









本発明は、トレーニング中における筋肉の疲労感を低減させるように放音制御を行う技術に関する。 The present invention relates to a technique for controlling sound emission so as to reduce muscle fatigue during training.
楽曲を聴きながらトレーニングを行うことにより、同じ運動強度であっても、自覚的な運動強度が軽減される技術がある。例えば、特許文献1に開示されている技術を用いて、運動リズムに合ったテンポの楽曲を聴きながらトレーニングを行うことにより、同じ運動強度でトレーニングを行っても運動者の疲労感が軽減され、また、快適なトレーニングを行うことができる。 There is a technology that reduces the subjective exercise intensity even if the exercise intensity is the same by performing training while listening to music. For example, by using the technique disclosed in
特許文献1に開示された技術においては、心拍数を測定し、その結果に対応した運動強度でトレーニングを行うように楽曲のテンポを調整することによって、運動者の心肺機能を高めるトレーニングを行うことに適している。一方、身体的な疲労感がわからないため、筋力を高める効果的なトレーニングを行うのは困難な場合があった。 In the technique disclosed in
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、運動者の筋力を高めるトレーニングを効果的に行い、またトレーニングにおける疲労感を軽減させることができる放音制御装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and it is an object of the present invention to provide a sound emission control device that can effectively perform exercises that increase the muscular strength of an exerciser and can reduce fatigue during training. And
上述の課題を解決するため、本発明は、利用者の身体の一部に取り付けて、前記身体の一部に発生する筋電位を測定する測定手段と、前記測定手段によって測定した筋電位に基づいて、前記身体の一部の疲労の程度を示す疲労度を算出する算出手段と、設定される処理の内容にしたがって楽音信号を生成する生成手段と、楽音信号が供給されることにより放音する放音手段に対して、前記生成手段によって生成された楽音信号を供給する供給手段と、前記放音手段からの放音により前記利用者に聴取される内容が、前記算出手段によって算出された疲労度に応じた内容となるように、前記生成手段に設定される処理の内容を制御する制御手段とを具備することを特徴とする放音制御装置を提供する。 In order to solve the above-described problems, the present invention is based on a measuring means attached to a part of a user's body and measuring a myoelectric potential generated in the part of the body, and a myoelectric potential measured by the measuring means. Calculating means for calculating a degree of fatigue indicating the degree of fatigue of a part of the body, generating means for generating a musical sound signal in accordance with the content of the set processing, and releasing the musical sound signal when supplied Supply means for supplying a musical sound signal generated by the generating means to the sound emitting means, and the content heard by the user by sound emission from the sound emitting means is the fatigue calculated by the calculating means. There is provided a sound emission control device comprising control means for controlling the content of processing set in the generation means so that the content according to the degree is obtained.
また、別の好ましい態様において、前記利用者の運動の態様を検出する検出手段をさらに具備し、前記制御手段は、前記放音手段からの放音により前記利用者に聴取される内容が、前記算出手段によって算出された疲労度および前記検出手段によって検出された運動の態様に応じた内容となるように、前記生成手段に設定される処理の内容を制御することを特徴とする。 Further, in another preferred aspect, the apparatus further comprises detection means for detecting an aspect of the user's movement, and the control means is configured to listen to the content heard by the user by sound emission from the sound emission means. The content of the processing set in the generation unit is controlled so that the content corresponds to the degree of fatigue calculated by the calculation unit and the mode of movement detected by the detection unit.
また、別の好ましい態様において、前記制御手段は、前記算出手段が算出した疲労度が予め設定された値以上になると、前記放音手段からの放音が開始されるように、前記生成手段による楽音信号の生成を制御することを特徴とする。 Moreover, in another preferable aspect, the control means is configured to cause the generation means to start sound emission from the sound emission means when the degree of fatigue calculated by the calculation means exceeds a preset value. It is characterized by controlling the generation of a musical sound signal.
本発明によれば、運動者の筋力を高めるトレーニングを効果的に行行い、またトレーニングにおける疲労感を軽減させることができる放音制御装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the sound emission control apparatus which can perform the training which raises an exerciser's muscular strength effectively, and can reduce the feeling of fatigue in training can be provided.
以下、本発明の一実施形態について説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described.
<実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係る楽音再生装置1の使用態様を説明する説明図である。楽音再生装置1は、本体部10、筋電位測定部20および放音部30を有している。楽音再生装置1の利用者である運動者1000は、楽音再生装置1を使用するときには、本体部10を腰や腕などに装着し、筋電位測定部20を運動時に最も使用すると考えられる筋肉の部位(この例においては大腿部)に装着する。また、運動者1000は、ヘッドフォンなどの放音部30を耳に装着して、放音部30からの放音を聴取する。そして、運動者1000は、楽音再生装置1を使用しながら運動(この例においては歩行運動)を行う。運動者1000が楽音再生装置1を使用しながら運動をすると、運動者1000によって聴取される内容が運動者1000の疲労の程度により変化するようになっている。<Embodiment>
FIG. 1 is an explanatory diagram for explaining a usage mode of the musical
図2は、本発明の実施形態に係る楽音再生装置1の構成を示すブロック図である。本体部10は、筋電位測定部20および放音部30と有線または無線により接続している。本体部10は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、楽音信号出力部15、信号入力部16、運動検出部17およびインターフェイス18を有し、バスを介して互いに接続されている。 FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the musical
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、DSP(Digital Signal Processor)などを有する。CPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出して、RAMにロードして実行することにより、本体部10の各部について、バスを介して制御し、後述する放音制御機能などを実現する。また、RAMは、CPUが各データの加工などを行う際のワークエリアとして機能する。 The
記憶部12は、例えば、不揮発性メモリなどの大容量記憶手段であって、楽曲データなどの各種データを記憶している。なお、記憶部12は、外付けの不揮発性メモリなどの記録媒体を、接続インターフェイスなどを介して接続したものであってもよい。 The
楽曲データは、例えば、非圧縮の波形データであるWAVE形式、圧縮された波形データ、例えば、MP3(MPEG-1 Audio Layer-3)形式などの波形データファイルである。記憶部12には、複数の楽曲データ(楽曲データA、楽曲データB、楽曲データC、・・・)が記憶され、また、これらの楽曲データの各々について、その楽曲データのテンポを示す情報を対応付けた対応テーブルを記憶している。 The music data is, for example, a waveform data file in the WAVE format that is uncompressed waveform data, compressed waveform data, for example, MP3 (MPEG-1 Audio Layer-3) format, or the like. The
図3は、楽曲データとテンポとを対応付けた対応テーブルを説明する図である。図3に示すように、楽曲データA、楽曲データB、楽曲データCには、それぞれテンポ「120」、「150」、「90」が対応付けられている。記憶部12に新たな楽曲データが記憶されると、楽曲データの供給元から、その楽曲データのテンポを示す情報を取得したり、楽曲データが示す波形を解析してテンポを取得したりして、楽曲データとテンポとの対応付けを対応テーブルに設定していく。 FIG. 3 is a diagram illustrating a correspondence table in which music data and tempo are associated with each other. As shown in FIG. 3, tempo “120”, “150”, and “90” are associated with music data A, music data B, and music data C, respectively. When new music data is stored in the
図2に戻って説明を続ける。操作部13は、操作ボタンなどを有し、利用者が操作ボタンを操作するとその操作内容を表すデータが制御部11へ出力される。例えば、電源のオンオフ、音量の制御、再生の開始などの指示を操作によって行う。 Returning to FIG. 2, the description will be continued. The
表示部14は、表示画面に画像を表示する液晶ディスプレイなどの表示デバイスである。表示部14は、制御部11の制御により、表示画面に画像を表示する。表示画面に表示される表示される画像は、操作に応じた表示、メニュー表示、後述するようにして算出した疲労度、運動テンポなどの各種表示である。 The
楽音信号出力部15は、放音部30と有線または無線により接続するインターフェイスを有し、制御部11の制御によって入力される楽音データに対してデジタルアナログ変換処理、増幅処理などを施した楽音信号を、接続されている放音部30に供給する。楽音信号出力部15が放音部30に楽音信号を供給することによって、放音部30から放音され、楽音信号に係る音が運動者1000によって聴取される。 The tone
信号入力部16は、筋電位測定部20から出力される筋電位信号が入力されるインターフェイスであり、入力された筋電位信号を制御部11に出力する。 The
運動検出部17は、例えば、加速度センサ、振動センサなどにより運動者1000による運動の態様を検出するセンサであって、運動者1000の運動の態様に応じた検出信号を制御部11に出力する。なお、地磁気センサ、ジャイロセンサなど、様々なセンサを用いてもよいし、複数のセンサを併用してもよい。なお、これらのセンサは、本体部10の外部に設けられてもよい。この場合には、筋電位測定部20から筋電位信号が入力される信号入力部16と同様に、外部に設けられたセンサの出力信号が入力される信号入力部を設ければよい。 The
インターフェイス18は、例えば、外部装置と有線接続する接続端子、無線接続する無線接続手段、ネットワークなどを介して接続する通信手段などであって、接続した外部装置と各種データの送受信を行う。例えば、楽曲データを受信した場合には、制御部11の制御によって記憶部12に記憶される。 The
筋電位測定部20は、表面筋電位計測を行う複数の電極が設けられた測定バンドを有する。筋電位を測定したい身体の部位に測定バンドを巻きつけると、各電極が測定部位に接触するようになっている。筋電位測定部20は、このようにして測定バンドが取り付けられた身体の一部の測定部位における筋電位(表面筋電位)を測定し、測定された筋電位を示す筋電位信号を信号入力部16に出力する。ここで、筋電位は非常に低い電圧であるため、信号入力部16に出力する前に、差動アンプを用いた双極誘導法を用いてノイズを低減する処理、アンプを用いた増幅処理、不要な周波数帯域を除去するフィルタ処理などを行って、ノイズの影響を減少させた筋電位信号に変換してもよい。 The myoelectric
放音部30は、上述したように、ヘッドフォンなどの放音手段を有し、楽音信号出力部15から供給される楽音信号を放音して、運動者1000に聴取させる。 As described above, the
以上が、楽音再生装置1の構成の説明である。次に、制御部11が制御プログラムを実行することによって放音制御機能が実現されるときにRAM上に構成される放音制御部100について図4を用いて説明する。なお、以下に説明する放音制御部100については、それぞれの各機能の全部または一部をハードウエアによって実現してもよい。 The above is the description of the configuration of the music
図4は、本発明の実施形態に係る放音制御部100の構成を示すブロック図である。放音制御部100は、運動テンポ算出部101、疲労度算出部102、再生制御部103および再生部104を有する。 FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of the sound
運動テンポ算出部101は、運動検出部17から出力される検出信号を解析して、運動のテンポを算出する。運動のテンポとは、反復される運動が単位時間(この例においては1分間)に何回あったかを示すものであり、例えば、運動者1000の運動が歩行あれば、歩数が1分間に何歩であったかを、検出信号を解析して算出する。具体的な一例としては、運動検出部17が振動センサであり、一歩毎に発生する振動を検出すると検出信号としてピークを出力するものであれば、検出信号のピーク間隔の一定時間内における平均を測定することによって算出する。例えば、ピーク間隔の平均が0.5秒であれば、1分間に120歩であることから、運動テンポを「120」として算出することになる。運動テンポ算出部101は、このようにして算出した運動テンポを示す情報を再生制御部103に出力する。なお、運動テンポは、歩行に係るものだけでなく、反復して身体を動かすような運動であれば取得可能であるから、その運動の種類は反復されるものであればどのようなものであってもよい。 The exercise
疲労度算出部102は、筋電位測定部20から出力された筋電位信号を解析して、筋電位測定部20による測定部位の疲労の程度を示す疲労度を算出し、疲労度を示す情報を再生制御部103に出力する。一般に筋肉に疲労して乳酸が蓄積すると、同じ負荷であっても筋電位が高くなり、筋電位の周波数も低下する。疲労度算出部102は、この現象を利用し、入力される筋電位信号のレベル、周波数分布を解析してその変化を測定することにより、測定部位(身体の一部)における筋肉の疲労の程度を示す疲労度を算出する。 The fatigue
なお、筋電位が上昇した場合には、疲労の程度が増加した場合と、筋肉への負荷が増加した場合があるが、反復される運動については、一定の負荷であることが多く、負荷が増加してもそれは一時的であることが多いため、筋電位信号をある程度の時間の幅をもって解析(例えば、直前の一定時間分の平均を取った筋電位信号から疲労度を算出)することにより、疲労度をより精密に算出することができる。また、一定のテンポの楽曲を聴きながら反復運動をすると、楽曲のテンポに対応する運動テンポでの反復運動となり、さらに一定の負荷となりやすい。 When the myoelectric potential increases, the degree of fatigue may increase and the load on the muscle may increase, but the repeated exercise is often a constant load, and the load is Even if it increases, it is often temporary, so by analyzing the myoelectric signal with a certain amount of time (for example, calculating the degree of fatigue from the myoelectric signal averaged over the previous fixed time) The degree of fatigue can be calculated more precisely. Further, if the repetitive motion is performed while listening to music having a constant tempo, the repetitive motion is performed at a motion tempo corresponding to the tempo of the music, and a constant load is likely to occur.
再生制御部103は、運動テンポ算出部101によって出力された運動テンポと、疲労度算出部102によって出力された疲労度とに基づいて、再生部104に再生テンポを設定することにより再生部104を制御する。この例においては、再生制御部103は、疲労度算出部102から出力される疲労度が第1しきい値L1以上に変化すると、設定する再生テンポを「30」小さくするように変更する。そして、再生テンポの設定を変更してから一定時間ta経過しても疲労度が第1しきい値L1以上を維持している場合には、さらに再生テンポを「30」小さくするように設定を変更する。 The
一方、疲労度算出部102から出力される疲労度が、第1しきい値L1より小さい第2しきい値L2未満に変化すると、再生制御部103は、設定する再生テンポを「30」大きくするように変更する。そして、再生テンポの設定を変更してから一定時間tb経過しても疲労度が第2しきい値L2未満を維持している場合には、さらに再生テンポを「30」大きくするように設定を変更する。このようにして、再生制御部103は、再生部104の再生を制御する。なお、再生制御部103は、疲労度算出部102から出力される疲労度について、最初に出力された疲労度に対する相対値を用いて、第1しきい値L1、第2しきい値L2と比較するようにしてもよい。この場合には、第1しきい値L1、第2しきい値L2についてもこの相対値に対して定められる値とする。 On the other hand, when the fatigue level output from the fatigue
また、再生制御部103は、再生部104に設定する再生テンポを変更すると、設定した再生テンポと、運動テンポ算出部101によって出力された運動テンポとを比較し、運動テンポが再生テンポに追従(この例においては、運動テンポが再生テンポから一定範囲のテンポに一定時間維持された場合を追従という)するまでの間、再生部104に再生テンポに対応する間隔でガイド音を出力させるように制御する。例えば、再生テンポが「120」に設定されている場合には、0.5秒間隔でクリック音などのガイド音を再生部104に出力されるように制御する。なお、このガイド音については、出力させなくてもよく、この場合には、再生制御部103における再生部104の制御には、運動テンポは不要であるから、運動検出部17および運動テンポ算出部101については用いなくてもよい。 When the playback tempo set in the
再生部104は、再生制御部103によって設定された再生テンポに対応する楽曲データを記憶部12に記憶された対応テーブルを参照して選択する。例えば、再生テンポが「120」に設定されている場合には、対応テーブルを参照して、テンポが「120」に対応する楽曲データ(楽曲データA)を選択する。そして、再生部104は、選択した楽曲データを読み出して再生するより楽音データを生成して楽音信号出力部15に出力する。なお、設定された再生テンポに対応する楽曲データがない場合には、最も近いテンポに対応する楽曲データを選択すればよい。 The
また、再生制御部103に設定される再生テンポが変更された場合には、再生部104は、再生する楽曲データを、変更後の再生テンポに対応する楽曲データに変更する。なお、テンポが徐々に変化するような楽曲データを予め記憶部12に記憶しておけば、設定される再生テンポが変更されるときに、その楽曲データを用いて、変更前と変更後の楽曲データの再生間をつなぐようにしてもよい。 When the playback tempo set in the
このとき、再生制御部103によりガイド音を出力するように制御されているときには、再生部104は、楽曲データに係る音にガイド音が重畳されたものとなるように、楽音データを生成する。このとき、楽曲データに係る音が示す拍のタイミングとガイド音とが一致するように重畳させることが望ましい。このように一致させるためには、楽曲データに係る音を解析して、レベルの変化などから拍のタイミングを検出して、そのタイミングに一致させるようにしてもよい。これは、楽曲データに係る波形を解析して拍のタイミングを検出してもよいし、楽曲データに予め拍のタイミングを示すタイミング情報が含まれるようにして、タイミング情報から拍のタイミングを検出してもよい。また、楽曲データに係る音の最初の発音タイミングが拍のタイミングに対応するものとしておけば、最初のタイミングを拍のタイミングとして検出することもできる。以上が、放音制御部100の構成についての説明である。 At this time, when the
次に、楽音再生装置1の動作の具体的な一例について、図5を用いて説明する。運動者1000は、放音部30からの放音を聴取しながら、歩行を続けているものとする。このとき、再生部104には、再生制御部103によって、再生テンポが「120」として設定され、テンポが「120」の楽曲データAが再生部104によって再生されているものとする。運動者1000は、楽曲データAに係る楽音を聴取しながら歩行し、この歩行により算出される運動テンポは概ね「120」を示しているものとする。 Next, a specific example of the operation of the music
図5は、再生制御部103の制御態様の一例を説明する図であり、運動テンポ(実線)および再生テンポ(破線)の関係、および疲労度(二点鎖線)の関係を時刻の進行に沿って示している。時刻t1に至るまでは、再生テンポが「120」であり、運動テンポも概ね「120」を維持し、疲労度は、徐々に増加している。時刻t1において疲労度が第1しきい値L1以上となることにより、再生制御部103は、再生テンポの設定を変更して「120」より「30」少ない「90」とすることにより、再生部104は、記憶部12から読み出す楽曲データを楽曲データCに変更して再生する。これによって、運動者1000は、テンポ「90」の楽曲データCに係る楽音を聴取することになる。また、このとき、聴取する楽音には、テンポ「90」に対応する間隔でガイド音も含まれている。 FIG. 5 is a diagram for explaining an example of the control mode of the
運動者1000は、この楽音を聴取しながら、ガイド音に合わせるように歩行速度を落としていくことにより、運動テンポが「90」に近づいていくとともに、疲労度が減少しはじめて、時刻t2において第1しきい値L1未満となる。この例においては、時刻t1から時刻t2までの時間は、上述した一定時間taより短いものとする。なお、時刻t1から一定時間taが経過しても、疲労度が第1しきい値L1未満とならない場合には、さらにテンポを「30」少なくして、設定する再生テンポを「60」に変更すればよい。 The athlete 1000 listens to this musical sound and decreases the walking speed so as to match the guide sound, so that the exercise tempo approaches “90” and the fatigue level starts to decrease at time t2. It becomes less than 1 threshold value L1. In this example, it is assumed that the time from time t1 to time t2 is shorter than the predetermined time ta described above. If the fatigue level does not become less than the first threshold value L1 even after a certain time ta has elapsed from time t1, the tempo is further reduced by “30” and the set playback tempo is changed to “60”. do it.
運動者1000の運動テンポが再生テンポに追従(図5においては、時刻t1から時間tc1の経過後)すると、再生制御部103は、再生部104を制御してガイド音を停止させる。 When the exercise tempo of the exerciser 1000 follows the reproduction tempo (in FIG. 5, after the elapse of time tc1 from time t1), the
疲労度が減少して時刻t3に達すると、疲労度が第2しきい値L2未満となり、再生制御部103は、再生テンポの設定を変更して「90」より「30」大きい「120」とすることにより、再生部104は、記憶部12から読み出す楽曲データを楽曲データAに変更して再生する。これによって、運動者1000は、テンポ「120」の楽曲データAに係る楽音を聴取することになる。また、このとき、聴取する楽音には、テンポ「120」に対応する間隔でガイド音も含まれている。 When the fatigue level decreases and reaches time t3, the fatigue level becomes less than the second threshold value L2, and the
運動者1000は、この楽音を聴取しながら、歩行速度を速くしていくことにより、運動テンポが「120」に近づいていくとともに、疲労度が増加しはじめて、時刻t4において第2しきい値L2以上となる。この例においては、時刻t3からt4までの時間は、上述した一定時間tbより短いものとする。なお、時刻t3から一定時間tbが経過しても、疲労度が第2しきい値L2以上とならない場合には、さらにテンポを「30」大きくして、設定する再生テンポを「150」に変更すればよい。 The exerciser 1000 increases the walking speed while listening to this musical sound, so that the exercise tempo approaches “120” and the fatigue level starts to increase. At time t4, the second threshold L2 That's it. In this example, it is assumed that the time from time t3 to t4 is shorter than the predetermined time tb described above. If the fatigue level does not exceed the second threshold value L2 even after the elapse of a certain time tb from time t3, the tempo is further increased by “30” and the set playback tempo is changed to “150”. do it.
運動者1000の運動テンポが再生テンポに追従(図5においては、時刻t3から時間tc2の経過後)すると、再生制御部103は、再生部104を制御してガイド音を停止させる。 When the exercise tempo of the exerciser 1000 follows the reproduction tempo (in FIG. 5, after the elapse of time tc2 from time t3), the
このように、本発明の実施形態に係る楽音再生装置1は、運動者1000の疲労度を算出して、算出した疲労度に応じて運動者1000に聴取させる楽曲のテンポを変更することができる。この運動者1000は、聴取している楽曲のテンポに対応するように運動を行うことで、疲労を蓄積しすぎないように運動することができるため、効果的に筋力を高めるトレーニングを行うことができる。また、楽曲のテンポに追従したトレーニングを行うことで疲労感を軽減することもできる。 As described above, the musical
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように、さまざまな態様で実施可能である。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described, this invention can be implemented in various aspects as follows.
<変形例1>
上述した実施形態においては、再生制御部103は、疲労度算出部102によって算出された疲労度に応じて、再生する楽曲データのテンポを再生部104に設定していたが、疲労度が予め設定された値(この例においては、開始しきい値Lth)以上に変化したときから楽曲データの再生を開始させて、放音部30からの放音が開始されるようにしてもよい。<
In the embodiment described above, the
この場合、再生制御部103は、運動テンポ算出部101から出力される運動テンポの最新の運動テンポから直前の時間tm分の運動テンポの平均を算出する。そして、疲労度算出部102から出力される疲労度が、開始しきい値Lth以上になると、再生制御部103は、算出した運動テンポの平均を再生テンポとして再生部104に設定し、再生部104に対して楽曲データの再生を開始させる。このような変形例1における楽音再生装置1の動作の具体的な一例について、図6を用いて説明する。 In this case, the
図6は、変形例1に係る再生制御部103の制御態様の一例を説明する図であり、実施形態において説明した図5と同様に、運動テンポ(実線)および再生テンポ(破線)の関係、および疲労度(二点鎖線)の関係を時刻の進行に沿って示している。運動者1000は、概ね一定の運動テンポで運動しているものとする。 FIG. 6 is a diagram for explaining an example of the control mode of the
運動者1000の疲労度が増加して、時刻t5において開始しきい値Lth以上になると、再生制御部103は、直前の時間tm分(時刻t5−tmから時刻t5まで)の運動テンポから算出した平均のテンポを再生テンポとして再生部104に設定し、再生部104に対して楽曲データの再生を開始させる。これにより、運動者1000は、自らの運動のテンポに対応したテンポの楽曲を聴取することになり、この楽曲を聴きながら運動することにより、運動のテンポの安定性が向上し、また、自覚的疲労感が減少することにより疲労度の増加割合も減少させることができる。 When the fatigue level of the exerciser 1000 increases and becomes greater than or equal to the start threshold value Lth at time t5, the
なお、変形例1においては、時刻t5以前は、再生部104における楽曲データの再生が行われていないものとしたが、再生部104において楽曲データの再生が行われている場合であって、再生部104に設定されている再生テンポと、運動テンポ算出部101から出力される運動テンポとの違いが、予め設定された値以上に異なっている場合、すなわち、運動者1000は、楽曲を聴取しながら運動をしているものの、楽曲のテンポと運動のテンポとが大きくずれている場合にも、同様に適用することができ、疲労度が大きくなったときに、運動のテンポに対応した楽曲を運動者1000に聴取させることができる。 In
この場合は、再生制御部103は、再生部104に設定済みの再生テンポと、運動テンポ算出部101から出力される運動テンポとが、予め設定された値以上に異なっている状態において、疲労度算出部102から出力された疲労度が、開始しきい値Lth以上になると、上述のように、運動テンポの時間tm分の平均を再生テンポとして再生部104に設定すればよい。これにより上述のように運動者1000の疲労感を軽減させることができる。 In this case, the
また、疲労度を運動者1000に自覚させる目的で、運動テンポの平均に対応する楽曲データの再生ではなく、何らかの報知音を示す楽音データを再生部104に生成させてもよい。この場合、運動テンポの平均に対応した報知音をとしてもよいし、疲労度に応じた報知音としてもよいし、単に報知するだけの音(ビープ音など)としてもよい。運動テンポに関する報知音でなければ、運動検出部17および運動テンポ算出部101については用いなくてもよい。 Further, for the purpose of making the exerciser 1000 aware of the fatigue level, the
<変形例2>
上述した実施形態においては、再生制御部103は、疲労度算出部102によって算出された疲労度と第1しきい値L1、第2しきい値L2との関係に応じて、再生テンポを再生部104に設定し、疲労度が一定の範囲内に維持されるように制御されていた。変形例2においては、再生制御部103は、疲労度が一定の範囲内に維持されるように制御するのではなく、予め設定された疲労度の時刻の進行に伴う変化を示す基準疲労度に近づけるように制御、すなわち再生部104に対して再生テンポの設定を行う。<Modification 2>
In the embodiment described above, the
この場合、再生制御部103は、疲労度算出部102から出力される疲労度が、基準疲労度より上限量Lp大きい値以上に変化すると、実施形態と同様に、再生部104に設定する再生テンポを「30」小さくするように変更する。そして、再生テンポの設定を変更してから一定時間tc経過しても疲労度が基準疲労度以上を維持している場合には、さらに再生テンポを「30」小さくように設定を変更する。 In this case, when the fatigue level output from the fatigue
一方、疲労度算出部102から出力される疲労度が、基準疲労度より下限量Lm小さい値未満に変化すると、再生制御部103は、設定する再生テンポを「30」大きくするように変更する。そして、再生テンポの設定を変更してから一定時間td経過しても疲労度が基準疲労度未満を維持している場合には、さらに再生テンポを「30」大きくするように設定を変更する。このようにして、再生制御部103は、再生部104の再生を制御する。このような変形例2における楽音再生装置1の動作の具体的な一例について、図7を用いて説明する。 On the other hand, when the fatigue level output from the fatigue
図7は、変形例2に係る再生制御部103の制御態様の一例を説明する図であり、実施形態において説明した図5と同様に、運動テンポおよび再生テンポの関係、および疲労度の関係を時刻の進行に沿って示している。 FIG. 7 is a diagram for explaining an example of the control mode of the
再生制御部103は、疲労度算出部102から出力された疲労度が時刻t6において基準疲労度より上限量Lp大きい値に変化すると、再生部104に設定する再生テンポを「30」小さくさせるように変更する。そして、疲労度が減少して時刻t7において、基準疲労度と同等になる。図示においては、時刻t6から時刻t7まで、一定時間tc経過していないものとする。なお、一定時間tc経過しても疲労度が基準疲労度と同等にならなければ、さらに再生部104に設定する再生テンポを「30」小さくさせるように変更すればよい。 When the fatigue level output from the fatigue
そして、時刻t8において、疲労度が基準疲労度より下限量Lm小さい値に変化すると、再生制御部103は、再生部104に設定する再生テンポを「30」大きくするように変更する。そして、疲労度が増加して時刻t8から一定時間td経過するまでに基準疲労度と同等にならない場合には、さらに再生部104に設定する再生テンポを「30」大きくさせるように変更すればよい。なお、ガイド音については、実施形態と同様な処理とすればよい。このようにすると、疲労度が予め設定された基準疲労度に沿って変化するように、再生テンポを設定することができる。 Then, at time t8, when the fatigue level changes to a value lower than the lower limit amount Lm than the reference fatigue level, the
<変形例3>
上述した実施形態においては、疲労度算出部102から出力される疲労度に応じて、再生する楽曲のテンポが変更されるようになっていたが、テンポとは関係なく疲労度に応じて楽曲データを選択して再生するようにしてもよい。この場合には、記憶部12に楽曲データと、この楽曲データに係る楽曲を聴きながら運動者1000が運動したときの疲労傾向(「大」、「中」、「小」など)とを対応付けた対応テーブル(図8参照)を記憶しておき、再生制御部103は、疲労度算出部102から出力される疲労度が大きいときには、疲労の程度が「小」の楽曲データを再生させ、疲労度が小さいときには、疲労傾向が「大」の楽曲データを再生させるように再生部104を制御すればよい。なお、これらの楽曲データについては、疲労傾向が変わりやすくするために、互いに曲調が異なるものである方が望ましい。<Modification 3>
In the above-described embodiment, the tempo of the music to be played is changed according to the fatigue level output from the fatigue
この対応テーブルにおける疲労傾向は、予め設定しておいてもよいし、事前に、楽曲データの再生により運動者1000が聴取しながら運動をしたときの疲労度算出部102から出力される疲労度の変化から、この楽曲データが疲労度に与える影響を検出し、予め設定された基準の範囲と比較して、疲労傾向を設定するようにしてもよい。例えば、疲労度が基準より増加する場合には、その楽曲データに対応する疲労傾向を「大」とすればよい。このようにすると、楽音再生装置1に楽曲データと疲労傾向との関係を学習させることができる。 The fatigue tendency in the correspondence table may be set in advance, or the fatigue degree output from the fatigue
なお、疲労度に応じた楽曲データの選択ではなく、疲労度に応じて様々な音響効果を与えるものであってもよく、運動者1000によって聴取される内容が、疲労度に応じた内容となるものであれば、再生制御部103における再生部104に対する制御がどのようなものであってもよい。 It should be noted that instead of selecting music data according to the fatigue level, various sound effects may be given according to the fatigue level, and the content listened to by the exerciser 1000 becomes the content according to the fatigue level. As long as it is a thing, what kind of control with respect to the reproduction |
<変形例4>
上述した実施形態においては、疲労度算出部102から出力される疲労度に応じて、再生する楽曲のテンポが変更されるようになっていたが、再生テンポが予め設定されたパターンで時刻の進行に伴い変化するようにして、疲労度に応じて、そのパターンが変更されるようにしてもよい。以下、この場合の構成の一例について説明する。<Modification 4>
In the above-described embodiment, the tempo of the music to be played is changed according to the fatigue level output from the fatigue
再生制御部103には、時刻の進行に伴い変化する再生テンポを示す基本テンポパターンが設定されている。また、動作モード(上級者モード、中級者モード、初級者モードなど)とテンポ係数とを対応付けた対応テーブルが設定されている。 In the
図9は、再生制御部103に設定されている対応テーブルの一例を説明する図である。図9に示すように、「上級者モード」に対応するテンポ係数は「120%」、「中級者モード」は「100%」、「初級者モード」は「70%」となっている。テンポ係数は、基本テンポパターンが示す再生テンポに対して動作モードに応じた修正を行うものである。例えば、基本テンポパターンのある特定のタイミングにおける再生テンポが「120」であるときに、動作モードが「上級者モード」のときには、再生制御部103は、再生部104に対しては再生テンポを「144」(=「120」×「120%」)として設定し、同様に「中級者モード」のときには再生テンポを「120」、「初級者モード」のときには再生テンポを「84」として設定する。 FIG. 9 is a diagram for explaining an example of the correspondence table set in the
また、再生制御部103には、基本テンポパターンに対応して、時刻の進行に伴って変化する基準となる疲労度を示す基準疲労度が設定され、疲労度と基準疲労度とを比較する比較時刻(この例においては、時刻tp1、tp2、tp3、tp4)が設定されている。そして、再生制御部103は、各比較時刻において、疲労度算出部102から出力された疲労度が、基準疲労度に予め設定された上限量Lxを加えた値以上である場合には再生テンポを小さくする動作モード(テンポ係数がより小さい動作モード)に変更し、下限量Lyを減じた値未満である場合には再生テンポを大きくする動作モード(テンポ係数がより大きい動作モード)に変更する。このような変形例4における楽音再生装置1の動作の具体的な一例について、図10を用いて説明する。 In addition, the
図10は、変形例4に係る再生制御部103の制御態様の一例を説明する図である。まず、最初に上級者モードで動作しているものとする。再生制御部103は、比較時刻tp1に達すると、疲労度算出部102から出力される疲労度と、基準疲労度とを比較し、疲労度は、基準疲労度に上限量Lxを加えた値以上となっているから、上級者モードよりテンポ係数の小さい中級者モードに切り替えて、再生部104へ設定する再生テンポを変更する。次の比較時刻tp2においては、疲労度が基準疲労度に上限量Lxを加えた値以上となっていないから動作モードの変更をしない。 FIG. 10 is a diagram for explaining an example of a control mode of the
次の比較時刻tp3においては、再び疲労度が基準疲労度に上限量Lxを加えた値以上となっているから、さらに動作モードを中級者モードよりテンポ係数の小さい初級者モードに切り替えて、再生部104へ設定する再生テンポを変更する。そして、比較時刻tp4においては、基準疲労度に上限量Lyを減じた値未満となっているから、初級者モードよりテンポ係数が大きい中級者モードに切り替えて再生部104へ設定される再生テンポを変更する。このように制御することにより、予め設定されたパターンで変化する再生テンポに応じて運動をする場合に、疲労度と基準疲労度との関係により再生テンポを変化させることで、疲労しすぎることなく、パターンに従った効果的な運動を行うことができる。 At the next comparison time tp3, the fatigue level is again equal to or higher than the value obtained by adding the upper limit amount Lx to the standard fatigue level. Therefore, the operation mode is switched from the intermediate mode to the beginner mode with a smaller tempo coefficient and played back. The playback tempo set in the
<変形例5>
上述した実施形態においては、記憶部12には、楽曲データが記憶され、対応テーブルによってテンポと対応付けられていたが、楽曲データのように波形を示すようなデータでなく、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式など、音源において発音すべき楽音の内容、発音タイミングなどを制御する楽音制御データが記憶部12に記憶されているようにしてもよい。この場合には、再生部104は、楽音制御データにしたがって楽音データを生成する音源を用い、楽音制御データを記憶部12から読み出して、この音源を用いて楽音データを生成して楽音信号出力部15に出力するようにすればよい。<
In the above-described embodiment, the music data is stored in the
ここで、楽音制御データを記憶部12から読み出す態様としては、2つの場合がある。まず、第1には、楽音制御データを再生するテンポが予め決められているものであり、この場合には、実施形態と同様に対応テーブルにおいて、楽音制御データとテンポとを対応付けておき、または、楽音制御データにテンポを定義しておき、設定された再生テンポに対応する楽音制御データを選択して再生する場合である。 Here, there are two cases in which the musical tone control data is read from the
また、第2には、楽音制御データとテンポとを対応付ける対応テーブルがなく、再生部104は、設定されたテンポで楽音制御データを再生する場合がある。この場合には、再生テンポの設定を細かく変化させることもでき、また、設定される再生テンポが変更されるときに、楽音制御データの再生テンポを、元の再生テンポから新たに設定された再生テンポまで徐々に変化させることもできる。 Second, there is no correspondence table for associating musical sound control data and tempo, and the reproducing
<変形例6>
上述した実施形態においては、筋電位測定部20は単体であり、運動者1000の身体の一部分のみの筋電位を測定していたが、複数の筋電位測定部20を設けて、運動者1000の身体の複数の部位において測定した筋電位が信号入力部16から入力されるようにしてもよい。この場合、疲労度算出部102は、それぞれ測定された筋電位から疲労度を算出して、その平均の疲労度、最大の疲労度などを再生制御部103に出力してもよいし、複数の疲労度に対して、予め設定された演算を行って得られる一の疲労度を出力してもよい。<Modification 6>
In the embodiment described above, the myoelectric
また、疲労度算出部102は、測定部位ごとに個別に疲労度を出力してもよい。この場合、測定部位ごとの識別子とともに疲労度を出力する。そして、再生制御部103は、特定の測定部位の疲労度が高いなど、疲労度に偏りがある場合に、再生テンポを制御してもよいし、特定の音響効果を付与するなどの再生テンポの制御とは異なる制御をさらに行ってもよい。 Further, the fatigue
<変形例7>
上述した実施形態においては、測定した筋電位から算出された疲労度に応じて再生制御部103による再生制御が行われていたが、さらに他の生体信号、例えば、心拍数、体温、発汗量なども測定して、疲労度の算出、再生制御部103における再生制御に反映させるようにしてもよい。<Modification 7>
In the above-described embodiment, regeneration control is performed by the
<変形例8>
上述した実施形態においては、楽音再生装置1は運動者1000が携帯できるような装置であったが、トレーニング装置、例えば、エルゴメータ、トレッドミル、ストレングスマシンなどに組み込まれたものであってもよい。この場合、運動検出部17は、トレーニング装置の運動時の可動部に設けてもよい。例えば、エルゴメータの場合には、ペダル部分の動きを検出するものとして、運動テンポ算出部101は、1分あたりにペダルが半回転または1回転する回数を運動テンポとして算出すればよい。また、このようにトレーニング装置に組み込まれている場合に、放音部30は、スピーカとしてトレーニング装置に設けられていてもよい。すなわち、放音部30は、楽音信号に係る音を運動者1000に聴取させるものであればどのようなものであってもよい。<Modification 8>
In the above-described embodiment, the musical
<変形例9>
上述した実施形態における制御プログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。ネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。<Modification 9>
The control program in the above-described embodiment is provided in a state stored in a computer-readable recording medium such as a magnetic recording medium (magnetic tape, magnetic disk, etc.), an optical recording medium (optical disk, etc.), a magneto-optical recording medium, or a semiconductor memory. Can do. It is also possible to download via the network.
1…楽音再生装置、10…本体部、11…制御部、12…記憶部、13…操作部、14…表示部、15…楽音信号出力部、16…信号入力部、17…運動検出部、18…インターフェイス、20…筋電位測定部、30…放音部、100…放音制御部、101…運動テンポ算出部、102…疲労度算出部、103…再生制御部、104…再生部、1000…運動者DESCRIPTION OF
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