本発明は、立上がり動作補助具に関する。 The present invention relates to a rising motion assisting tool.
人の立上がり動作を補助する立上がり動作補助具がある。立上がり動作補助具は、例えばベッドサイドに設置され、同じくベッドサイドに置かれた例えばポータブルトイレ若しくは車椅子への腰掛け、または、それらからの立上がり時に使用される。立上がり動作補助具は、床に置かれる設置体と、この設置体に立設された支柱体と、この支柱体の上部に配置された手摺体とを備えた構成になっている(例えば特許文献1参照)。 There is a rising motion assisting tool that assists a person's rising motion. The rising motion assisting tool is installed, for example, on the bedside, and is used when sitting on, for example, a portable toilet or a wheelchair that is also placed on the bedside, or at the time of rising from them. The rising motion assisting tool is configured to include an installation body placed on the floor, a support body standing on the installation body, and a handrail body disposed on the upper side of the support body (for example, Patent Documents). 1).
上記従来の立上がり動作補助具は、人が手摺体に手を添えて腰掛け動作又は立上がり動作を行うことができるように構成されている。よって、このような補助具を必要とする人は、上記従来の立上がり動作補助具を用いて、比較的容易に腰掛け動作又は立上がり動作をすることができる。 The conventional rising motion assisting tool is configured such that a person can put a hand on the handrail and perform a sitting or rising motion. Therefore, a person who needs such an assisting device can perform a sitting operation or a rising operation relatively easily by using the conventional rising operation assisting device.
また、上記従来の立上がり動作補助具は、支柱体の高さを変えたり、高さの異なる手摺体を設けたりすることが可能である。これにより、人による低い位置からの立上がり、又は、高い位置での立上がりも比較的容易に行われる。 Moreover, the above-mentioned conventional rising motion assisting tool can change the height of the column body or provide a handrail body having a different height. Thereby, the rising from a low position by a person or the rising at a high position is relatively easily performed.
しかしながら、従来の立上がり動作補助具を利用するために人が移動して手摺体に近付いたときに手摺体までの距離が意図に反して短すぎる、又は、人が立ち上がる時に手摺体までの距離が意図に反して長すぎるという状況が発生するなど、人の動作を妨げるという問題がある。 However, the distance to the handrail when the person moves and approaches the handrail body in order to use the conventional rising motion assisting tool is undesirably too short, or when the person stands up, the distance to the handrail body is too short. There is a problem of obstructing human movement such as a situation where it is too long against the intention.
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、人の動作を妨げることを抑制する立上がり動作補助具を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a subject, and it aims at providing the stand-up action | operation assistance tool which suppresses obstructing a human motion.
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る立上がり動作補助具は、支持体と、前記支持体上に水平面に平行に設けられた手摺板とを備え、前記手摺板は、前記水平面内の所定の移動方向に移動可能である。 In order to solve the above problems, a rising motion assisting tool according to one aspect of the present invention includes a support and a handrail plate provided on the support in parallel to a horizontal plane, and the handrail plate includes the horizontal plane. It is possible to move in a predetermined moving direction.
本発明の一態様に係る立上がり動作補助具によれば、人の動作を妨げることを抑制することができる。 According to the rising motion assisting tool according to one aspect of the present invention, it is possible to suppress obstructing human movement.
以下では、本発明の実施の形態に係る立上がり動作補助具について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。 Below, the standing-up movement assistance tool which concerns on embodiment of this invention is demonstrated in detail using drawing. Note that each of the embodiments described below shows a preferred specific example of the present invention. Therefore, the numerical values, shapes, materials, components, component arrangements, connection forms, and the like shown in the following embodiments are merely examples, and are not intended to limit the present invention. Therefore, among the constituent elements in the following embodiments, constituent elements that are not described in the independent claims showing the highest concept of the present invention are described as optional constituent elements.
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。 Each figure is a mimetic diagram and is not necessarily illustrated strictly. Moreover, in each figure, the same code | symbol is attached | subjected about the same structural member.
また、各図を参照しながら説明する際には、各図に示されるXYZ軸を用いることもある。 Further, in the description with reference to each drawing, the XYZ axes shown in each drawing may be used.
(実施の形態)
本実施の形態において、例えばベッドサイドに設置され、同じくベッドサイドに置かれた例えばポータブルトイレ若しくは車椅子への腰掛け、または、それらからの立上がり時に使用される、立上がり動作補助具について説明する。(Embodiment)
In the present embodiment, a description will be given of a rising motion assisting tool that is installed, for example, on the bedside and is used when sitting on, for example, a portable toilet or a wheelchair that is also placed on the bedside, or when rising from them.
図1〜図5Bは、本実施の形態に係る立上がり動作補助具1の使用例を示す図である。まずは、これらの図を用いて使用状態の一例を説明する。 FIGS. 1-5B is a figure which shows the usage example of the stand-up action |
図1に示されるように、立上がり動作補助具1は、使用者5の手が置かれ、手摺として機能する手摺板7と、床面などに固定される設置体9とを備える。なお、立上がり動作補助具1のより詳細な構成は後で説明する。 As shown in FIG. 1, the rising
立上がり動作補助具1は、ポータブルトイレ2とともに、ベッド3の側方(サイド)4に設置される。そして、図2及び図3に示されるように、ポータブルトイレ2への腰掛け時に使用されたり、図4に示されるように、ポータブルトイレ2からの立上がり時に使用されたりする。 The rising
使用者5はポータブルトイレ2を使用するときには、まず、図2に示すように、ベッド3の側方4に立ち上がる。 When using the
次に、使用者5は、図3の矢印6に示すように、立上がり動作補助具1の手摺板7を手前側(X軸負方向側)に水平移動させて固定する。使用者5は、この状態で手摺板7に手を添えてポータブルトイレ2に座り込み、ポータブルトイレ2を使用する。使用者5は、ポータブルトイレ2を使用しているときには、前腕を手摺板7の上に置いて体重を預け、前傾姿勢をとることができる。 Next, as shown by an
ここで固定とは、手摺板7が固定される固定状態と、手摺板7が固定されておらず移動可能である可動状態とが、使用者5による操作により切り替え可能である場合において、可動状態から固定状態に切り替えられることをいう。なお、固定状態から可動状態に切り替えられることを、固定を解除する、ともいう。 Here, the term “fixed” refers to a movable state in which a fixed state in which the
なお、上記のように手摺板7を水平移動させる前に手摺板7が固定されている場合には、予め固定を解除することを要する。以降でも同様である。 When the
ポータブルトイレ2の使用後には、使用者5は、図4の矢印8に示すように、手摺板7を奥側(X軸正方向)に水平移動させて固定する。使用者5は、この状態で手摺板7に手を添えてポータブルトイレ2から立ち上がる。 After the
このように、本実施の形態の立上がり動作補助具1の特徴は、手摺板7を水平移動させることができるとともに、手摺板7を移動させた位置で固定(仮固定ともいう)できるということである。 As described above, the feature of the rising
したがって、図2に示すように、使用者5がベッド3から手摺板7の前(X軸負方向側)に移動するときには、手摺板7が使用者5にとっての手前側(X軸負方向側)でない位置にある。よって使用者5の身体を配置する空間が比較的広く確保できるので、手摺板7の前への移動が行いやすいものとなる。このように、立上がり動作補助具1は、人の動作を妨げることを抑制している。 Therefore, as shown in FIG. 2, when the
また、手摺板7に手を添えてポータブルトイレ2に座り込んだり、手摺板7に手を添えてポータブルトイレ2から立ち上がるときには、手摺板7が使用者5の近くにあるので、体の支えが行いやすく、便利なものとなる。 Further, when the
また、図5Bは、ベッド3から立ち上がった使用者5が立上がり動作補助具1とポータブルトイレ2との間をすり抜けて他の場所に移動する状態を示している。この場合にも、手摺板7を使用者5にとっての奥側に移動させておけば(図5Aの矢印8a)、使用者5の身体が通る空間が比較的広く確保できるので、移動が行いやすいものとなる。このように、立上がり動作補助具1は、人の動作を妨げることを抑制している。なお、使用者5は立上がり動作補助具1とポータブルトイレ2との間をすり抜ける際に、手摺板7に手を添えて伝い歩きをすることも可能である。 FIG. 5B shows a state in which the
なお、図1〜図5Bでは、ベッド3の側方4にポータブルトイレ2を設置した例を示したが、ベッド3の側方4に車椅子(図示せず)を設置した場合も、本実施の形態の立上がり動作補助具1を利用すれば、車椅子への座り込み、又は、車椅子からの立上がりが行いやすいものとなる。 In addition, although the example which installed the
次に、図6〜図20を用いて、立上がり動作補助具1の具体的な構造について説明する。 Next, a specific structure of the rising
立上がり動作補助具1は、図6〜図9Bに示すように、設置体9と、支柱体10と、支持体11と、手摺板7とを備えている。 As shown in FIGS. 6 to 9B, the rising
設置体9は、床上に置かれる板体である。設置体9は、手摺板7等に使用者5の体重が預けられた場合に立上がり動作補助具1が移動又は横転等しないように十分な重量を有する。設置体9の材質は、金属又は合成樹脂などの剛性部材である。設置体9は、例えば、X軸方向の長さが80cm程度、Y軸方向の長さが60cm程度で、Z軸方向の長さ(板体の厚さ)が1cm程度である。重量は、例えば20kg程度である。 The
支柱体10は、設置体9に立設固定された支柱体である。支柱体10の上端には支持体11が固定される。支柱体10の材質は、金属又は合成樹脂などの剛性部材である。支柱体10は、支持体11を設置体9から所定の距離だけ離した状態で支持する機能を有する。支柱体10は、50cm程度から70cm程度の長さを有する。なお、支柱体10は、設置体9と支持体11との距離を調整することができる調整機構10aを有してもよく、調整機構10aは、段階的に長さを調整可能なものであってもよい。 The
支持体11は、支柱体10の上端に固定され、手摺板7を水平方向に移動可能に支持する板体である。支持体11の材質は、金属又は合成樹脂などの剛性部材である。ここで、支柱体10の長さを短くして、低い高さで立上がり動作補助具1を使用する場合には、床(例えば、畳の上に敷いた布団(図示せず))からの立上がり補助に使用することができる。また、支柱体10の長さを長くして、高い高さで立上がり動作補助具1を使用する場合には、ベッド3からの立上がり補助に使用することができる。 The
手摺板7は、支持体11により支持された状態で水平面に平行に設けられた板体である。手摺板7は、支持体11に対して水平方向、より具体的には、水平面内の所定方向(X軸方向)に移動可能(言い換えればスライド可能)に設けられている。手摺板7は、支持体11上の予め定められた範囲(以降、可動範囲ともいう)内で移動し得る。 The
手摺板7は、移動方向(X軸方向)の長さより、平面内で移動方向に直交する方向(Y軸方向)の長さが長い。手摺板7は、使用者5の手又は前腕の一部又は全部が載置されるのに適した大きさ及び形状を有している。手摺板7は、例えば、X軸方向の長さが40cm程度、Y軸方向の長さが50cm程度で、Z軸方向の長さ(板体の厚さ)が3cm程度である。手摺板7の材質は、合成樹脂等の剛性部材である。手摺板7には、使用者5の手又は前腕等が配置されるので、手摺板7の表面は、滑りにくい加工、又は、比較的手触りの良い加工などが施されたものであってもよい。 The
なお、手摺板7には、手摺板7の一部を使用者5が握りやすいように握り部7aが配置されていてもよい。また、手摺板7の握り部7aが配置されている辺と対向する辺には、握り部7aに向かって凸に湾曲している湾曲部7bが形成されていてもよい。手摺板7の詳細構成及び変形例については、後で詳しく説明する。 The
手摺板7は、上述のとおり、支持体11に支持された状態でX軸方向に移動可能であり、その移動の途上の所定の位置で支持体11に対して固定され得る。手摺板7を所定の位置で固定する機構のことを固定機構ともいう。固定機構は、例えば、可動範囲のうちX軸正方向の端の位置(図5A、図5B、図15及び図16に対応、第三位置ともいう)、可動範囲のうちX軸負方向の端の位置(図3、図19及び図20、第一位置ともいう)、及び、上記の2つの位置の間の位置(図4、図17及び図18、第二位置ともいう)に手摺板7を固定し得る。なお、手摺板7の両面のうち、Z軸正側の面を上面ともいい、Z軸負側の面を下面ともいう。 As described above, the
さらに具体的な構成について説明する。手摺板7は、図6〜図9Bに示すように、X軸方向よりも、Y軸方向(使用者5にとっての左右方向)が長い形状を有しており、X軸方向(使用者5にとっての手前と奥とを結ぶ方向)に移動が可能な構成となっている。 A more specific configuration will be described. As shown in FIGS. 6 to 9B, the
手摺板7は、解除操作部12と、レール14と、仮止部16と、係合部18と、連結部19と、取り付け具21とを備える。ここで、仮止部16と係合部18とが固定機構に相当する。 The
解除操作部12は、使用者5による、手摺板7の固定を解除する操作を受ける操作部である。解除操作部12は、手摺板7のY軸方向の両端のそれぞれに設けられており、例えば解除操作部12を内方に押し込む操作を受けると手摺板7の固定が解除される。 The
この手摺板7の下面には、図10及び図11に示すように、X軸方向に延びる2つのレール14が配置されている。レール14は、後述する係合具15を抱き込む形状を有する。 As shown in FIGS. 10 and 11, two
仮止部16は、係合具15に設けられ、レール14に対して係合具15を固定する機能を有する。仮止部16は、穴形状を有する。 The
係合部18は、解除操作部12に連結して複数設けられる、突起を有する部材である。複数の係合部18は、レール14に沿って配置されている。係合部18は、その突起が仮止部16に挿入されることで、レール14に対して係合具15を固定する。 The engaging
取り付け具21は、レール14に沿って設けられ、係合部18が取り付けられる固定部材である。取り付け具21は、解除操作部12に連結されており、解除操作部12が内方に押し込む操作を受けると、係合部18を内方に移動させることで、レール14に対する係合具15の固定を解除する。 The
連結部19は、2つの取り付け具21を互いに連結する連結部である。連結部19は、連結部19a及び19bを有する。連結部19bは、2つの取り付け具21を互いに連結する長尺状の連結部である。連結部19bは、手摺板7の中心部に設けられた回転軸に設けられたねじ20により軸支されてシーソー運動をする長尺状の連結部である。連結部19aは、連結部19bの両端それぞれと、2つの取り付け具21とを連結する連結部である。 The connecting
支持体11は、図13に示すように、支柱体10の上部にねじ13によって固定されている。 As shown in FIG. 13, the
支持体11の上面には、2つの係合具15が固定されている。2つの係合具15それぞれは、2つのレール14それぞれに抱き込まれる形状を有する。係合具15がレール14に沿って滑動することで、手摺板7がX軸方向に移動する。 Two
2つの係合具15それぞれの内方には、図11に示すように、スリット17がX軸方向に並べて設けられており、このスリット17を貫通した状態で、手摺板7の解除操作部12に連結した係合部18が、複数の仮止部16のいずれかに選択的に係合する。これにより支持体11に手摺板7が固定される。 As shown in FIG. 11, slits 17 are arranged in the X-axis direction inside each of the two
解除操作部12、および、解除操作部12に連結した係合部18は、手摺板7の下面側に配置されている。 The
具体的には、図11及び図12に示すように、連結部19bの中央部が、ねじ20によって回動可能に保持されている。 Specifically, as shown in FIGS. 11 and 12, the central portion of the connecting
連結部19bの両端には、連結部19aの一端が取り付けられ、さらにこの連結部19aの他端には突起状の係合部18を備える取り付け具21が取り付けられている。 One end of a connecting
取り付け具21は長尺状の板体で、その長手方向をレール14と平行にして配置されている。取り付け具21の両側には、係合部18が取り付けられている。 The
なお、図12に示すように、連結部19には、解除操作部12の動きを直進方向(Y軸方向)に規制するための支持部22が設けられている。支持部22は、手摺板7に対して固定されており、連結部19によるねじ20を中心とする回動運動を、Y軸方向の直線移動に変換する機能を有する。 As shown in FIG. 12, the connecting
図10〜図12は、手摺板7が中央部(第二位置)にある状態である。このときには、取り付け具21の長手方向(X軸方向)の両側に設けた突起状の係合部18は、穴形状の仮止部16に突入し、係合した状態となっている。この状態で、手摺板7は支持体11に固定されている。 10-12 is the state which has the
突起状の係合部18は、例えば支持部22に設けたばね(図示せず)によって、穴形状を介して仮止部16側に常時付勢された状態となっている。 The protrusion-
図11、図12、図17及び図18の状態から、手摺板7をレール14に沿って水平移動させる場合には、解除操作部12を図13及び図14に示すように内方(対向する解除操作部12へ向かう方向)に押し込み、突起状の係合部18を穴形状の仮止部16から引き出して、係合を解除し、この状態で、手摺板7を図15又は図19のように水平移動させる。 11, 12, 17, and 18, when the
手摺板7の位置の固定方法について図14B及び図14Cを参照しながら具体的に説明する。 A method of fixing the position of the
図14Bは、固定機構の可動状態を示す模式図である。図14Bに示されるように、可動状態では、取り付け具21がレール14から引き離されて配置されている。この状態では、係合部18は、どの仮止部16にも係合することがなく、係合具15がレール14に沿って自由に滑動可能である。よって、使用者5が手摺板7をX軸方向に移動させると、それに応じて係合具15がレール14上を滑動し得る。 FIG. 14B is a schematic diagram illustrating a movable state of the fixing mechanism. As shown in FIG. 14B, in the movable state, the
図14Cは、固定機構の固定状態を示す模式図である。図14Cに示されるように、固定状態では、取り付け具21がレール14に侵入する位置に配置される。この状態では、係合部18は、一の仮止部16に係合しており、係合具15がレール14に沿って滑動することができない。よって、使用者5が手摺板7をX軸方向に移動させる力を加えても、係合具15がレール14上を滑動することはない。 FIG. 14C is a schematic diagram illustrating a fixed state of the fixing mechanism. As shown in FIG. 14C, in the fixed state, the
解除操作部12は、手摺板7のY軸方向の両端にそれぞれ配置されており、少なくとも一方の解除操作部12が操作されると、連結部19による回動により他方の解除操作部12も連動して操作される。よって、使用者5は、固定解除操作を簡単になし得る。 The
すなわち、使用者5は、片側の解除操作部12を操作するだけで、手摺板7のY軸方向両側の突起状の係合部18を、穴形状の仮止部16から引き出し、両方の係合を解除し、この状態で、手摺板7を図15又は図19のように水平移動させることができるのである。ここで、片側の解除操作部12を操作するだけで、手摺板7を水平移動させることができるので、例えば、ベッドサイドにいる使用者5の反対側(Y軸負方向側)から介助者が操作することも可能になる。また、使用者5の身体状態によっては、Y軸正方向側もしくはY軸負方向側からのみしか操作を行えないような場合であっても、解除操作部12の操作が可能になる。加えて、使用者5の動作方向が変わるような場合であっても、Y軸正方向側もしくはY軸負方向側から操作できるため、利便性がよい。 That is, the
図16は、図15のように、手摺板7を使用者5にとっての奥側(第三位置)に移動させた状態である。この状態において、図16の左側の突起状の係合部18が穴形状の仮止部16に突入し、ここで固定状態となる。 FIG. 16 shows a state in which the
これに対して、図20は、図19のように、手摺板7を使用者5にとっての手前側(第一位置)に移動させた状態である。この状態において、図20の右側の突起状の係合部18が穴形状の仮止部16に突入し、ここで固定状態となる。 On the other hand, FIG. 20 shows a state in which the
以上のように、本実施の形態によれば、手摺板7を、支持体11に支持された状態で、水平方向に移動可能にするとともに、この手摺板7の水平方向の移動の途上の所定の位置で、支持体11に対して手摺板7を固定する構成としたので、使用状況に応じて、手摺板7を水平方向に移動及び固定することができる。このように立上がり動作補助具1は、使用者5の動作を妨げることを抑制し、使用者5にとって使いやすいものとなる。 As described above, according to the present embodiment, the
例えば、使用者5が立上がり動作補助具1を使用するために、手摺板7の前に移動するときには、手摺板7を使用者5にとっての奥側に移動させれば狭さがなく簡単に移動できる。また、使用者5が手摺板7に手を添えて立ち上がったり、座ったりするときには、手摺板7を使用者5にとっての手前側に移動させ、身体に近い位置で使用できる。このように、使用者5が動作を簡単に行うことができ、使い勝手の良いものになるのである。 For example, when the
(実施の形態の変形例1)
本変形例では、固定機構の変形例の1つを説明する。(
In this modification, one modification of the fixing mechanism will be described.
図21A〜図21Dは、本変形例に係る固定機構の可動状態及び固定状態を示す模式図である。より具体的には、図21Aが可動状態を示しており、図21B、図21C及び図21Dが固定状態を示している。 21A to 21D are schematic diagrams illustrating a movable state and a fixed state of the fixing mechanism according to the present modification. More specifically, FIG. 21A shows the movable state, and FIGS. 21B, 21C, and 21D show the fixed state.
図21Aに示されるように、本変形例の固定機構では、係合具15aが2つの仮止部16a(第一仮止部ともいう)、及び、仮止部16b(第二仮止部ともいう)を有する。また、取り付け具21aが2つの係合部18a(第一係合部ともいう)、及び、係合部18b(第二係合部ともいう)を有する。 As shown in FIG. 21A, in the fixing mechanism of this modification, the
図21Aに示されるように、可動状態においては、上記実施の形態における固定機構と同様、係合部18a及び18bが、仮止部16a及び16bのいずれにも係合することがなく、係合具15aがレール14に沿って自由に滑動可能である。 As shown in FIG. 21A, in the movable state, the engaging
固定状態では、係合部18a及び18bのいずれか又は両方が、仮止部16a及び16bのいずれか又は両方に係合することで、係合具15aが、レール14の両端、及び、その間の位置の3つの位置のいずれかに固定され得る。 In the fixed state, either or both of the engaging
図21Bに示されるように、係合部18a及び18bが、それぞれ、仮止部16a及び16bに係合すると、係合具15aが、レール14上のX軸方向の中央の位置に固定される。このとき、手摺板7は、図2に示される位置に配置される。 As shown in FIG. 21B, when the engaging
図21Cに示されるように、係合部18a及び18bのうち、係合部18aが仮止部16bに係合すると、係合具15aが、レール14上のX軸負方向側の端の位置に固定される。このとき、手摺板7は、図5A及び図5Bに示される位置に配置される。 As shown in FIG. 21C, when the engaging
図21Dに示されるように、係合部18a及び18bのうち、係合部18bが仮止部16aに係合すると、係合具15aが、レール14上のX軸正方向側の端の位置に固定される。このとき、手摺板7は、図3に示される位置に配置される。 As shown in FIG. 21D, when the engaging
このように、固定機構が2つの仮止部16a及び16b、及び、2つの係合部18a及び18bを有することで、係合具15aを3つの位置のいずれかに固定することができる。 As described above, the fixing mechanism includes the two
(実施の形態の変形例2)
本変形例では、固定機構の変形例の別の1つを説明する。(
In this modification, another modification of the fixing mechanism will be described.
図22A〜図22Dは、本変形例に係る固定機構の可動状態及び固定状態を示す模式図である。より具体的には、図22A及び図22Cが可動状態を示しており、図22B及び図22Dが固定状態を示している。 22A to 22D are schematic diagrams illustrating a movable state and a fixed state of the fixing mechanism according to the present modification. More specifically, FIGS. 22A and 22C show the movable state, and FIGS. 22B and 22D show the fixed state.
図22Aに示されるように、本変形例の固定機構では、係合具15bが2つの仮止面16c及び16dを有し、取り付け具21bが2つの係合部18c及び18dを有する。また、レール14が、突き当たり面14a及び14bを有する。 As shown in FIG. 22A, in the fixing mechanism of this modification, the
仮止面16c及び16dは、係合具15bのうちX軸方向の正側及び負側それぞれに面する面である。仮止面16c及び16dそれぞれが、係合部18c及び18dそれぞれに当接することで、係合具15bが取り付け具21bにより挟持され固定される。 The temporary fixing surfaces 16c and 16d are surfaces facing the positive side and the negative side in the X-axis direction of the engaging
ここで、係合部18cは、係合部18dより、突出高さが大きい。この突出高さの違いにより、係合具15bが比較的速い速度で移動しているときでも、より確実に、係合部18c及び18dにより仮止面16c及び16dを固定することができる。なお、本変形例の固定機構では、2つの取り付け具21bのY軸方向への移動量が互いに異なる。そのため、連結部19の中央部の回転軸(ねじ20)がわずかにY軸方向に移動可能に構成されている。以降でより具体的に説明する。 Here, the protrusion height of the engaging
図22Aは、係合具15bがレール14上のX軸正方向側の端からX軸負方向へ向かって移動しているときの係合具15b及び取り付け具21bの位置を示している。このとき、取り付け具21bには、ばね(不図示)により取り付け具21bをY軸正方向へ付勢する付勢力が作用している。この付勢力により、係合部18dが係合具15bの平坦面15cに当接されるとともに、係合具15bが移動し得る領域15dに係合部18cが侵入する。このとき、連結部19の中央部の回動軸が仮想線Q上に位置しており、2つのレール14のちょうど中間の位置を示す仮想線PよりY軸正方向にずれている。 FIG. 22A shows the positions of the
図22Aに示される状態からさらに係合具15bがX軸負方向へ移動すると、係合具15bの仮止面16cが係合部18cに衝突し移動を終える。この状態で解除操作部12により係合具15bが固定されると、係合部18c及び18dそれぞれが、仮止面16c及び16dそれぞれに当接することで、係合具15bが取り付け具21bにより挟持され固定される(図22B)。また、連結部19の中央部の回動軸が仮想線P上に位置している。このとき、手摺板7は、図4に示される位置に配置される。 When the
図22Cは、図22Bに示される状態からさらに係合具15bがX軸負方向へ移動しているときの係合具15b及び取り付け具21bの位置を示している。また、連結部19の中央部の回動軸が仮想線R上に位置しており、仮想線PよりY軸負方向にずれている。 FIG. 22C shows the positions of the
図22Bに示される状態からさらに係合具15bをX軸負方向へ移動するとき、上記ばねによる付勢力により、係合部18cが係合具15bの平坦面15cに当接する。 When the engaging
図22Cに示される状態からさらに係合具15bがX軸負方向へ移動すると、係合具15bの仮止面16cが突き当たり面14aに衝突し移動を終える。この状態で解除操作部12により係合具15bが固定されると、突き当たり面14aが仮止面16dに接触し、係合部18cが仮止面16dに当接することで、係合具15bが取り付け具21bにより挟持され固定される(図22D)。また、連結部19の中央部の回動軸が仮想線S上に位置しており、仮想線PよりY軸負方向にずれている。このとき、手摺板7は、図5A及び図5Bに示される位置に配置される。 When the engaging
なお、上記では、手摺板7がX軸負方向へ移動する場合について説明したが、同様の説明は、手摺板7がX軸正方向へ移動する場合についても成立する。この場合、Y軸負方向側に配置されているレール、係合具及び取り付け具が上記と同様に機能する。 In the above description, the case where the
(実施の形態の変形例3)
本変形例では、手摺板7の詳細構成及び変形例を説明する。(
In this modification, a detailed configuration and modification of the
図23Aは、実施の形態に係る手摺板7の詳細構成を示す斜視図である。図23Bは、本実施の形態に係る手摺板7の断面図である。図23Cは、本実施の形態に係る手摺板7の使用場面の説明図である。 FIG. 23A is a perspective view illustrating a detailed configuration of the
図23A及び図23Bに示されるように、手摺板7は、握り部7aと、湾曲部7bと、凹部7cと、平坦部7dとを有する。 As shown in FIGS. 23A and 23B, the
握り部7aは、断面が略円形状の長尺部材であり、手摺板7の少なくとも1つの辺上に延設された突出部である。より具体的には、握り部7aは、手摺板7の移動方向(X軸方向)の端部の1つを含む辺に配置されている。握り部7aは、使用者5により握られる部分である(図23C参照)。握り部7aの断面の略円形状の径は、例えば、直径30mm程度である。握り部7aは、平坦部7dと一体成形又は一体化されている。 The
湾曲部7bは、握り部7aが配置されている辺と対向する辺に設けられ、胴体の形状に沿うように、握り部7aに向かって凸に湾曲している。湾曲部7bは、使用者5の胴体が当接する部分である。手摺板7が湾曲部7bを有することで、使用者5の胴体(腹部)が手摺板7に当たる面を広げ、手摺板7から使用者5に作用する抗力を低減することができる。 The
平坦部7dは、平坦な面を有する手摺板7の中央部である。湾曲部7bは、手摺板7のうち、使用者5の前腕が載置される部分である(図23C参照)。なお、平坦部7dには、若干の凹凸があってもかまわない。 The
凹部7cは、握り部7aに近接して延設され、使用者5が握り部7aを握るときに指などの手の一部が入り込む凹みである(図23C参照)。凹部7cがあることで、使用者5が握り部7aを握りやすくすることができる。凹部7cは、例えば、平坦部7dに対して10mm程度へこむ凹みである。 The
使用者5は、立上がり動作補助具1を使用する際には、前腕を平坦部7dに置き、手で握り部7aを握る。そして、自身の体重を前腕及び手により手摺板7に預けながら立ち上がる。 When using the rising
このようにして立ち上がると、前腕及び手の比較的広い面積で手摺板7に接触しているので、使用者5が手摺板7に体重を預けやすい。また、使用者5の身体が、手摺板7から使用者5に作用する抗力を比較的広い面積で受けるので、その抗力により痛みを感じることが少ない。 When standing up in this manner, the
図24は、手摺板7の変形例1の斜視図である。 FIG. 24 is a perspective view of
図24に示される手摺板7は、平坦部7dを有し、握り部7a及び凹部7cを有しない。 The
使用者5は、前腕を平坦部7dに置き、使用者5から見て奥側(X軸正方向側)の手摺板7の縁7eを握ることで立上がり動作を行うことができる。図24に示される手摺板7は、図23Aに示される手摺板7と比較して、形状が単純であることから設計及び製造のコストを削減できる利点がある。 The
図25は、手摺板7の変形例2の斜視図である。 FIG. 25 is a perspective view of a second modification of the
図25に示される手摺板7は、握り部7fと平坦部7dとを有する。握り部7fは、握り部7aと同様、使用者5により握られる機能を有する。握り部7fは、平坦部7dと一体成形されておらず、平坦部7dに対してネジなどにより固定される。図25に示される手摺板7は、一体成形によらずに握り部7fを備えることから、設計及び製造工程の柔軟性の点で利点がある。例えば、図25に示される手摺板7は、設計当初からこの形として設計及び製造されたものであってももちろんよいし、図24に示される手摺板7が製造された後に握り部7fを後付けすることで製造されることも可能である。 The
以上のように、本実施の形態及び変形例に係る立上がり動作補助具1は、支持体11と、支持体11上に水平面に平行に設けられた手摺板7とを備え、手摺板7は、水平面内の所定の移動方向に移動可能である。 As described above, the rising
これによれば、立上がり動作補助具1は、手摺板7が移動することで、手摺板7の位置が可変である。これにより、手摺として使用され使用者5の体重を預けられる一方、使用者5の身体が配置されるスペースの確保する位置に配置されることも可能である。また、手摺板7が板体であることから、握力が弱い使用者5、又は、握ることができない使用者5が前腕を載置することで立上がり動作補助具1を使用することもできる。このように、立上がり動作補助具1は、人の動作を妨げることを抑制することができる。 According to this, in the rising
また、手摺板7は、移動方向の長さより、水平面内で移動方向に直交する方向の長さが長いとしてもよい。 Moreover, the
これによれば、使用者5の手及び前腕の一部又は全部が載置されるのに適した形状となり、使用者5が手及び前腕の一部又は全部を置いて利用しやすい利点がある。 According to this, it becomes a shape suitable for placing a part or all of the user's 5 hand and forearm, and there is an advantage that the
また、さらに、手摺板7を、手摺板7の移動の途上の所定の位置に固定する固定機構(仮止部16と係合部18)を備えてもよい。 Furthermore, you may provide the fixing mechanism (the
これによれば、立上がり動作補助具1は、手摺板7を所定の位置に固定することで、手摺板7が使用者5の意図に反して移動することを防止することができる。 According to this, the rising
また、さらに、手摺板7の、上記直交する方向における端部に、固定機構による固定の解除の操作を受ける解除操作部12を備えてもよい。 Furthermore, a
これによれば、使用者5にとっての左右両側から、手摺板7の固定及び固定の解除の操作がなされ得る。よって、使用者5は、より容易に手摺板7の固定及び固定の解除の操作を行うことができる。 According to this, the operation of fixing and releasing the fixing of the
また、解除操作部12は、2つの解除操作部12を有し、2つの解除操作部12の一方が操作を受けたことに連動して、2つの解除操作部12の他方が固定の解除の操作を受けてもよい。 In addition, the
これによれば、使用者5は、使用者5にとっての左右両側それぞれに設けられた解除操作部12のうちの一方のみを操作することで、より容易に手摺板7の固定及び固定の解除の操作を行うことができる。 According to this, the
また、2つの解除操作部12それぞれは、手摺板7の中心部に設けられた回転軸に軸支されてシーソー運動をする長尺状の連結部19bの両端それぞれに連結されていてもよい。 Each of the two
これによれば、解除操作部12のうちの一方のみを操作することで手摺板7の固定及び固定の解除の操作を具体的に実現することができる。 According to this, the operation of fixing and releasing the
また、手摺板7は、移動方向に延設され手摺板7の移動を案内するレール14を下面に有し、支持体11には、仮止部16が設けられ、解除操作部12には、レール14に沿って配置される複数の係合部18であって、それぞれが仮止部16により固定される複数の係合部18が設けられ、固定機構は、複数の係合部18のいずれかと仮止部16とが固定されることで手摺板7を固定してもよい。 In addition, the
これによれば、手摺板7は、レール14に案内されて安定して移動するとともに、固定機構により確実に固定され得る。 According to this, the
また、仮止部16は、第一仮止部(仮止部16a)及び第二仮止部(仮止部16b)を有し、複数の係合部は、第一係合部(係合部18a)及び第二係合部(係合部18b)を含み、手摺板7の移動の途上の位置は、第一位置、第二位置及び第三位置をこの順に含み、手摺板7が第二位置に固定されるときには、第一仮止部が第一係合部を固定し、かつ、第二仮止部が第二係合部を固定し、手摺板7が第一位置に固定されるときには、第二仮止部が第一係合部を固定し、手摺板7が第三位置に固定されるときには、第一仮止部が第二係合部を固定してもよい。 Moreover, the
これによれば、手摺板7は、2つの受け部と2つの固定具とで3つの位置のいずれかに選択的に固定され得る。 According to this, the
また、手摺板7は、移動方向における端部の1つを含む辺に配置される長尺状の握り部7aを有してもよい。 Further, the
これによれば、使用者5は、手で握り部7aを握り、自身の体重を前腕及び手により手摺板7に預けながら立ち上がることができる。 According to this, the
また、握り部7aは、手摺板7と一体化されていてもよい。 Further, the
これによれば、手摺板7に握り部7aとしての別部材を取り付けることなく、使用者5によって握られやすい手摺板7が構成される。 According to this, the
また、手摺板7の、握り部7aが配置されている辺と対向する辺は、握り部7aに向かって凸に湾曲していてもよい。 In addition, the side of the
これによれば、使用者5の胴体が当接する部分の面積を広げ、手摺板7から使用者5に作用する抗力を低減することができる。 According to this, the area of the part with which the user's 5 trunk | drum contacts can be expanded, and the drag force which acts on the
なお、上記の実施の形態の一部又は全部は、以下のようにも記載され得るが、以下の記載に限定されない。 In addition, although a part or all of said embodiment may be described also as follows, it is not limited to the following description.
(1)設置体と、前記設置体に立設された支柱体と、前記支柱体の上部に配置された支持体と、前記支持体に対して水平方向に移動自在に設けられた手摺板と、を備え、前記手摺板は、前記支持体に支持された状態で、水平方向に移動自在であるとともに、前記手摺板は、前記手摺板の水平方向における移動場所で、前記支持体に仮固定される立上がり動作補助具。 (1) An installation body, a support body erected on the installation body, a support body disposed above the support body, and a handrail plate provided so as to be movable in a horizontal direction with respect to the support body The handrail plate is movable in the horizontal direction while being supported by the support body, and the handrail plate is temporarily fixed to the support body at a position where the handrail plate is moved in the horizontal direction. Stand-up operation aids.
(2)前記手摺板は、縦方向よりも横方向が長い形状に形成されるとともに、前記手摺板は、その縦方向に移動が可能である(1)に記載の立上がり動作補助具。 (2) The handrail plate according to (1), wherein the handrail plate is formed in a shape that is longer in the horizontal direction than in the vertical direction, and the handrail plate is movable in the vertical direction.
(3)前記手摺板の縦方向に、前記手摺板の仮固定を解除する解除操作部を設けた(1)または(2)に記載の立上がり動作補助具。 (3) The rising motion assisting tool according to (1) or (2), wherein a release operation unit that releases temporary fixing of the handrail plate is provided in a vertical direction of the handrail plate.
(4)前記解除操作部は、前記手摺板の両方の縦方向にそれぞれ配置され、少なくとも一方の前記解除操作部が操作されると、他方の前記解除操作部も連動して操作される(3)に記載の立上がり動作補助具。 (4) The release operation unit is arranged in both longitudinal directions of the handrail plate, and when at least one of the release operation units is operated, the other release operation unit is also operated in conjunction (3 ) Standing movement assisting tool.
(5)前記解除操作部は、前記手摺板の両方の縦方向にそれぞれ配置され、前記各解除操作部には、それぞれ相手側に向けて延びた第1の連結部の一端側が連結され、前記第1の連結部の他端側は、シーソー運動をする第2の連結部の異なる端部に連結された(4)に記載の立上がり動作補助具。 (5) The release operation unit is arranged in both longitudinal directions of the handrail plate, and each release operation unit is connected to one end side of a first connection unit extending toward the other side, The other end side of the first connecting portion is the rising motion assisting tool according to (4) connected to a different end portion of the second connecting portion that performs the seesaw motion.
(6)前記支持体の上面にレールが配置され、前記レール上を前記手摺板が滑動するとともに、前記支持体には、前記手摺板の滑動移動方向に複数の仮止部が配置され、前記手摺板の前記解除操作部に連結された係合部が、前記複数の仮止部のいずれかに選択的に係合する(3)から(5)のいずれかに記載の立上がり動作補助具。 (6) A rail is disposed on the upper surface of the support body, the handrail plate slides on the rail, and a plurality of temporary fixing portions are disposed on the support body in a sliding movement direction of the handrail plate, The rising motion assisting tool according to any one of (3) to (5), wherein an engagement portion connected to the release operation portion of the handrail plate selectively engages with any of the plurality of temporary fixing portions.
(7)前記支持体の前記レールに、前記手摺板の滑動移動方向に前記複数の仮止部が配置された(6)に記載の立上がり動作補助具。 (7) The rising motion assisting tool according to (6), wherein the plurality of temporary fixing portions are arranged on the rail of the support body in a sliding movement direction of the handrail plate.
(8)前記支持体には、前記手摺板の滑動移動方向に第1及び第2の仮止部が配置され、前記手摺板の前記解除操作部には、第1及び第2の係合部が連結され、前記手摺板が中央位置に存在するときには、前記支持体の前記第1の仮止部に、前記手摺板の前記第1の係合部が係合し、且つ、前記支持体の前記第2の仮止部に、前記手摺板の前記第2の係合部が係合し、前記手摺板が一方側に移動したときには、前記支持体の前記第1の仮止部に、前記手摺板の前記第2の係合部が係合し、前記手摺板が他方側に移動したときには、前記支持体の前記第2の仮止部に、前記手摺板の前記第1の係合部が係合する(6)または(7)に記載の立上がり動作補助具。 (8) The support is provided with first and second temporary fixing portions in the sliding movement direction of the handrail plate, and the release operation portion of the handrail plate includes first and second engaging portions. Are connected, and the handrail plate is in the center position, the first engagement portion of the handrail plate is engaged with the first temporary fixing portion of the support body, and the support body When the second engaging portion of the handrail plate is engaged with the second temporary fixing portion and the handrail plate is moved to one side, the first temporary fixing portion of the support is When the second engagement portion of the handrail plate is engaged and the handrail plate is moved to the other side, the first engagement portion of the handrail plate is placed on the second temporary fixing portion of the support. The rising motion assisting tool according to (6) or (7).
これらにより、上記立上がり動作補助具と同様の効果を奏する。 As a result, the same effects as the above-described rising motion assisting tool are obtained.
(その他)
以上、本発明に係る立上がり動作補助具について、上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。(Other)
As described above, the rising motion assisting tool according to the present invention has been described based on the above embodiment, but the present invention is not limited to the above embodiment.
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。 In addition, the embodiment can be realized by arbitrarily combining the components and functions in each embodiment without departing from the scope of the present invention, or a form obtained by subjecting each embodiment to various modifications conceived by those skilled in the art. Forms are also included in the present invention.
1 立上がり動作補助具
7 手摺板
7a、7f 握り部
11 支持体
12 解除操作部
14 レール
16、16a、16b 仮止部
18、18a、18b、18c、18d 係合部
19、19a、19b 連結部DESCRIPTION OF
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