JP4288885B2

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Publication number: JP4288885B2
Application number: JP2002061609A
Authority: JP
Inventors: 智則岩崎; 忠功松永
Original assignee: Sumitomo Chemical Co Ltd
Current assignee: Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date: 2002-03-07
Filing date: 2002-03-07
Publication date: 2009-07-01
Anticipated expiration: 2022-03-07
Also published as: JP2003261402A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱蒸散用殺虫液および害虫防除方法に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
殺虫液中に多孔質吸液芯の一部を浸漬して、該芯に害虫防除液を吸液させ、該芯の上部を加熱し、吸液された害虫防除液を蒸散させることによって害虫を防除する方法が広く普及している。かかる害虫防除方法において、長期間にわたって該害虫防除液の蒸散を継続させ、安定して害虫防除効果を得ることは困難であった。
【０００３】
本発明の目的は、害虫防除液の加熱蒸散を長期間安定して行うことを可能とし、これにより安定した害虫防除効果を長期間持続させることが可能な加熱蒸散用害虫防除液を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、加熱蒸散害虫防除液について検討を重ねた結果、ピレスロイド化合物と特定の炭化水素を併用すると共に、構成成分の含有量を特定の範囲とした加熱蒸散用害虫防除液によって、上記の課題が解決されることを見出し本発明に至った。
【０００５】
すなわち本発明は、５０％留出温度が２００〜３００℃の直鎖状飽和炭化水素（以下、(a)成分と記す。）を６０〜９９．９９重量％及び、Ｄｏｎｏｖａｎ法による２５℃における蒸気圧が１×１０^-5〜５×１０^-3ｍｍＨｇのピレスロイド化合物（以下、(b)成分と記す。）を０．０１〜２０重量％含有することを特徴とする加熱蒸散用害虫防除液（以下、本殺虫液と記す）及び本殺虫液を加熱して大気中に蒸散させることを特徴とする害虫防除方法（以下、本方法と記す）に関するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】
本殺虫液における害虫防除成分である(b)成分は、Stephen F. Donovanによって報告された方法（New method for estimating vapor pressure by the use of gas chromatography: Journal of Chromatography A. 749(1996)123-129、以下、Ｄｏｎｏｖａｎ法と記す。）により求められる２５℃の蒸気圧が１×１０^-5〜５×１０^-3ｍｍＨｇのピレスロイド化合物であり、(b)成分としては、例えば１−エチニル−２−メチル−２−ペンテニル３−（２−クロロ−２−フルオロビニル）−２，２−ジメチルシクロプロパン−１−カルボキシラート（２．６×１０^-4ｍｍＨｇ）、１−エチニル−２−メチル−２−ペンテニル３−（２−メチル−１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート（１．６×１０^-4ｍｍＨｇ）、２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート（７．７×１０^-5ｍｍＨｇ）、２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メチルベンジル３−（２−クロロ−２−フルオロビニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート（４．９×１０^-5ｍｍＨｇ）、２−メチル−３−アリル−４−オキソ−２−シクロペンテン−１−イル２，２，３，３−テトラメチルシクロプロパンカルボキシラート（３．５×１０^-5ｍｍＨｇ）、２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メチルベンジル３−（２−メチル−１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート（３．１×１０^-5ｍｍＨｇ）、２，３，５，６−テトラフルオロベンジル３−（２，２−ジクロロビニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート（２．６×１０^-5ｍｍＨｇ）、５−プロパルギル−２−フルフリル３−（２−メチル−１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート（２．５×１０^-5ｍｍＨｇ）、２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシベンジル３−メトキシイミノメチル−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート（１．５×１０^-5ｍｍＨｇ）、２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート（１．４×１０^-5ｍｍＨｇ）等が挙げられ、好ましくは２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート、２，３，５，６−テトラフルオロベンジル３−（２，２−ジクロロビニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート、２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート及び２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（２−メチル−１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラートが挙げられる。その含有量は本殺虫液に対し、０．０１〜２０重量％であり、好ましくは０．１〜５重量％である。
【０００７】
本発明において５０％留出温度とは、ＪＩＳＫ２２５４に記載の方法により常圧蒸留を行った場合に得られる溶媒種、その構成比率等により決まる固有の値である。
【０００８】
本発明において用いられる(a)成分としては、例えばドデカン（５０％留出温度約２１６℃）、トリデカン（５０％留出温度約２３５℃）、テトラデカン（５０％留出温度約２５３℃）、ペンタデカン（５０％留出温度約２７０℃）等のノルマルパラフィンを挙げることができ、これらは単独であるいは２種以上を混合して使用することができる。また、(a)成分は市販されており、かかる市販品を使用することができる。該市販品は多くの場合、前記ノルマルパラフィンの２種以上の混合物からなる溶剤であり、例えばＮ−１５Ｈ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６６℃）、Ｎ−１２（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２０９℃）、Ｎ−１３（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２２７℃）、Ｎ−１４（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２４７℃）、Ｎ−１５（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６５℃）、ＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）、ＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）、ノルパー１３（エクソンモービル化学有限会社、５０％留出温度約２３１℃）、ノルパー１５（エクソンモービル化学有限会社、５０％留出温度約２６１℃）、０号ソルベントＭ（日本石油化学株式会社、５０％留出温度約２２６℃）、０号ソルベントＨ（日本石油化学株式会社、５０％留出温度約２５０℃）、ネオチオゾール（中央化成株式会社、５０％留出温度約２２０℃）等を挙げることができる。(a)成分として好ましくは５０％留出温度が２２０〜２８０℃のノルマルパラフィンである。その含有量は本殺虫液に対し、０．０１〜２０重量％であり、好ましくは０．１〜１０重量％である。
【０００９】
本殺虫液に用いられ得る５０％留出温度が(a)成分より高い分岐鎖状飽和炭化水素（以下、(c)成分と記す。）は、選択される(a)成分の５０％留出温度により適宜決めることができる。例えば、炭素数１０〜２０イソパラフィンを挙げることができ、これらは通常、混合物で使用される。また、(c)成分は市販されており、かかる市販品を使用することができる。該市販品は多くの場合、前記イソパラフィンの２種以上の混合物からなる溶剤であり、例えば、ＩＰソルベント２０２８（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約２３３℃）、ＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）、アイソパーＭ（エクソンモービル化学有限会社、５０％留出温度約２３４℃）、アイソパーＶ（エクソンモービル化学有限会社、５０％留出温度約２８６℃）、メルベイユ４０（昭和シェル石油株式会社、５０％留出温度約２２９℃）、を挙げることができる。(c)成分として好ましくは５０％留出温度が２７０℃以上のイソパラフィンであり、さらに好ましくは２７０〜３３０℃のイソパラフィンである。
【００１０】
本殺虫液中に(c)成分が含有される場合、その含有量は、本殺虫液に対し、通常０．０１〜２０重量％であり、好ましくは０．１〜１０重量％である。
【００１１】
本殺虫液には、２，６−ジ−ｔ−ブチル−４−メチルフェノール等のフェノール系酸化防止剤等の酸化防止剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤等の紫外線吸収剤等が含有されていてもよい。
【００１２】
本殺虫液は、(a)成分及び(b)成分、必要によりさらに(c)成分、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を混合することにより調製することができる。
【００１３】
本殺虫液の防除対象害虫としては各種の有害昆虫、ダニ類等の節足動物を挙げることができ、特に有害飛翔性害虫、例えばアカイエカ、コガタアカイエカ、ネッタイイエカ、チカイエカ等のイエカ類、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等のヤブカ類、シナハマダラカ等のハマダラカ類、ユスリカ類、イエバエ、オオイエバエ、ヒメイエバエ等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ショウジョウバエ類、チョウバエ類、ノミバエ類、アブ類、ブユ類、サシバエ類、ヌカカ類等の双翅目害虫が挙げられる。
【００１４】
本方法は、例えば特公平２−２５８８５号公報等に記載の加熱蒸散型殺虫装置に適用して、優れた効果をあげることができる。
【００１５】
図１は本方法に用いられる装置の一例を示すものであり、殺虫液１中に多孔質吸液芯３の一部が浸漬されており、該芯に該殺虫液を吸液させ、該芯の上部を発熱体２で加熱することができるようになっている。該芯の上部を約６０℃〜約１３５℃の温度に加熱体２で間接加熱することにより、該芯に吸液された本殺虫液を大気中に蒸散させて、害虫を防除することができる。
【００１６】
吸液芯は一般に多孔質材からなる。該多孔質材としては、例えばクレー、タルク、カオリン、珪藻土、石膏、パーライト、ベントナイト、酸性白土、グラスファイバー、石綿等の無機粉末を、カルボキシメチルセルロース、澱粉、アラビアガム、ゼラチン、ポリビニルアルコール等の糊剤にて粘結、成形したものが通常用いられる。尚、該吸液芯は、色素、防腐剤、酸化防止剤等を適宜含有してもよく、例えば、前記無機粉末と糊剤との粘結時に混合することにより含有させることができる。
【００１７】
【実施例】
以下、製造例及び試験例をあげて、本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
【００１８】
製造例１
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１．２４１重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１を得た。
【００１９】
製造例２
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２．４８２重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液２を得た。
【００２０】
製造例３
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）４．９６５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液３を得た。
【００２１】
製造例４
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）０．４９６重量部にＮ−１５（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液４を得た。
【００２２】
製造例５
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）０．９９３重量部にＮ−１５（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液５を得た。
【００２３】
製造例６
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．３５３重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）０．１重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液６を得る。
【００２４】
製造例７
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．３５３重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）０．５重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液７を得る。
【００２５】
製造例８
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．３５３重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液８を得る。
【００２６】
製造例９
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．３５３重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２．５重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液９を得る。
【００２７】
製造例１０
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．３５３重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）５重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１０を得る。
【００２８】
製造例１１
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．３５３重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）７．５重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１１を得る。
【００２９】
製造例１２
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．３５３重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１０重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１２を得る。
【００３０】
製造例１３
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．３５３重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２０重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１３を得る。
【００３１】
製造例１４
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）０．１重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１４を得る。
【００３２】
製造例１５
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）０．５重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１５を得る。
【００３３】
製造例１６
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１６を得る。
【００３４】
製造例１７
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２．５重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１７を得る。
【００３５】
製造例１８
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）５重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１８を得る。
【００３６】
製造例１９
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）７．５重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１９を得る。
【００３７】
製造例２０
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１０重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液２０を得る。
【００３８】
製造例２１
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２０重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液２１を得る。
【００３９】
製造例２２
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．０５９重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１０重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液２２を得る。
【００４０】
製造例２３
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．０５９重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２０重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液２３を得る。
【００４１】
製造例２４
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．４１２重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２０重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液２４を得る。
【００４２】
製造例２５
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．７６５重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２０重量部にＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液２５を得る。
【００４３】
製造例２６〜４５
ＹＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２３２℃）に代えて０号ソルベントＭ（日本石油化学株式会社、５０％留出温度約２２６℃）を用いる以外は製造例６〜２５と同様の操作により加熱蒸散用害虫防除液２６〜４５を得る。
【００４４】
製造例４６
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液４６を得る。
【００４５】
製造例４７
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２．５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液４７を得る。
【００４６】
製造例４８
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液４８を得る。
【００４７】
製造例４９
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）７．５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液４９を得る。
【００４８】
製造例５０
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．０５９重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液５０を得る。
【００４９】
製造例５１
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．０５９重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２．５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液５１を得る。
【００５０】
製造例５２
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．０５９重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液５２を得る。
【００５１】
製造例５３
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．０５９重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）７．５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液５３を得る。
【００５２】
製造例５４
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．０５９重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１０重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液５４を得る。
【００５３】
製造例５５
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．０５９重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２０重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液５５を得る。
【００５４】
製造例５６
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．４１２重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液５６を得る。
【００５５】
製造例５７
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．４１２重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）７．５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液５７を得る。
【００５６】
製造例５８
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．４１２重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１０重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液５８を得る。
【００５７】
製造例５９
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．４１２重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２０重量％部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液５９を得る。
【００５８】
製造例６０
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．７６５重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液６０を得る。
【００５９】
製造例６１
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．７６５重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）７．５重量％部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液６１を得る。
【００６０】
製造例６２
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．７６５重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１０重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液６２を得る。
【００６１】
製造例６３
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．７６５重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２０重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液６３を得る。
【００６２】
製造例６４
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート２．１１８重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）７．５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液６４を得る。
【００６３】
製造例６５
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート２．１１８重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１０重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液６５を得る。
【００６４】
製造例６６
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート２．１１８重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２０重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液６６を得る。
【００６５】
製造例６７
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート４．２３５重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）７．５重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液６７を得る。
【００６６】
製造例６８
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート４．２３５重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）１０重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液６８を得る。
【００６７】
製造例６９
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート４．２３５重量部及びＩＰソルベント２８３５（出光石油化学株式会社、５０％留出温度約３１６℃）２０重量部にＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液６９を得る。
【００６８】
製造例７０〜９３
ＳＨ−ＮＰ（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２５５℃）に代えて０号ソルベントＨ（日本石油化学株式会社、５０％留出温度約２５０℃）を用いる以外は製造例４６〜６９と同様の操作により加熱蒸散用害虫防除液７０〜９３を得る。
【００６９】
製造例９４
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．３５３重量部にＮ−１５（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液９４を得る。
【００７０】
製造例９５
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート０．７０６重量部にＮ−１５（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液９５を得た。
【００７１】
製造例９６
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．０５９重量部にＮ−１５（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液９６を得る。
【００７２】
製造例９７
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．４１２重量部にＮ−１５（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液９７を得る。
【００７３】
製造例９８
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．７６５重量部にＮ−１５（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液９８を得る。
【００７４】
製造例９９
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート２．１１８重量部にＮ−１５（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液９９を得る。
【００７５】
製造例１００
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート１．４１２重量部にＮ−１５（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１００を得る。
【００７６】
製造例１０１
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート４．２３５重量部にＮ−１５（日鉱石油株式会社、５０％留出温度約２６５℃）を混合して１００重量部とし、加熱蒸散用害虫防除液１０１を得る。
【００７７】
試験例１
アカイエカ（Culex pipiens pallens）雌成虫１０頭を入れたガラス管（高さ１２ｃｍ、内径４ｃｍ、両端を１６メッシュナイロンネットで閉じたもの）を２本準備した。
高さ８０ｃｍ、直径２０ｃｍの試験用シリンダーの上部に直径方向、中心部分に巾７．８ｃｍの金属製の上記ガラス管用台座を渡した。この台座にはシリンダーの中心から両側４ｃｍの位置にガラス管内径と同じ直径４ｃｍの穴が対称に２個開いており、この台座の穴部分にアカイエカ雌成虫を入れた上記ガラス管を置き、試験用シリンダーの下からの気流がガラス管内を通り抜ける状態とした。直径２０ｃｍ、高さ３０ｃｍの観察用の透明樹脂製円筒を試験用シリンダーの上部に、両者の円周部分が重なるように設置した。
【００７８】
製造例２で得られた加熱蒸散用害虫防除液２４５ｍｌを容器に入れて吸液芯を取り付け、吸液芯付き加熱蒸散用殺虫液入りボトルとした。該ボトルを図1に示される加熱蒸散型殺虫装置を用いて約１２５℃にて加熱した。加熱方法は、１２時間連続加熱したあと、１２時間加熱を止め、再び１２時間連続加熱し、これを繰り返した。
【００７９】
加熱試験の開始日（１日目）から２０日目の、連続加熱４時間後に、該装置を上記した試験用シリンダー内の底面に移動させ、該装置による連続加熱試験を継続し、経過時間ごとのノックダウンしたアカイエカ雌成虫数をカウントし、供試したアカイエカ雌成虫の５０％がノックダウンする時間（ＫＴ５０値）を求めた。該ガラス管を取り除き、さらに該装置による連続加熱試験を継続した。加熱開始日（１日目）から４０、６０日目の、連続加熱４時間後に、新たなアカイエカを用いて同様の試験を行なった。
【００８０】
また、加熱蒸散用害虫防除液４、５についても、上述の方法と同様にして試験を行った。
結果を表１に示す。
【００８１】
【表１】

【００８２】
【発明の効果】
本発明によれば、害虫防除液の加熱蒸散を長期間安定して行うことを可能とし、これにより安定した害虫防除効果を長期間持続させることが可能な加熱蒸散用害虫防除液を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本方法に用いられる装置の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
１は加熱蒸散用殺虫液、２は発熱体、３は吸液芯、４は薬液を入れた容器を表す。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an insecticide for heat evaporation and a method for controlling pests.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
A part of the porous absorbent core is dipped in an insecticide, the pest control liquid is absorbed into the core, the upper part of the core is heated, and the absorbed pest control liquid is evaporated to evaporate the pest. Control methods are widespread. In such a pest control method, it has been difficult to obtain a pest control effect stably by continuing to evaporate the pest control solution over a long period of time.
[0003]
An object of the present invention is to provide a pest control solution for heat transpiration, which makes it possible to stably carry out the heat transpiration of a pest control solution for a long period of time and thereby maintain a stable pest control effect for a long period of time. It is in.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of repeated investigations on the heat transpiration pest control solution, the present inventors used the pyrethroid compound and a specific hydrocarbon in combination, and the heat transpiration pest control solution having a specific component content in the above range, As a result, the present inventors have found that the above problems can be solved, and have reached the present invention.
[0005]
That is, the present invention relates to a linear saturated hydrocarbon (hereinafter referred to as component (a)) having a 50% distillation temperature of 200 to 300 ° C. (hereinafter referred to as component (a)) of 60 to 99.99% by weight and steam at 25 ° C. according to the Donovan method. Pressure is 1 × 10^-Five ~ 5x10^-3 An insect pest control solution for heat evaporation (hereinafter referred to as the present insecticide) and an insecticide containing 0.01 to 20% by weight of an mmHg pyrethroid compound (hereinafter referred to as component (b)) The present invention relates to a pest control method (hereinafter referred to as the present method) characterized by heating and evaporating in the atmosphere.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Component (b), which is a pest control component in this insecticide, is the method reported by Stephen F. Donovan (New method for controlling vapor pressure by the use of gas chromatography: Journal of Chromatography A. 749 (1996) 123-129 Hereinafter, the vapor pressure at 25 ° C. obtained by the Donovan method is 1 × 10.^-Five ~ 5x10^-3 It is a pyrethroid compound of mmHg, and the component (b) is, for example, 1-ethynyl-2-methyl-2-pentenyl 3- (2-chloro-2-fluorovinyl) -2,2-dimethylcyclopropane-1-carboxy Rat (2.6 × 10^-Four mmHg), 1-ethynyl-2-methyl-2-pentenyl 3- (2-methyl-1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate (1.6 × 10 6^-Four mmHg), 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate (7.7 × 10^-Five mmHg), 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methylbenzyl 3- (2-chloro-2-fluorovinyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate (4.9 × 10^-Five mmHg), 2-methyl-3-allyl-4-oxo-2-cyclopenten-1-

yl

2,2,3,3-tetramethylcyclopropanecarboxylate (3.5 × 10^-Five mmHg), 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methylbenzyl 3- (2-methyl-1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate (3.1 × 10^-Five mmHg), 2,3,5,6-tetrafluorobenzyl 3- (2,2-dichlorovinyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate (2.6 × 10 6^-Five mmHg), 5-propargyl-2-furfuryl 3- (2-methyl-1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate (2.5 × 10^-Five mmHg), 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxybenzyl 3-methoxyiminomethyl-2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate (1.5 × 10^-Five mmHg), 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate (1.4 × 10^-Five mmHg) and the like, preferably 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate, 2,3,5,6 -Tetrafluorobenzyl 3- (2,2-dichlorovinyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate, 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methylbenzyl 3- (1-propenyl) -2, Examples include 2-dimethylcyclopropanecarboxylate and 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (2-methyl-1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate. Its content is 0.01 to 20% by weight, preferably 0.1 to 5% by weight, based on the insecticide.
[0007]
In the present invention, the 50% distillation temperature is a specific value determined by the solvent species obtained when atmospheric distillation is performed by the method described in JIS K 2254, the constituent ratio, and the like.
[0008]
Examples of the component (a) used in the present invention include dodecane (50% distillation temperature about 216 ° C.), tridecane (50% distillation temperature about 235 ° C.), tetradecane (50% distillation temperature about 253 ° C.), pentadecane. Normal paraffins such as (50% distillation temperature of about 270 ° C.) can be mentioned, and these can be used alone or in admixture of two or more. Moreover, (a) component is marketed and can use this commercial item. In many cases, the commercial product is a solvent composed of a mixture of two or more of the above normal paraffins. For example, N-15H (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 266 ° C.), N-12 (Nikko Petroleum Corporation) Company, 50% distillation temperature about 209 ° C), N-13 (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature about 227 ° C), N-14 (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature about 247 ° C), N-15 (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 265 ° C), SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C), YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation) Nopper 13 (ExxonMobil Chemical Co., 50% distillation temperature about 231 ° C), Norper 15 (ExxonMobil Chemical Co., 50% distillation temperature about 261 ° C), No. 0 Solvent M ( Nippon Petrochemical Formula Company, 50% distillation temperature about 226 ° C, No. 0 Solvent H (Nippon Petrochemical Co., Ltd., 50% distillation temperature about 250 ° C), Neothiozol (Chuo Kasei Co., Ltd., 50% distillation temperature about 220 ° C) Etc. The component (a) is preferably a normal paraffin having a 50% distillation temperature of 220 to 280 ° C. Its content is 0.01 to 20% by weight, preferably 0.1 to 10% by weight, based on the insecticide.
[0009]
A branched saturated hydrocarbon (hereinafter referred to as component (c)) having a 50% distillation temperature higher than that of component (a) that can be used in this insecticide is 50% of the selected component (a). It can be determined appropriately depending on the temperature. For example, C10-20 isoparaffin can be mentioned, and these are usually used in a mixture. Moreover, (c) component is marketed and can use such a commercial item. In many cases, the commercial product is a solvent composed of a mixture of two or more of the above-mentioned isoparaffins. For example, IP solvent 2028 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50% distillation temperature about 233 ° C.), IP solvent 2835 (Idemitsu Petroleum). Chemical Co., 50% distillation temperature about 316 ° C), Isopar M (ExxonMobil Chemical Co., Ltd., 50% distillation temperature about 234 ° C), Isopar V (ExxonMobil Chemical Co., Ltd., 50% distillation temperature about 286 ° C) ), Merbeil 40 (Showa Shell Sekiyu KK, 50% distillation temperature of about 229 ° C.). The component (c) is preferably isoparaffin having a 50% distillation temperature of 270 ° C. or higher, more preferably 270 to 330 ° C. isoparaffin.
[0010]
When the component (c) is contained in the insecticidal solution, the content thereof is usually 0.01 to 20% by weight, preferably 0.1 to 10% by weight, based on the insecticidal solution.
[0011]
This insecticide contains an ultraviolet absorber such as an antioxidant such as a phenolic antioxidant such as 2,6-di-t-butyl-4-methylphenol, a benzophenone ultraviolet absorber, and a benzotriazole ultraviolet absorber. Etc. may be contained.
[0012]
This insecticide can be prepared by mixing the component (a) and the component (b) and, if necessary, the component (c), an antioxidant, an ultraviolet absorber and the like.
[0013]
Examples of pests to be controlled by this insecticide include various harmful insects, arthropods such as ticks, and particularly harmful flying pests, for example, Culex mosquitoes such as Akaieka, Kogataakaeka, Attaikaeka, Chikaieka, Aedes aegypti, Aedes albopictus, etc. Aedes, Aedes, Chironomidae, Chironomidae, Houseflies, Drosophila, Drosophila, Drosophila, Drosophila, Drosophila, Drosophila, Drosophila, Fleas, Abs, Flyfish Diptera pests.
[0014]
This method can be applied to, for example, a heat-transpiration insecticide described in JP-B-2-25885, etc., and can provide excellent effects.
[0015]
FIG. 1 shows an example of an apparatus used in this method. A part of a porousabsorbent core 3 is immersed in aninsecticidal solution 1, and the insecticidal solution is absorbed into the core, The upper part of the heater can be heated by theheating element 2. By indirectly heating the upper part of the lead to a temperature of about 60 ° C. to about 135 ° C. with theheating element 2, the insecticide sucked by the lead can be evaporated in the atmosphere to control pests. .
[0016]
The liquid absorption core is generally made of a porous material. Examples of the porous material include clay, talc, kaolin, diatomaceous earth, gypsum, perlite, bentonite, acid clay, glass fiber, asbestos and other inorganic powders, carboxymethylcellulose, starch, gum arabic, gelatin, polyvinyl alcohol and the like. Those that are caking and molded with an agent are usually used. In addition, this liquid absorption core may contain a pigment | dye, antiseptic | preservative, antioxidant, etc. suitably, for example, can be contained by mixing at the time of caking of the said inorganic powder and a paste.
[0017]
【Example】
Hereinafter, although a manufacture example and a test example are given and this invention is demonstrated in more detail, this invention is not limited to these examples.
[0018]
Production Example 1
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature about 316 ° C.) 1.241 parts by weight SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature about 255 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain apest control solution 1 for heat transpiration. It was.
[0019]
Production Example 2
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distilling temperature of about 316 ° C.) 2.482 parts by weight of SH-NP (Nikko Petroleum Co., Ltd., 50% of distilling temperature of about 255 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain apest control solution 2 for heat transpiration. It was.
[0020]
Production Example 3
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distilling temperature of about 316 ° C.) 4.965 parts by weight of SH-NP (Nikko Petroleum Co., Ltd., 50% of distilling temperature of about 255 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain apest control solution 3 for heat transpiration. It was.
[0021]
Production Example 4
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 0.496 parts by weight of N-15 (Nikko Petroleum Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 265 ° C.) made 100 parts by weight to obtain apest control solution 4 for heat evaporation. It was.
[0022]
Production Example 5
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 0.993 parts by weight of N-15 (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 265 ° C.) to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution for heat evaporation 5 It was.
[0023]
Production Example 6
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.353 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distilling temperature of about 316 ° C.) 0.1 part by weight of YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 6 for heat evaporation. .
[0024]
Production Example 7
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.353 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distilling temperature of about 316 ° C.) 0.5 parts by weight of YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 7 for heat evaporation. .
[0025]
Production Example 8
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.353 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 1 part by weight of YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 8 for heat evaporation.
[0026]
Production Example 9
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.353 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 2.5 parts by weight of YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 9 for heat evaporation. .
[0027]
Production Example 10
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.353 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature about 232 ° C.) is mixed with 5 parts by weight of 100% by weight to obtain a pest control solution 10 for heat evaporation.
[0028]
Production Example 11
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.353 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distilling temperature of about 316 ° C.) 7.5 parts by weight of YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% of distilling temperature of about 232 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 11 for heat evaporation. .
[0029]
Production Example 12
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.353 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed with 10 parts by weight of 10% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, thereby obtaining a pest control liquid 12 for heat evaporation.
[0030]
Production Example 13
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.353 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed with 20 parts by weight of 20% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight of the pest control solution 13 for heat evaporation.
[0031]
Production Example 14
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distilling temperature of about 316 ° C.) 0.1 part by weight of YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution for heat evaporation 14 .
[0032]
Production Example 15
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distilling temperature about 316 ° C.) 0.5 parts by weight of YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distilling temperature about 232 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 15 for heat evaporation. .
[0033]
Production Example 16
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 1 part by weight of YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 16 for heat evaporation.
[0034]
Production Example 17
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 2.5 parts by weight of YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 17 for heat evaporation. .
[0035]
Production Example 18
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature about 232 ° C.) is mixed with 5 parts by weight of 100% by weight to obtain a pest control solution 18 for heat evaporation.
[0036]
Production Example 19
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 7.5 parts by weight of YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 19 for heat evaporation. .
[0037]
Production Example 20
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed with 10 parts by weight of 10% by weight of the distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, thereby obtaining a pest control solution 20 for heat evaporation.
[0038]
Production Example 21
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed with 20 parts by weight of 20% by weight of a distilling temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight of pest control liquid for heat evaporation.
[0039]
Production Example 22
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.059 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed with 10 parts by weight of 10% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, thereby obtaining a pest control solution 22 for heat evaporation.
[0040]
Production Example 23
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.059 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed with 20 parts by weight of 20% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, thereby obtaining a pest control solution 23 for heat evaporation.
[0041]
Production Example 24
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.412 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed with 20 parts by weight of 20% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight of pest control liquid for heat evaporation.
[0042]
Production Example 25
2.765 parts by weight of 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.) is mixed with 20 parts by weight of 20% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, thereby obtaining a pest control solution 25 for heat evaporation.
[0043]
Production Examples 26 to 45
Production Examples 6-25 except that No. 0 Solvent M (Nippon Petrochemical Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 226 ° C.) is used instead of YH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 232 ° C.). The pest control liquids 26 to 45 for heat transpiration are obtained by the same operation as above.
[0044]
Production Example 46
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 1 part by weight (% distillation temperature: about 316 ° C.) is mixed with SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature: about 255 ° C.) to 100 parts by weight to obtain a pest control solution 46 for heat evaporation.
[0045]
Production Example 47
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 2.5 parts by weight of SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 47 for heat evaporation. .
[0046]
Production Example 48
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) is mixed with SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) to 5 parts by weight to obtain 100 parts by weight of pest control solution 48 for heat evaporation.
[0047]
Production Example 49
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 7.5 parts by weight of SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 49 for heat evaporation. .
[0048]
Production Example 50
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.059 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % -Distillation temperature of about 316 ° C.) 1 part by weight of SH-NP (Nikko Petroleum Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight.
[0049]
Production Example 51
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.059 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 2.5 parts by weight of SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed to 100 parts by weight to obtain a pest control solution 51 for heat evaporation. .
[0050]
Production Example 52
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.059 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) is mixed with SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) to 5 parts by weight to obtain 100 parts by weight of pest control liquid for heat evaporation.
[0051]
Production Example 53
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.059 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 7.5 parts by weight of SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 53 for heat evaporation. .
[0052]
Production Example 54
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.059 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed with 10 parts by weight of 10% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, thereby obtaining a pest control solution for heat evaporation.
[0053]
Production Example 55
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.059 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed with 20 parts by weight of 20% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, thereby obtaining a pest control solution 55 for heat evaporation.
[0054]
Production Example 56
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.412 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % -Distillation temperature of about 316 ° C.) is mixed with SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) to 100 parts by weight to obtain a pest control solution 56 for heat evaporation.
[0055]
Production Example 57
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.412 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 7.5 parts by weight of SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 57 for heat evaporation. .
[0056]
Production Example 58
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.412 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature about 255 ° C.) is mixed with 10 parts by weight of 10% by weight distillation temperature about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight to obtain a pest control solution 58 for heat evaporation.
[0057]
Production Example 59
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.412 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % -Distillation temperature of about 316 ° C.) SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed with 20% by weight to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 59 for heat evaporation.
[0058]
Production Example 60
2.765 parts by weight of 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % -Distillation temperature of about 316 ° C.) is mixed with SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) to 100 parts by weight to obtain a pest control solution 60 for heat evaporation.
[0059]
Production Example 61
2.765 parts by weight of 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C) 7.5 parts by weight of SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C) is mixed to make 100 parts by weight. obtain.
[0060]
Production Example 62
2.765 parts by weight of 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed with 10 parts by weight of 10% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, thereby obtaining a pest control solution 62 for heat evaporation.
[0061]
Production Example 63
2.765 parts by weight of 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 SH-NP (Nikko Petroleum Co., Ltd., 50% distillation temperature about 255 ° C.) is mixed with 20 parts by weight of 100% by weight to obtain a pest control solution 63 for heat evaporation.
[0062]
Production Example 64
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 2.118 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 7.5 parts by weight of SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution for heat evaporation 64 .
[0063]
Production Example 65
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 2.118 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed with 10 parts by weight of 10% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, and a pest control solution 65 for heat evaporation is obtained.
[0064]
Production Example 66
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 2.118 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed with 20 parts by weight of 20% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, thereby obtaining a pest control solution 66 for heat evaporation.
[0065]
Production Example 67
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 4.235 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 % Distillation temperature of about 316 ° C.) 7.5 parts by weight of SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 67 for heat evaporation. .
[0066]
Production Example 68
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 4.235 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed with 10 parts by weight of 10% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, thereby obtaining a pest control solution 68 for heat evaporation.
[0067]
Production Example 69
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 4.235 parts by weight and IP solvent 2835 (Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., 50 SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.) is mixed with 20 parts by weight of 20% by weight of a distillation temperature of about 316 ° C. to obtain 100 parts by weight, thereby obtaining a pest control solution 69 for heat evaporation.
[0068]
Production Examples 70-93
Production Examples 46 to 69 except that No. 0 Solvent H (Nippon Petrochemical Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 250 ° C.) is used instead of SH-NP (Nikko Oil Co., Ltd., 50% distillation temperature of about 255 ° C.). The pest control liquids 70-93 for heat transpiration are obtained by the same operation.
[0069]
Production Example 94
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.353 parts by weight of N-15 (Nikko Oil Co., Ltd., 50% Distillation temperature of about 265 ° C.) is mixed to 100 parts by weight to obtain a pest control solution 94 for heat evaporation.
[0070]
Production Example 95
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 0.706 parts by weight of N-15 (Nikko Oil Co., Ltd., 50% Distillation temperature of about 265 ° C.) was mixed to 100 parts by weight to obtain a pest control solution 95 for heat evaporation.
[0071]
Production Example 96
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.059 parts by weight of N-15 (Nikko Oil Co., Ltd., 50% Distillation temperature of about 265 ° C.) is mixed to 100 parts by weight to obtain a pest control liquid 96 for heat evaporation.
[0072]
Production Example 97
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.412 parts by weight of N-15 (Nikko Petroleum Corporation, 50% Distillation temperature of about 265 ° C.) is mixed to 100 parts by weight to obtain a pest control solution 97 for heat evaporation.
[0073]
Production Example 98
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.765 parts by weight of N-15 (Nikko Oil Co., Ltd., 50% (Distillation temperature about 265 ° C.) is mixed to 100 parts by weight to obtain a pest control solution 98 for heat evaporation.
[0074]
Production Example 99
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 2.118 parts by weight of N-15 (Nikko Petroleum Corporation, 50% Distillation temperature of about 265 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 99 for heat evaporation.
[0075]
Production Example 100
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 1.412 parts by weight of N-15 (Nikko Petroleum Corporation, 50% Distillation temperature of about 265 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control solution 100 for heat evaporation.
[0076]
Production Example 101
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate 4.235 parts by weight of N-15 (Nikko Oil Co., Ltd., 50% Distillation temperature of about 265 ° C.) is mixed to make 100 parts by weight to obtain a pest control liquid 101 for heat evaporation.
[0077]
Test example 1
Two glass tubes (with a height of 12 cm, an inner diameter of 4 cm, and both ends closed with 16 mesh nylon nets) containing 10 female Culex pipiens pallens females were prepared.
The above glass tube pedestal made of metal having a diameter direction of 7.8 cm and a width of 7.8 cm was passed to the upper portion of a test cylinder having a height of 80 cm and a diameter of 20 cm. On this pedestal, two holes with a diameter of 4 cm, which is the same as the inner diameter of the glass tube, are opened symmetrically atpositions 4 cm on both sides from the center of the cylinder. The air flow from under the cylinder was passed through the glass tube. A transparent resin cylinder having a diameter of 20 cm and a height of 30 cm was placed on the upper part of the test cylinder so that the circumferential portions of both overlap each other.
[0078]
45 ml of the heat transpirationpest control solution 2 obtained in Production Example 2 was placed in a container and a liquid absorption wick was attached to make a bottle with a heat transpiration insecticidal solution with a liquid wick. The bottle was heated at about 125 ° C. using the heat evaporation pesticide shown in FIG. As the heating method, after continuously heating for 12 hours, the heating was stopped for 12 hours, the heating was continued again for 12 hours, and this was repeated.
[0079]
After 4 hours of continuous heating on the 20th day from the start date of the heating test (1st day), the device is moved to the bottom surface in the above-described test cylinder, and the continuous heating test by the device is continued. The number of female mosquitoes knocked down was counted, and the time (KT50 value) during which 50% of the female adult mosquitoes knocked down was knocked down was determined. The glass tube was removed and the continuous heating test with the apparatus was continued. The same test was performed using a new squid after 4 hours of continuous heating on the 40th and 60th days from the heating start date (1st day).
[0080]
In addition, thepest control liquids 4 and 5 for heat evaporation were also tested in the same manner as described above.
The results are shown in Table 1.
[0081]
[Table 1]

[0082]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the pest control liquid for heating transpiration which makes it possible to carry out the heat transpiration of a pest control liquid stably for a long period of time and can maintain the stable pest control effect for a long period of time by this can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing an example of an apparatus used in this method.
[Explanation of symbols]
1 is an insecticidal solution for heat evaporation, 2 is a heating element, 3 is a liquid absorbent core, and 4 is a container containing a chemical solution.

Claims

Translated fromJapanese

５０％留出温度が２００〜３００℃の直鎖状飽和炭化水素（以下、(a)成分と記す。）を６０〜９９．８９重量％、
２，３，５，６−テトラフルオロ−４−メトキシメチルベンジル３−（１−プロペニル）−２，２−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート（以下、(b)成分と記す。）を０．０１〜２０重量％及び
５０％留出温度が(a)成分より高い分岐鎖状飽和炭化水素（以下、(c)成分と記す。）を０．１〜５重量％
含有することを特徴とする加熱蒸散用害虫防除液。60 to99.89 % by weight of linear saturated hydrocarbon (hereinafter referred to as component (a)) having a 50% distillation temperature of 200 to 300 ° C.
2,3,5,6-tetrafluoro-4-methoxymethylbenzyl 3- (1-propenyl) -2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate (hereinafter referred to as component (b)) is 0.01 to 200.1 to 5% by weight of branched saturated hydrocarbon (hereinafter referred to as component (c)) having a weight% and 50% distillation temperature higher than that of component (a)
A pest control solution for heat transpiration characterized by containing.

(a)成分の５０％留出温度が２２０〜２８０℃である請求項１に記載の加熱蒸散用害虫防除液。The pest control solution for heat evaporation accordingto claim1, wherein the 50% distillation temperature of component (a) is 220 to 280 ° C.

(c)成分の５０％留出温度が３００℃以上である請求項１または２に記載の加熱蒸散用害虫防除液。The pest control solution for heat evaporation according to claim 1or 2 , wherein the 50% distillation temperature of component (c) is 300 ° C or higher.

防除液中の(b)成分の含有量が０．１〜１０重量％である請求項１〜３の何れかに記載の加熱蒸散用害虫防除液。The pest control liquid for heat evaporation according to any one of claims 1 to3 , wherein the content of the component (b) in the control liquid is 0.1 to 10% by weight.

請求項１〜４のいずれかに記載の害虫防除液を加熱して大気中に蒸散させることを特徴とする害虫防除方法。Pest control method characterized by heating the pest control solution according to any one of claims1-4 evaporating into the atmosphere.