次いで図8(b)、図8(c)に示すように、ウエハWを保持した搬送アーム61を冷却プレート3の上方側に進入させ、次いで下降させることにより、ウエハWを冷却プレート3に受け渡す。続いて搬送アーム61を冷却プレート3の下面とワイヤ51との間の位置にて退却させる。この後、図8(d)、図9(a)に示すように、冷却プレート3を下降させて、冷却プレート3上のウエハWをワイヤ51に受け渡す。このときウエハWは、ワイヤ51に設けられたビーズ部材58の内側に周縁部が位置するように載置され、こうしてビーズ部材58にて位置決めされた状態でワイヤ51上に保持される。
次いで図9(b),図9(c)に示すように、冷却プレート3をさらに下降させた後、ウエハWを保持するワイヤ51を加熱室4側へ移動させて、ウエハWを加熱室4内に搬送する。加熱室4内は、ウエハWがワイヤ51により搬送されるまでに、熱板44,45により加熱され、例えば100℃程度になっている。
こうして加熱室4内にウエハWがワイヤ51により保持された状態で搬入されると、バルブV1が開かれ、ガス供給源24からガス供給管24aにパージ用ガスが供給される。当該パージ用ガスは吐出部23で略100℃に加熱されて、吐出口23aから加熱室4の天板4Aへ向けて吐出される。この吐出口23aからパージ用ガスの吐出が開始されるのと略同時に、バルブV2が開き、ファン48が回転することで排気部46からの排気が行なわれる。こうして図5中、矢印で示すように、吐出部23から供給されたパージ用ガスは加熱室4の天板4Aと底板4Bとの間を手前側から奥側に流れ、ウエハWの周囲を通過した後に、排気部46に流入し、加熱室4、筐体20の外へ除去される。つまりウエハWの周囲に図中矢印で示すような、一方向流が形成される。このように熱板44,45の熱と一方向流とにより、ウエハWに塗布されたレジスト液の加熱、乾燥が行われて、ウエハWにレジスト膜が形成される。このようにしてウエハWへのパージ用ガスの供給が例えば一定時間行なわれた後に、ガス供給源24からのパージ用ガスの供給と排気部46による排気を停止する。
次いでワイヤ51によりウエハWを前記ホーム位置へ搬送してから、冷却プレート3を上昇させ、冷却プレート3とウエハW下面とを接触させるか、冷却プレート3上面とウエハW下面との間に、例えば0.1mm程度の隙間を形成した状態で、冷却プレート3によりウエハWを冷却し、ウエハWの粗熱取りを行なう。そして粗熱取りが終了した後、冷却プレート3を介して外部の搬送機構6にウエハWを受け渡し、筐体20の外へ搬送する。
ここで冷却プレート3から搬送機構6へのウエハWの受け渡しは、搬送機構6から冷却プレート3へのウエハWの受け渡しと逆の動作で行なわれ、例えばウエハWを保持する冷却プレート3の下面とワイヤ51との間に、搬送機構6の搬送アーム61を進入させ、次いで搬送アーム61を冷却プレート3の上方側まで上昇させることにより、搬送アーム61上に冷却プレート3からウエハWを受け取り、次いで冷却プレート3の上方側にてウエハWを保持した搬送アーム61を退却させることにより行なわれる。
このような加熱装置2では、ワイヤ51上にウエハWを保持させた状態で、扁平な空間を有する加熱室4に搬入してウエハWの熱処理を行なっており、加熱室4には昇降自在な蓋体が設けられておらず、また熱板に受け渡さずに、ウエハWを熱板から離隔して熱処理を行っているので、ウエハWを熱板に受け渡す動作が不要となる。
このため蓋体の昇降動作や、熱板との間のウエハWの受け渡し動作に要する作業時間が不要となり、その分オーバーヘッドタイムを削減することができ、スループットの向上を図ることができる。ここで熱板への搬送手段からのウエハWの受け渡し動作は、昇降自在に構成された支持ピンを熱板表面に対して突没自在に設け、支持ピンを熱板上に突出させて、この支持ピンの上に搬送手段からウエハWを受け渡してから、支持ピンを下降させることにより、支持ピン上のウエハWを熱板に受け渡すことにより行なう。従って動作工程が多く、この工程を不要とすることによって、オーバーヘッドタイムのかなりの削減が見込まれる。
またこの例では、加熱室4の上部側と下部側に熱板44,45を設けているので、加熱室4内のウエハWに対して加熱室4の上下から加熱でき、この際加熱室4が扁平であって、上下の熱板44,45とウエハWとの距離が小さいので、ウエハWの昇温が早く、これによりウエハWが所定の温度に加熱するまでに要する時間が短くなり、その分オーバーヘッドタイムを低減することができる。
またワイヤ51上にウエハWを保持した状態で、熱板45に受け渡さずに、ウエハWを熱板45から浮上させた状態で熱処理を行うことから、ウエハWに反りが発生していても、反ったウエハWを熱板45上に載置する動作が不必要であり、ウエハWの反りが原因となるウエハWの搬送ミスが発生するおそれがなく、安定した状態で熱処理を行うことができる。
さらに熱板へのウエハWの受け渡し動作が不要であるため、加熱室4内の上下方向の大きさに、受け渡しのためのクリアランスを容易する必要がなく、加熱室4内は、ウエハWを保持したワイヤ51が入る分の高さがあればよいので、これにより加熱室4内の内部空間を扁平に設け、前記開口部41の隙間を小さくすることができる。
またこのような加熱装置2では、既述のように、加熱室4には昇降自在な蓋体が設けられていないので、蓋体の昇降が原因となる加熱装置2内の気流の乱れの発生が起こるおそれがない。このため加熱装置2内の気流が乱れにくく、当該気流の制御を良好に行なうことができる。これにより、上述のような一方向流を形成する加熱装置においては、気流の乱れを抑えて前記一方向流を形成できるので、結果として前記昇華物が気流に沿って飛散し、排出口から排出される。このように昇華物が気流の流れに従って十分に排出されるので、ウエハWへのパーティクル付着を抑えることができる。この際、加熱室4の開口部41は常時開放しているが、この開口部41は、上下方向の大きさが6mm以下と、隙間が薄いので、気流の乱れが発生しにくく、所定の気流が形成できる。
また搬送手段から熱板へのウエハWの受け渡しを行なわないので、この点からも、加熱室4内の気流の乱れの発生を防止することができる。つまり既述のように搬送手段から熱板へのウエハWの受け渡しには、支持ピンの昇降等の一連の動作にて行われ、この動作によっても気流の乱れが発生するが、このような受け渡し動作を行なわないことによっても、気流の乱れの発生を防止することができる。
また蓋体の昇降や、熱板へのウエハWの受け渡しのための駆動機構が不要となるので、蓋体を昇降させたり、熱板へのウエハWの受け渡しを行なう場合に比べて、駆動系が少なくなって制御が容易である上、省スペース化を図ることができる。さらにこの際、冷却プレート3に、外部の搬送アーム61の形状に対応する切り欠き部34を形成し、ウエハWを載せた外部の搬送アーム61を当該冷却プレート3の上方側に進入させ、次いでこの冷却プレートの上方側から下方側に通り抜けてウエハWを冷却プレート3に受け渡すように構成することにより、外部の搬送機構6と冷却プレート3との間のウエハWの受け渡しのための昇降可能な支持ピンを設ける場合に比べて、駆動系をさらに削減でき、省スペース化を図ることができる。
続いて本発明の他の実施の形態について説明する。本発明の搬送手段は、例えばウエハWの周縁部を保持する厚さ3mm以下の薄板部材を備えるものであってもよく、例えばこの例では、前記薄板部材として、図10に示すようなアームプレート7を用いている。このアームプレート7は、例えばセラミックスやカーボン材等よりなる、23℃〜250℃の温度で加熱処理を行って変形しない剛性な材料により構成され、ウエハWの周縁部に沿った円弧を有するプレート部材71と、このプレート部材71の内周における下部から内方に向けて突出し、ウエハWの周縁部の裏面側の一部を保持する複数の保持部72と、を備えている。
前記プレート部材71は、図10に示すように、前記ホーム位置に位置したときに、円弧状の内面がウエハW及び冷却プレート3の周縁部よりも外側に位置するように、前記プレート部材71の内周の大きさは冷却プレート3の直径よりも若干大きく形成されており、この例では、前記保持部72は例えば既述の実施の形態のワイヤ51とほぼ同様の位置に、前記ホーム位置に位置したときの、冷却プレート3に形成された4つの切り欠き部34に対応する位置に設けられている。このアームプレート7は、例えば図11に示すように、プレート部材71の厚さが1mm程度、保持部72の厚さが0.5mm程度に設定され、保持部72に載置されたウエハWがプレート部材71の内周面により位置が規制されるようになっている。
また冷却プレート3には、前記保持部72が潜り込むことができる大きさの溝部70が形成されており、冷却プレート3は上述の実施の形態と同様の昇降機構32により、アームプレート7に対して相対的に昇降自在に構成され、保持部72が溝部70に潜り込むことにより、保持部72上のウエハWを冷却プレート3に受け渡し、保持部72が溝部70から上方に抜け出すことにより、冷却プレート3上のウエハWを保持部72に受け渡すことができるようになっている。また冷却プレート3に形成される溝部70は、冷却プレート3の下面と保持部72との間に搬送アーム61が通過できる程度の深さに設定される。
さらにアームプレート7は、ワイヤ51とほぼ同様の機構により、冷却プレート3の上方側と加熱室4との間で移動できるように構成されている。つまり図10(b)に移動機構の一部を示すように、駆動部57により、夫々ガイドレール55A,55Bに沿って移動する一対の移動部材73A,73B(73Bは図示せず)を一体的に移動させるようになっている。なお図中58A,58Bは遮蔽部材であり、アームプレート7が加熱室4に移動したときに、加熱室4の側壁部42A,42Bの隙間43A,43Bを覆うようになっている。なおこの例では、前記隙間43A,43Bはアームプレート7のプレート部材71が入り込む程度の大きさに形成されている。それ以外の部分については、上述の実施の形態と同様である。
さらにまたこの例においても、外部の搬送機構6と冷却プレート3との間でウエハWの受け渡しが行なわれるように、冷却プレート3の周縁部には、搬送アーム61の形状に合わせた切り欠き部34が形成され、ウエハWを載せた搬送アーム61から冷却プレート3に基板を受け渡すときには、搬送アーム61が当該冷却プレート3の上方側に進入し、次いで搬送アーム61がこの冷却プレート3の上方側から下方側に通り抜けてウエハWを冷却プレート3に受け渡し、冷却プレート3とアームプレート7との間から退却するように構成される。つまり搬送アーム61の切り欠き部63や、突片64が冷却プレート3の溝部70の外側を通り抜けられるように、前記切り欠き部63や突片64の大きさや冷却プレート3の溝部70の位置(保持部72の位置や大きさ)が設定される。
そしてこの例において、ウエハWの熱処理を行う場合には、先ず外部の搬送機構6により、熱処理の対象となるウエハWを冷却プレート3を介してアームプレート7に受け渡す。つまり先ずアームプレート7を前記ホーム位置に位置させて、冷却プレート3を上昇させ、冷却プレート3と保持部72との間に、外部の搬送機構の搬送アーム61の通路を形成し、次いでウエハWを保持した搬送アーム61を冷却プレート3の上方側に進入させてから下降させることにより、ウエハWを冷却プレート3に受け渡し、次いで搬送アーム61を冷却プレート3の下面と保持部72との間の位置にて退却させることによって、搬送機構6から冷却プレート3にウエハWを受け渡す。
この後、冷却プレート3をさらに下降させて、冷却プレート3上のウエハWを保持部72に受け渡す。そして冷却プレート3をさらに下降させた状態で、ウエハWを保持するアームプレート7を加熱室4側へ移動させて、ウエハWを加熱室4内に搬送する。こうして加熱室4内にウエハWをアームプレート7にて保持した状態で所定の熱処理を行い、熱処理が終了した後、アームプレート7によりウエハWを冷却プレート3の上方側の前記ホーム位置へ搬送し、冷却プレート3を上昇させ、冷却プレート3とウエハW下面とを接触させるか、冷却プレート3上面とウエハW下面との間に、例えば0.1mm程度の隙間を形成した状態で、冷却プレート3によりウエハWを冷却し、ウエハWの粗熱取りを行なう。そして粗熱取りが終了した後、冷却プレート3を介して外部の搬送機構6にウエハWを受け渡し、筐体20の外へ搬送する。ここで冷却プレート3から搬送機構6へのウエハWの受け渡しは、搬送機構6から冷却プレート3へのウエハWの受け渡しと逆の動作で行なう。
この例においても、ウエハWをアームプレート7上に保持された状態で加熱室4内にて熱処理を行っているので、上述の実施の形態と同様に、蓋体の昇降や、熱板へのウエハWの受け渡し作業が不要となり、これら蓋体の昇降や熱板への受け渡し動作に要する時間が不要となることから、オーバーヘッドタイムが削減され、結果としてスループットの向上を図ることができる。
また熱板に受け渡さずに、ウエハWを熱板から浮上させた状態で熱処理を行うことから、ウエハWに反りが発生していても、安定した状態で熱処理を行うことができる。さらにウエハWの熱処理を行うときの、蓋体の昇降や、熱板へのウエハWの受け渡し動作が不要であるから、これらが原因となる加熱装置2内の気流の乱れの発生が抑えられて、昇華物が十分に排出され、ウエハWへのパーティクル付着を抑えることができる。
以上において、本発明の加熱装置では、例えば加熱室4と冷却プレート3とを交互に設け、例えば共通の搬送手段により、ウエハWを加熱室4→冷却プレート3→加熱室4の順序で、交互に搬送するようにしてもよい。この場合、加熱室4内では、搬送手段にて保持された状態で加熱処理が行われ、冷却プレート3では、搬送手段にて保持された状態でウエハWの粗熱取りが行われる。このようにするとウエハW内の熱履歴をより均一にすることができる。
以上において、本発明の加熱装置2では、搬送手段5は、冷却プレート3との間で相対的に昇降可能に設けられ、冷却プレート3に対してウエハWの受け渡しを行なうことができ、また冷却プレート3と加熱室4との間でウエハWを搬送でき、さらに加熱室4内にてウエハWを保持した状態で熱処理を行うことができ、冷却プレート3と外部の搬送機構6との間でウエハWの受け渡しを行なうことができるものであれば、搬送手段5の形状は、上述の形状に限定されない。つまり搬送手段5がワイヤ51を備える場合には、ワイヤ51は2本以上であってもよく、搬送手段5がアームプレート7を備える場合には、プレート部材71や保持部72の形状や、保持部72の数は、適宜選択される。
また冷却プレート3と外部の搬送機構6との間のウエハWの受け渡しは、図12(a),(b)に示すように、昇降機構75により昇降自在な支持ピン75aを用い、ワイヤ51や保持部72を冷却プレート3表面から突出させない状態で、前記支持ピン75aを冷却プレート3の表面から突没させて行なうようにしてもよい。図12中76は、冷却プレート3の昇降機構である。
この場合、搬送手段5が前記ホーム位置に位置したときに、搬送手段5のウエハWを保持する部材例えばワイヤ51やアームプレート7の保持部72と支持ピン75aの昇降が干渉しない構成であれば、図12(c)に示すように、ワイヤ51や保持部72の下方側に冷却プレート3を位置させた状態で、支持ピン75aをワイヤ51やアームプレート7から突没させることにより、直接外部の搬送機構6とワイヤ51やアームプレート7との間でウエハWの受け渡しを行なうようにしてもよい。
さらにまたこのように冷却プレート3と外部の搬送機構6との間のウエハWの受け渡しを昇降機構75により昇降自在な支持ピン75aを用いて行なう場合には、搬送手段として、ウエハWの裏面側全体を保持する薄板部材を備えた構成のものを用いることができる。
さらに冷却プレート3に溝部31,70を設ける代わりに、図13に示すように、冷却プレート3にワイヤ51や保持部72が通過する孔部77を設けて、この孔部77を介してワイヤ51や保持部72を冷却プレート3に対して昇降させることにより、冷却プレート3と搬送手段5との間で、ウエハWの受け渡しを行なうようにしてもよい。
さらに本発明の加熱装置では、加熱室4に設けられる熱板は加熱室4の上方側及び下方側のいずれか一方に設けるようにしてもよい。また本発明は、一方向流の気流を形成する加熱装置以外の、冷却プレートと加熱室とを備え、これらの間でウエハWの搬送を行なう加熱装置に対しても適用できる。
続いて前記塗布装置を組み込んだ塗布、現像装置に、露光部(露光装置)を接続したレジストパターン形成システムの全体構成について図14及び図15を参照しながら簡単に説明する。図中B1は、基板例えばウエハWが、例えば13枚密閉収納されたキャリア8を搬入出するためのキャリア載置部であり、キャリア8の載置部80aを複数個並べて載置可能なキャリアステーション80と、このキャリアステーション80から見て前方の壁面に設けられる開閉部81と、前記開閉部81をキャリア8からウエハWを取り出すための受け渡し手段A1とが設けられている。
前記キャリア載置部B1の奥側には、筐体82にて周囲を囲まれる処理部B2が接続されており、この処理部B2には手前側から順に加熱・冷却系のユニットを多段化した棚ユニットU1,U2,U3と、これら棚ユニットU1〜U3及び液処理ユニットU4,U5の各ユニット間のウエハWの受け渡しを行う主搬送手段A2,A3とが交互に配列して設けられている。即ち、棚ユニットU1,U2,U3及び主搬送手段A2,A3はキャリア載置部B1側から見て前後一列に配列されており、各々の接続部位には図示しないウエハ搬送用の開口部が形成されていて、ウエハWは処理部B2内を一端側の棚ユニットU1から他端側の棚ユニットU3まで自由に移動できるようになっている。
前記棚ユニットU1,U2,U3は、液処理ユニットU4,U5にて行なわれる処理の前処理及び後処理を行うための各種ユニットを複数段例えば10段に積層した構成とされており、その組み合わせは、受け渡しユニット、疎水化処理ユニット(ADH)、ウエハWを所定温度に調整するための温調ユニット(CPL)、レジスト液の塗布前にウエハWの加熱処理を行うための加熱ユニット(BAKE)、レジスト液の塗布後にウエハWの加熱処理を行うためのプリベーキングユニットなどと呼ばれている加熱ユニット(PAB)、現像処理後のウエハWを加熱処理するポストベーキングユニットなどと呼ばれている加熱ユニット(POST)等が含まれている。本発明の加熱装置2は加熱ユニット(PAB)として組み込まれている。
また液処理ユニットU4,U5は、例えば図15に示すように、反射防止膜塗布ユニット(BARC)、ウエハWにレジスト液を塗布する塗布ユニット(COT)、ウエハWに現像液を供給して現像処理する現像ユニット(DEV)等を複数段、例えば5段に積層して構成されている。
前記処理部B2における棚ユニットU3の奥側には、インターフェイス部B3を介して露光部B4が接続されている。このインターフェイス部B3は、処理部B2と露光部B4との間に前後に設けられる第1の搬送室83及び第2の搬送室84により構成されており、夫々に昇降自在及び鉛直軸周りに回転自在かつ進退自在な第1の搬送アーム85及び第2の搬送アーム86を備えている。さらにまた、第1の搬送室83には、例えば受け渡しユニットや、高精度温調ユニット(CPL)、及びウエハWをポストエクスポージャーべーク処理する加熱・冷却ユニット(PEB)等が上下に積層して設けられた棚ユニットU6が設けられている。
このようなレジストパターン形成システムにおけるウエハWの流れの一例について説明すると、キャリア載置部B1に載置されたキャリア8内のウエハWは、温調ユニット(CPL)→反射防止膜形成ユニット(BARC)→加熱ユニット(BAKE)→温調ユニット(CPL)→塗布ユニット(COT)→加熱ユニット(PAB)→露光部B4の経路で搬送されて、ここで露光処理が行われる。露光処理後のウエハWは、加熱ユニット(PEB)→高精度温調ユニット(CPL)→現像ユニット(DEV)→加熱ユニット(POST)→温調ユニット(CPL)→キャリア載置部B1のキャリア8の経路で搬送される。
本発明は、レジスト液の塗布されたウエハWの加熱処理(ベーキング処理)以外に、露光処理後の加熱(PEB)や、現像処理後の加熱処理等に適用することができる。また本発明は、半導体ウエハW以外に、例えばLCD基板、マスク基板などの処理にも適用できる。
本発明の加熱装置の一実施の形態を示す斜視図である。前記加熱装置を示す断面図である。前記加熱装置を示す平面図である。前記加熱装置に用いられるビーズ部材を示す斜視図である。前記加熱装置に用いられる加熱室を示す断面図である。前記加熱装置にウエハWを搬送するための外部の搬送機構と、加熱装置に設けられる冷却プレートとを示す平面図と、斜視図である。前記加熱装置に用いられる遮蔽部材を示す側面図である。前記加熱装置の作用を説明するための工程図である。前記加熱装置の作用を説明するための工程図である。本発明の加熱装置の他の例を示す平面図である。前記加熱装置に設けられるアームプレートを示す側面図である。本発明の加熱装置のさらに他の例を示す断面図である。本発明の加熱装置のさらに他の例を示す断面図である。前記加熱装置が組み込まれるレジストパターン形成装置の一例を示す平面図である。前記レジストパターン形成装置の一例を示す斜視図である。従来の加熱装置を示す断面図である。従来の加熱装置の作用を説明するための工程図である。
符号の説明
W 半導体ウエハ
2 加熱装置
20 筐体
3 冷却プレート
31,70 溝部
34 切り欠き部
4 加熱室
41 開口部
44,45 熱板
5 搬送手段
51 ワイヤ
52,53 ワイヤ支持部
54 移動機構
55 ガイドレール
61 搬送アーム
7 アームプレート
71 プレート部材
72 保持部

Claims (10)

  1. 基板を搬入出するための開口部が側面に形成された、基板を加熱処理するための扁平な加熱室と、
    前記基板を上方側及び下方側から加熱するように、前記加熱室に夫々設けられた加熱用の天板及び加熱用の底板と、
    前記開口部側に当該加熱室に隣接するように設けられ、前記加熱室にて加熱された基板を冷却するための冷却プレートと、
    前記基板を冷却プレートの上方側の位置と、加熱室の内部との間で搬送し、前記加熱室内にて前記天板及び底板から離間した位置にて基板を保持した状態で基板の加熱処理を行うための搬送手段と、を備え、
    前記底板に対する天板の高さ位置は、加熱室への基板の搬入動作時から搬出動作時に至るまで一定であることを特徴とする加熱装置。
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