





本発明は、基板置き台に保護部材を戴置してクリーニングを行う基板処理装置および処理方法に関する。 The present invention relates to a substrate processing apparatus and a processing method for performing cleaning by placing a protective member on a substrate table.
半導体基板(ウエハ)の成膜処理後、反応室内をクリーニングする際に、半導体処理装置の反応室内の基板置き台に、ウエハと同形状の保護用のカバーとを戴置してクリーニングを行う場合がある。
しかしながら、基板置き台にウエハを戴置して成膜処理を行うと、基板置き台とウエハとの密着性がよくないとき、および、ウエハに反りがでたときなど、基板置き台とウエハと間に膜ができてしまうことがある。
このようなときに、上述したように、ウエハと同形状の保護カバーを用いてクリーニングを行うと、基板置き台とウエハとの間にできた膜に、保護カバーが密着してしまい、クリーニングしても、この部分の膜が充分に除去されないことがある。When cleaning the reaction chamber after film formation of the semiconductor substrate (wafer), cleaning is performed by placing a protective cover of the same shape as the wafer on the substrate stand in the reaction chamber of the semiconductor processing apparatus. There is.
However, when a film is formed by placing the wafer on the substrate table, the adhesion between the substrate table and the wafer is poor, and when the wafer is warped, the substrate table and the wafer A film may be formed between them.
In such a case, as described above, if the cleaning is performed using the protective cover having the same shape as the wafer, the protective cover adheres to the film formed between the substrate mounting table and the wafer, and the cleaning is performed. However, this portion of the film may not be sufficiently removed.
本発明は、上述した背景からなされたものであり、基板置き台に保護カバーをしてクリーニングしたときに、基板置き台とウエハとの間にできた膜を、充分に取り除くことができるように改良された基板処理装置および処理方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made from the above-described background, and when the substrate cover is cleaned with a protective cover, the film formed between the substrate stand and the wafer can be sufficiently removed. An object of the present invention is to provide an improved substrate processing apparatus and processing method.
上記目的を達成するために、本発明にかかる基板処理装置は、処理室と、前記処理室内で基板を戴置する戴置部材と、前記基板を加熱する加熱部材と、前記処理室に連通した所望のガスを供給するためのガス供給口と、処理室内の雰囲気を排気するガス排気口と
を備えた基板処理装置であって、基板への所望の処理後、前記基板よりも狭い第1の面を有する保護部材を、前記戴置部材上に、前記基板が置かれる位置に、前記戴置部材と前記第1の面とが接触するように戴置して、前記処理室内をクリーニングすることを特徴とする。In order to achieve the above object, a substrate processing apparatus according to the present invention communicates with a processing chamber, a mounting member for mounting a substrate in the processing chamber, a heating member for heating the substrate, and the processing chamber. A substrate processing apparatus comprising a gas supply port for supplying a desired gas and a gas exhaust port for exhausting an atmosphere in a processing chamber, wherein after the desired processing on the substrate, the first narrower than the substrate A protective member having a surface is placed on the placement member at a position where the substrate is placed so that the placement member and the first surface are in contact with each other, and the processing chamber is cleaned. It is characterized by.
好適には、前記基板は円形の基板であって、前記保護部材は、前記第1の面と対向する前記基板と実質的に同じ外径の円形の第2の面と、前記第2の面と同心円であって、前記基板および前記第2の面よりも小さい外径の円形である前記保護部材の第1の面と前記第2の面とに同心円であって、前記第1の面の周縁の外側に設けられた凹部とをさらに有する。 Preferably, the substrate is a circular substrate, and the protective member has a circular second surface having substantially the same outer diameter as the substrate facing the first surface, and the second surface. The first surface of the protective member and the second surface of the protective member are circular with an outer diameter smaller than the substrate and the second surface, and are concentric with the first surface. And a recess provided outside the periphery.
好適には、前記保護部材の前記凹部の高さは、0.2mm〜1mmの範囲である。 Suitably, the height of the said recessed part of the said protection member is the range of 0.2 mm-1 mm.
好適には、前記第1の面は、前記基板の外径の90%〜99%の外径の円形である。 Preferably, the first surface is a circle having an outer diameter of 90% to 99% of the outer diameter of the substrate.
また、本発明にかかる処理方法は、処理室と、前記処理室内で基板を戴置する戴置部材と、前記基板を加熱する加熱部材と、前記処理室に連通した所望のガスを供給するためのガス供給口と、処理室内の雰囲気を排気するガス排気口とを備えた基板処理装置における処理方法であって、基板への所望の処理を行う工程と、前記基板への処理工程後、前記戴置部材状に保護板を戴置して前記処理室内をクリーニングする方法とを含み、前記保護板は、前記戴置部材との接触面の外径が前記基板の外径よりも小さい保護板であることを特徴とする。 The processing method according to the present invention supplies a processing chamber, a mounting member for mounting the substrate in the processing chamber, a heating member for heating the substrate, and a desired gas communicating with the processing chamber. And a gas exhaust port for exhausting the atmosphere in the processing chamber, wherein the substrate processing apparatus performs a desired process on the substrate, and after the process on the substrate, And a method of cleaning the inside of the processing chamber by placing a protective plate in the shape of a mounting member, wherein the protective plate has a smaller outer diameter of a contact surface with the mounting member than an outer diameter of the substrate It is characterized by being.
本発明によれば、基板置き台にウエハを戴置して成膜処理し、基板置き台に保護カバーをしてクリーニングしたときに、基板置き台とウエハとの間にできた膜を、充分に取り除くことができるように改良された基板処理装置および処理方法が提供される。 According to the present invention, when the wafer is placed on the substrate table, the film is formed, and when the substrate table is covered with a protective cover, the film formed between the substrate table and the wafer is sufficiently removed. A substrate processing apparatus and a processing method improved so as to be removed can be provided.
以下、本発明の実施形態を説明する。 Embodiments of the present invention will be described below.
まず、本発明にかかる処理方法(サセプタのクリーニング方法)が適用される基板処理装置1を説明する。
図1は、本発明にかかる基板処理装置1の平面図である。
図2は、図1に示した基板処理装置1の断面図である。
図3は、図1および図2に示した処理炉202の構成を示す図である。First, the
FIG. 1 is a plan view of a
FIG. 2 is a cross-sectional view of the
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration of the
[半導体処理装置1の構成]
図1,図2に示した前後左右は、以下の説明における前後左右に対応する。
また、図1,図2はそれぞれ、基板処理装置1を、図2,図1に示した矢印Y,Xの方向から見たときの構成が示されている。
なお、基板処理装置1においては、ウエハなどの基板を搬送するキャリヤとして、FOUP(front opening unified pod;ポッド)が使用される。[Configuration of Semiconductor Processing Apparatus 1]
The front, rear, left and right shown in FIGS. 1 and 2 correspond to the front, rear, left and right in the following description.
FIGS. 1 and 2 each show a configuration of the
In the
図1,図2に示すように、基板処理装置1は、真空状態などの大気圧未満の圧力(負圧)に耐えるロードロックチャンバ構造に構成された第一の搬送室103を備えており、第一の搬送室103の筐体101は、平面視が六角形で上下両端が閉塞した箱形状に形成されている。
第一の搬送室103には、負圧下でウエハ200を移載する第一のウエハ移載機112が設置されている。
前記第一のウエハ移載機112は、エレベータ115によって、第一の搬送室103の気密性を維持しつつ昇降する。As shown in FIGS. 1 and 2, the
In the
The first
筐体101の六枚の側壁のうち、前側に位置する二枚の側壁には、搬入用の予備室122と搬出用の予備室123とがそれぞれゲートバルブ131,127を介して連結されており、それぞれ負圧に耐え得るロードロックチャンバ構造に構成されている。
さらに、予備室122には、搬入室用の基板置き台140が設置され、予備室123には搬出室用の基板置き台141が設置されている。Of the six side walls of the
Further, a substrate placing table 140 for loading / unloading chambers is installed in the
予備室122および予備室123の前側には、略大気圧下で用いられる第二の搬送室121が、ゲートバルブ128、129を介して連結されている。
第二の搬送室121には、ウエハ200を移載する第二のウエハ移載機124が設置されている。
第二のウエハ移載機124は、第二の搬送室121に設置されたエレベータ126によって昇降させられ、また、リニアアクチュエータ132によって左右方向に往復移動させられる。A
In the
The second
図1に示すように、第二の搬送室121の左側には、オリフラ合わせ装置106が設置されている。
また、図2に示すように、第二の搬送室121の上部には、クリーンエアを供給するクリーンユニット118が設置されている。As shown in FIG. 1, an orientation
As shown in FIG. 2, a
図1,図2に示すように、第二の搬送室121の筐体125には、ウエハ200を、第二の搬送室121に対して搬入および搬出するためのウエハ搬入搬出口134と、前記ウエハ搬入搬出口を閉塞する蓋142と、ポッドオープナ108とが設置されている。
ポッドオープナ108は、IOステージ105に載置されたポッド100のキャップ、および、ウエハ搬入搬出口134を閉塞する蓋142を開閉するキャップ開閉機構136を備える。
ポッドオープナ108は、IOステージ105に載置されたポッド100のキャップ、および、ウエハ搬入搬出口134を閉塞する蓋142を、キャップ開閉機構136により開閉することにより、ポッド100のウエハが出し入れ可能となる。
また、ポッド100は、工程内搬送装置(RGV;図示せず)により、IOステージ105に、供給および排出される。As shown in FIG. 1 and FIG. 2, a wafer loading / unloading
The
The
The
図1に示されているように、筐体101の六枚の側壁のうち、背面側に位置する二枚の側壁には、ウエハに所望の処理を行う第一の処理炉202(図3)と、第二の処理炉137とが隣接して連結されている。
第一の処理炉202および第二の処理炉137は、いずれもコールドウオール式の処理炉によって構成される。
また、筐体101における六枚の側壁のうちの残りの互いに対向する二枚の側壁には、第三の処理炉としての第一のクーリングユニット138と、第四の処理炉としての第二のクーリングユニット139とがそれぞれ連結される。
第一のクーリングユニット138および第二のクーリングユニット139は、処理済みのウエハ200を冷却する。As shown in FIG. 1, the first processing furnace 202 (FIG. 3) that performs a desired process on a wafer is provided on two side walls located on the back side among the six side walls of the
Each of the
The remaining two side walls of the
The
[反応炉202の構成]
以下、反応炉202の構成を説明する。
なお、以下、説明の具体化および明確化のために、基板処理装置1の第一の反応炉202の構成を説明するが、その他の反応炉の構成も同様である。
図3に示すように、基板処理装置1(図1,図2)の反応炉202は、枚葉式CVD炉(枚葉式コールドウオール形CVD炉)であって、処理対象となるウエハ200を処理する処理室201が形成されたチャンバ223を備える。
チャンバ223は、上下の端面がいずれも閉塞した円筒形状になるように、上側キャップ224、円筒カップ225および下側キャップ226が組み合わされて構成される。[Configuration of Reactor 202]
Hereinafter, the configuration of the
Hereinafter, for the sake of specific and clarification of the description, the configuration of the
As shown in FIG. 3, the
The
チャンバ223の円筒カップ225の円筒壁の中間部には、ゲートバルブ244によって開閉されるウエハ搬入搬出口250が、水平方向に横長に開設され、ウエハ搬入搬出口250は、被処理基板であるウエハ200を、処理室201に、ウエハ移載装置(図示せず)により、搬入搬出し得るように形成されている。
つまり、ウエハ200は、ウエハ移載装置により下から機械的に支持された状態で、ウエハ搬入搬出口250を搬送され、処理室201に対して搬入および搬出される。A wafer loading /
That is, the
円筒カップ225のウエハ搬入搬出口250と対向する壁面の上部には、真空ポンプ等からなる排気装置(図示せず)に接続された排気口235が、処理室201に連通するように開設され、処理室201内は、排気装置により排気される。
また、円筒カップ225の上部には、排気口235に連通する排気バッファ空間249が円環状に形成される。
排気バッファ空間249は、カバープレート248とともに、ウエハ200の前面に対して、均一に排気を行う。
カバープレート248は、ウエハ200のエッジ部を覆うように一部のサセプタ217上に延在し、ウエハ200のエッジ部に成膜されるCVD膜を制御する。An
In addition, an
The
The
チャンバ223の上側キャップ224には、処理ガスを供給するシャワーヘッド236が一体的に組み込まれる。
つまり、上側キャップ224の天井壁には、ガス供給管232が挿入され、各ガス供給管232には、例えば、原料ガスやパージガス等の処理ガスA、Bを導入するために、開閉バルブ243および流量制御装置(マスフローコントローラ=MFC)241から構成されるガス供給装置が接続される。
上側キャップ224の下面には、円板形状に形成されたシャワープレート(プレート)240が、ガス供給管232から間隔を置いて水平に固定され、プレート240には、複数個のガス吹出口(吹出口)247が、全面にわたって均一に設けられ、上下の空間にガスを流通させる。
上側キャップ224の内側面とプレート240の上面とが画成する内側空間により、バッファ室237が形成され、バッファ室237は、ガス供給管232に導入された処理ガス230を全体的に均等に拡散させて、各吹出口247から均等にシャワー状に吹き出させる。A
That is, a
A disc-shaped shower plate (plate) 240 is fixed horizontally at a distance from the
A
チャンバ223の下側キャップ226の中心には、挿通孔278が円形に開設され、挿通孔278の中心線上には、円筒形状に形成された支持軸276が、処理室201に下方から挿通される。
支持軸276は、エアシリンダ装置等が使用された昇降機構(昇降手段)268により昇降させられる。An
The
支持軸276の上端には、加熱ユニット251が同心に配されて水平に固定され、加熱ユニット251は、支持軸276によって昇降させられる。
つまり、加熱ユニット251は、円板形状に形成された支持板258を備え、支持板258は、支持軸276の上端開口に同心円に固定される。
支持板258の上面には、支柱を兼ねる複数本の電極253が垂直に立脚され、これらの電極253の上端間には、円板形状に形成され、複数領域に分割制御されるヒータ(加熱手段)207が架橋されて固定される。
これら電極253に対する電気配線257は、支持軸276の中空部内を挿通されている。
また、ヒータ207の下方には、反射板252が、支持板258に固定されて設けられ、ヒータ207から発せられた熱を、サセプタ217側に反射させて、効率よい加熱を実現する。A
That is, the
A plurality of
The
Further, a
また、温度検出手段である放射温度計264が、支持軸276の下端から導入され、放射温度計264の先端が、サセプタ217の裏面に対し所定の隙間を設けて設置される。
放射温度計264は、石英製のロッドと、光ファイバとが組み合わされて構成され、サセプタ217の裏面(例えばヒータ207の分割領域に対応する裏面)から発せられる放射光を検出し、サセプタ217の裏面温度を算出する(なお、予め取得したウエハ200とサセプタ217との温度の関係に基づいて、ウエハ200の温度を算出することも可能)。
このように算出されたサセプタ217の温度に基づいて、ヒータ217の加熱具合が制御される。Further, a
The
Based on the temperature of the
下側キャップ226の挿通孔278の支持軸276の外側には、支持軸276よりも大径の円筒形状に形成された回転軸277が、同心円に配置されて処理室201に下方から挿通され、回転軸277は、エアシリンダ装置などが使用された昇降機構268によって支持軸276とともに昇降させられる。
回転軸277の上端には、回転ドラム227が、同心に配されて水平に固定され、回転ドラム227は、回転軸277によって回転させられる。
つまり、回転ドラム227は、ドーナツ形の平板に形成された回転板229と、円筒形状に形成された回転筒228とを備え、回転板229の内周縁辺部が、円筒形状の回転軸277の上端開口に固定されて、回転板229の上面の外周縁辺部に、回転筒228が同心円に固定される。
回転ドラム227の回転筒228の上端には、炭化シリコンや窒化アルミニウムなどが円板形状に形成されたサセプタ217が、回転筒228の上端開口を閉塞するように被せられる。On the outer side of the
A
That is, the
A
図3に示すように、回転ドラム227には、ウエハ昇降装置275が設置される。
ウエハ昇降装置275は、円形リング形状に形成された2つの昇降リングのそれぞれに、突上ピン(基板突上手段)266,274を突設して構成され、下側の昇降リング(回転側リング)は、回転ドラム227の回転板229の上に、支持軸276と同心円に配置される。
回転側リングの下面には、複数本(例えば3本)の突上ピン(回転側ピン)274が、周方向に等間隔に配置されて垂直方向下向きに突設され、各回転側ピン274は、回転板229に、回転筒228と同心円の線上に配置されて、垂直方向に開設された各ガイド孔255に、それぞれ摺動自在に嵌入されている。
各回転側ピン274の長さは、回転側リングを水平に突き上げ得るように互いに等しく、また、ウエハのサセプタ上からの突き上げ量に対応するように設定されている。
各回転側ピン274の下端は、処理室201の底面、つまり、下側キャップ226の上面に離着座自在に対向する。As shown in FIG. 3, a wafer elevating device 275 is installed on the
The wafer elevating device 275 is configured by protruding protrusion pins (substrate protruding means) 266 and 274 on each of the two elevating rings formed in a circular ring shape, and a lower elevating ring (rotating side ring). ) Is arranged concentrically with the
On the lower surface of the rotation side ring, a plurality of (for example, three) protrusion pins (rotation side pins) 274 are arranged at regular intervals in the circumferential direction and protrude downward in the vertical direction. The
The lengths of the rotation-
The lower end of each
加熱ユニット251の支持板258には、円形リング形状に形成されたもう一つの昇降リング(ヒータ側リング)が、支持軸276と同心円に配置される。
ヒータ側リングの下面には、複数本(例えば3本)の突上ピン(ヒータ側ピン)266が、周方向に等間隔に配置されて垂直方向下向きに突設され、各ヒータ側ピン266は、支持板258に、支持軸276と同心円の線上に配置されて垂直方向に開設された各ガイド孔254にそれぞれ摺動自在に嵌入されている。
これらのヒータ側ピン266の長さは、ヒータ側リングを水平に突き上げ得るように互いに等しく設定され、また、その下端は、回転側リングの上面に適度のエアギャップを置いて対向する。
つまり、これらのヒータ側ピン266は、回転ドラム227の回転時に、回転側リングに干渉しないようにされている。On the
On the lower surface of the heater-side ring, a plurality of (for example, three) protruding pins (heater-side pins) 266 are arranged at equal intervals in the circumferential direction and protrude downward in the vertical direction. The
The lengths of the heater side pins 266 are set to be equal to each other so that the heater side ring can be pushed up horizontally, and the lower ends thereof are opposed to each other with an appropriate air gap on the upper surface of the rotation side ring.
That is, these heater side pins 266 are configured not to interfere with the rotation side ring when the
また、ヒータ側リングの上面には、複数本(例えば3本)の突上ピン(突上部)266が、周方向に等間隔に配置されて垂直方向上向きに突設され、突上部266の上端は、ヒータ207およびサセプタ217の挿通孔256に対向する。
これらの突上部266の長さは、ヒータ207およびサセプタ217の挿通孔256を、下から挿通してサセプタ217に載置されたウエハ200をサセプタ217から水平に浮かせるように互いに等しく設定される。
また、これらの突上部266の長さは、ヒータ側リングが支持板258に着座した状態において、その上端がヒータ207の上面から突出しないように設定される。
つまり、これらの突上部266は、回転ドラム227の回転時に、サセプタ217に干渉しないように、かつ、ヒータ207の加熱を妨げないようにされている。A plurality of (for example, three) protruding pins (upper protrusions) 266 are arranged on the upper surface of the heater-side ring at equal intervals in the circumferential direction and protrude upward in the vertical direction. Faces the
The lengths of these
Further, the lengths of the protruding
That is, these
図3に示すように、チャンバ223は、複数本の支柱280によって水平に支持される。
これらの支柱280には、各昇降ブロック281がそれぞれ昇降自在に嵌合され、これら昇降ブロック281間には、エアシリンダ装置等が使用された昇降駆動装置(図示せず)により昇降させられる昇降台282が架設され。
昇降台282の上にはサセプタ回転装置が設置され、サセプタ回転装置とチャンバ223との間にはベローズ279が、回転軸277の外側を気密封止するように介設される。As shown in FIG. 3, the
Each of the elevating
A susceptor rotating device is installed on the
昇降台282に設置されたサセプタ回転機構(回転手段)267には、ブラシレスDCモータが使用され、出力軸(モータ軸)は、中空軸に形成されて、回転軸277として構成されている。
サセプタ回転機構267は、ハウジング283を備え、ハウジング283は、昇降台282の上に垂直方向上向きに据え付けられる。
ハウジング283の内周面には、電磁石(コイル)によって構成された固定子(ステータ)284が固定される。
つまり、固定子284は、コイル線材(エナメル被覆銅線)286が、鉄心(コア)285に巻装されて構成される。
コイル線材286には、リード線(図示せず)が、ハウジング283の側壁に開設された挿通孔(図示せず)を挿通して電気的に接続され、固定子284は、ブラシレスDCモータのドライバ(図示せず)から、コイル線材286にリード線を通じて供給される電力により、回転磁界を形成する。A brushless DC motor is used for the susceptor rotating mechanism (rotating means) 267 installed on the
The
A stator (stator) 284 composed of an electromagnet (coil) is fixed to the inner peripheral surface of the
That is, the
A lead wire (not shown) is electrically connected to the
固定子284の内側には、回転子(ロータ)289が、エアギャップ(隙間)を設定されて同心円に配置され、回転子289は、ハウジング283に、上下のボールベアリング293を介して回転自在に支承される。
つまり、回転子289は、円筒形状の本体290と、鉄心(コア)291と、複数個の永久磁石292とを備え、本体290には、回転軸277が、ブラケット288によって一体回転するように固定される。
鉄心291は、本体290に嵌合されて固定され、鉄心291の外周には、複数個の永久磁石292が周方向に等間隔に固定される。
鉄心291と複数個の永久磁石292とによって環状に配列された複数の磁極が形成され、固定子284が形成する回転磁界が、複数個の磁極(永久磁石292)の磁界を切ることにより、回転子289が回転する。Inside the
That is, the rotor 289 includes a cylindrical
The iron core 291 is fitted and fixed to the
A plurality of magnetic poles arranged in an annular shape are formed by the iron core 291 and the plurality of permanent magnets 292, and the rotating magnetic field formed by the
上下のボールベアリング293は、回転子289の本体290の上下端部にそれぞれ設置され、上下のボールベアリング293には、本体290の熱膨張を吸収するための隙間が適宜設定される。
このボールベアリング293の隙間は、本体290の熱膨張を吸収するため、および、最小のがたつきに抑制するために、5〜50μmに設定されている。
なお、ボールベアリングの隙間とは、ボールをアウタレースまたはインナレースのいずれか片側に寄せた場合に、反対側に発生する隙間を意味する。The upper and
The gap between the
The gap of the ball bearing means a gap generated on the opposite side when the ball is brought to either the outer race or the inner race.
固定子284と回転子289との対向面には、二重筒壁を構成する外側と内側の囲い部材であるカバー287とが互いに対向されて、ハウジング283の内周面と本体290の外周面とにそれぞれ固定され、それぞれのカバー287との間には所定のエアギャップ(隙間)が設定されている。
カバー287は、非磁性体であるステンレス鋼が、筒壁の厚さが極薄い円筒形状にそれぞれ形成されて構成され、円筒の上下開口端において、ハウジング283および本体290に、電子ビーム溶接により、全周にわたって確実かつ均一に固着される。
カバー287は、非磁性体であるステンレス鋼で極薄く形成されているため、磁束の拡散を防止してモータ効率の低下を防止するだけでなく、固定子284のコイル線材286および回転子289の永久磁石292の腐食を防止し、また、コイル線材286等による処理室201の内部の汚染を確実に防止する。
カバー287は、固定子284を気密シール状態に囲うことにより、固定子284を真空雰囲気となる処理室201の内部から完全に隔絶している。On the opposing surfaces of the
The
The
The
また、サセプタ回転装置には、磁気式ロータリーエンコーダ294が設置される。
つまり、すなわち、磁気式ロータリーエンコーダ294は磁性体からなる被検出体としての被検出リング296を備えており、被検出リング296は鉄等の磁性体が使用されて円形リング形状に形成されている。被検出リング296の外周には被検出部としての歯が多数個環状に配列されている。The susceptor rotating device is provided with a magnetic
That is, the magnetic
ハウジング283の被検出リング296の対向位置には、被検出リング296の被検出部である各歯を検出する磁気センサ295が設置される。
磁気センサ295の先端面と被検出リング296の外周面との隙間(センサギャップ)は、0.06〜0.17mmに設定されている。
磁気センサ295は、被検出リング296の回転に伴うこれらの対向位置における磁束変化を、磁気抵抗素子により検出する。
磁気センサ295の検出結果は、ブラシレスDCモータ(サセプタ回転機構267)の駆動制御部に送られて、サセプタ217の位置認識に使用され、また、サセプタ217の回転量の制御のために使用される。
なお、反応炉202は、ガス制御部、駆動制御部、加熱制御部および温度検出部などから構成される主制御部を有する。
ガス制御部は、MFC241および開閉バルブ243に接続され、ガス流量、供給を制御する。
駆動制御部は、サセプタ回転機構267および昇降ブロック281に接続され、これらの駆動を制御する。
加熱制御部は、配線257を介しヒータ207に接続され、ヒータ207の加熱具合を制御する。
温度検出部は、放射温度計264に接続され、サセプタ217の温度を検出し、加熱制御部と連携したヒータ207の加熱制御のために用いられる。A
A gap (sensor gap) between the front end surface of the
The
The detection result of the
The
The gas control unit is connected to the
The drive control unit is connected to the susceptor
The heating control unit is connected to the
The temperature detector is connected to the
[基板処理装置1による処理]
以下、図1〜図3に示した基板処理装置1による処理を説明する。
未処理のウエハ200は、25枚がポッド100に収納された状態で、工程内搬送装置により、処理工程を行う基板処理装置1へ搬送される。
図1,図2に示すように、搬送されてきたポッド100は、IOステージ105の上に工程内搬送装置から受け渡されて載置される。
ポッド100のキャップおよびウエハ搬入搬出口134を開閉する蓋142が、キャップ開閉機構136により取り外され、ポッド100のウエハ出し入れ口が開放される。[Processing by the substrate processing apparatus 1]
Hereinafter, processing by the
The
As shown in FIGS. 1 and 2, the
The
ポッド100が、ポッドオープナ108により開放されると、第二の搬送室121に設置された第二のウエハ移載機124は、ポッド100からウエハ200をピックアップし、予備室122に搬入し、ウエハ200を基板置き台140に移載する。
この移載作業の間、第一の搬送室103側のゲートバルブ131は閉じられており、第一の搬送室103の負圧は維持される。
ウエハ200の基板置き台140への移載が完了すると、ゲートバルブ128が閉じられ、予備室122が、排気装置(図示せず)によって負圧に排気される。When the
During the transfer operation, the
When the transfer of the
予備室122が予め設定された圧力値に減圧されると、ゲートバルブ131,130が開かれ、予備室122、第一の搬送室103および第一の処理炉202が連通される。
次に、第一の搬送室103の第一のウエハ移載機112は、基板置き台140から、ウエハ200をピックアップして、第一の処理炉202内のサセプタ217上に搬入する。
次に、第一の処理炉202内に処理ガスが供給され、所望の処理が、ウエハ200に対して行われる。
なお、第一の処理炉202における処理の詳細は、さらに後述される。When the
Next, the first
Next, a processing gas is supplied into the
Details of processing in the
第一の処理炉202で処理が完了すると、処理済みのウエハ200は、第一の搬送室103の第一のウエハ移載機112により、第一の搬送室103に搬出される。
次に、第一のウエハ移載機112は、第一の処理炉202から搬出したウエハ200を、第一のクーリングユニット138へ搬入し、処理済みのウエハを冷却する。When the processing is completed in the
Next, the first
第一のクーリングユニット138にウエハ200を移載すると、第一のウエハ移載機112は、予備室122の基板置き台140に、予め準備されたウエハ200を、上述したように、第一の処理炉202に移載する。
さらに、第一の処理炉202内に処理ガスが供給され、所望の処理がウエハ200に対して行われる。When the
Further, a processing gas is supplied into the
第一のクーリングユニット138において、予め設定された冷却時間が経過すると、冷却済みのウエハ200は、第一のウエハ移載機112により、第一のクーリングユニット138から、第一の搬送室103に搬出される。 When a preset cooling time has elapsed in the
冷却済みのウエハ200が、第一のクーリングユニット138から、第一の搬送室103に搬出された後、ゲートバルブ127が開かれる。
次に、第1のウエハ移載機112が、第一のクーリングユニット138から搬出したウエハ200を、予備室123へ搬送し、基板置き台141に移載すると、予備室123は、ゲートバルブ127によって閉じられる。After the cooled
Next, when the first
予備室123が、ゲートバルブ127によって閉じられると、排出用予備室123内が不活性ガスにより、ほぼ大気圧に戻される。
予備室123内が、ほぼ大気圧に戻されると、ゲートバルブ129が開かれ、第二の搬送室121の予備室123に、対応したウエハ搬入搬出口134を閉塞する蓋142と、IOステージ105に載置された空のポッド100のキャップとが、ポッドオープナ108によって開かれる。
次に、第二の搬送室121の第二のウエハ移載機124は、基板置き台141からウエハ200をピックアップして第二の搬送室121に搬出し、第二の搬送室121のウエハ搬入搬出口134を通して、ポッド100に収納してゆく。
以上の作動が繰り返されることにより、基板処理装置1により、ウエハが、順次、処理される。When the
When the inside of the
Next, the second
By repeating the above operation, wafers are sequentially processed by the
処理済みの25枚のウエハ200のポッド100への収納が完了すると、ポッド100のキャップとウエハ搬入搬出口134とを閉塞する蓋142が、ポッドオープナ108によって閉じられる。
閉じられたポッド100は、IOステージ105の上から、次の工程へと、工程内搬送装置により搬送される。
なお、以上の説明においては、第一の処理炉202および第一のクーリングユニット138が使用される場合が具体例とされているが、第二の処理炉137および第二のクーリングユニット139が使用される場合も、同様の動作によりウエハに対する処理が行われる。When the processing of 25 processed
The
In the above description, the
[反応炉202における処理]
以下、基板処理装置1の反応炉202(図3)における処理を、さらに説明する。
なお、ここでは、説明の具体化および明確化のために、第一の反応炉202における処理について説明するが、基板処理装置1のその他の反応炉における処理も同様である。
反応炉202に対するウエハ200の搬出搬入に際しては、回転ドラム227および加熱ユニット251が、回転軸277および支持軸276により、下限位置に下降させられる。
次に、ウエハ昇降装置275の回転側ピン274の下端が、処理室201の底面(下側キャップ226の上面)に突合し、回転側リングが、回転ドラム227および加熱ユニット251に対して相対的に上昇する。
上昇した回転側リングは、ヒータ側ピン266を突き上げることにより、ヒータ側リングを持ち上げる。
ヒータ側リングが持ち上げられると、ヒータ側リングに立脚された三本の突上部266が、ヒータ207およびサセプタ217の挿通孔256を挿通し、サセプタ217の上面に載置されたウエハ200を、下方から支持してサセプタ217から浮き上がらせる。[Processing in the reaction furnace 202]
Hereinafter, the process in the reaction furnace 202 (FIG. 3) of the
Here, the processing in the
When the
Next, the lower end of the rotation-
The raised rotation side ring lifts the heater side ring by pushing up the
When the heater side ring is lifted, the three projecting
ウエハ昇降装置275が、ウエハ200をサセプタ217の上面から浮き上がらせた状態になると、ウエハ200の下方空間(ウエハ200の下面とサセプタ217の上面との間)に、挿入スペースが形成された状態になるので、ウエハ移載機(図示せず)に設けられた基板保持プレートであるツィーザが、ウエハ搬入搬出口250から、ウエハ200の挿入スペースに挿入される。
ウエハ200の下方に挿入されたツィーザは上昇して、ウエハ200を移載して受け取る。
ウエハ200を受け取ったツィーザは、ウエハ搬入搬出口250を後退して、ウエハ200を、処理室201から搬出する。
次に、ツィーザによりウエハ200を搬出したウエハ移載機は、処理室201の外部の空ウエハカセットなどの所定の収納場所に、ウエハ200を移載する。When the wafer lifting device 275 is in a state where the
The tweezers inserted below the
Upon receiving the
Next, the wafer transfer machine that unloads the
次に、ウエハ移載機は、実ウエハカセット等の所定の収納場所から、次回に成膜処理するウエハ200を、ツィーザにより受け取り、ウエハ搬入搬出口250から処理室201に搬入する。
ツィーザは、ウエハ200を、サセプタ217の上方において、ウエハ200の中心がサセプタ217の中心と一致する位置に搬送する。
ウエハ200を所定の位置に搬送すると、ツィーザは、若干下降して、ウエハ200を、サセプタ217に移載する。
ウエハ200をウエハ昇降装置275に受け渡したツィーザは、ウエハ搬入搬出口250から処理室201の外へ退出する。
ツィーザが、処理室201から退出すると、ウエハ搬入搬出口250は、ゲートバルブ(仕切弁)244により閉じられる。Next, the wafer transfer machine receives the
The tweezers transport the
When the
The tweezer that has transferred the
When the tweezer leaves the
ゲートバルブ244が閉じられると、処理室201に対して。回転ドラム227および加熱ユニット251が、回転軸277および支持軸276を介して昇降台282により上昇させられる。
回転ドラム227および加熱ユニット251の上昇により、突上ピン266、274は、回転ドラム227および加熱ユニット251に対して相対的に下降させられ、図3に示すように、ウエハ200は、サセプタ217の上に完全に移載された状態になる。
回転軸277および支持軸276は、突上部266の上端がヒータ207の下面に近接する高さになる位置で停止させられる。When the
As the
The
一方、処理室201が、排気口235に接続された排気装置(図示せず)によって排気される。
このとき、処理室201の真空雰囲気と、外部の大気圧雰囲気とは、ベローズ279によって隔絶されている。On the other hand, the
At this time, the vacuum atmosphere in the
続いて、回転ドラム227が、回転軸277を介してサセプタ回転機構267によって回転させられる。
つまり、サセプタ回転機構267が運転されると、固定子284の回転磁界が、回転子289の複数個の磁極の磁界を切ることにより、回転子289が回転するので、回転子289に固定された回転軸277により、回転ドラム227が回転させられる。
このとき、サセプタ回転機構267に設置された磁気式ロータリーエンコーダ294により、回転子289の回転位置が、時々刻々と検出されて駆動制御部に送信され、この信号に基づいて、回転速度などの制御が行われる。Subsequently, the
In other words, when the susceptor
At this time, the rotational position of the rotor 289 is detected every moment by the magnetic
回転ドラム227の回転中、回転側ピン274は、処理室201の底面から離座し、ヒータ側ピン266は、回転側リングから離座するので、回転ドラム227の回転は、ウエハ昇降装置275に妨げられることはなく、しかも、加熱ユニット251は、停止状態を維持する。
つまり、ウエハ昇降装置275においては、回転側リングと回転側ピン274とが、回転ドラム227と共に回転し、ヒータ側リングとヒータ側ピン266とが、加熱ユニット251とともに停止した状態になっている。During the rotation of the
That is, in the wafer lifting device 275, the rotation side ring and the
ウエハ200の温度が処理温度まで上昇し、排気口235の排気量および回転ドラム227の回転作動が安定した時点で、図3において実線矢印を付して示すよう、処理ガス230が供給管232に導入される。
ガス供給管232に導入された処理ガス230は、ガス分散空間として機能するバッファ室237に流入し、さらに、径方向外向きに放射状に拡散して、シャワープレート240の各ガス吹出口247から、それぞれが略均等な流れとなって、ウエハ200に向かってシャワー状に吹き出す。
吹出口247群からシャワー状に吹き出した処理ガス230は、カバープレート248の上方空間を通って、排気バッファ空間249を経由して排気口235に吸い込まれて排気される。When the temperature of the
The
The
このとき、回転ドラム227に支持されたサセプタ217の上のウエハ200は回転しているので、吹出口247群からシャワー状に吹き出した処理ガス230は、ウエハ200の全面にわたって均等に接触する状態になる。
処理ガス230が、ウエハ200の全面にわたって均等に接触するので、ウエハ200に処理ガス230により形成されるCVD膜の膜厚分布および膜質分布は、ウエハ200の全面にわたって均一になる。At this time, since the
Since the
また、加熱ユニット251は、支持軸276に支持されることにより回転しない状態となるので、回転ドラム227によって回転されながら、加熱ユニット251によって加熱されるウエハ200の温度分布は、全面にわたって均一に制御される。
このように、ウエハ200の温度分布が全面にわたって均一に制御されるので、ウエハ200に熱化学反応によって形成されるCVD膜の膜厚分布および膜質分布は、ウエハ200の全面にわたって均一に制御される。Since the
As described above, since the temperature distribution of the
予め設定された処理時間が経過すると、サセプタ回転機構267の運転が停止させられる。
このとき、サセプタ217(回転子289)の回転位置は、サセプタ回転機構267に設置された磁気式ロータリーエンコーダ294によって時々刻々と監視されているので、サセプタ217は、予め設定された回転位置において正確に停止させられる。
つまり、突上部266と、ヒータ207およびサセプタ217の挿通孔256とは、正確かつ再現性よく合致させられる。When the processing time set in advance elapses, the operation of the
At this time, the rotational position of the susceptor 217 (rotor 289) is monitored from moment to moment by the magnetic
That is, the
サセプタ回転機構267の運転が停止されると、既に述べたように、回転ドラム227および加熱ユニット251は、回転軸277および支持軸276を介して、昇降台282により搬入搬出位置に下降させられる。
また、既に述べたように、下降の途中で、ウエハ昇降装置275の作用により、ウエハ200は、サセプタ217から浮き上げられる。
このとき、突上部266と、ヒータ207およびサセプタ217の挿通孔256とは、正確かつ再現性よく合致させられているため、突上部266が、サセプタ217およびヒータ207を突き上げる突き上げミスが発生することはない。
これ以降も、以上説明した処理が繰り返されて、次のウエハ200にCVD膜が成膜処理される。When the operation of the susceptor
Further, as already described, the
At this time, the protruding
Thereafter, the process described above is repeated, and a CVD film is formed on the
[処理のその他の態様]
なお、基板処理装置1(図1〜図3)では、予備室122を搬入用とし、予備室123を搬出用としたが、予備室123を搬入用とし、予備室122を搬出用としてもよい。
また、第一の処理炉202と第二の処理炉137は、それぞれ同じ処理を行ってもよく、あるいは、別の処理を行ってもよい。
第一の処理炉202と第二の処理炉137とで別々の処理を行う場合には、例えば、第一の処理炉202で、ウエハ200にある処理を行った後、続けて、第二の処理炉137で、ウエハ200に別の処理を行わせてもよい。
また、第一の処理炉202でウエハ200にある処理を行った後、第二の処理炉137で別の処理を行わせる場合、第一のクーリングユニット138(または第二のクーリングユニット139)を経由するようにしてもよい。[Other aspects of processing]
In the substrate processing apparatus 1 (FIGS. 1 to 3), the
In addition, the
In the case where separate processing is performed in the
In addition, when a process is performed on the
[クリーニング方法]
以下、本発明にかかるサセプタのクリーニング方法を説明する。
なお、説明の具体化および明確化のために、以下、反応炉202(図3)内のサセプタ217のクリーニングについて説明するが、他の反応炉内のサセプタのクリーニングも同様である。
図4は、サセプタ217の一般的なクリーニング方法を模式的に示す図であって、(A)は、サセプタ217上に形成される膜32を示す断面図であり、(B)は、膜32が形成されたサセプタ217上に戴置された一般的な保護カバー30を示す断面図である。
図4(A)に示すように、サセプタ217と、ウエハ200との間に隙間が生じていたり、ウエハ200に反りが生じていたりすると、ウエハ200の範囲外だけでなく、ウエハ200とサセプタ217との間の一部にも、膜32が形成されてしまうことがある。[Cleaning method]
Hereinafter, a method of cleaning the susceptor according to the present invention will be described.
In order to clarify and clarify the description, the cleaning of the
4A and 4B are diagrams schematically showing a general cleaning method for the
As shown in FIG. 4A, if a gap is generated between the susceptor 217 and the
サセプタ217の保護、または、サセプタ217に開口する突き上げピン用の穴から、クリーニング用のガスが、ヒータユニットに入り込むことを防ぐために、サセプタ217をクリーニングするときには、例えば、図4(B)に示すように、一般的な保護カバー30が、サセプタ217上でウエハ200が置かれる部分に置かれる。
一般に、保護カバー30とサセプタ217との接触面は平面なので、保護カバー30が、ウエハ200と膜32の間に形成された膜32を覆ってしまい、保護カバー30に覆われた膜32に、充分にクリーニング用のガスが届かず、この部分の膜32が、充分に除去されないことがある。When cleaning the
In general, since the contact surface between the
図5は、本発明にかかるサセプタ217のクリーニング方法を模式的に示す図であって、(A)は、サセプタ217上に形成される膜32を示す断面図であり、(B)は、膜32が形成されたサセプタ217上に戴置された本発明にかかる保護カバー4を示す断面図である(図5(A)は、図4(A)と同じ)。
これに対して、図5(B)に示すように、保護カバー30の代わりに、ウエハ200よりも小さい外径に形成され、ウエハ200よりも狭い範囲でサセプタ217と接する第1の部分40と、ウエハ200と実質的に同じ外径に形成された第2の部分42とから構成される本発明にかかる保護カバー4を用いると、膜32と保護カバー4との間に隙間が生じるので、膜32の全ての部分にクリーニング用ガスが届く。
従って、下面の周辺部に凹部(ザグリ部)50を設けた前記保護カバー4を用いると、ウエハ200の範囲外の膜32だけでなく、ウエハ200とサセプタ217との間に形成された膜32も、クリーニングにより除去されうるようになる。5A and 5B are diagrams schematically showing a cleaning method for the
On the other hand, as shown in FIG. 5B, instead of the
Therefore, when the protective cover 4 provided with the concave portion (counterbore portion) 50 on the lower surface is used, not only the
図6は、図5(B)に示した保護カバー4の外径を例示する図である。
例えば、ウエハ200の外径が300mmであるときには、図6に示すように、保護カバー4が、ウエハ200の代わりに基板処理装置1に導入されることを考慮して、保護カバー4の第2の部分42は、ウエハ200と実質的に同じ300mmの外径で、ウエハ200の厚さ(0.725mm)に近い1.2mmの厚さ(すなわち、保護カバー4の中心付近の主たる部分の厚さ)になるように形成される。
また、保護カバー4の第1の部分40は、ウエハ200とサセプタ217との間に形成された膜32に、クリーニング用ガスを充分に導入できるように、ウエハ200よりも小さい280mmの外径で、0.3mmの厚さ(すなわち、ザグリ部50の高さ寸法)になるように形成される。FIG. 6 is a diagram illustrating the outer diameter of the protective cover 4 shown in FIG.
For example, when the outer diameter of the
Further, the
なお、保護カバー4の第1の部分40および第2の部分42の形状は、ウエハ200の外径および厚さなどに応じて適宜、変更されるべきであって、部分42の厚さは、例えば、1mm〜0.2mm程度(すなわち、ザグリ部50の高さ寸法で、好適には0.3mm)とされ、部分40の外径(すなわち、サセプタに接触する部分(面)の外径)は、ウエハ200の90%〜99%程度の270mm〜297mm程度とされる。
なお、図5,図6に示した保護カバー4の形状に、多少の変形を施した保護用カバーは、保護カバー4と実質的に同じ形状であり、実質的の保護カバー4と同じ機能を有するときには、本発明の技術的範囲に含まれるものと解されるべきである。The shapes of the
The protective cover obtained by slightly modifying the shape of the protective cover 4 shown in FIGS. 5 and 6 has substantially the same shape as the protective cover 4 and has substantially the same function as the protective cover 4. If so, it should be construed as being included in the technical scope of the present invention.
保護カバー4の材質としては、例えば、GC(グラスコート)カーボン、あるいは、窒化アルミなどが好適である。
また、基板処理装置1において、PがドープされるPoly−Si膜の形成が行われるときには、基板処理装置1の処理炉202(図3)に、ジシラン(Si2H6)とフォスフィン(PH3)とが導入され、約700℃で成膜が行われる。
クリーニングは、例えば、基板処理装置1の反応室202のサセプタ217に、15μmの膜32が付着したとき(例えば、0.3μmの成膜を50回行うごと)に、保護カバー4を、サセプタ217上に置き、NF3ガスをサセプタ217に供給し、約250℃とすることにより行われる。As a material of the protective cover 4, for example, GC (glass coat) carbon or aluminum nitride is suitable.
In addition, when forming a Poly-Si film doped with P in the
For cleaning, for example, when the 15
[半導体処理装置1におけるクリーニング]
以下、図1〜図3を再び参照して、半導体処理装置1におけるクリーニング時の運用方法について説明する。
保護カバー4(図5(B),図6)は、保護カバー4用のポッド100に収納された状態で、クリーニングされる基板処理装置へ搬送される。
図1,図2に示すように、搬送されてきたポッド100は、IOステージ105の上に工程内搬送装置から受け渡されて載置される。
ポッド100のキャップおよびウエハ搬入搬出口134を開閉する蓋142が、キャップ開閉機構136により取り外され、ポッド100のウエハ出し入れ口が開放される。[Cleaning in Semiconductor Processing Apparatus 1]
Hereinafter, referring to FIGS. 1 to 3 again, an operation method at the time of cleaning in the
The protective cover 4 (FIGS. 5B and 6) is conveyed to the substrate processing apparatus to be cleaned while being housed in the
As shown in FIGS. 1 and 2, the
The
ポッド100が、ポッドオープナ108により開放されると、第二の搬送室121に設置された第二のウエハ移載機124は、ポッド100から保護カバー4をピックアップし、予備室122に搬入し、保護カバー4を基板置き台140に移載する。
この移載作業の間、第一の搬送室103側のゲートバルブ131は閉じられており、第一の搬送室103の負圧は維持される。
保護カバー4の基板置き台140への移載が完了すると、ゲートバルブ128が閉じられ、予備室122が、排気装置(図示せず)によって負圧に排気される。When the
During the transfer operation, the
When the transfer of the protective cover 4 to the substrate mounting table 140 is completed, the
予備室122が予め設定された圧力値に減圧されると、ゲートバルブ131,130が開かれ、予備室122、第一の搬送室103および第一の処理炉202が連通される。
次に、第一の搬送室103の第一のウエハ移載機112は、基板置き台140から、保護カバー4をピックアップして、第一の処理炉202内のサセプタ217上に搬入する。
ここで、サセプタ217への保護カバー4の受け渡しは、ウエハ200の受け渡しと同様の方法にて行われる。When the
Next, the first
Here, the transfer of the protective cover 4 to the
保護カバー4の温度がクリーニング温度(約250℃)まで上昇し、排気口235の排気量および回転ドラム227の回転作動が安定した時点で、図3において実線矢印を付して示すよう、クリーニング用ガスが供給管232に導入される。
ガス供給管232に導入されたクリーニング用ガスは、ガス分散空間として機能するバッファ室237に流入し、さらに、径方向外向きに放射状に拡散して、シャワープレート240の各ガス吹出口247から、それぞれが略均等な流れとなって、保護カバー4に向かってシャワー状に吹き出す。
吹出口247群からシャワー状に吹き出したクリーニング用ガスは、カバープレート248の上方空間を通って、排気バッファ空間249を経由して排気口235に吸い込まれて排気される。When the temperature of the protective cover 4 rises to the cleaning temperature (about 250 ° C.) and the exhaust amount of the
The cleaning gas introduced into the
The cleaning gas blown out in the form of a shower from the
このとき、回転ドラム227に支持されたサセプタ217は回転しているので、吹出口247群からシャワー状に吹き出したクリーニング用ガスは、サセプタ217上の膜32(図5(B))全面にわたって均等に接触する状態になる。
また、加熱ユニット251は、支持軸276に支持されることにより回転しない状態となるので、回転ドラム227によって回転されながら、加熱ユニット251によって加熱されるサセプタ217の温度分布は、全面にわたって均一に制御される。At this time, since the
Further, since the
予め設定された処理時間が経過すると、サセプタ回転機構267の運転が停止させられる。
このとき、サセプタ217(回転子289)の回転位置は、サセプタ回転機構267に設置された磁気式ロータリーエンコーダ294によって時々刻々と監視されているので、サセプタ217は、予め設定された回転位置において正確に停止させられる。
つまり、突上部266と、ヒータ207およびサセプタ217の挿通孔256とは、正確かつ再現性よく合致させられる。When the processing time set in advance elapses, the operation of the
At this time, the rotational position of the susceptor 217 (rotor 289) is monitored from moment to moment by the magnetic
That is, the
第一の処理炉202のクリーニングが完了すると、処理済みの保護カバー4は、第一の搬送室103の第一のウエハ移載機112により、第一の搬送室103に搬出される。
次に、第一のウエハ移載機112は、第一の処理炉202から搬出した保護カバー4を、第一のクーリングユニット138へ搬入し、保護カバー4を冷却する。
第一のクーリングユニット138において、予め設定された冷却時間が経過すると、冷却済みの保護カバー4は、第一のウエハ移載機112により、第一のクーリングユニット138から、第一の搬送室103に搬出される。When the cleaning of the
Next, the first
When a preset cooling time has elapsed in the
冷却済みの保護カバー4が、第一のクーリングユニット138から、第一の搬送室103に搬出された後、ゲートバルブ127が開かれる。
次に、第1のウエハ移載機112が、第一のクーリングユニット138から搬出した保護カバー4を、予備室123へ搬送し、基板置き台141に移載すると、予備室123は、ゲートバルブ127によって閉じられる。After the cooled protective cover 4 is carried out from the
Next, when the first
予備室123が、ゲートバルブ127によって閉じられると、排出用予備室123内が不活性ガスにより、ほぼ大気圧に戻される。
予備室123内が、ほぼ大気圧に戻されると、ゲートバルブ129が開かれ、第二の搬送室121の予備室123に、対応したウエハ搬入搬出口134を閉塞する蓋142と、IOステージ105に載置された空のポッド100のキャップとが、ポッドオープナ108によって開かれる。
次に、第二の搬送室121の第二のウエハ移載機124は、基板置き台141から保護カバー4をピックアップして第二の搬送室121に搬出し、第二の搬送室121のウエハ搬入搬出口134を通して、ポッド100に収納する。
保護カバー4のポッド100への収納が完了すると、ポッド100のキャップとウエハ搬入搬出口134とを閉塞する蓋142が、ポッドオープナ108によって閉じられる。
以上説明したように、サセプタのクリーニングが行われる。When the
When the inside of the
Next, the second
When the storage of the protective cover 4 into the
As described above, the susceptor is cleaned.
なお、上記条件にて、保護カバー30(図4(B))を用いて基板処理装置の反応室をクリーニングするときには、ウエハ200とサセプタ217(図2,図3)との間の膜32を除くために、クリーニング時間を長めに設定していたが(例えば約30分)、本発明にかかる保護カバー4(図5(B),図6)を用いると、クリーニング時間を約5分、短縮することができ、サセプタ217に対するオーバーエッチングも抑制することができる。
また、本発明にかかる保護カバー4を用いると、保護カバー30を用いるときよりも、クリーニングにより、よりきれいに、サセプタ217(図2,図3)から膜32が除かれるので、基板処理装置1による成膜処理において、ウエハ200それぞれに形成される膜厚が安定し(WTW;wafer to wafer)、また、ウエハ200それぞれにおける膜厚が均等になる(WIW;wafer in wafer)。Under the above conditions, when the reaction chamber of the substrate processing apparatus is cleaned using the protective cover 30 (FIG. 4B), the
Further, when the protective cover 4 according to the present invention is used, the
本発明は、半導体基板に対する処理を行う基板処理装置に利用可能である。 The present invention is applicable to a substrate processing apparatus that performs processing on a semiconductor substrate.
1・・・基板処理装置、
217・・・サセプタ、
200・・・ウエハ、
32・・・膜、
4・・・保護カバー、
40・・・第1の部分、
42・・・第2の部分、1 ... Substrate processing apparatus,
217 ... susceptor,
200 ... wafer,
32 ... membrane,
4 ... Protective cover,
40 ... first part,
42 ... second part,
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