JP2004213404A - Vehicle expenditure management device - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a vehicle expenditure management device capable of continuously managing various expenditures related to a vehicle without requiring a user's labor. <P>SOLUTION: This vehicle expenditure management device to be used for management of at least one expenditure related to a vehicle comprises a data acquisition means for acquiring data necessary for calculating the expenditures, an expenditure arithmetic means for calculating a predetermined expenditure on the basis of predetermined data acquired through the data acquisition means, and a storage control means for storing the expenditures calculated by the expense arithmetic means and/or the data related to the expenditures in a storage means so that each expenditure can be managed. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

Translated fromJapanese

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両経費管理装置に関し、より詳細にはナビゲ−ション装置などの車載端末に採用され、車両に関わる経費を管理することのできる車両経費管理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、車両に関わる経費、例えば、給油所で支払う燃料代金、有料駐車場で支払う駐車代金、有料道路の通行代金、あるいは車検・修理代金、自動車保険代金、自動車税等の管理は、車両の使用者が、給油所、駐車場、あるいは有料道路の料金所等で発行される領収書や金融機関等での支払い時に受け取る領収書などを自宅等に持ち帰り、家計簿等にこまめに記録することにより行われていた。
【０００３】
しかしながら、これらの領収書を自宅等に持ち帰って家計簿等に記録していくことは、かなりの手間を要するものであり、一般的には行われていない。多くの使用者は、燃料代金の領収書は給油所の会員カ−ドとともに専用のホルダ−に綴じて車内に保管しておく程度であり、駐車代金は支払時に領収書をいちいち発行してもらう場合のほうが少ない。また、通行代金の領収書は料金所での受け取り後、そのまま車内に設置されたごみ箱に入れたり、適当に放置してしまうことが多い。また、車検・修理代金、自動車保険代金、あるいは自動車税等の領収書は、車検証や保険証と共に保管しておく程度である。したがって、使用者にかなりの管理意識がない限り、これらの車両に関する経費を継続して管理していくことができなかった。
【０００４】
ところで、燃料代金の記録方法に関して、下記の特許文献１には、ガソリンスタンドにおいて、クレジット機能を備えた記録メモリカ−ドにて支払いを行う際、ガソリンスタンド側で、給油日時情報と、給油量情報と、前回給油時からのガソリン消費量情報と、支払金額情報と、給油したガソリンスタンド位置情報とを記録メモリカ−ドに記録することが開示されている。そして、前記記録メモリカ−ドに記録された前回給油時からのガソリン消費量情報と走行距離情報とにより燃費を計算し、該燃費情報を表示部に表示すると同時に、前記燃費情報を前記記録メモリ−カ−ドに記録することのできる車両情報記録装置が開示されている。
【０００５】
また、下記の特許文献２には、携帯受信端末を介して受信した給油所ごとの燃料代単価情報を収集して保存し、地図上へ表示される給油所について、どのガソリンスタンドで燃料を補給するとその燃料代がいくらになるのかを演算して表示する機能を備えた経路案内装置が開示されている。
【０００６】
また、駐車代金の表示に関して、下記の特許文献３には、車両の駐車開始時刻と駐車終了時刻とを基に車両の駐車時間を算出し、車両を駐車した駐車場の所定時間あたりの駐車料金情報と算出された駐車時間とを基に駐車料金を算出し、算出された駐車料金を表示して、概略の駐車料金を駐車場から出る前に利用者に知らせることにより、料金所で慌てさせないようすることのできる駐車料金情報システムが開示されている。
【０００７】
また、自動料金徴収システムに用いられる車載器に関して、下記の特許文献４には、徴収料金の履歴をその金額とともに記憶し、キ−スイッチの入力操作に応じて過去の料金徴収の履歴の順に利用詳細情報（日時、金額）を音声出力するとともに表示部に履歴の順番を表示することのできる車載器が開示されている。
【０００８】
【特許文献１】
特開平１０−１３２５８５号公報
【特許文献２】
特開２００２−１９５８４３号公報
【特許文献３】
特開平１０−１０３９７６号公報
【特許文献４】
特開平２０００−３５３２５８号公報
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献１記載の車両情報記録装置は、前記記録メモリカ−ドに記録された前記給油に関連した情報を使用して燃費を計算し、該燃費の表示を行うものであって、前記給油に関連した情報を車両側で導き出すものではなく、前記燃料代金を継続して管理していくこともできないという課題があった。
【００１０】
また、上記特許文献２記載の経路案内装置は、経路上のガソリンスタンドの燃料代単価情報やそのガソリンスタンドで給油を行った場合の燃料代などの情報を燃料補給前に利用者に知らせるものであって、実際に補給された燃料代金の管理を行うために前記燃料代単価情報を取り込めるものではなく、上記特許文献１と同様に補給による燃料代金を継続して管理していくことができないという課題があった。
【００１１】
また、上記特許文献３記載の駐車料金情報システムは、料金所での支払い時に実際の金額が自分の予想していた金額と大きく離れていても慌てることがないように、予め概略の料金を利用者に知らせるためのものであって、利用した駐車場の駐車代金が記憶されるものではなく、したがって、使用者が過去に支払った駐車代金等の情報を後で確認することはできず、前記駐車代金を継続して管理していくことができないという課題があった。
【００１２】
また、上記特許文献４記載の車載器は、キ−スイッチを介して料金徴収の履歴の順が特定された情報を表示する、すなわち一回毎の履歴の順番を表示するだけであって、過去の利用明細情報に基づいて、種々の形式に加工された情報を表示できるような機能はなく、利用明細情報を管理するための機能が十分なものではなかった。
【００１３】
このように、従来、車両に関する種々の経費を使用者の手間をかけずに一元的に管理できるような機能や、前記経費の内容をいろいろな形式で分かりやすく、簡単に確認することができるような機能や、これらの車両に関する経費情報を外部でも利用することができるような機能を有する装置がなかった。
【００１４】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、使用者が手間をかけなくても車両に関わる種々の経費を継続して管理していくことができ、また、使用者が知りたい経費に関する情報を簡単に確認することができ、また、これら経費情報の利用用途を広げることのできる車両経費管理装置を提供することを目的としている。
【００１５】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係る車両経費管理装置（１）は、車両に関わる少なくとも１つ以上の経費の管理に用いられる車両経費管理装置であって、前記経費を演算するために必要なデ−タを取得するデ−タ取得手段と、該デ−タ取得手段を介して取得された所定のデ−タに基づいて所定の経費を演算する経費演算手段と、該経費演算手段により演算された経費及び／又は該経費に関連するデ−タを各経費の管理が行えるように記憶手段に記憶させていく記憶制御手段とを備えていることを特徴としている。
【００１６】
上記車両経費管理装置（１）によれば、使用者が手間をかけなくても前記車両に関わる経費の情報を継続して管理していくことができる。また、前記記憶制御手段により、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タが前記各経費の管理が行えるように前記記憶手段に記憶されるので、該記憶手段から前記各経費の情報の読み出しが行いやすく、該情報に基づいた演算等の処理効率を高めることができ、デ−タ処理を考慮した効率の良いデ−タ管理を行うことができる。
【００１７】
また本発明に係る車両経費管理装置（２）は、上記車両経費管理装置（１）において、前記記憶手段から所定の経費及び／又は該経費に関連するデ−タの読み出しを指示するための読出指示手段と、該読出指示手段を介して読み出された前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを出力する出力制御手段とを備えていることを特徴としている。
【００１８】
上記車両経費管理装置（２）によれば、前記読出指示手段を操作することにより、確認したい経費に関する情報を簡単に読み出すことができる。また、前記出力制御手段により、読み出された前記経費に関する情報を、例えば、前記経費の内容を一覧できる形式等、その内容を使用者が把握しやすい形式に加工して出力することができる。
【００１９】
また本発明に係る車両経費管理装置（３）は、上記車両経費管理装置（１）又は（２）において、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを入力させるための入力手段を備え、前記記憶制御手段が、前記入力手段を介して入力された前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを前記記憶手段に記憶させていくものであることを特徴としている。
【００２０】
上記車両経費管理装置（３）によれば、前記入力手段を介して前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タ、例えば、前記経費として車検・修理代金、自動車保険代金、自動車税等の車両の所有により発生する経費等が、又前記経費に関連するデ−タとして該経費の演算に必要なデ−タ等を入力することができる。また、入力された前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タが前記記憶手段に記憶されるので、さまざまな種類の経費の管理を行うことができる。
【００２１】
また本発明に係る車両経費管理装置（４）は、上記車両経費管理装置（２）又は（３）において、前記出力制御手段が、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを所定の形式に加工して画面に表示させる制御を行うものであることを特徴としている。
上記車両経費管理装置（４）によれば、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タが所定の形式に加工されて画面に表示されるので、使用者は、前記画面を通じて前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タの内容を簡単に把握することができる。
【００２２】
例えば、前記出力制御手段が、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タの内容を設定経費毎に切り換えて表示させるための経費選択表示手段を備えることにより、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タの内容を各経費毎に切り換えて表示させることができ、使用者は知りたい経費の内容を簡単に確認することができる。
【００２３】
また、前記出力制御手段が、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タの内容を所定の期間単位に切り換えて表示させるための期間単位選択表示手段を備えることにより、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タの内容を所定の期間単位、例えば、週単位、月単位、あるいは年単位に切り換えて表示させることができ、使用者は、知りたい期間の内容を簡単に確認することができる。
【００２４】
また、前記出力制御手段が、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タの内容をグラフィック加工して表示させるグラフィック表示手段を備えることにより、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タの内容をグラフィック表示、例えば、折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ等に加工して表示させることができ、前記内容を視覚的に把握しやすい形態で表示することができる。
【００２５】
また、前記出力制御手段が、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを無線で外部に送信する送信手段を備えることにより、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを無線で外部に送信することができる。例えば、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを自分宛ての電子メ−ルに添付して送信することにより、自宅等のパソコンでの経費管理も簡単に行うことができるようになる。あるいは、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを所定の情報収集センタ−のサ−バへ送信することにより、送信した内容に応じたさまざまなサ−ビスの提供を受けることが可能になり、前記経費に関する情報の利用用途を広げることができる。
【００２６】
また本発明に係る車両経費管理装置（５）は、上記車両経費管理装置（３）又は（４）において、自車位置を検出する自車位置検出手段と、車両の走行停止状態を検出する車両状態検出手段とを備えたナビゲ−ション装置に採用され、前記デ−タ取得手段が、前記車両の燃料残量を検出する燃料残量検出手段からの燃料残量デ−タを取得する燃料残量デ−タ取得手段を備え、前記入力手段が、少なくとも燃料単価を含む燃料情報を入力させるための燃料情報入力手段を備え、前記経費演算手段が、前記燃料残量デ−タ取得手段を介して提供される燃料残量デ−タに基づいて燃料補給量を算出する燃料補給量算出手段と、該燃料補給量算出手段により算出された燃料補給量と前記燃料情報入力手段を介して入力された燃料単価とに基づいて燃料代金を演算する燃料代金演算手段とを備え、前記記憶制御手段が、前記燃料代金、前記燃料補給量、補給日時、及び前記自車位置から割り出された補給場所情報のうちの少なくとも１つを含むデ−タを前記記憶手段に記憶させていくものであることを特徴としている。
【００２７】
上記車両経費管理装置（５）によれば、前記燃料量デ−タ取得手段を介して前記燃料残量検出手段から燃料残量デ−タが取得されると、該燃料残量デ−タに基づいて燃料補給量が算出され、該燃料補給量と前記燃料情報入力手段を介して入力された燃料単価とに基づいて燃料代金が演算される。そして、前記燃料代金、前記燃料補給量、補給日時、及び前記補給場所情報のうちの少なくとも１つを含むデ−タが前記記憶手段に記憶されるようになっているので、使用者が手間をかけなくても燃料代金に関する情報の管理を継続して行うことができる。
【００２８】
また本発明に係る車両経費管理装置（６）は、上記車両経費管理装置（５）において、前記燃料残量デ−タ取得手段が、前記自車位置検出手段により前記自車位置が給油所にあると判定され、かつ前記車両状態検出手段により車両の停止状態が検出された場合と、前記車両のイグニションキ−の所定の操作又は前記車両状態検出手段により車両の走行状態が検出された場合とに前記燃料残量検出手段から燃料残量デ−タを取得するものであることを特徴としている。
【００２９】
上記車両経費管理装置（６）によれば、前記自車位置検出手段により前記自車位置が給油所にあると判定され、かつ前記車両状態検出手段により車両の停止状態が検出された場合と、前記車両のイグニションキ−の所定の操作又は前記車両状態検出手段により前記車両の走行状態を検知した場合とに燃料残量デ−タが取得されるようになっているので、前記車両が給油所に停止している、すなわち燃料補給される可能性が高いときに前記燃料残量デ−タの取得を自動的に行うことができる。
【００３０】
また本発明に係る車両経費管理装置（７）は、上記車両経費管理装置（５）において、前記車両の燃料供給口カバ−の開閉を検出するカバ−開閉検出手段を備え、前記燃料残量デ−タ取得手段が、少なくとも前記カバ−開閉検出手段による前記燃料供給口カバ−の開検出時に前記燃料残量検出手段から燃料残量デ−タを取得するものであることを特徴としている。
【００３１】
上記車両経費管理装置（７）によれば、少なくとも前記カバ−開閉検出手段による前記燃料供給口カバ−の開検出時に前記燃料残量検出手段から燃料残量デ−タを取得するようになっているので、前記燃料供給口カバ−の開時という極めて燃料補給される可能性が高いときに前記燃料残量デ−タの取得を自動的に行うことができ、燃料残量デ−タの取得タイミングの適正率を高めることができる。
【００３２】
また本発明に係る車両経費管理装置（８）は、上記車両経費管理装置（５）〜（７）のいずれかにおいて、前記燃料情報入力手段を介して給油所毎の燃料情報の入力が可能に構成され、前記燃料情報入力手段を介して入力された前記給油所毎の燃料情報の中から、車両が位置する給油所の燃料単価を読み出す第１の燃料情報読出手段を備え、前記燃料代金演算手段が、前記燃料補給量算出手段により算出された前記燃料補給量と前記第１の燃料情報読出手段により読み出された前記給油所の燃料単価とに基づいて燃料代金を演算するものであることを特徴としている。
【００３３】
上記車両経費管理装置（８）によれば、前記燃料情報入力手段を介して給油所毎に異なる燃料単価等の燃料情報を予め入力しておくことができる。また、車両が位置する給油所の燃料単価を読み出して、燃料代金の演算が行われるので、給油所毎の燃料単価の違いが考慮された、より精度の高い燃料代金の演算を行うことができる。
【００３４】
また本発明に係る車両経費管理装置（９）は、上記車両経費管理装置（５）〜（７）のいずれかにおいて、前記燃料情報入力手段を介して燃料補給後に燃料情報の入力が可能に構成され、前記燃料代金演算手段が、前記燃料補給量算出手段により算出された前記燃料補給量と前記燃料情報入力手段を介して燃料補給後に入力された燃料単価とに基づいて燃料代金を演算するものであることを特徴としている。
【００３５】
上記車両経費管理装置（９）によれば、前記燃料情報入力手段を介して燃料補給後に燃料単価等の燃料情報の入力を行わせるようになっているので、燃料補給後に知り得た正確な前記燃料情報を入力することができ、入力された前記燃料情報に基づいて燃料代金の演算が行われるので、正確な燃料代金を演算することができる。
【００３６】
また本発明に係る車両経費管理装置（１０）は、上記車両経費管理装置（５）〜（７）のいずれかにおいて、前記デ−タ取得手段が、外部から各給油所の燃料情報を取得する外部燃料情報取得手段を備え、該外部燃料情報取得手段を介して取得された各給油所の燃料情報の中から、車両が位置する給油所の燃料単価を読み出す第２の燃料情報読出手段を備え、前記燃料代金演算手段が、前記燃料補給量算出手段により算出された前記燃料補給量と前記第２の燃料情報読出手段により読み出された前記給油所の燃料単価とに基づいて燃料代金を演算するものであることを特徴としている。
【００３７】
上記車両経費管理装置（１０）によれば、前記外部燃料情報取得手段を介して給油所毎に異なる燃料単価等の最新の燃料情報を、例えば、通信ネットワ−ク上の燃料情報提供サ−バ（全国又は所定地域毎の給油所の燃料単価、場所等の最新情報が登録されている）等から取得しておくことができ、燃料代金の演算の際には、車両が位置する給油所の燃料単価を前記燃料情報の中から読み出して、燃料代金の演算を行うことができ、給油所毎の最新の燃料単価の違いが考慮された、より正確な燃料代金の演算を行うことができる。
【００３８】
また本発明に係る車両経費管理装置（１１）は、上記車両経費管理装置（３）又は（４）において、自車位置を検出する自車位置検出手段を備えたナビゲ−ション装置に採用され、前記デ−タ取得手段が、前記自車位置検出手段により自車位置が駐車場にあると判定された場合に該駐車場の料金情報を取得する駐車料金情報取得手段を備え、前記経費演算手段が、車両が駐車場に入ったと判定された時間と該駐車場から出たと判定された時間とから駐車時間を算出する駐車時間算出手段と、該駐車時間算出手段により算出された駐車時間と、前記駐車料金情報取得手段を介して取得された前記駐車場の料金情報とに基づいて駐車代金を演算する駐車代金演算手段とを備え、前記記憶制御手段が、前記駐車代金、前記駐車時間、駐車日時、及び前記自車位置から割り出された駐車場情報のうちの少なくとも１つを含むデ−タを前記記憶手段に記憶させていくものであることを特徴としている。
【００３９】
上記車両経費管理装置（１１）によれば、自車位置が駐車場にあると判定された場合に該駐車場に入った時間と出た時間とに基づいて駐車時間が算出され、該駐車時間と前記駐車料金情報取得手段を介して取得された前記駐車場の料金情報とに基づいて駐車代金が演算される。そして、前記駐車代金、前記駐車時間、駐車日時、及び前記駐車場情報のうちの少なくとも１つを含むデ−タが前記記憶手段に記憶されるので、使用者の手をわずらわすことなく駐車代金に関する情報の管理を継続して行うことができる。
【００４０】
また本発明に係る車両経費管理装置（１２）は、上記車両経費管理装置（１１）において、前記自車位置検出手段が、自車位置デ−タと駐車場の駐車料金情報が含まれている地図デ−タとに基づいて地図上における自車位置を検出するものであり、前記駐車料金情報取得手段が、前記駐車料金情報から自車位置に基づいて判定された駐車場の料金情報を取得するものであることを特徴としている。
【００４１】
上記車両経費管理装置（１２）によれば、前記駐車料金情報取得手段により前記地図デ−タに含まれる前記駐車料金情報から車両が位置する駐車場の料金情報が取得されるようになっているので、前記地図デ−タに含まれる前記駐車料金情報に基づいた駐車代金の演算を行うことができる。
【００４２】
また本発明に係る車両経費管理装置（１３）は、上記車両経費管理装置（１１）において、外部から駐車場の駐車料金情報を取得する外部駐車場情報取得手段を備え、前記駐車料金情報取得手段が、前記外部駐車場情報取得手段を介して取得された駐車料金情報から自車位置に基づいて判定された駐車場の料金情報を取得するものであることを特徴としている。
【００４３】
上記車両経費管理装置（１３）によれば、前記外部駐車場情報取得手段を介して駐車場の最新の駐車料金情報を、例えば、通信ネットワ−ク上の駐車料金情報サ−バ（全国、又は所定地域毎の有料駐車場の最新の駐車料金情報等が登録されている）や駐車場情報の提供を行っているＶＩＣＳセンタ−等から取得しておくことができ、駐車代金の演算の際には、自車位置に基づいて判定された駐車場の料金情報が前記駐車料金情報の中から取得されるようになっているので、最新の駐車料金情報に基づいた正確な駐車代金の演算を行うことができる。
【００４４】
また本発明に係る車両経費管理装置（１４）は、上記車両経費管理装置（１１）〜（１３）において、前記入力手段が、前記駐車料金情報に駐車料金の割引情報が含まれている場合に、該当する割引内容を入力させるための割引内容入力手段を備え、前記駐車代金演算手段が、前記割引内容入力手段を介して入力された割引内容を加味して駐車代金を演算するものであることを特徴としている。
【００４５】
上記車両経費管理装置（１４）によれば、前記割引内容入力手段を介して駐車料金の割引内容を入力させることができ、入力された割引内容を加味して駐車代金が演算されるので、割引が適用された場合の正確な駐車代金を演算することができる。
【００４６】
また本発明に係る車両経費管理装置（１５）は、上記車両経費管理装置（３）又は（４）において、自車位置を検出する自車位置検出手段を備えたナビゲ−ション装置に採用され、前記デ−タ取得手段が、前記自車位置検出手段により自車位置が有料道路にあると判定された場合に、該有料道路の料金情報を取得する通行料金情報取得手段を備え、前記経費演算手段が、前記自車位置が有料道路に入ったと判定された地点と前記有料道路から出たと判定された地点とから通行区間を判定する通行区間判定手段と、該通行区間判定手段により判定された通行区間と、前記通行料金情報取得手段を介して取得された前記有料道路の料金情報とに基づいて通行代金を演算する通行代金演算手段とを備え、前記記憶制御手段が、前記通行代金、前記通行区間、及び通行日時のうちの少なくとも１つを含むデ−タを前記記憶手段に記憶させていくものであることを特徴としている。
【００４７】
上記車両経費管理装置（１５）によれば、自車位置が有料道路にあると判定された場合に、該有料道路に入ったと判定された地点と出たと判定された地点とに基づいて走行区間が判定され、該走行区間と前記通行料金情報取得手段を介して取得された前記有料道路の料金情報とに基づいて通行代金が演算され、前記通行代金、通行日時、及び前記通行区間情報のうちの少なくとも１つを含むデ−タが前記記憶手段に記憶されるようになっているので、使用者が手間をかけなくても通行代金に関する情報の管理を継続して行うことができる。
【００４８】
また本発明に係る車両経費管理装置（１６）は、上記車両経費管理装置（１５）において、前記自車位置検出手段が、自車位置デ−タと有料道路の通行料金情報が含まれている地図デ−タとに基づいて地図上における自車位置を検出するものであり、前記通行料金情報取得手段が、前記通行料金情報から自車位置に基づいて判定された有料道路の料金情報を取得するものであることを特徴としている。
【００４９】
上記車両経費管理装置（１６）によれば、前記通行料金情報取得手段により前記地図デ−タに含まれる通行料金情報から自車位置に基づいて判定された有料道路の料金情報が取得されるので、前記地図デ−タに含まれる通行料金情報に基づいて通行代金の演算を行うことができる。
【００５０】
また本発明に係る車両経費管理装置（１７）は、上記車両経費管理装置（１５）において、外部から有料道路の通行料金情報を取得する外部有料道路情報取得手段を備え、前記通行料金情報取得手段が、前記外部有料道路情報取得手段を介して取得された前記通行料金情報から自車位置に基づいて判定された有料道路の料金情報を取得するものであることを特徴としている。
【００５１】
上記車両経費管理装置（１７）によれば、前記外部有料道路情報取得手段により有料道路の最新の通行料金情報を、例えば、通信ネットワ−ク上の通行料金情報サ−バ（全国、又は所定地域毎の有料道路の料金情報等が登録されている）、有料道路情報を提供しているＶＩＣＳセンタ−等から取得しておくことができ、通行料金の演算の際には、自車位置に基づいて判定された有料道路の料金情報が前記通行料金情報の中から取得されるようになっているので、最新の通行料金情報に基づいた正確な通行代金の演算を行うことができる。
【００５２】
また本発明に係る車両経費管理装置（１８）は、上記車両経費管理装置（１５）〜（１７）のいずれかにおいて、前記入力手段が、前記通行料金の割引内容を入力するための割引内容入力手段を備え、前記通行代金演算手段が、前記割引内容入力手段を介して入力された割引内容を加味して通行代金を演算するものであることを特徴としている。
【００５３】
上記車両経費管理装置（１８）によれば、前記割引内容入力手段を介して通行料金の割引内容を入力させることができ、入力された割引内容を加味して通行代金が演算されるようになっているので、割引内容が適用された場合の正確な通行代金を演算することができる。
【００５４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両経費管理装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図１は、実施の形態（１）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【００５５】
車速から演算して走行距離を取得するための車速センサ１１と、進行方向を取得するためのジャイロセンサ１２とがマイクロコンピュ−タ（以下、マイコンと記す）１０に接続されており、マイコン１０は、演算した走行距離及び進行方向に基づいて自車位置を割り出すようになっている（自律航法）。
また、アンテナ１３ａを介して衛星からのＧＰＳ信号を受信するＧＰＳ受信機１３がマイコンに接続されており、マイコン１０はＧＰＳ信号に基づいて自車位置を割り出すようになっている（ＧＰＳ航法）。
【００５６】
また、ＤＶＤ−ＲＯＭ１４から電子地図デ−タ等を取り込むことのできるＤＶＤドライブ１５がマイコン１０に接続されており、マイコン１０は割り出した自車位置と地図デ−タとを合わせる、いわゆるマップマッチングを行うことによって、自車位置が正確に示された地図をマイコン１０に接続された表示装置１６の表示パネル１６ａへ表示するようになっている。
【００５７】
また、表示装置１６に設けられたボタンスイッチ１６ｂから入力されたスイッチ信号や、表示パネル１６ａ上に設けられたタッチパネル１６ｃを介して入力されたスイッチ信号がマイコン１０に入力され、これらスイッチ信号に応じた処理がマイコン１０で行われるようになっている。
【００５８】
また、計時機能を有する計時部１７がマイコン１０に接続されており、マイコン１０は、所定のタイミングで現在日時を示す計時信号を取り込むことができるようになっている。
また、燃料タンク（図示せず）内の燃料残量を計測するための燃料センサ１８がマイコン１０に接続されており、マイコン１０は、所定のタイミングで燃料センサ１８から取り込んだ燃料残量信号に基づいて燃料タンク内の燃料残量の算出を行うようになっている。
また、車両のイグニションキ−１９がマイコン１０に接続されており、マイコン１０は、イグニションキ−１９の所定の操作（アクセサリ端子（ＡＣＣ端子）のＯＮ／ＯＦＦ等）を検出することができるようになっている。
【００５９】
また、車両経費情報を記憶させるためのメモリ２０がマイコン１０に接続されている。図２は、メモリ２０に記憶される車両経費情報のデ−タ構造の一例を示す図である。
車両経費情報は、経費分類、経費属性、及び詳細内容の項目を含んで構成されている。経費分類項目には、車両に関する経費が予め分類して設定されており、ガソリン等の燃料補給により発生する燃料代金、有料駐車場の利用により発生する駐車代金、有料道路の利用により発生する通行代金や、車検・修理代金、保険契約により発生する自動車保険代金、車両の所有者に課せられる自動車税等が含まれている。
【００６０】
経費属性項目には、前記経費分類項目における各経費の属性が設定されるようになっており、燃料代金、駐車代金、通行代金等、車両の使用により発生する費用（ここでは使用費と呼ぶ）と、車検・修理代金、自動車保険代金、自動車税等、車両の所有により発生する費用（ここでは所有費と呼ぶ）とに分類され、各経費の属性が設定されている。また、詳細内容項目には、前記経費分類項目に設定されている各経費毎にデ−タとして記憶される内容が含まれている。
【００６１】
マイコン１０は、デ−タ取得手段、経費演算手段、及び記憶制御手段としての機能を備えており、前記使用費の発生を判断して、前記詳細内容項目に設定された各種のデ−タをメモリ２０に記憶させていくことができるように、各経費の代金等の演算に必要なデ−タを取得する処理を行い、取得デ−タに基づいて各経費の代金の演算処理を行い、該演算処理により求められた経費の代金等のデ−タを該当使用費の記憶領域に記憶させていく処理を行うようになっている。
【００６２】
また、前記所有費に関しては、後述する所有費登録画面を通じて入力することができ、マイコン１０は、入力されたデ−タを該当所有費の記憶領域に記憶させていく処理を行うようになっている。このように、各経費毎に分類されたデ−タの記憶処理を行うことにより各経費情報を効率よく管理することができるようになっている。
【００６３】
例えば、ドライブの途中に給油所に立ち寄り、マイコン１０が、自車位置デ−タとＤＶＤ−ＲＯＭ１４から読み出された地図デ−タとに基づいて自車位置が給油所にあると判断し、かつ車速センサ１１から車速が０である信号を取り込むと、燃料センサ１８から燃料残量信号を取り込み、燃料残量Ａを算出する。その後、イグニションキ−１９のＡＣＣ端子のＯＮ又は車速センサ１１から車速が０より大きい信号を取り込むと、再度燃料センサ１８から燃料残量信号を取り込み、燃料残量Ｂを算出する。
【００６４】
そして、燃料残量Ｂから燃料残量Ａを減算して燃料補給量を算出し、燃料が補給されている（例えば、燃料センサ１８の検出誤差範囲である値以上燃料残量が増加している）と判断すれば、計時部１７から計時デ−タを取り込むとともに、前記燃料補給量と、後述する図１０又は図１１に示した燃料単価設定画面を通じて予め設定されている燃料単価（燃料１Ｌ当たりの価格）とに基づいて、燃料代金を演算する。そして、マイコン１０は、前記燃料代金、前記燃料補給量、前記補給日時、及び自車位置から割り出された給油所情報をメモリ２０の燃料代金記憶領域に記憶する処理を行うようになっている。
【００６５】
また、市街地などの有料駐車場に入り、マイコン１０が、自車位置デ−タとＤＶＤ−ＲＯＭ１４から読み出された地図デ−タとに基づいて車両が有料駐車場に入ったと判断すると、計時部１７から計時デ−タＡを取り込み、駐車開始日時デ−タとして記憶する。そして、車両が前記有料駐車場から出たと判定すると、再度計時部１７から計時デ−タＢを取り込み、駐車終了日時デ−タとして記憶する。
【００６６】
そして、計時デ−タＢと計時デ−タＡとに基づいて駐車時間を算出し、該駐車時間と、前記地図デ−タに含まれている前記駐車場の料金情報（単位時間当たりの駐車料金等）とに基づいて、駐車代金を演算する。なお、前記駐車場の料金情報に割引情報が含まれている場合、図３に示すような割引内容を入力させるための割引内容入力画面が表示され、この画面を通じて使用者は、割引内容を入力することができるようになっている。図３では、２時間まで無料の割引情報が含まれている場合に、１時間無料又は２時間無料の入力ができる画面を示しており、１時間無料又は２時間無料の入力が行われると、入力された割引内容を加味した駐車代金の演算が行われるようになっている。
【００６７】
そして、マイコン１０は、前記駐車代金、前記駐車時間、前記駐車日時（入出時間）、及び自車位置から割り出された駐車場情報をメモリ２０の駐車料金記憶領域に記憶する処理を行うようになっている。
【００６８】
また、有料道路に入り、マイコン１０が、自車位置デ−タとＤＶＤ−ＲＯＭ１４から読み出された地図デ−タとに基づいて、車両が有料道路に入ったと判断すると、前記地図デ−タから自車位置に基づいて判定された通行開始インタ−情報と、計時部１７から計時デ−タＣとを取り込む。そして、自車両が有料道路から出たと判定すると、前記地図デ−タから自車位置に基づいて判定された通行終了インタ−情報と、計時部１７から計時デ−タＤとを取り込む。
【００６９】
そして通行開始インタ−情報と通行終了インタ−情報とから通行区間を判定し、該通行区間と、地図デ−タに含まれている前記有料道路の料金情報（区間料金情報）とに基づいて、通行代金を演算する。なお、前記有料道路の料金情報に割引情報が含まれている場合、図４に示すような割引内容を入力させるための割引内容入力画面が表示され、この画面を通じて使用者は、割引内容を入力することができるようになっている。
【００７０】
図４では、回数券利用の割引情報が含まれている場合に、回数券利用の入力ができる画面を示しており、回数券利用の入力が行われると、回数券の割引内容を加味した通行代金の演算が行われるようになっている。そして、マイコン１０は、前記通行代金、前記通行区間、及び前記通行日時をメモリ２０の通行料金記憶領域に記憶する処理を行うようになっている。
【００７１】
また、マイコン１０は、読出指示手段として機能する表示装置１６のボタンスイッチ１６ｂやタッチパネル１６ｃから出力された車両経費情報の読出指示信号を取り込むと、メモリ２０に記憶されている車両経費情報を読み出し、所定の形式に加工して表示パネル１６ａへ出力する処理を行うようになっている。
【００７２】
図５は、表示パネル１６ａに表示される車両経費情報メニュ−画面の表示例を示している。車両経費情報メニュ−画面には、図２に示した経費分類項目に登録されている各経費の詳細情報を表示させるための経費選択表示ボタンが設けられている。該経費選択表示ボタンは、使用費（燃料代金、駐車代金、通行代金）と所有費（車検・修理代金、自動車保険代金、自動車税）とに分類して配置されている。また、画面下方には、使用費の年間一覧表示ボタンと所有費の年間一覧表示ボタンとが設けられている。
【００７３】
図５において、タッチパネル１６ｃを介して「燃料代金」ボタンが選択されると、図６に示す燃料代金表示メニュ−画面が表示される。この画面を通じて、燃料代金の詳細内容を表示する期間（週間、月間、年間）の選択、燃料代金の演算に使用する燃料単価（共通、給油所別）の設定、燃料情報設定画面（共通、給油所別）の読み出しを行うことができるようになっている。
【００７４】
なお、演算使用単価が「共通」に設定されると、どこの給油所で燃料補給を行っても、図１０に示した共通燃料情報設定画面で設定された燃料単価を使用して燃料代金の演算が行われるようになっている。また、「給油所別」に設定されると、図１１に示した給油所別燃料情報設定画面で設定された燃料情報の中から車両が位置する給油所の燃料単価を使用して燃料代金の演算が行われるようになっている。
【００７５】
また、図６において、表示期間として「週間」ボタンが選択されると、図７に示す燃料代金の週間情報画面が表示され、この画面を通じて、使用者は、１週間の燃料情報、すなわち、週間給油回数、平均燃料単価（１Ｌ当たり）、週間総給油量、及び週間合計代金（税込）を確認できるようになっている。また、画面下方に設けられた「前週」、「翌週」ボタンにより、週単位で内容を切り換えて表示させることができるようになっている。
【００７６】
また、図７において「詳細」ボタンが選択されると、図８に示す週間詳細内容画面が表示され、この画面を通じて、使用者は、給油毎の詳細情報（給油日時、給油場所（ガソリンスタンド名）、燃料単価、給油量、代金）が確認できるようになっている。また、図６において、表示期間として「月間」ボタンが選択されると、図７や図８に示した画面と略同様の構成の画面が表示されるようになっており、月間の燃料情報が確認できるようになっている。
【００７７】
また、図６において、表示期間として「年間」ボタンが選択されると、図９に示す燃料代金の年間情報画面が表示され、この画面を通じて、使用者は、月別の燃料代金の推移と、年間の合計金額とを確認することができるようになっている。また、画面下方に設けられた「前年」、「翌年」ボタンにより、年間単位で内容を切り換えて表示させることができるようになっている。また、タッチパネル１６ｃを介して折れ線グラフで表示された各月のプロット点が選択されると、選択された月の月間情報画面（図７に示した構成の画面）に切り換えて表示させることができるようになっている。
【００７８】
また、図６において、燃料情報設定ボタンの「共通」ボタンが選択されると、図１０に示す共通燃料情報設定画面が表示され、この画面を通じて、給油する燃料種別の設定や、燃料代金の演算に使用する燃料単価の設定を行うことができるようになっている。例えば、燃料種別としてガソリンのレギュラ−を設定する場合は、「レギュラ−」ボタンを選択し、燃料単価の設定は、アップダウンキ−を操作して、所定値に設定し、「登録」ボタンを入力することにより共通燃料単価の設定が行えるようになっている。
【００７９】
また、図６において、燃料情報設定ボタンの「給油所別」ボタンが選択されると、図１１に示す給油所別燃料情報設定画面が表示され、この画面を通じて、給油する燃料種別の設定や、給油所メ−カ−毎の燃料単価を個別に設定することができるようになっている。例えば、燃料単価を設定しようとする給油所メ−カ−の表示枠をタッチ入力すると、選択された給油所メ−カ−の燃料単価の入力が可能になり、画面下方に設けられたアップダウンキ−を操作して、所定の単価に設定することができるようになっている
なお、給油所メ−カ−毎の燃料単価デ−タは、ＤＶＤ−ＲＯＭ１４から読み出される地図デ−タとリンクされており、演算使用単価が「給油所別」に設定されている場合、マイコン１０は、前記地図デ−タに基づいて車両が位置する給油所メ−カ−を判断し、図１１に示した給油所別燃料情報設定画面を通じて設定された燃料情報の中から該当する給油所メ−カ−の燃料単価を読み出して燃料代金の演算を行うようになっている。
【００８０】
また、図５において「駐車代金」ボタンが選択されると、図１２に示す駐車代金表示メニュ−画面が表示され、この画面を通じて、駐車代金の詳細内容を表示する期間（週間、月間、年間）の選択を行うことができるようになっている。
【００８１】
例えば、図１２において、「月間」ボタンが選択されると、図１３に示す駐車代金の月間情報画面が表示され、この画面を通じて、使用者は、駐車場の月間駐車回数、月間駐車時間、月間駐車代金を確認することができるようになっている。また、画面下方に設けられた「前月」、「翌月」ボタンにより、月単位で内容を切り換えて表示させることもできるようになっている。
【００８２】
また、図１３において「詳細」ボタンが選択されると、図１４に示す月間詳細内容画面が表示され、この画面を通じて、使用者は、利用駐車場の詳細情報（駐車日時、駐車場名、駐車単価、駐車時間、駐車代金）が確認できるようになっている。また、図１２において、表示期間として「週間」ボタンが選択されると、図１３や図１４に示した画面と略同様の構成の画面が表示されるようになっており、週間の利用駐車場情報が確認できるようになっている。
【００８３】
また、図１２において、表示期間として「年間」ボタンが選択されると、図１５に示す駐車代金の年間情報画面が表示され、この画面を通じて、使用者は、月別の駐車代金の推移と、年間の合計金額とを確認することができるようになっている。また、画面下方に設けられた「前年」、「翌年」ボタンにより、年間単位で内容を切り換えて表示させることができるようになっている。また、タッチパネル１６ｃを介して折れ線グラフで表示された各月のプロット点が選択されると、選択された月の月間情報画面（図１３に示した構成の画面）に切り換えて表示されるようになっている。
【００８４】
また、図５において「通行代金」ボタンが選択されると、図１６に示す通行代金表示メニュ−画面が表示され、この画面を通じて、通行代金の詳細内容を表示する期間（週間、月間、年間）の選択を行うことができるようになっている。
【００８５】
例えば、図１６において、「月間」ボタンが選択されると、図１７に示す通行代金の月間情報画面が表示され、この画面を通じて、使用者は、有料道路の月間通行回数、月間通行距離、月間通行代金を確認することができるようになっている。また、画面下部に設けられた「前月」、「翌月」ボタンにより、月単位で内容を切り換えて表示させることもできるようになっている。
【００８６】
また、図１７において「詳細」ボタンが選択されると、図１８に示す月間詳細内容画面が表示され、この画面を通じて、通行した有料道路の詳細情報（通行日時、有料道路名、通行区間、通行代金）が確認できるようになっている。また、図１６において、表示期間として「週間」ボタンが選択されると、図１７や図１８に示した画面と略同様の構成の画面が表示されるようになっており、週間の通行代金情報が確認できるようになっている。
【００８７】
また、図１６において、表示期間として「年間」ボタンが選択されると、図１９に示す通行代金の年間情報画面が表示され、この画面を通じて、使用者は、月別の通行代金の推移と、年間の合計金額とを確認することができるようになっている。また、画面下方に設けられた「前年」、「翌年」ボタンにより、年間単位で内容を切り換えて表示させることができるようになっている。また、タッチパネル１６ｃを介して折れ線グラフで表示された各月のプロット点が選択されると、選択された月の月間情報画面（図１７に示した構成の画面）に切り換えて表示されるようになっている。
【００８８】
また、図５において、「車検・修理」ボタンが選択されると、図２０に示す車検・修理代金表示メニュ−画面が表示され、この画面を通じて、車検・点検代金の年間表示画面の読み出しや、「車検」、「点検」、「修理」情報の新規登録画面の読み出しを行うことができるようになっている。
【００８９】
例えば、図２０において「詳細」ボタンが選択されると、図２１に示す車検・修理代金詳細情報画面が表示され、この画面を通じて、車検、点検、又は修理の行われた日付情報や支払い代金等の詳細情報と、年間の合計金額とが確認できるようになっている。また、画面下方に設けられた「前年」、「翌年」ボタンにより、年単位で内容を切り換えて表示させることができるようになっている。
また、図２０において、新規登録画面を読み出すための「車検」ボタンが選択されると、図２２に示す車検代金新規登録画面が表示され、この画面を通じて、車検日、車検回数、車検代金等の入力が行えるようになっている。
【００９０】
また、図５において、「自動車保険」ボタンが選択されると、図２０と略同様の構成からなる自動車保険代金表示メニュ−画面（図示せず）が表示され、この画面を通じて、自動車保険代金の詳細情報画面や新規登録画面を表示させることができるようになっている。前記詳細情報画面では、保険更新日と年間の保険代金とが確認できるようになっており、前記新規登録画面では、保険更新日と年間の保険代金との入力が行えるようになっている。
【００９１】
また、図５において、「自動車税」ボタンが選択されると、図２０と略同様の構成からなる自動車税表示メニュ−画面（図示せず）が表示され、この画面を通じて、自動車税の支払情報画面や新規登録画面を表示させることができるようになっている。前記支払情報画面では、支払日と年間の自動車税の額とが確認できるようになっており、前記新規登録画面では、支払日と年間の自動車税の額との入力が行えるようになっている。
【００９２】
また、図５において、「使用費一覧」ボタンが選択されると、図２３に示す使用費一覧表示画面が表示され、この画面を通じて、使用費の月別代金の構成とその推移、及び年間使用費の合計代金が確認できるようになっている。また、画面下方に設けられた「前年」、「翌年」ボタンにより、年単位で内容を切り換えて表示させることができるようになっている。
【００９３】
また、図５において、「所有費一覧」ボタンが選択されると、図２４に示す所有費一覧表示画面が表示され、この画面を通じて、所有費の月別代金の構成とその推移、及び年間所有費の合計代金が確認できるようになっている。また、画面下方に設けられた「前年」、「翌年」ボタンにより、年単位で内容を切り換えて表示させることができるようになっている。
【００９４】
次に実施の形態（１）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコン１０の行う燃料代金の記憶処理動作を図２５に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【００９５】
まず、ステップＳ１では、自車位置デ−タと地図デ−タとに基づいて自車位置が給油所にあるか否かを判断し、自車位置が給油所にないと判断すれば、ステップＳ１に戻り、一方、自車位置が給油所にあると判断すれば、ステップＳ２に進む。ステップＳ２では、車両が停止しているか否か、すなわち車速センサ１１からの車速信号が検出されていないか否かを判断し、車両が停止していないと判断すれば、ステップＳ１に戻り、一方、車両が停止していると判断すれば、ステップＳ３に進む。
【００９６】
ステップＳ３では、燃料センサ１８からの燃料残量信号を取得し、該燃料残量信号に基づいて燃料残量を算出する処理を行い、その後ステップＳ４に進む。ステップＳ４では、イグニションキ−１９のＡＣＣ端子のＯＮ又は走行状態が検出（すなわち、車速センサ１１から車速信号が検出）されたか否かを判断し、ＡＣＣ端子のＯＮ及び走行状態が検出されなかったと判断すればステップＳ４に戻り、一方、ＡＣＣ端子のＯＮ又は走行状態が検出されたと判断すればステップＳ５に進む。
【００９７】
ステップＳ５では、燃料センサ１８からの燃料残量信号を取得し、該燃料残量信号に基づいて燃料残量を算出する処理を行い、その後ステップＳ６に進む。ステップＳ６では、燃料補給量の算出、すなわち、ステップＳ５で算出された燃料残量からステップＳ３で算出された燃料残量を減算し、その差を燃料補給量として算出する処理を行い、その後ステップＳ７に進む。
【００９８】
ステップＳ７では、燃料補給されたか否か、すなわち算出した燃料補給量が燃料センサ１８の検出誤差範囲を示す値より大きいか否か判断し、燃料補給されなかったと判断すればステップＳ１に戻り、一方、燃料補給されたと判断すれば、ステップＳ８に進む。
ステップＳ８では、燃料単価の設定を判断し、すなわち、共通燃料単価設定であるか給油所別燃料単価設定であるかを判断し、共通燃料単価設定であると判断すれば、ステップＳ９に進む。
【００９９】
ステップＳ９では、図１０に示した共通燃料情報設定画面を通じて予め設定されている共通燃料単価を読み出し、ステップＳ１０に進む。ステップＳ１０では、燃料代金の演算処理、すなわち前記共通燃料単価とステップＳ６において算出された燃料補給量とを乗算する処理を行い、その後ステップＳ１３に進む。
【０１００】
一方、ステップＳ８において、燃料単価の設定が給油所別燃料単価設定であると判断すれば、ステップＳ１１に進む。ステップＳ１１では、図１１に示した給油所別燃料情報設定画面を通じて予め設定されている給油所別燃料情報から車両が位置する給油所の燃料単価を読み出し、ステップＳ１２に進む。
【０１０１】
ステップＳ１２では、燃料代金の演算処理、すなわち、読み出した前記給油所別燃料単価とステップＳ６において算出された燃料補給量とを乗算する処理を行い、その後ステップＳ１３に進む。
ステップＳ１３では、燃料代金デ−タの記憶処理、すなわちステップＳ１０又はＳ１２において演算により求められた燃料代金、ステップＳ６において算出された燃料補給量、計時部１７から取得した日時デ−タ、及び自車位置と地図デ−タとにより割り出された給油所情報（給油所名等）をメモリ２０の燃料代金記憶領域に記憶する処理を行い、その後ステップＳ１に戻り、処理を繰り返す。
【０１０２】
次に実施の形態（１）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコン１０の行う駐車代金の記憶処理動作を図２６に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【０１０３】
まず、ステップＳ２１では、自車位置デ−タと地図デ−タとに基づいて自車位置が有料駐車場にあるか否か、すなわち有料駐車場に入ったか否かを判断し、有料駐車場に入っていないと判断すればステップＳ２１に戻り、一方、有料駐車場に入ったと判断すればステップＳ２２に進む。ステップＳ２２では、計時部１７から現在日時デ−タを取り込み、駐車開始時間として記憶する処理を行い、その後ステップＳ２３に進む。
【０１０４】
ステップＳ２３では、自車位置が前記有料駐車場にないか否か、すなわち有料駐車場から出たか否かを判断し、有料駐車場から出ていないと判断すればステップＳ２３に戻り、一方、有料駐車場から出たと判断すればステップＳ２４に進む。ステップＳ２４では、計時部１７から現在日時デ−タを取り込み、駐車終了時間として記憶する処理を行い、その後ステップＳ２５に進む。
【０１０５】
ステップＳ２５では、前記駐車開始時間と前記駐車終了時間とから駐車時間を算出する処理を行い、その後ステップＳ２６に進む。ステップＳ２６では、地図デ−タに登録されている駐車場の駐車料金情報の中から自車位置に基づいて判定された前記有料駐車場の料金情報を取得し、ステップＳ２７に進む。
【０１０６】
ステップＳ２７では、前記有料駐車場の料金情報に割引情報が含まれているか否かを判断し、割引情報が含まれていると判断すれば、ステップＳ２８に進む。ステップＳ２８では、図３に示したような使用者が割引内容を入力するための割引内容入力画面を表示する処理を行い、その後ステップＳ２９に進む。ステップＳ２９では、割引内容の入力があったか否かを判断し、割引内容の入力があったと判断すれば、ステップＳ３０に進む。
【０１０７】
ステップＳ３０では、割引内容を加味した駐車代金の演算処理、例えば、２時間無料の割引内容が入力された場合、ステップＳ２５で算出された駐車時間から２時間を差し引いた残りの駐車時間と、料金情報（単位時間あたりの設定料金）とに基づいて駐車代金を演算する処理を行い、その後ステップＳ３２に進む。
【０１０８】
一方、ステップＳ２７において、割引情報が含まれていないと判断した場合、又はステップＳ２９において、割引内容の入力がなかったと判断すれば、ステップＳ３１に進む。ステップＳ３１では、駐車時間と料金情報（単位時間あたりの駐車料金）とに基づいて駐車代金の演算処理を行い、その後ステップＳ３２に進む。
【０１０９】
ステップＳ３２では、駐車代金デ−タの記憶処理、すなわちステップＳ３０又はステップＳ３１で演算により求められた駐車代金、ステップＳ２５で算出された駐車時間、ステップＳ２２とＳ２４とで取得された日時デ−タ、及び自車位置と地図デ−タとにより割り出された駐車場情報（駐車場名等）をメモリ２０の駐車代金記憶領域に記憶する処理を行い、その後ステップＳ２１に戻り、処理を繰り返す。
【０１１０】
次に実施の形態（１）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコン１０の行う通行代金の記憶処理動作を図２７に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【０１１１】
まず、ステップＳ４１では、自車位置デ−タと地図デ−タとに基づいて自車位置が有料道路にあるか否か、すなわち、有料道路に入ったか否かを判断し、有料道路に入っていないと判断すればステップＳ４１に戻り、一方、有料道路に入ったと判断すればステップＳ４２に進む。
【０１１２】
ステップＳ４２では、前記自車位置から割り出された有料道路の入口地点（入口インタ−）デ−タを記憶する処理を行い、その後ステップＳ４３に進む。ステップＳ４３では、計時部１７から現在日時デ−タを取り込み、通行開始時間として記憶する処理を行い、その後ステップＳ４４に進む。
【０１１３】
ステップＳ４４では、自車位置が有料道路にないか否か、すなわち、有料道路から出たか否かを判断し、有料道路から出ていないと判断すればステップＳ４４に戻り、一方、有料道路から出たと判断すればステップＳ４５に進む。
ステップＳ４５では、前記自車位置から割り出された有料道路の出口地点（出口インタ−）デ−タを記憶する処理を行い、その後ステップＳ４６に進む。ステップＳ４６では、計時部１７から現在日時デ−タを取り込み、通行終了時間として記憶する処理を行い、その後ステップＳ４７に進む。
【０１１４】
ステップＳ４７では、前記入口地点デ−タと前記出口地点デ−タとから通行区間を判定する処理を行い、その後ステップＳ４８に進む。ステップＳ４８では、地図デ−タ中に道路情報として登録されている有料道路の通行料金情報から自車位置に基づいて判定された前記有料道路の料金情報を取得し、ステップＳ４９に進む。
【０１１５】
ステップＳ４９では、前記有料道路の料金情報に割引情報が含まれているか否かを判断し、割引情報が含まれていると判断すれば、ステップＳ５０に進む。ステップＳ５０では、図４に示したような使用者が割引内容を入力するための割引内容入力画面を表示する処理を行い、その後ステップＳ５１に進む。
【０１１６】
ステップＳ５１では、割引内容の入力があったか否かを判断し、割引内容の入力があったと判断すれば、ステップＳ５２に進み、ステップＳ５２では、割引内容を加味した通行区間の通行代金の演算処理、例えば、回数券使用の割引内容が入力された場合、前記回数券の利用区間は、回数券の使用による割引金額を用いて通行代金を演算する処理を行い、その後ステップＳ５４に進む。
【０１１７】
一方、ステップＳ４９において、割引情報が含まれていないと判断した場合、又は、ステップＳ５１において割引内容の入力がなかったと判断すれば、ステップＳ５３に進む。ステップＳ５３では、通行区間と料金情報（区間料金デ−タ）とに基づいて、通行代金を演算する処理を行い、その後ステップＳ５４に進む。
【０１１８】
ステップＳ５４では、通行代金デ−タの記憶処理、すなわちステップＳ５２又はＳ５３で演算により求められた駐車代金、ステップＳ４７で判定された通行区間、ステップＳ４３とＳ４６とで取り込んだ日時デ−タ、及び自車位置と地図デ−タとにより割り出された有料道路情報（有料道路名等）をメモリ２０の通行代金記憶領域に記憶する処理を行い、その後ステップＳ４１に戻り、処理を繰り返す。
【０１１９】
次に実施の形態（１）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコン１０の行う車両経費情報の表示処理動作を図２８に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、車両経費情報表示メニュ−画面の読出操作が検出されたときに実行される。
【０１２０】
まず、ステップＳ６１では、車両経費情報表示メニュ−画面の読出操作が検出されたか否かを判断し、読み出し操作が検出されなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、読み出し操作が検出されたと判断すれば、ステップＳ６２に進む。
【０１２１】
ステップＳ６２では、図５に示した車両経費情報表示メニュ−画面を表示する処理を行い、その後、ステップＳ６３に進む。ステップＳ６３では、車両経費情報表示メニュ−画面中の経費選択表示ボタンが選択されたか否かを判断し、経費選択表示ボタンが選択されなかったと判断すれば、処理を終了し、一方、経費選択表示ボタンが選択されたと判断すれば、ステップＳ６４に進む。
【０１２２】
ステップＳ６４では、選択された経費情報表示メニュ−画面を表示する処理を行い、その後ステップＳ６５に進み、ステップＳ６５では、図５〜図２４に示したようなメニュ−画面のボタン操作に基づいた表示処理や設定処理を行い、その後処理を終了する。
【０１２３】
上記実施の形態（１）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置によれば、車両が給油所に停止している、すなわち燃料補給される可能性が高いときに燃料残量デ−タの取得を自動的に行うことができ、取得した燃料残量デ−タに基づいて燃料補給量を算出し、該燃料補給量と図１０又は図１１に示した燃料情報設定画面を通じて設定された燃料単価とに基づいて燃料代金を演算することができる。そして、上記燃料代金に関するデ−タをメモリ２０に記憶させていくことができ、使用者が手間をかけなくても燃料代金に関する情報の管理を継続して行うことができる。
【０１２４】
また、自車位置が駐車場にあると判定された場合に該駐車場に入った時間と出た時間とに基づいて駐車時間を算出し、該駐車時間と前記駐車料金情報取得手段を介して取得された前記駐車場の料金情報とに基づいて駐車代金を演算することができ、そして、上記駐車代金に関するデ−タをメモリ２０に記憶させていくことができ、使用者が手間をかけなくても駐車代金に関する情報の管理を継続して行うことができる。
【０１２５】
また、自車位置が有料道路にあると判定された場合に、該有料道路に入ったと判定された地点と出たと判定された地点とに基づいて走行区間が判定され、該走行区間と前記通行料金情報取得手段を介して取得された前記有料道路の料金情報とに基づいて通行代金を演算することができ、上記通行代金に関するデ−タをメモリ２０に記憶させていくことができ、使用者が手間をかけなくても通行代金に関する情報の管理を継続して行うことができる。
【０１２６】
また、駐車料金や通行代金の演算に際し、図３や図４に示したような割引内容入力画面を介して駐車料金や通行代金の割引内容を入力させることができ、入力された割引内容を加味して駐車代金や通行代金の演算が行われるので、割引が適用された場合の正確な駐車代金や通行代金を演算して記憶させていくことができる。
【０１２７】
また、車検・修理代金、自動車保険代金、自動車税等の所有費は、図２２に示したような新規登録画面を通じて簡単に入力でき、メモリ２０に記憶させておくことができる。さらに、これらの経費及び／又は該経費に関連するデ−タが各経費の管理が行えるようにメモリ２０に記憶されるので、メモリ２０から各経費の情報の読み出しが行いやすく、該情報に基づいた演算等の処理効率を高めることができ、デ−タ処理を考慮した効率の良いデ−タ管理を行うことができる。
【０１２８】
また、図５に示した車両経費情報メニュ−画面を通じて、確認したい経費に関する情報を簡単に読み出すことができ、前記車両経費情報メニュ−画面における経費選択表示ボタンを選択することにより各経費毎にその内容を表示させることができ、使用者は知りたい経費の内容を簡単に確認することができる。
【０１２９】
また、各経費のメニュ−画面に設けられた表示期間選択ボタンを選択することにより経費の内容を、週単位、月単位、あるいは年単位に切り換えて内容を一覧表示させることができ、使用者は、知りたい期間の内容を簡単に確認することができ、また、各期間単位における経費の合計金額が表示されるので、選択された期間における経費の合計金額を計算することなく把握することができる。また、年単位が選択された場合には、月別の代金が折れ線グラフに加工されて表示されるので、月別の推移等が視覚的に把握しやすい形態で表示することができる。
【０１３０】
図２９は、実施の形態（２）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。但し、車両の燃料供給口カバ−（図示せず）の開閉を検出する給油口カバ−開閉検出手段２１がマイコン１０Ａに接続されている点を除いて図１と略同様であり、異なる機能を有するマイコン１０Ａには異なる符号を付すこととし、その他の構成部品の説明をここでは省略する。
【０１３１】
実施の形態（１）に係る車両経費管理装置では、燃料代金の記憶処理において、自車位置が給油所にあると判定され、かつ車両の停止状態が検出された場合と、イグニションキ−１９のＡＣＣ端子のＯＮ又は車両の走行状態が検出された場合とに燃料センサ１８から燃料残量信号を取得するようになっているが、実施の形態（２）に係る車両経費管理装置では、給油口カバ−開閉検出手段２１による燃料供給口カバ−の開検出時と閉検出時とに燃料センサ１８から燃料残量信号を取得する点が相違している。
【０１３２】
また、実施の形態（１）に係る車両経費管理装置では、図１０や図１１に示した燃料情報設定画面を通じて予め設定された燃料単価を読み出して燃料代金の演算が行われるようになっているが、実施の形態（２）に係る車両経費管理装置では、燃料補給が検出された後に燃料単価を入力させるようになっており、入力された燃料単価を使用して燃料代金の演算が行われる点が相違している。
【０１３３】
図３０は、燃料補給が検出された後に表示パネル１６ａに表示される燃料単価入力画面の表示例を示しており、この画面を通じて、タッチパネル１６ｃを介したアップダウンキ−操作により補給燃料の燃料単価が入力できるようになっている。
【０１３４】
次に実施の形態（２）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコン１０Ａの行う燃料代金の記憶処理動作を図３１に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【０１３５】
まず、ステップＳ７１では、燃料供給口カバ−が開かれたか否かを判断し、燃料供給口カバ−が開かれていないと判断すればステップＳ７１に戻り、一方、燃料供給口カバ−が開かれたと判断すればステップＳ７２に進む。ステップＳ７２では、燃料センサ１８からの燃料残量信号を取得し、該燃料残量信号に基づいて燃料残量を算出する処理を行い、その後ステップＳ７３に進む。
【０１３６】
ステップＳ７３では、燃料供給口カバ−が閉じられたか否かを判断し、燃料供給口カバ−が閉じられていないと判断すればステップＳ７３に戻り、一方、燃料供給口カバ−が閉じられたと判断すればステップＳ７４に進む。ステップＳ７４では、燃料センサ１８からの燃料残量信号を取得し、該燃料残量信号に基づいて燃料残量を算出する処理を行い、その後ステップＳ７５に進む。
【０１３７】
ステップＳ７５では、燃料補給量の算出処理を行い、その後ステップＳ７６に進む。ステップＳ７６では、燃料補給されたか否かを判断し、燃料補給されていないと判断すればステップＳ７１に戻り、一方、燃料補給されたと判断すればステップＳ７７に進む。
【０１３８】
ステップＳ７７では、図３０に示した燃料単価入力画面を表示パネル１６ａに表示する処理を行い、その後ステップＳ７８に進む。ステップＳ７８では、「入力ＯＫ」ボタンの入力が検出されたか否かを判断し、「入力ＯＫ」ボタンの入力が検出されていないと判断すればステップＳ７８に戻り、一方、「入力ＯＫ」ボタンの入力が検出されたと判断すればステップＳ７９に進む。
【０１３９】
ステップＳ７９では、燃料代金の演算処理、すなわち、入力された燃料単価とステップＳ７５において算出された燃料補給量とを乗算する処理を行い、その後ステップＳ８０に進む。
ステップＳ８０では、燃料代金デ−タの記憶処理、すなわちステップＳ７９において演算により求められた燃料代金、ステップＳ７５において算出された燃料補給量、計時部１７から取得した日時デ−タ、及び自車位置と地図デ−タとにより割り出された場所情報（住所、給油所名等）をメモリ２０の燃料代金記憶領域に記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【０１４０】
上記実施の形態（２）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置によれば、供給口カバ−開閉検出手段２１による燃料供給口カバ−の開検出時と閉検出時とに燃料センサ１８から燃料残量信号を取得するようになっているので、燃料供給口カバ−の開閉時という極めて燃料補給される可能性が高いときに燃料残量信号の取得を自動的に行うことができ、地図デ−タに含まれていない新しい給油所等においても十分対応することができ燃料残量信号の取得タイミングの適正率を高めることができる。
また、図３０に示した燃料単価入力画面を通じて燃料補給後に燃料単価を入力させるようになっているので、燃料補給後に知り得た実際の燃料単価を入力することができ、正確な燃料代金を演算することができる。
【０１４１】
図３２は、実施の形態（３）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。但し、車外と無線で通信を行うための通信手段２２（例えば、通信ネットワ−クに接続可能な携帯電話、ＶＩＣＳセンタ−からの駐車場情報や有料道路情報等を受信することのできるＶＩＣＳ受信機、有料道路の入口や出口に設置された通信機器との間で有料道路に関する情報の通信を行うことのできるＥＴＣ（Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｔｏｌｌ Ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ ｓｙｓｔｅｍ ）用車載機などを含む）がマイコン１０Ｂに接続されている点を除いて図１と略同様であり、異なる機能を有するマイコン１０Ｂとメモリ２０Ａとには異なる符号を付すこととし、その他の構成部品の説明をここでは省略する。
【０１４２】
実施の形態（１）に係る車両経費管理装置では、燃料代金の演算処理の際、図１０や図１１に示した燃料情報設定画面を通じて予め設定された燃料単価を読み出すようになっているが、実施の形態（３）に係る車両経費管理装置では、通信手段２２（例えば、携帯電話）を介して、例えば、通信ネットワ−ク上の燃料情報提供サ−バ等から給油所毎の燃料情報（現金会員、カ−ド会員、オイル会員などの会員種別毎の各燃料の燃料単価等）を取得し、使用者が設定した燃料種別や各給油所の会員種別に適合する燃料単価を取得燃料情報の中から抽出し、燃料情報デ−タとしてメモリ２０Ａに記憶させておく。そして、燃料代金の演算処理の際は、前記燃料情報デ−タから車両が位置する給油所の燃料単価を読み出して、燃料代金の演算が行われる点が相違している。
【０１４３】
また、実施の形態（１）に係る車両経費管理装置では、駐車代金の演算処理の際、駐車場の料金情報はＤＶＤ−ＲＯＭ１４に記録されている地図デ−タから取得するようになっているが、実施の形態（３）に係る車両経費管理装置では、通信手段２２（例えば、ＶＩＣＳ受信機）を介して駐車場情報（有料駐車場の料金情報等を含む）を取得して、メモリ２０Ａに記憶させておき、駐車代金の演算処理の際は、前記駐車場情報の中から車両が位置する駐車場の料金情報を読み出して、駐車代金の演算が行われる点が相違している。
【０１４４】
同様に実施の形態（１）に係る車両経費管理装置では、通行代金の演算処理の際、有料道路の通行料金情報はＤＶＤ−ＲＯＭ１４に記録されている地図デ−タから取得するようになっているが、実施の形態（３）に係る車両経費管理装置では、通信手段２２（例えば、ＥＴＣ用車載器やＶＩＣＳ受信機）を介して有料道路情報（有料駐車場の料金情報等を含む）を取得して、メモリ２０Ａに記憶させておき、通行代金の演算処理の際は、前記有料道路情報の中から車両が通行した区間の料金情報を読み出して、通行代金の演算が行われる点が相違している。
【０１４５】
図３３は、図５に示した車両経費情報メニュ−画面において「燃料代金」ボタンが選択された時に表示される燃料代金表示メニュ−画面の表示例を示している。この画面を通じて、使用者は、燃料代金一覧表示画面の表示期間の選択や燃料情報設定画面の読み出しを行うことができるようになっている。
【０１４６】
図３３において、燃料情報設定画面を読み出す「外部取得」ボタンが選択されると、図３４に示す外部取得燃料情報設定画面が表示されるようになっている。この画面を通じて、使用者は、補給する燃料種別の設定や給油所毎の会員種別の設定を行うことができるようになっている。
【０１４７】
図３４では、Ａ社スタンドは現金会員に、Ｄ社スタンドはカ−ド会員に、Ｃ社セルフスタンドはオイル会員に設定されている。なお会員種別の設定は、各会員種別の枠内をタッチ入力することにより設定できるようになっている。そして、各給油所毎の燃料単価は、外部取得した燃料情報の中から燃料種別と会員種別との設定に基づいて抽出されたものが表示されるようになっている。なお、外部取得した燃料情報の中に該当する会員種別の情報が含まれていない場合は、会員設定がないことが分かるように会員種別の欄に「なし」と表示されるようになっている（Ａ社スタンドにはオイル会員の設定がないことを示している）。
【０１４８】
また、図３３に示した燃料代金表示メニュ−画面の下方には、「送信」ボタンが設けられており、「送信」ボタンをタッチ入力すると、通信手段２２（例えば携帯電話）を介して、メモリ２０Ａに記憶されている燃料代金デ−タを送信先アドレス設定画面（図示せず）において予め設定された送信先へ送信することができるようになっている。なお、「送信」ボタンは他の経費の表示メニュ−画面にも設けられており、駐車料金デ−タ、通行料金デ−タ等を外部へ送信することもできるようになっている。
【０１４９】
また、表示装置１６のボタンスイッチ１６ｂの一つに通信手段２２（例えば、携帯電話）を介して通信ネットワ−ク上から燃料情報を取得するための通信接続機能が設けられており、ボタンスイッチ１６ｂの入力操作に基づいて、予め登録されている燃料情報提供サ−バのＩＰアドレスに接続され、燃料情報の取得を行うことができるようになっている。
【０１５０】
次に実施の形態（３）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコン１０Ｂの行う燃料情報取得処理動作を図３５に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【０１５１】
まず、ステップＳ８１では、燃料情報取得ボタンの入力があったか否かを判断し、燃料情報取得ボタンの入力がなかったと判断すれば処理を終了し、一方、燃料情報取得ボタンの入力があったと判断すれば、ステップＳ８２に進む。
ステップＳ８２では、通信手段２２を介して予め登録されている燃料情報提供サ−バに接続する処理を行い、その後ステップＳ８３に進む。ステップＳ８３では、燃料情報を取得する処理を行い、その後ステップＳ８４に進む。
【０１５２】
ステップＳ８４では、燃料情報の取得が完了したか否かを判断し、燃料情報の取得が完了していないと判断すればステップＳ８４に戻り、一方、燃料情報の取得が完了したと判断すればステップＳ８５に進む。
ステップＳ８５では、通信接続の終了処理を行い、その後ステップＳ８６に進む。ステップＳ８６では、燃料情報デ−タの更新処理、すなわち、図３４に示した外部取得燃料情報設定画面を通じて設定された各給油所の燃料種別、会員種別の条件に適合する燃料単価デ−タを取得燃料情報から抽出してデ−タを更新する処理を行い、その後ステップＳ８７に進む。
【０１５３】
ステップＳ８７では、燃料情報の更新完了の通知表示、例えば、表示パネル１６ａに「燃料情報の更新を完了しました」という内容を所定時間表示する処理を行い、その後処理を終了する。
【０１５４】
次に実施の形態（３）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコン１０Ｂの行う燃料代金の記憶処理動作を図３６に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、図３６に示したマイコン１０Ｂの行う燃料代金の記憶処理動作は、図２５に示したステップＳ９〜Ｓ１３に代えてステップＳ９１〜Ｓ９３を挿入した構成となっており、図２５に示した処理動作と同様の処理動作については、同じ符号を付し、その説明を省略することとする。
【０１５５】
ステップＳ７において、燃料補給されたと判断すればステップＳ９１に進む。ステップＳ９１では、図３５で示した燃料情報取得処理により取得更新された燃料情報デ−タの中から車両が位置する給油所の燃料単価の読み出しを行い、その後ステップＳ９２に進む。
ステップＳ９２では、燃料代金の演算処理、すなわち、読み出した燃料単価とステップＳ６において算出された燃料補給量とを乗算する処理を行い、その後ステップＳ９３に進む。
【０１５６】
ステップＳ９３では、燃料代金デ−タの記憶処理、すなわちステップＳ９２において演算により求められた燃料代金、ステップＳ６において算出された燃料補給量、計時部１７から取得した日時デ−タ、及び自車位置と地図デ−タとにより割り出された給油所情報（給油所名等）をメモリ２０Ｂの燃料代金記憶領域に記憶する処理を行い、その後ステップＳ１に戻り、処理を繰り返す。
【０１５７】
上記実施の形態（３）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置によれば、通信手段２２（例えば携帯電話）を介して、給油所毎に異なる燃料単価等の最新の燃料情報を通信ネットワ−ク上の燃料情報提供サ−バ等から取得し、取得燃料情報に基づいて前記燃料情報デ−タを作成し、メモリ２０Ａに記憶させることができる。そして、燃料代金の演算の際には、前記燃料情報デ−タから車両が位置する給油所の燃料単価が読み出され、燃料代金の演算が行われるので、給油所毎の会員種別や最新の燃料単価の違いが考慮された、より正確な燃料代金を演算することができる。
【０１５８】
また、駐車場の最新の駐車料金情報を通信手段２２（例えば、ＶＩＣＳ受信機）を介して、所定地域毎の有料駐車場の最新の駐車料金情報をＶＩＣＳセンタ−から取得してメモリ２０Ａに記憶させておくことができ、駐車代金の演算の際には、自車位置に基づいて判定された駐車場の料金情報が前記駐車料金情報から取得されるようになっているので、最新の駐車料金情報に基づいた正確な駐車代金を演算することができる。
【０１５９】
また、有料道路の最新の通行料金情報を通信手段２２（ＶＩＣＳ受信機やＥＴＣ用車載機）を介して、ＶＩＣＳ情報センタ−等から提供される通行有料道路の料金情報等を取得してメモリ２０Ａに記憶させおくことができ、通行代金の演算処理の際には、自車位置に基づいて判定された有料道路の料金情報が前記通行料金情報から取得されるようになっているので、最新の通行料金情報に基づいた正確な通行代金の演算を行うことができる。
【０１６０】
また、各経費のデ−タを通信手段２２を介して外部に送信することができ、例えば、各経費のデ−タを自分宛ての電子メ−ルに添付して送信することにより、自宅等のパソコンでの経費管理も簡単に行うことができる。あるいは、各経費のデ−タを所定の情報収集センタ−のサ−バへ送信することにより、送信した内容に応じたさまざまなサ−ビスの提供を受けることが可能になり、経費に関する情報の利用用途を広げることができる。
【０１６１】
また、上記実施の形態（１）に係る車両経費管理装置と上記実施の形態（３）に係る車両経費管理装置とを組み合わせることも可能であり、この場合、燃料代金は、「共通」、「給油所別」、「外部取得」の中から選択された燃料単価に基づいて演算させることができる。また、駐車代金や通行代金は、地図デ−タに含まれていない駐車場や有料道路の料金情報が必要なときに通信手段２２を介して取得した料金情報に基づいて演算させることができる。
【０１６２】
また、上記実施の形態（１）〜（３）では、ＤＶＤ−ＲＯＭ１４から地図デ−タを読み出して、ガソリンスタンドや駐車場を判定しているが、別の実施の形態としては、ナビゲ−ション装置に携帯電話等の通信手段を接続し、該通信手段を介して外部から自車位置情報を取得して、ガソリンスタンドや駐車場を判定するような構成とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態（１）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図２】メモリに記憶される車両経費情報のデ−タ構造の一例を説明するための図である。
【図３】表示パネルに表示される駐車料金の割引内容入力画面の表示例を示す図である。
【図４】表示パネルに表示される通行料金の割引内容入力画面の表示例を示す図である。
【図５】表示パネルに表示される車両経費情報メニュ−画面の表示例を示す図である。
【図６】表示パネルに表示される燃料代金表示メニュ−画面の表示例を示す図である。
【図７】表示パネルに表示される燃料代金の週間情報画面の表示例を示す図である。
【図８】表示パネルに表示される週間詳細内容画面の表示例を示す図である。
【図９】表示パネルに表示される燃料代金の年間情報画面の表示例を示す図である。
【図１０】表示パネルに表示される共通燃料情報設定画面の表示例を示す図である。
【図１１】表示パネルに表示される給油所別燃料情報設定画面の表示例を示す図である。
【図１２】表示パネルに表示される駐車代金表示メニュ−画面の表示例を示す図である。
【図１３】表示パネルに表示される駐車代金の月間情報画面の表示例を示す図である。
【図１４】表示パネルに表示される月間詳細内容画面の表示例を示す図である。
【図１５】表示パネルに表示される駐車代金の年間情報画面の表示例を示す図である。
【図１６】表示パネルに表示される通行代金表示メニュ−画面の表示例を示す図である。
【図１７】表示パネルに表示される通行代金の月間情報画面の表示例を示す図である。
【図１８】表示パネルに表示される月間詳細内容画面の表示例を示す図である。
【図１９】表示パネルに表示される通行代金の年間情報画面の表示例を示す図である。
【図２０】表示パネルに表示される車検・修理代金表示メニュ−画面の表示例を示す図である。
【図２１】表示パネルに表示される車検・修理代金詳細情報画面の表示例を示す図である。
【図２２】表示パネルに表示される車検代金新規登録画面の表示例を示す図である。
【図２３】表示パネルに表示される使用費一覧表示画面の表示例を示す図である。
【図２４】表示パネルに表示される所有費一覧表示画面の表示例を示す図である。
【図２５】実施の形態（１）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う燃料代金の記憶処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図２６】実施の形態（１）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う駐車代金の記憶処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図２７】実施の形態（１）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う通行代金の記憶処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図２８】実施の形態（１）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う車両経費情報の出力処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図２９】実施の形態（２）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図３０】表示パネルに表示される燃料単価入力画面の表示例を示す図である。
【図３１】実施の形態（２）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う燃料代金の記憶処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図３２】実施の形態（３）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図３３】表示パネルに表示される燃料代金表示メニュ−画面の表示例を示す図である。
【図３４】表示パネルに表示される外部取得燃料情報設定画面の表示例を示す図である。
【図３５】実施の形態（３）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う燃料情報取得処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図３６】実施の形態（３）に係る車両経費管理装置が採用されたナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う燃料代金の記憶処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
１０、１０Ａ、１０Ｂ マイコン
１１ 車速センサ
１２ ジャイロセンサ
１３ ＧＰＳ受信機
１４ ＤＶＤ−ＲＯＭ
１５ ＤＶＤドライブ
１６ 表示装置
１６ａ 表示パネル
１６ｂ ボタンスイッチ
１６ｃ タッチパネル
１７ 計時部
１８ 燃料センサ
１９ イグニションキ−
２０、２０Ａ メモリ
２１ 給油口カバ−開閉検出手段
２２ 通信手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle cost management device, and more particularly, to a vehicle cost management device employed in an in-vehicle terminal such as a navigation device and capable of managing costs related to a vehicle.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, expenses related to vehicles, such as fuel paid at a gas station, parking paid at toll parking lots, tolls on toll roads, or inspection and repair fees, automobile insurance fees, automobile taxes, etc. are managed using vehicles. By returning to the home, etc., a receipt issued at a gas station, a parking lot, a tollgate on a toll road, or a receipt received at the time of payment at a financial institution, etc., and frequently recording it in a household account book, etc. It was done.
[0003]
However, taking these receipts back to home or the like and recording them in a household account book or the like requires considerable time and effort, and is not generally performed. Many users only need to keep the receipt of the fuel price together with the member card of the gas station in a dedicated holder and keep it in the car, and have the parking fee issue a receipt at the time of payment. There are fewer cases. In addition, after receiving the receipt of the toll, at the toll booth, it is often put into a trash box installed in the car or left unattended appropriately. Also, receipts such as vehicle inspection / repair fees, automobile insurance fees, or automobile taxes are only kept with vehicle inspections and insurance cards. Therefore, unless the user has considerable management consciousness, it has not been possible to continuously manage expenses for these vehicles.
[0004]
Meanwhile, regarding a method of recording a fuel price, Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-163,086 discloses that, at a gas station, when paying with a recording memory card having a credit function, the gas station side refueling date and time information and refueling amount information. It is disclosed that information on gasoline consumption since the last refueling, information on the amount of payment, and information on the location of the refueling gas station are recorded on a recording memory card. Then, the fuel efficiency is calculated based on the gasoline consumption information from the last refueling and the traveling distance information recorded on the recording memory card, and the fuel efficiency information is displayed on a display unit, and at the same time the fuel efficiency information is displayed on the recording memory. A vehicle information recording device capable of recording on a card is disclosed.
[0005]
Patent Document 2 below collects and saves fuel unit price information for each refueling station received via a portable receiving terminal, and refuels at a gas station at a refueling station displayed on a map. There is disclosed a route guidance device having a function of calculating and displaying how much the fuel cost will be.
[0006]
Regarding the display of the parking fee,Patent Literature 3 below calculates a parking time of a vehicle based on a parking start time and a parking end time of the vehicle, and calculates a parking fee per predetermined time in a parking lot where the vehicle is parked. Calculate the parking fee based on the information and the calculated parking time, display the calculated parking fee, and notify the user of the approximate parking fee before leaving the parking lot, so that you do not panic at the toll booth A parking fee information system capable of doing so is disclosed.
[0007]
Further, with respect to the vehicle-mounted device used in the automatic toll collection system,Patent Document 4 below stores the history of the toll collection together with the amount, and uses the history of the past toll collection in accordance with the input operation of the key switch. A vehicle-mounted device that can output detailed information (date and time, amount of money) by voice and display the order of history on a display unit is disclosed.
[0008]
[Patent Document 1]
JP-A-10-132585
[Patent Document 2]
JP-A-2002-195842
[Patent Document 3]
JP-A-10-103976
[Patent Document 4]
JP-A-2000-353258
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, the vehicle information recording device described inPatent Document 1 calculates fuel efficiency by using information related to the refueling recorded in the recording memory card, and displays the fuel efficiency. There is a problem that the information related to refueling is not derived on the vehicle side, and the fuel price cannot be continuously managed.
[0010]
Further, the route guidance device described inPatent Document 2 informs a user before refueling information such as fuel unit price information of a gas station on a route and fuel cost when refueling at the gas station. Therefore, it is not possible to capture the fuel price information in order to manage the actually supplied fuel price, and it is not possible to continuously manage the fuel price by replenishment as in the case ofPatent Document 1. There were challenges.
[0011]
In addition, the parking fee information system described inPatent Document 3 uses an approximate fee in advance so as not to panic even if the actual amount at the time of payment at the toll booth is far from the amount expected by the user. The parking fee of the used parking lot is not stored, and therefore the information such as the parking fee paid by the user in the past cannot be confirmed later. There was a problem that the parking price could not be managed continuously.
[0012]
In addition, the vehicle-mounted device described inPatent Document 4 displays information in which the order of toll collection histories is specified via a key switch, that is, only displays the order of histories for each time. There is no function capable of displaying information processed in various formats based on the usage specification information, and the function for managing the usage specification information is not sufficient.
[0013]
As described above, conventionally, various functions related to the vehicle can be managed in a centralized manner without the user's effort, and the contents of the expenses can be easily understood in various formats and easily confirmed. There has been no device having such a function or a function that the expense information on these vehicles can be used outside.
[0014]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above problems, and can continuously manage various expenses related to a vehicle without a user's trouble, and relates to expenses that the user wants to know. It is an object of the present invention to provide a vehicle expense management device capable of easily confirming information and expanding the use of the expense information.
[0015]
Means for Solving the Problems and Their Effects
In order to achieve the above object, a vehicle cost management device (1) according to the present invention is a vehicle cost management device used for managing at least one or more costs related to a vehicle, and is necessary for calculating the costs. Data acquisition means for acquiring appropriate data, cost calculation means for calculating a predetermined cost based on predetermined data obtained through the data acquisition means, and cost calculation means. Storage means for storing the calculated expenses and / or data relating to the expenses in the storage means so that the respective expenses can be managed.
[0016]
According to the vehicle cost management device (1), it is possible to continuously manage the information on the cost related to the vehicle without the user having to take time. In addition, since the expenses and / or data relating to the expenses are stored in the storage means so that the expenses can be managed by the storage control means, information of the expenses can be stored from the storage means. Reading is easy, the processing efficiency of operations based on the information can be increased, and efficient data management in consideration of data processing can be performed.
[0017]
The vehicle cost management device (2) according to the present invention, in the vehicle cost management device (1), reads the predetermined cost and / or data related to the cost from the storage means. It is characterized by comprising an instruction means, and an output control means for outputting the cost and / or data related to the cost read through the read instruction means.
[0018]
According to the vehicle expense management device (2), the information on the expense to be confirmed can be easily read by operating the read instruction means. Further, the output control means can process the read information relating to the expenses in a format in which the contents of the expenses can be listed, such as a format in which the contents of the expenses can be listed, and output the processed information.
[0019]
Further, the vehicle expense management device (3) according to the present invention, in the vehicle expense management device (1) or (2), includes input means for inputting the expense and / or data related to the expense. The storage control means stores the cost and / or data related to the cost inputted through the input means in the storage means.
[0020]
According to the vehicle cost management device (3), the cost and / or data related to the cost via the input means, such as a vehicle inspection / repair price, a car insurance price, a vehicle tax, etc., as the cost. Expenses and the like caused by owning the vehicle, and data and the like necessary for calculating the expenses can be input as data related to the expenses. Further, since the inputted expenses and / or data relating to the expenses are stored in the storage means, various kinds of expenses can be managed.
[0021]
Also, in the vehicle expense management device (4) according to the present invention, in the vehicle expense management device (2) or (3), the output control means may output the expense and / or data related to the expense to a predetermined value. It is characterized in that it is controlled to be processed into a format and displayed on a screen.
According to the vehicle expense management device (4), the expense and / or data related to the expense is processed into a predetermined format and displayed on a screen. And / or the content of data related to the cost can be easily grasped.
[0022]
For example, the output control means includes expense selection display means for switching and displaying the expense and / or the contents of data related to the expense for each set expense, thereby providing the expense and / or the expense. The contents of the data related to the expenses can be switched and displayed for each expense, and the user can easily confirm the details of the expense desired to be known.
[0023]
Further, the output control means includes period unit selection display means for switching and displaying the cost and / or the contents of data related to the cost in a predetermined period unit, so that the cost and / or cost can be changed. The contents of the data relating to the expenses can be switched and displayed in a predetermined period unit, for example, a week unit, a month unit, or a year unit, and the user can easily confirm the contents of the period desired. be able to.
[0024]
Further, the output control means includes graphic display means for graphically processing and displaying the cost and / or the contents of the data related to the cost, so that the data related to the cost and / or the cost is provided. The content of the data can be processed into a graphic display, for example, a line graph, a bar graph, a pie chart, or the like, and displayed, and the content can be displayed in a form that is easy to grasp visually.
[0025]
Further, the output control means includes a transmission means for wirelessly transmitting the cost and / or data related to the cost to the outside, so that the cost and / or data related to the cost can be wirelessly transmitted. Can be sent to the outside. For example, by attaching the expenses and / or data related to the expenses to an e-mail addressed to the user and transmitting the same, the expenses can be easily managed on a personal computer at home or the like. . Alternatively, by transmitting the expenses and / or data related to the expenses to a server of a predetermined information collection center, it is possible to receive various services according to the transmitted contents. Thus, the use of the information on the expenses can be expanded.
[0026]
The vehicle cost management device (5) according to the present invention is the vehicle cost management device (3) or (4), wherein the vehicle cost management device (3) or (4) includes a vehicle position detection unit that detects a vehicle position and a vehicle that detects a traveling stop state of the vehicle. The data acquisition means is employed in a navigation apparatus having a state detection means, and the data acquisition means acquires fuel remaining amount data from the fuel remaining amount detection means for detecting the remaining fuel amount of the vehicle. A fuel data input means for inputting fuel information including at least a fuel unit price; and the cost calculating means includes a fuel remaining amount data obtaining means. Refueling amount calculating means for calculating the refueling amount based on the remaining fuel amount data provided by the fuel supply amount calculating means, and the fuel replenishing amount calculated by the refueling amount calculating means and the fuel replenishment amount input through the fuel information input means. Fuel unit price and based on fuel Fuel cost calculating means for calculating money, wherein the storage control means stores at least one of the fuel price, the refueling amount, the replenishing date and time, and the replenishing place information calculated from the own vehicle position. The stored data is stored in the storage means.
[0027]
According to the vehicle cost management device (5), when fuel remaining amount data is acquired from the fuel remaining amount detecting means via the fuel amount data acquiring means, the fuel remaining amount data is added to the fuel remaining amount data. A fuel supply amount is calculated based on the fuel supply amount, and a fuel price is calculated based on the fuel supply amount and the fuel unit price input through the fuel information input means. Since data including at least one of the fuel price, the refueling amount, the replenishing date and time, and the replenishing place information is stored in the storage means, the user can save time and effort. It is possible to continuously manage information on the fuel price without calling.
[0028]
Also, in the vehicle cost management device (6) according to the present invention, in the vehicle cost management device (5), the fuel remaining amount data obtaining means may include the self-vehicle position detected by the self-vehicle position detection means, and A case where it is determined that there is a vehicle, and a stop state of the vehicle is detected by the vehicle state detecting means, and a case where a predetermined operation of an ignition key of the vehicle or a running state of the vehicle is detected by the vehicle state detecting means. Further, the present invention is characterized in that remaining fuel amount data is obtained from the remaining fuel amount detecting means.
[0029]
According to the vehicle cost management device (6), when the own vehicle position is determined by the own vehicle position detecting means to be at a fueling station, and when the vehicle is stopped by the vehicle state detecting means, Since the fuel remaining amount data is acquired when a predetermined operation of the ignition key of the vehicle or the running state of the vehicle is detected by the vehicle state detecting means, the vehicle is refueled. When the fuel is stopped, that is, when there is a high possibility of refueling, the fuel remaining amount data can be automatically obtained.
[0030]
Further, the vehicle cost management device (7) according to the present invention, in the vehicle cost management device (5), further includes a cover open / close detection means for detecting opening / closing of a fuel supply port cover of the vehicle, and The data obtaining means obtains fuel remaining amount data from the fuel remaining amount detecting means at least when the cover opening / closing detecting means detects the opening of the fuel supply port cover.
[0031]
According to the vehicle cost management device (7), the fuel remaining amount data is obtained from the fuel remaining amount detecting means at least when the cover opening / closing detecting means detects the opening of the fuel supply port cover. Therefore, when the possibility of refueling is extremely high when the fuel supply port cover is opened, the fuel remaining amount data can be automatically obtained, and the fuel remaining amount data can be obtained. The appropriate rate of timing can be increased.
[0032]
Further, the vehicle cost management device (8) according to the present invention, in any one of the vehicle cost management devices (5) to (7), can input fuel information for each refueling station via the fuel information input means. A first fuel information reading unit configured to read out a fuel unit price of a fueling station where a vehicle is located from fuel information for each of the fueling stations input through the fuel information inputting means; Means for calculating a fuel price based on the fuel supply amount calculated by the fuel supply amount calculation means and a fuel unit price of the gas station read by the first fuel information reading means. It is characterized by.
[0033]
According to the vehicle cost management device (8), fuel information such as a fuel unit price that differs for each filling station can be input in advance via the fuel information input means. Further, since the fuel unit price of the gas station where the vehicle is located is read and the fuel price is calculated, the calculation of the fuel price with higher accuracy can be performed in consideration of the difference in the fuel unit price for each gas station. .
[0034]
The vehicle cost management device (9) according to the present invention is configured such that fuel information can be input after refueling via the fuel information input means in any one of the vehicle cost management devices (5) to (7). Wherein the fuel price calculation means calculates a fuel price based on the fuel supply amount calculated by the fuel supply amount calculation means and a fuel unit price inputted after refueling via the fuel information input means. It is characterized by being.
[0035]
According to the vehicle cost management device (9), the fuel information such as the fuel unit price is input after the refueling via the fuel information input means. Since the fuel information can be input and the fuel price is calculated based on the input fuel information, an accurate fuel price can be calculated.
[0036]
Also, in the vehicle expense management device (10) according to the present invention, in any one of the vehicle expense management devices (5) to (7), the data acquisition means acquires fuel information of each gas station from outside. An external fuel information obtaining means, and a second fuel information reading means for reading out a fuel unit price of a gas station where the vehicle is located from fuel information of each gas station obtained through the external fuel information obtaining means. The fuel price calculation means calculates a fuel price based on the fuel supply amount calculated by the fuel supply amount calculation means and a fuel unit price of the gas station read by the second fuel information reading means. It is characterized by that.
[0037]
According to the vehicle cost management device (10), the latest fuel information such as the unit price of fuel for each fueling station is provided via the external fuel information acquiring means, for example, to a fuel information providing server on a communication network. (The latest information such as the unit price and location of fuel at gas stations in the whole country or each predetermined area is registered). When calculating the fuel price, the information of the gas station where the vehicle is located can be obtained. The fuel unit price can be read out from the fuel information and the fuel price can be calculated, and more accurate calculation of the fuel price can be performed in consideration of the latest difference in fuel unit price for each gas station.
[0038]
Further, the vehicle expense management device (11) according to the present invention is employed in a navigation device provided with a vehicle position detection means for detecting a vehicle position in the vehicle expense management device (3) or (4), The data acquisition means includes parking fee information acquisition means for acquiring fee information of the parking lot when the vehicle location is determined to be in the parking lot by the vehicle location detection means, and the cost calculation means. A parking time calculating means for calculating a parking time from a time determined that the vehicle has entered the parking lot and a time determined to have left the parking lot, a parking time calculated by the parking time calculating means, A parking fee calculating unit that calculates a parking fee based on the parking fee information acquired through the parking fee information acquiring unit; and the storage control unit includes the parking fee, the parking time, and the parking time. Date and time, and Is characterized in that going the data is stored in the storage means - serial de comprising at least one of the parking lot information is indexed from the vehicle position.
[0039]
According to the vehicle expense management device (11), when it is determined that the position of the vehicle is in the parking lot, the parking time is calculated based on the time of entering and leaving the parking lot. A parking fee is calculated based on the parking fee information acquired through the parking fee information acquiring means and the parking fee information. Then, data including at least one of the parking fee, the parking time, the parking date and time, and the parking lot information is stored in the storage means, so that the parking can be performed without bothering the user. It is possible to continuously manage information on the price.
[0040]
In the vehicle cost management device (12) according to the present invention, in the vehicle cost management device (11), the own vehicle position detecting means includes own vehicle position data and parking fee information of a parking lot. Detecting the position of the vehicle on the map based on the map data, wherein the parking fee information obtaining means obtains the parking fee information determined based on the vehicle position from the parking fee information; It is characterized by that.
[0041]
According to the vehicle expense management device (12), the parking fee information acquiring unit acquires the fee information of the parking lot where the vehicle is located from the parking fee information included in the map data. Therefore, it is possible to calculate the parking fee based on the parking fee information included in the map data.
[0042]
The vehicle expense management device (13) according to the present invention, in the vehicle expense management device (11), further includes an external parking lot information acquisition unit that acquires parking fee information of the parking lot from outside, and the parking fee information acquisition unit. However, the present invention is characterized in that parking fee information determined based on the position of the own vehicle is acquired from parking fee information acquired through the external parking information acquiring means.
[0043]
According to the vehicle expense management device (13), the latest parking fee information of the parking lot can be transmitted to the parking fee information server (nationwide or The latest parking fee information of the toll parking lot for each predetermined area is registered) and the VICS center which provides the parking lot information. Calculates the accurate parking price based on the latest parking fee information, since the parking fee information determined based on the own vehicle position is acquired from the parking fee information. be able to.
[0044]
Also, the vehicle expense management device (14) according to the present invention is the vehicle expense management device (11) to (13), wherein the input unit includes a parking fee discount information in the parking fee information. And a discount content input means for inputting the corresponding discount content, wherein the parking price calculation means calculates the parking price in consideration of the discount content input via the discount content input means. It is characterized by.
[0045]
According to the vehicle expense management device (14), the discount content of the parking fee can be input through the discount content input means, and the parking price is calculated in consideration of the input discount content. It is possible to calculate an accurate parking price when is applied.
[0046]
Further, the vehicle expense management device (15) according to the present invention is employed in the navigation device provided with the vehicle position detection means for detecting the vehicle position in the vehicle expense management device (3) or (4), The data acquisition means includes toll information acquisition means for acquiring toll road toll information when the own vehicle position is determined to be on a toll road by the own vehicle position detection means; Means for determining a traffic section from a point at which the vehicle position is determined to have entered the toll road and a point at which the vehicle position has been determined to have exited the toll road; and A traffic section based on the toll road information obtained through the toll information obtaining means, and a toll road calculating means for calculating a toll price, wherein the storage control means includes Through Section, and de comprises at least one of traffic time - are characterized in that going to store the data in the storage means.
[0047]
According to the vehicle expense management device (15), when it is determined that the position of the vehicle is on the toll road, the travel section is determined based on the point determined to have entered the toll road and the point determined to have exited. Is determined, a toll fee is calculated based on the travel section and the toll road toll information acquired through the toll information acquisition means, and the toll fee, the toll date and time, and the Since the data including at least one of the above is stored in the storage means, the management of the information on the toll can be continued without the user's trouble.
[0048]
Further, in the vehicle expense management device (16) according to the present invention, in the vehicle expense management device (15), the own vehicle position detecting means includes own vehicle position data and toll road toll information. Detecting the position of the vehicle on the map based on the map data, wherein the toll information obtaining means obtains toll road toll information determined based on the position of the vehicle from the toll information; It is characterized by that.
[0049]
According to the vehicle expense management device (16), the toll information acquisition means acquires the toll road toll information determined based on the own vehicle position from the toll information included in the map data. The toll can be calculated based on the toll information included in the map data.
[0050]
The vehicle expense management device (17) according to the present invention, in the vehicle expense management device (15), further includes an external toll road information acquisition unit that acquires toll road toll information from outside, and the toll information acquisition unit However, it is characterized in that toll information of a toll road determined based on the own vehicle position is acquired from the toll information acquired through the external toll road information acquiring means.
[0051]
According to the vehicle expense management device (17), the latest toll information on the toll road is obtained by the external toll road information acquiring means, for example, by using a toll information server (nationwide or predetermined area) on a communication network. Toll road information is registered for each toll road), and can be obtained from a VICS center or the like that provides toll road information. Since the toll information on the toll road determined in this way is obtained from the toll information, it is possible to calculate an accurate toll based on the latest toll information.
[0052]
Also, in the vehicle expense management device (18) according to the present invention, in any one of the vehicle expense management devices (15) to (17), the input means may input a discount content for inputting the discount content of the toll. Means, wherein the toll calculation means calculates the toll in consideration of the discount content input via the discount content input means.
[0053]
According to the vehicle expense management device (18), the discount content of the toll can be input via the discount content input means, and the toll is calculated in consideration of the input discount content. Therefore, it is possible to calculate an accurate toll when the discount content is applied.
[0054]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a vehicle expense management device according to the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram schematically showing a main part of a navigation device in which the vehicle expense management device according to the embodiment (1) is employed.
[0055]
Avehicle speed sensor 11 for calculating a traveling distance by calculating from a vehicle speed and agyro sensor 12 for obtaining a traveling direction are connected to a microcomputer 10 (hereinafter, referred to as a microcomputer). The vehicle position is calculated based on the calculated traveling distance and traveling direction (autonomous navigation).
In addition, aGPS receiver 13 that receives a GPS signal from a satellite via anantenna 13a is connected to a microcomputer, and themicrocomputer 10 determines the position of the vehicle based on the GPS signal (GPS navigation).
[0056]
Also, aDVD drive 15 capable of taking in electronic map data and the like from the DVD-ROM 14 is connected to themicrocomputer 10, and themicrocomputer 10 performs so-called map matching that matches the determined vehicle position with the map data. By doing so, a map on which the position of the vehicle is accurately displayed is displayed on thedisplay panel 16a of thedisplay device 16 connected to themicrocomputer 10.
[0057]
In addition, a switch signal input from abutton switch 16b provided on thedisplay device 16 and a switch signal input via atouch panel 16c provided on thedisplay panel 16a are input to themicrocomputer 10 and respond to these switch signals. The processing performed is performed by themicrocomputer 10.
[0058]
In addition, aclock unit 17 having a clock function is connected to themicrocomputer 10, and themicrocomputer 10 can capture a clock signal indicating the current date and time at a predetermined timing.
Further, afuel sensor 18 for measuring the remaining amount of fuel in a fuel tank (not shown) is connected to themicrocomputer 10, and themicrocomputer 10 outputs a fuel remaining amount signal taken from thefuel sensor 18 at a predetermined timing. The calculation of the remaining amount of fuel in the fuel tank is performed based on this.
Further, anignition key 19 of the vehicle is connected to themicrocomputer 10 so that themicrocomputer 10 can detect a predetermined operation of the ignition key 19 (such as ON / OFF of an accessory terminal (ACC terminal)). Has become.
[0059]
Further, amemory 20 for storing vehicle cost information is connected to themicrocomputer 10. FIG. 2 is a diagram showing an example of the data structure of the vehicle expense information stored in thememory 20.
The vehicle expense information includes items of expense classification, expense attribute, and detailed contents. In the expense classification item, expenses relating to vehicles are classified and set in advance, a fuel price generated by refueling gasoline or the like, a parking price generated by using a toll parking lot, a toll generated by using a toll road. Includes vehicle inspection and repair fees, automobile insurance fees due to insurance contracts, and vehicle taxes imposed on vehicle owners.
[0060]
In the expense attribute item, the attribute of each expense in the expense classification item is set, and the cost (herein, referred to as usage fee) generated by using the vehicle, such as a fuel price, a parking price, and a toll price. Expenses (herein referred to as ownership costs) caused by owning the vehicle, such as vehicle inspection / repair fees, car insurance fees, car taxes, etc., and attributes of each expense are set. The detailed contents item includes contents stored as data for each expense set in the expense classification item.
[0061]
Themicrocomputer 10 has functions as data acquisition means, expense calculation means, and storage control means. Themicrocomputer 10 determines the occurrence of the usage cost and stores various data set in the detailed content item. In order to be able to store the data in thememory 20, data necessary for calculation of the cost of each expense and the like is obtained, and the calculation processing of the price of each cost is performed based on the obtained data. A process for storing data such as the cost of the expenses obtained by the arithmetic processing in the storage area for the corresponding usage costs is performed.
[0062]
Further, the ownership cost can be input through an ownership cost registration screen described later, and themicrocomputer 10 performs a process of storing the input data in a storage area of the ownership cost. I have. As described above, by storing data classified for each expense, each expense information can be efficiently managed.
[0063]
For example, themicrocomputer 10 stops at a gas station during a drive, and themicrocomputer 10 determines that the vehicle position is at the gas station based on the vehicle position data and the map data read from the DVD-ROM 14, When a signal indicating that the vehicle speed is 0 is fetched from thevehicle speed sensor 11, the remaining fuel signal is fetched from thefuel sensor 18 and the remaining fuel amount A is calculated. Thereafter, when the ACC terminal of theignition key 19 is turned ON or a signal indicating that the vehicle speed is greater than 0 is fetched from thevehicle speed sensor 11, the remaining fuel signal is fetched again from thefuel sensor 18 and the remaining fuel amount B is calculated.
[0064]
Then, the fuel supply amount is calculated by subtracting the fuel remaining amount A from the fuel remaining amount B, and the fuel is being replenished (for example, the fuel remaining amount increases by a value that is within a detection error range of the fuel sensor 18). ), The timing data is fetched from thetiming unit 17 and the fuel supply amount and the fuel unit price (per 1 liter of fuel) set in advance through the fuel unit price setting screen shown in FIG. 10 or FIG. And the fuel price is calculated based on the price). Then, themicrocomputer 10 performs a process of storing the fuel price, the fuel supply amount, the replenishment date and time, and the refueling station information determined from the own vehicle position in the fuel price storage area of thememory 20. .
[0065]
Further, when themicrocomputer 10 enters a toll parking lot such as an urban area and themicrocomputer 10 determines that the vehicle has entered the toll parking lot based on the vehicle position data and the map data read from the DVD-ROM 14, time counting is performed. The timing data A is fetched from thesection 17 and stored as parking start date and time data. When it is determined that the vehicle has left the toll parking lot, the time data B is taken in again from thetime counting unit 17 and stored as parking end date and time data.
[0066]
Then, the parking time is calculated based on the clock data B and the clock data A, and the parking time and the charge information of the parking lot included in the map data (parking per unit time) And the like, and calculate the parking fee. When discount information is included in the fee information of the parking lot, a discount content input screen for inputting the discount content as shown in FIG. 3 is displayed, and the user inputs the discount content through this screen. You can do it. FIG. 3 shows a screen on which one-hour free or two-hour free input can be performed when free discount information is included for up to two hours. When the one-hour free or two-hour free input is performed, The calculation of the parking price in consideration of the input discount content is performed.
[0067]
Then, themicrocomputer 10 performs a process of storing the parking fee, the parking time, the parking date / time (entrance / exit time), and the parking lot information determined from the own vehicle position in the parking fee storage area of thememory 20. Has become.
[0068]
If themicrocomputer 10 enters the toll road and determines that the vehicle has entered the toll road based on the vehicle position data and the map data read from the DVD-ROM 14, themicrocomputer 10 enters the map data. , The traffic start interface information determined based on the own vehicle position and the timing data C from thetiming unit 17 are fetched. When it is determined that the own vehicle has left the toll road, the traffic end interface information determined from the map data based on the own vehicle position and the timing data D from thetiming unit 17 are fetched.
[0069]
Then, a traffic section is determined from the traffic start interface information and the traffic end interface information, and based on the traffic section and the toll road toll information (section toll information) included in the map data. Calculate the toll. When discount information is included in the toll road toll information, a discount content input screen for inputting discount content as shown in FIG. 4 is displayed, and through this screen, the user inputs the discount content. You can do it.
[0070]
FIG. 4 shows a screen on which coupon use can be input when discount information on coupon use is included. When a coupon use input is performed, a traffic that takes into account the discount content of coupon use is shown. The calculation of the price is performed. Then, themicrocomputer 10 performs a process of storing the toll, the toll section, and the toll date and time in the toll storage area of thememory 20.
[0071]
Further, when themicrocomputer 10 captures a read instruction signal of vehicle expense information output from thebutton switch 16b or thetouch panel 16c of thedisplay device 16 functioning as a read instruction unit, themicrocomputer 10 reads the vehicle expense information stored in thememory 20, Processing for processing into a predetermined format and outputting it to thedisplay panel 16a is performed.
[0072]
FIG. 5 shows a display example of a vehicle expense information menu screen displayed on thedisplay panel 16a. The vehicle expense information menu screen is provided with an expense selection display button for displaying detailed information of each expense registered in the expense classification item shown in FIG. The expense selection display buttons are arranged by classifying them into usage costs (fuel fee, parking fee, toll fee) and ownership costs (vehicle inspection / repair fee, automobile insurance fee, automobile tax). At the bottom of the screen, a button for displaying an annual list of usage costs and a button for displaying an annual list of ownership costs are provided.
[0073]
In FIG. 5, when the "fuel price" button is selected via thetouch panel 16c, a fuel price display menu screen shown in FIG. 6 is displayed. Through this screen, you can select the period (weekly, monthly, yearly) for displaying the details of the fuel price, set the fuel unit price (common, refueling station) used for calculating the fuel price, and set the fuel information setting screen (common, refueling). ) Can be read.
[0074]
When the calculation unit price is set to “common”, the fuel price is set using the fuel unit price set on the common fuel information setting screen shown in FIG. An operation is performed. Further, when the setting is made for “by gas station”, the fuel unit price of the gas station where the vehicle is located is selected from the fuel information set in the fuel information setting screen by gas station shown in FIG. An operation is performed.
[0075]
In FIG. 6, when the “weekly” button is selected as the display period, a fuel price week information screen shown in FIG. 7 is displayed. Through this screen, the user can view the fuel information for one week, that is, the weekly fuel information. The number of refueling, the average fuel unit price (per liter), the total refueling amount per week, and the total weekly price (including tax) can be confirmed. In addition, the contents can be switched and displayed on a weekly basis by a "previous week" and a "next week" buttons provided at the bottom of the screen.
[0076]
When the “details” button is selected in FIG. 7, a weekly detailed content screen shown in FIG. 8 is displayed. Through this screen, the user can enter detailed information for each refueling (refueling date and time, refueling location (gas station name). ), Fuel unit price, refueling amount, price) can be confirmed. In FIG. 6, when the “monthly” button is selected as the display period, a screen having substantially the same configuration as the screen shown in FIGS. 7 and 8 is displayed. You can check it.
[0077]
In FIG. 6, when the “yearly” button is selected as the display period, an annual fuel price information screen shown in FIG. 9 is displayed. Through this screen, the user can change the monthly fuel price, The total amount of money can be checked. Further, the content can be switched and displayed on a yearly basis by using the “previous year” and “next year” buttons provided at the bottom of the screen. Further, when a plot point of each month displayed in the line graph is selected via thetouch panel 16c, the screen can be switched to and displayed on a month information screen of the selected month (the screen having the configuration shown in FIG. 7). It has become.
[0078]
In FIG. 6, when the “common” button of the fuel information setting button is selected, a common fuel information setting screen shown in FIG. 10 is displayed. Through this screen, the setting of the type of fuel to be supplied and the calculation of the fuel price are performed. The unit price of the fuel to be used can be set. For example, to set gasoline regular as the fuel type, select the "Regular" button. To set the fuel unit price, operate the up / down keys to set a predetermined value and press the "Register" button. By inputting, a common fuel unit price can be set.
[0079]
Also, in FIG. 6, when the "by refueling station" button of the fuel information setting button is selected, a fueling station-specific fuel information setting screen shown in FIG. 11 is displayed. The fuel unit price can be set individually for each gas station manufacturer. For example, if the display frame of the gas station manufacturer whose fuel unit price is to be set is touch-input, the fuel unit price of the selected gas station manufacturer can be input, and the up / down provided at the bottom of the screen can be input. A predetermined unit price can be set by operating the key.
The fuel unit price data for each gas station manufacturer is linked to the map data read from the DVD-ROM 14, and when the calculation unit price is set to "by gas station", themicrocomputer Reference numeral 10 denotes a refueling station maker in which the vehicle is located based on the map data, and selects a corresponding refueling station from the fuel information set through the refueling station-specific fuel information setting screen shown in FIG. The fuel price of the maker is read out to calculate the fuel price.
[0080]
When the "parking fee" button is selected in FIG. 5, a parking fee display menu screen shown in FIG. 12 is displayed, and a period (weekly, monthly, yearly) for displaying the details of the parking fee through this screen. You can make a selection.
[0081]
For example, in FIG. 12, when the "monthly" button is selected, a monthly information screen of the parking fee shown in FIG. 13 is displayed, and through this screen, the user can perform the number of monthly parking times, the monthly parking time, the monthly parking time of the parking lot. The parking fee can be checked. In addition, the contents can be switched and displayed on a monthly basis by using the "previous month" and "next month" buttons provided at the bottom of the screen.
[0082]
When the "Details" button is selected in FIG. 13, a monthly detailed content screen shown in FIG. 14 is displayed. Through this screen, the user can use the detailed information (parking date and time, parking name, parking lot) of the used parking lot. Unit price, parking time, parking price) can be checked. In FIG. 12, when the “weekly” button is selected as the display period, a screen having substantially the same configuration as the screen shown in FIGS. 13 and 14 is displayed. Information can be confirmed.
[0083]
In FIG. 12, when the “yearly” button is selected as the display period, an annual information screen of the parking price shown in FIG. 15 is displayed. Through this screen, the user can change the monthly parking price, The total amount of money can be checked. Further, the content can be switched and displayed on a yearly basis by using the “previous year” and “next year” buttons provided at the bottom of the screen. When a plot point of each month displayed in a line graph is selected via thetouch panel 16c, the screen is switched to a month information screen of the selected month (the screen having the configuration shown in FIG. 13) and displayed. Has become.
[0084]
When the "payment fee" button is selected in FIG. 5, a toll fee display menu screen shown in FIG. 16 is displayed, and a period (weekly, monthly, yearly) for displaying detailed contents of the toll fee through this screen. You can make a selection.
[0085]
For example, in FIG. 16, when the “monthly” button is selected, a monthly information screen of the toll price shown in FIG. 17 is displayed. Through this screen, the user can enter the number of monthly traffic on the toll road, the monthly traffic distance, and the monthly traffic distance. You can check the toll. In addition, the contents can be switched and displayed on a monthly basis by using the “previous month” and “next month” buttons provided at the bottom of the screen.
[0086]
When the "Details" button is selected in FIG. 17, a monthly detailed content screen shown in FIG. 18 is displayed, and through this screen, detailed information (traffic date and time, toll road name, traffic section, traffic section) Price) can be confirmed. In FIG. 16, when the “weekly” button is selected as the display period, a screen having substantially the same configuration as the screens shown in FIGS. 17 and 18 is displayed. Can be checked.
[0087]
In FIG. 16, when the “yearly” button is selected as the display period, an annual information screen of the toll price shown in FIG. 19 is displayed. Through this screen, the user can change the monthly toll price, The total amount of money can be checked. Further, the content can be switched and displayed on a yearly basis by using the “previous year” and “next year” buttons provided at the bottom of the screen. When a plot point of each month displayed in a line graph is selected via thetouch panel 16c, the screen is switched to a month information screen of the selected month (the screen having the configuration shown in FIG. 17) and displayed. Has become.
[0088]
In FIG. 5, when the "vehicle inspection / repair" button is selected, a vehicle inspection / repair price display menu screen shown in FIG. 20 is displayed. A new registration screen for "vehicle inspection", "inspection", and "repair" information can be read out.
[0089]
For example, when the "Details" button is selected in FIG. 20, a detailed vehicle inspection / repair price information screen shown in FIG. 21 is displayed, and through this screen, date information of the vehicle inspection, inspection, or repair, payment price, etc. The detailed information and the total amount for the year can be confirmed. Further, the contents can be switched and displayed in units of years by using the “previous year” and “next year” buttons provided at the bottom of the screen.
In FIG. 20, when the "vehicle inspection" button for reading the new registration screen is selected, a new vehicle inspection price registration screen shown in FIG. 22 is displayed. Through this screen, the vehicle inspection date, the number of vehicle inspections, the vehicle inspection price, and the like are displayed. You can input.
[0090]
In FIG. 5, when the "auto insurance" button is selected, an auto insurance price display menu screen (not shown) having substantially the same configuration as that of FIG. 20 is displayed. A detailed information screen and a new registration screen can be displayed. On the detailed information screen, the insurance renewal date and the annual insurance price can be confirmed. On the new registration screen, the insurance renewal date and the annual insurance price can be input.
[0091]
In FIG. 5, when the "vehicle tax" button is selected, a vehicle tax display menu screen (not shown) having a configuration substantially similar to that of FIG. 20 is displayed. Screen and a new registration screen can be displayed. On the payment information screen, the payment date and the annual automobile tax amount can be confirmed. On the new registration screen, the payment date and the annual automobile tax amount can be input. .
[0092]
In addition, in FIG. 5, when the “Usage cost list” button is selected, a usage cost list display screen shown in FIG. 23 is displayed, and through this screen, the structure of the monthly fee of the usage cost, its transition, and the annual usage cost are displayed. You can check the total price. Further, the contents can be switched and displayed in units of years by using the “previous year” and “next year” buttons provided at the bottom of the screen.
[0093]
In FIG. 5, when the “ownership cost list” button is selected, the owner expense list display screen shown in FIG. 24 is displayed. You can check the total price. Further, the contents can be switched and displayed in units of years by using the “previous year” and “next year” buttons provided at the bottom of the screen.
[0094]
Next, the operation of themicrocomputer 10 in the navigation device employing the vehicle expense management device according to the embodiment (1) will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0095]
First, in step S1, it is determined whether or not the vehicle position is at a fueling station based on the vehicle position data and the map data. Returning to S1, on the other hand, if it is determined that the own vehicle position is at the gas station, the process proceeds to step S2. In step S2, it is determined whether or not the vehicle is stopped, that is, whether or not the vehicle speed signal from thevehicle speed sensor 11 is detected. If it is determined that the vehicle is not stopped, the process returns to step S1. If it is determined that the vehicle has stopped, the process proceeds to step S3.
[0096]
In step S3, a process for acquiring the remaining fuel signal from thefuel sensor 18 and calculating the remaining fuel based on the remaining fuel signal is performed, and then the process proceeds to step S4. In step S4, it is determined whether or not the ON state of the ACC terminal of theignition key 19 or the running state is detected (that is, whether the vehicle speed signal is detected from the vehicle speed sensor 11), and if the ON state of the ACC terminal and the running state are not detected. If it is determined, the process returns to step S4. On the other hand, if it is determined that the ON of the ACC terminal or the running state is detected, the process proceeds to step S5.
[0097]
In step S5, a remaining fuel signal from thefuel sensor 18 is obtained, and a process of calculating the remaining fuel based on the remaining fuel signal is performed. Thereafter, the process proceeds to step S6. In step S6, the refueling amount is calculated, that is, a process of subtracting the remaining fuel amount calculated in step S3 from the remaining fuel amount calculated in step S5 and calculating the difference as the refueling amount is performed. Proceed to S7.
[0098]
In step S7, it is determined whether or not fuel has been replenished, that is, whether or not the calculated refueling amount is larger than a value indicating a detection error range of thefuel sensor 18. If it is determined that refueling has not been performed, the process returns to step S1, and If it is determined that refueling has been performed, the process proceeds to step S8.
In step S8, the setting of the fuel unit price is determined, that is, it is determined whether the setting is a common fuel unit price or a fueling unit-specific fuel unit price. If it is determined that the common fuel unit price is set, the process proceeds to step S9.
[0099]
In step S9, a preset common fuel unit price is read through the common fuel information setting screen shown in FIG. 10, and the process proceeds to step S10. In step S10, a calculation process of the fuel price, that is, a process of multiplying the common fuel unit price by the fuel supply amount calculated in step S6 is performed, and then the process proceeds to step S13.
[0100]
On the other hand, if it is determined in step S8 that the setting of the fuel unit price is a fueling unit-specific fuel unit price setting, the process proceeds to step S11. In step S11, the fuel unit price of the gas station where the vehicle is located is read from the gas station-specific fuel information preset through the gas station-specific fuel information setting screen shown in FIG. 11, and the process proceeds to step S12.
[0101]
In step S12, calculation processing of the fuel price, that is, processing of multiplying the read fuel unit price per refueling station by the refueling amount calculated in step S6 is performed, and then the process proceeds to step S13.
In step S13, the fuel price data is stored, that is, the fuel price calculated by the calculation in step S10 or S12, the refueling amount calculated in step S6, the date and time data acquired from thetimer 17, and The process of storing the refueling station information (the refueling station name and the like) determined by the vehicle position and the map data in the fuel price storage area of thememory 20 is performed, and thereafter, the process returns to step S1 to repeat the process.
[0102]
Next, a storage operation of the parking fee performed by themicrocomputer 10 in the navigation device employing the vehicle expense management device according to the embodiment (1) will be described with reference to a flowchart shown in FIG.
[0103]
First, in step S21, it is determined based on the own vehicle position data and the map data whether or not the own vehicle position is in the toll parking lot, that is, whether or not the vehicle has entered the toll parking lot. If it is determined that the vehicle has not entered the parking lot, the process returns to step S21. On the other hand, if it is determined that the vehicle has entered the toll parking lot, the process proceeds to step S22. In step S22, a process of fetching the current date and time data from thetimer 17 and storing it as the parking start time is performed, and then the process proceeds to step S23.
[0104]
In step S23, it is determined whether or not the vehicle is in the toll parking lot, that is, whether or not the vehicle has exited from the toll parking lot. If it is determined that the vehicle has not exited from the toll parking lot, the process returns to step S23. If it is determined that the vehicle has left the parking lot, the process proceeds to step S24. In step S24, a process of fetching the current date and time data from thetimer unit 17 and storing it as the parking end time is performed, and then the process proceeds to step S25.
[0105]
In step S25, a process of calculating a parking time from the parking start time and the parking end time is performed, and then the process proceeds to step S26. In step S26, from the parking fee information of the parking lot registered in the map data, the fee information of the toll parking lot determined based on the own vehicle position is obtained, and the process proceeds to step S27.
[0106]
In step S27, it is determined whether discount information is included in the fee information of the toll parking lot. If it is determined that discount information is included, the process proceeds to step S28. In step S28, a process of displaying a discount content input screen for the user to enter discount content as shown in FIG. 3 is performed, and then the process proceeds to step S29. In step S29, it is determined whether or not the discount content has been input. If it is determined that the discount content has been input, the process proceeds to step S30.
[0107]
In step S30, calculation processing of the parking price in consideration of the discount content, for example, when the discount content of 2 hours free is input, the remaining parking time obtained by subtracting 2 hours from the parking time calculated in step S25, and the charge The process of calculating the parking fee is performed based on the information (set fee per unit time), and then the process proceeds to step S32.
[0108]
On the other hand, if it is determined in step S27 that the discount information is not included, or if it is determined in step S29 that the discount content has not been input, the process proceeds to step S31. In step S31, a parking charge calculation process is performed based on parking time and fee information (parking fee per unit time), and then the process proceeds to step S32.
[0109]
In step S32, the parking price data is stored, that is, the parking price calculated by the operation in step S30 or S31, the parking time calculated in step S25, and the date and time data obtained in steps S22 and S24. Then, a process of storing the parking lot information (parking lot name and the like) determined based on the own vehicle position and the map data in the parking fee storage area of thememory 20 is performed, and thereafter, the process returns to step S21 to repeat the process.
[0110]
Next, a description will be given of the operation of themicrocomputer 10 in the navigation device employing the vehicle expense management device according to the embodiment (1), by referring to the flowchart shown in FIG.
[0111]
First, in step S41, it is determined whether or not the vehicle position is on a toll road, that is, whether or not the vehicle has entered a toll road, based on the vehicle position data and the map data. If it is determined that there is no toll road, the process returns to step S41, while if it is determined that the vehicle has entered a toll road, the process proceeds to step S42.
[0112]
In step S42, a process of storing the entrance point (entrance interface) data of the toll road determined from the vehicle position is performed, and then the process proceeds to step S43. In step S43, a process of taking in the current date and time data from theclock unit 17 and storing it as the traffic start time is performed, and then the process proceeds to step S44.
[0113]
In step S44, it is determined whether or not the vehicle is located on a toll road, that is, whether or not the vehicle has exited from a toll road. If it is determined that the vehicle has not exited from a toll road, the process returns to step S44. If it is determined that it is, the process proceeds to step S45.
In step S45, a process of storing the exit point (exit interface) data of the toll road determined from the vehicle position is performed, and then the process proceeds to step S46. In step S46, a process of fetching the current date and time data from theclock unit 17 and storing it as the traffic end time is performed, and then the process proceeds to step S47.
[0114]
In step S47, a process of determining a traffic section from the entrance point data and the exit point data is performed, and then the process proceeds to step S48. In step S48, toll information of the toll road determined based on the position of the own vehicle is acquired from toll information of the toll road registered as road information in the map data, and the process proceeds to step S49.
[0115]
In step S49, it is determined whether discount information is included in the toll road toll information, and if it is determined that discount information is included, the process proceeds to step S50. In step S50, a process of displaying a discount content input screen for the user to enter discount content as shown in FIG. 4 is performed, and then the process proceeds to step S51.
[0116]
In step S51, it is determined whether or not the discount content has been input. If it is determined that the discount content has been input, the process proceeds to step S52. In step S52, the process of calculating the toll price of the traffic section in consideration of the discount content, For example, when the discount content of the use of the coupon is input, the process of calculating the toll using the discount amount due to the use of the coupon is performed in the use section of the coupon, and then the process proceeds to step S54.
[0117]
On the other hand, if it is determined in step S49 that the discount information is not included, or if it is determined in step S51 that the discount content has not been input, the process proceeds to step S53. In step S53, processing for calculating a toll is performed based on the toll section and toll information (section toll data), and then the process proceeds to step S54.
[0118]
In step S54, the processing of storing the toll fee data, that is, the parking fee calculated by the calculation in step S52 or S53, the traffic section determined in step S47, the date and time data captured in steps S43 and S46, and The toll road information (toll road name, etc.) determined based on the vehicle position and the map data is stored in the toll storage area of thememory 20, and then the process returns to step S41 to repeat the process.
[0119]
Next, the display processing operation of the vehicle expense information performed by themicrocomputer 10 in the navigation device employing the vehicle expense management device according to the embodiment (1) will be described with reference to the flowchart shown in FIG. . This processing operation is executed when a reading operation of the vehicle expense information display menu screen is detected.
[0120]
First, in step S61, it is determined whether or not a read operation on the vehicle expense information display menu screen has been detected. If it is determined that the read operation has not been detected, the process ends, and on the other hand, it is determined that the read operation has been detected. If so, the process proceeds to step S62.
[0121]
In step S62, a process for displaying the vehicle expense information display menu screen shown in FIG. 5 is performed, and then, the process proceeds to step S63. In step S63, it is determined whether or not the expense selection display button on the vehicle expense information display menu screen has been selected. If it is determined that the expense selection display button has not been selected, the process ends, and on the other hand, the expense selection display If it is determined that the button has been selected, the process proceeds to step S64.
[0122]
In step S64, a process of displaying the selected expense information display menu screen is performed, and thereafter, the process proceeds to step S65. In step S65, a display based on the button operation of the menu screen as shown in FIGS. Processing and setting processing are performed, and then the processing ends.
[0123]
According to the navigation device employing the vehicle cost management device according to the first embodiment, when the vehicle is stopped at the gas station, that is, when there is a high possibility of refueling, the fuel remaining amount is reduced. The fuel supply amount can be automatically obtained, the fuel supply amount is calculated based on the obtained fuel remaining amount data, and the fuel supply amount is set through the fuel information setting screen shown in FIG. 10 or FIG. The fuel price can be calculated based on the determined fuel unit price. Then, the data relating to the fuel price can be stored in thememory 20, and the management of the information relating to the fuel price can be continuously performed without the user's trouble.
[0124]
Further, when it is determined that the own vehicle position is in the parking lot, the parking time is calculated based on the time of entering and leaving the parking lot, and the parking time is calculated via the parking time and the parking fee information obtaining means. The parking fee can be calculated based on the acquired parking fee information, and the data relating to the parking fee can be stored in thememory 20, so that the user can save time and effort. Even in such a case, management of information on the parking fee can be continuously performed.
[0125]
When it is determined that the vehicle position is on a toll road, a travel section is determined based on a point determined to have entered the toll road and a point determined to have exited, and the travel section and the traffic The toll can be calculated based on the toll road toll information obtained through the toll information obtaining means, and data relating to the toll can be stored in thememory 20. However, it is possible to continuously manage the information on the toll without any trouble.
[0126]
Further, when calculating the parking fee and the toll, the discount content of the parking fee and the toll can be input through the discount content input screen as shown in FIGS. 3 and 4, and the entered discount content is taken into account. Then, the calculation of the parking fee and the toll is performed, so that the accurate parking price and the toll when the discount is applied can be calculated and stored.
[0127]
Further, ownership costs such as a vehicle inspection / repair fee, a car insurance fee, and a car tax can be easily input through a new registration screen as shown in FIG. 22 and can be stored in thememory 20. Further, since these expenses and / or data relating to the expenses are stored in thememory 20 so that the respective expenses can be managed, it is easy to read out the information of each expense from thememory 20, and based on the information, It is possible to improve the processing efficiency of the calculation and the like, and to perform efficient data management in consideration of the data processing.
[0128]
Further, information on the cost to be confirmed can be easily read out through the vehicle cost information menu screen shown in FIG. 5, and by selecting the cost selection display button on the vehicle cost information menu screen, the cost is displayed for each cost. The contents can be displayed, and the user can easily confirm the contents of the expenses to be known.
[0129]
Further, by selecting a display period selection button provided on the menu screen of each expense, the content of the expense can be switched to a weekly, monthly, or yearly unit, and the content can be displayed in a list. , You can easily check the contents of the period you want to know, and since the total amount of expenses in each period unit is displayed, you can grasp without calculating the total amount of expenses in the selected period . Further, when the year unit is selected, the monthly price is processed into a line graph and displayed, so that the monthly transition and the like can be displayed in a form that is easy to grasp visually.
[0130]
FIG. 29 is a block diagram schematically showing a main part of a navigation device employing the vehicle cost management device according to the embodiment (2). However, except that a fuel supply port cover opening /closing detecting means 21 for detecting opening / closing of a fuel supply port cover (not shown) of the vehicle is connected to themicrocomputer 10A, the function is different from that of FIG. Themicrocomputer 10A is provided with a different reference numeral, and the description of other components is omitted here.
[0131]
In the vehicle expense management device according to the embodiment (1), in the process of storing the fuel price, when the own vehicle position is determined to be at the refueling station and when the vehicle is stopped, the ignition key-19 The fuel remaining amount signal is acquired from thefuel sensor 18 when the ACC terminal is turned ON or when the running state of the vehicle is detected. However, in the vehicle expense management device according to the embodiment (2), the fuel filler The difference is that a fuel remaining amount signal is acquired from thefuel sensor 18 when the cover opening /closing detecting means 21 detects the opening and closing of the fuel supply port cover.
[0132]
Further, in the vehicle expense management device according to the embodiment (1), the fuel price is calculated by reading a preset fuel unit price through the fuel information setting screen shown in FIGS. 10 and 11. However, in the vehicle expense management device according to the embodiment (2), the fuel unit price is input after fuel supply is detected, and the fuel price is calculated using the input fuel unit price. The points are different.
[0133]
FIG. 30 shows a display example of a fuel unit price input screen displayed on thedisplay panel 16a after the refueling is detected. Through this screen, the fuel unit price of the replenished fuel by an up / down key operation through thetouch panel 16c. Can be entered.
[0134]
Next, the operation of storing the fuel price by themicrocomputer 10A in the navigation device employing the vehicle cost management device according to the embodiment (2) will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0135]
First, in step S71, it is determined whether or not the fuel supply port cover has been opened. If it is determined that the fuel supply port cover has not been opened, the process returns to step S71, while the fuel supply port cover is opened. If it is determined that it is, the process proceeds to step S72. In step S72, a process for obtaining the remaining fuel signal from thefuel sensor 18 and calculating the remaining fuel based on the remaining fuel signal is performed, and then the process proceeds to step S73.
[0136]
In step S73, it is determined whether or not the fuel supply port cover is closed. If it is determined that the fuel supply port cover is not closed, the process returns to step S73, while it is determined that the fuel supply port cover is closed. Then, the process proceeds to step S74. In step S74, a process is performed to obtain the remaining fuel signal from thefuel sensor 18 and calculate the remaining fuel based on the remaining fuel signal. Thereafter, the flow proceeds to step S75.
[0137]
In step S75, a calculation process of the fuel supply amount is performed, and then the process proceeds to step S76. In step S76, it is determined whether or not refueling has been performed. If it is determined that refueling has not been performed, the process returns to step S71. If it is determined that refueling has been performed, the process proceeds to step S77.
[0138]
In step S77, a process of displaying the fuel unit price input screen shown in FIG. 30 on thedisplay panel 16a is performed, and then the process proceeds to step S78. In the step S78, it is determined whether or not the input of the "input OK" button is detected. If it is determined that the input of the "input OK" button is not detected, the process returns to the step S78. If it is determined that the input has been detected, the process proceeds to step S79.
[0139]
In step S79, calculation processing of the fuel price, that is, processing of multiplying the input fuel unit price by the fuel supply amount calculated in step S75 is performed, and then the process proceeds to step S80.
In step S80, the fuel price data is stored, that is, the fuel price calculated by the operation in step S79, the refueling amount calculated in step S75, the date and time data obtained from thetimer 17, and the vehicle position. The processing for storing the location information (address, gas station name, etc.) determined by the map data and the map information in the fuel price storage area of thememory 20 is performed, and then the processing is terminated.
[0140]
According to the navigation device employing the vehicle cost management device according to the above-mentioned embodiment (2), the fuel supply port cover is detected by the supply port cover opening / closing detection means 21 when the fuel supply port cover is opened and closed. Since the remaining fuel signal is obtained from thesensor 18, it is possible to automatically obtain the remaining fuel signal when the possibility of refueling is extremely high when opening and closing the fuel supply port cover. It is possible to sufficiently cope with a new gas station that is not included in the map data, and it is possible to improve the appropriate rate of the timing of obtaining the remaining fuel signal.
Further, since the fuel unit price is input after refueling through the fuel unit price input screen shown in FIG. 30, the actual fuel unit price obtained after refueling can be input, and an accurate fuel price can be calculated. can do.
[0141]
FIG. 32 is a block diagram schematically showing a main part of a navigation device employing the vehicle expense management device according to the embodiment (3). However, the communication means 22 (for example, a mobile phone connectable to a communication network, a VICS receiver capable of receiving parking lot information and toll road information from a VICS center, etc.) for wirelessly communicating outside the vehicle. An ETC (Electronic Toll Collection system) in-vehicle device capable of communicating information on toll roads with communication devices installed at entrances and exits of toll roads is connected to themicrocomputer 10B. Except for this point, themicrocomputer 10B and thememory 20A having different functions are denoted by different reference numerals, and the description of other components will be omitted.
[0142]
In the vehicle expense management device according to the embodiment (1), at the time of calculating the fuel price, a preset fuel unit price is read through the fuel information setting screen shown in FIG. 10 or FIG. In the vehicle expense management device according to the embodiment (3), for example, the fuel information (for each fueling station) from a fuel information providing server or the like on a communication network via the communication means 22 (for example, a mobile phone). Acquisition of fuel unit price for each type of fuel such as cash member, card member, oil member, etc.) and acquisition of fuel unit price suitable for the fuel type set by the user and the member type of each gas station And stored in thememory 20A as fuel information data. At the time of calculating the fuel price, the fuel price is calculated by reading the fuel unit price of the fueling station where the vehicle is located from the fuel information data.
[0143]
In the vehicle expense management device according to the embodiment (1), when calculating the parking fee, the parking fee information is obtained from the map data recorded on the DVD-ROM 14. However, in the vehicle expense management device according to the embodiment (3), the parking lot information (including the fee information of the toll parking lot, etc.) is acquired via the communication means 22 (for example, a VICS receiver), and thememory 20A is used. The difference is that, in the processing of calculating the parking fee, the fee information of the parking lot where the vehicle is located is read out from the parking lot information, and the calculation of the parking fee is performed.
[0144]
Similarly, in the vehicle expense management device according to the embodiment (1), the toll information on the toll road is obtained from the map data recorded on the DVD-ROM 14 when the toll is calculated. However, in the vehicle expense management device according to the embodiment (3), toll road information (including toll parking lot fee information and the like) is communicated via the communication means 22 (for example, an on-board ETC device or a VICS receiver). The toll road information is obtained and stored in thememory 20A, and the toll road information is read out of the toll road information in the toll road information calculation process to calculate the toll fee. are doing.
[0145]
FIG. 33 shows a display example of a fuel price display menu screen displayed when the “fuel price” button is selected on the vehicle expense information menu screen shown in FIG. Through this screen, the user can select the display period of the fuel price list display screen and read the fuel information setting screen.
[0146]
In FIG. 33, when the “external acquisition” button for reading the fuel information setting screen is selected, the externally acquired fuel information setting screen shown in FIG. 34 is displayed. Through this screen, the user can set the type of fuel to be supplied and the type of member for each gas station.
[0147]
In FIG. 34, the stand of company A is set as a cash member, the stand of company D is set as a card member, and the stand of company C is set as an oil member. The setting of the member type can be set by touch input within the frame of each member type. Then, the fuel unit price for each gas station is displayed based on the fuel type and the member type extracted from the fuel information acquired from the outside. If the information of the corresponding member type is not included in the fuel information acquired from the outside, "None" is displayed in the member type column so that it can be understood that there is no member setting. (Indicates that there is no oil membership at the Company A stand).
[0148]
Further, a “Send” button is provided below the fuel price display menu screen shown in FIG. 33. When the “Send” button is touch-input, the memory is transmitted via the communication unit 22 (for example, a mobile phone). The fuel price data stored in 20A can be transmitted to a destination set in advance on a destination address setting screen (not shown). The "send" button is also provided on a menu screen for displaying other expenses, so that parking fee data, toll fee data, and the like can be transmitted to the outside.
[0149]
Also, one of the button switches 16b of thedisplay device 16 is provided with a communication connection function for acquiring fuel information from a communication network via the communication means 22 (for example, a mobile phone). Is connected to the IP address of the fuel information providing server registered in advance based on the input operation of, so that fuel information can be obtained.
[0150]
Next, a fuel information acquisition processing operation performed by themicrocomputer 10B in the navigation device employing the vehicle cost management device according to the embodiment (3) will be described with reference to a flowchart shown in FIG.
[0151]
First, in step S81, it is determined whether or not the fuel information acquisition button has been input. If it is determined that the fuel information acquisition button has not been input, the process ends. On the other hand, if it is determined that the fuel information acquisition button has been input. If so, the process proceeds to step S82.
In step S82, a process for connecting to a fuel information providing server registered in advance via thecommunication unit 22 is performed, and then the process proceeds to step S83. In step S83, a process for acquiring fuel information is performed, and then the process proceeds to step S84.
[0152]
In step S84, it is determined whether or not the acquisition of the fuel information has been completed. If it is determined that the acquisition of the fuel information has not been completed, the process returns to step S84. If it is determined that the acquisition of the fuel information has been completed, the process proceeds to step S84. Proceed to S85.
In step S85, a communication connection termination process is performed, and then the process proceeds to step S86. In step S86, the fuel information data is updated, that is, fuel unit price data that meets the conditions of the fuel type and member type of each gas station set through the externally obtained fuel information setting screen shown in FIG. A process of updating the data by extracting it from the acquired fuel information is performed, and then the process proceeds to step S87.
[0153]
In step S87, a notification display of the completion of the update of the fuel information, for example, a process of displaying the content of "the update of the fuel information is completed" on thedisplay panel 16a for a predetermined time is performed, and then the process ends.
[0154]
Next, the storage operation of the fuel price performed by themicrocomputer 10B in the navigation device employing the vehicle cost management device according to the embodiment (3) will be described with reference to the flowchart shown in FIG. The storage processing operation of the fuel price performed by themicrocomputer 10B shown in FIG. 36 has a configuration in which steps S91 to S93 are inserted instead of steps S9 to S13 shown in FIG. 25, and the processing shown in FIG. The same reference numerals are given to the same processing operations as the operations, and the description thereof will be omitted.
[0155]
If it is determined in step S7 that refueling has been performed, the process proceeds to step S91. In step S91, the fuel unit price of the gas station where the vehicle is located is read from the fuel information data acquired and updated by the fuel information acquisition processing shown in FIG. 35, and then the process proceeds to step S92.
In step S92, a fuel price calculation process, that is, a process of multiplying the read fuel unit price by the fuel supply amount calculated in step S6 is performed, and then the process proceeds to step S93.
[0156]
In step S93, the fuel price data is stored, that is, the fuel price calculated by the operation in step S92, the refueling amount calculated in step S6, the date and time data obtained from thetimer 17, and the vehicle position. The process of storing the refueling station information (the refueling station name and the like) determined by using the map data and the refueling station information is performed in the fuel price storage area of the memory 20B.
[0157]
According to the navigation device in which the vehicle expense management device according to the above embodiment (3) is employed, the latest fuel information such as the fuel unit price that differs for each refueling station via the communication means 22 (for example, a mobile phone). Can be obtained from a fuel information providing server or the like on a communication network, the fuel information data can be created based on the obtained fuel information, and stored in thememory 20A. At the time of calculating the fuel price, the fuel unit price of the gas station where the vehicle is located is read from the fuel information data, and the fuel price is calculated. A more accurate fuel price can be calculated in consideration of the difference in fuel unit price.
[0158]
In addition, the latest parking fee information of the parking lot is acquired from the VICS center via the communication means 22 (for example, a VICS receiver), and stored in thememory 20A. When calculating the parking fee, the parking fee information determined based on the position of the vehicle is acquired from the parking fee information. It is possible to calculate an accurate parking fee based on the information.
[0159]
In addition, the latest toll information on the toll road is obtained via the communication means 22 (VICS receiver or ETC on-board unit) to obtain the toll information on the toll road provided from the VICS information center or the like, and thememory 20A. At the time of the calculation processing of the toll, the toll information of the toll road determined based on the own vehicle position is acquired from the toll information, so that the latest Accurate calculation of the toll price based on the toll information can be performed.
[0160]
Further, the data of each expense can be transmitted to the outside via the communication means 22. For example, by attaching the data of each expense to an electronic mail addressed to the user, the data can be transmitted to the home or the like. Expenses can be easily managed on personal computers. Alternatively, by transmitting the data of each expense to a server of a predetermined information collection center, it becomes possible to receive various services corresponding to the transmitted contents, and to obtain information on the expense. Uses can be expanded.
[0161]
It is also possible to combine the vehicle cost management device according to the above-described embodiment (1) with the vehicle cost management device according to the above-described embodiment (3). In this case, the fuel price is “common” or “common”. The calculation can be performed based on the fuel unit price selected from “by gas station” and “external acquisition”. Further, the parking fee and the toll fee can be calculated based on the toll information acquired via the communication means 22 when the toll information of the parking lot or toll road which is not included in the map data is required.
[0162]
In the above embodiments (1) to (3), map data is read from the DVD-ROM 14 to determine a gas station or a parking lot. However, in another embodiment, navigation is used. It is also possible to connect a communication means such as a mobile phone to the apparatus, acquire the vehicle position information from the outside via the communication means, and determine a gas station or a parking lot.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram schematically showing a main part of a navigation device employing a vehicle expense management device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram for explaining an example of a data structure of vehicle expense information stored in a memory.
FIG. 3 is a diagram showing a display example of a parking fee discount content input screen displayed on a display panel.
FIG. 4 is a diagram showing a display example of a toll discount content input screen displayed on a display panel.
FIG. 5 is a diagram showing a display example of a vehicle expense information menu screen displayed on a display panel.
FIG. 6 is a diagram showing a display example of a fuel price display menu screen displayed on a display panel.
FIG. 7 is a diagram showing a display example of a weekly information screen of a fuel price displayed on a display panel.
FIG. 8 is a diagram illustrating a display example of a week detail content screen displayed on a display panel.
FIG. 9 is a diagram illustrating a display example of a fuel price annual information screen displayed on a display panel.
FIG. 10 is a diagram showing a display example of a common fuel information setting screen displayed on the display panel.
FIG. 11 is a diagram showing a display example of a fueling station-specific fuel information setting screen displayed on the display panel.
FIG. 12 is a diagram showing a display example of a parking fee display menu screen displayed on a display panel.
FIG. 13 is a diagram showing a display example of a monthly information screen of a parking fee displayed on a display panel.
FIG. 14 is a diagram showing a display example of a monthly detailed content screen displayed on a display panel.
FIG. 15 is a diagram showing a display example of an annual information screen of a parking fee displayed on a display panel.
FIG. 16 is a diagram showing a display example of a toll display menu screen displayed on a display panel.
FIG. 17 is a diagram showing a display example of a monthly information screen of a toll price displayed on a display panel.
FIG. 18 is a diagram showing a display example of a monthly detailed content screen displayed on the display panel.
FIG. 19 is a diagram showing a display example of an annual information screen of a toll price displayed on a display panel.
FIG. 20 is a diagram showing a display example of a vehicle inspection / repair price display menu screen displayed on the display panel.
FIG. 21 is a diagram showing a display example of a vehicle inspection / repair price detailed information screen displayed on a display panel.
FIG. 22 is a diagram showing a display example of a new vehicle inspection price registration screen displayed on the display panel.
FIG. 23 is a diagram showing a display example of a usage cost list display screen displayed on the display panel.
FIG. 24 is a diagram showing a display example of an ownership cost list display screen displayed on the display panel.
FIG. 25 is a flowchart showing a fuel price storage processing operation performed by the microcomputer in the navigation device employing the vehicle cost management device according to the embodiment (1).
FIG. 26 is a flowchart showing a storage processing operation of a parking charge performed by a microcomputer in a navigation device employing the vehicle expense management device according to the embodiment (1).
FIG. 27 is a flowchart showing a storage processing operation of a toll paid by a microcomputer in a navigation device employing the vehicle expense management device according to the embodiment (1).
FIG. 28 is a flowchart showing an output processing operation of vehicle expense information performed by a microcomputer in a navigation device employing the vehicle expense management device according to the embodiment (1).
FIG. 29 is a block diagram schematically showing a main part of a navigation device employing the vehicle cost management device according to the embodiment (2).
FIG. 30 is a diagram showing a display example of a fuel unit price input screen displayed on the display panel.
FIG. 31 is a flowchart showing a fuel price storage processing operation performed by a microcomputer in a navigation device employing the vehicle cost management device according to the embodiment (2).
FIG. 32 is a block diagram schematically showing a main part of a navigation device employing the vehicle cost management device according to the embodiment (3).
FIG. 33 is a diagram showing a display example of a fuel price display menu screen displayed on the display panel.
FIG. 34 is a diagram showing a display example of an externally obtained fuel information setting screen displayed on the display panel.
FIG. 35 is a flowchart showing a fuel information acquisition processing operation performed by a microcomputer in a navigation device employing the vehicle cost management device according to the embodiment (3).
FIG. 36 is a flowchart showing a fuel price storage processing operation performed by a microcomputer in a navigation device employing the vehicle cost management device according to the embodiment (3).
[Explanation of symbols]
10, 10A, 10B microcomputer
11 Vehicle speed sensor
12 Gyro sensor
13 GPS receiver
14 DVD-ROM
15 DVD drive
16 Display device
16a Display panel
16b button switch
16c touch panel
17 Timing section
18 Fuel sensor
19 Ignition key
20, 20A memory
21 Refueling port cover open / close detection means
22 Communication means

Claims (18)

Translated fromJapanese

車両に関わる少なくとも１つ以上の経費の管理に用いられる車両経費管理装置であって、
前記経費を演算するために必要なデ−タを取得するデ−タ取得手段と、
該デ−タ取得手段を介して取得された所定のデ−タに基づいて所定の経費を演算する経費演算手段と、
該経費演算手段により演算された経費及び／又は該経費に関連するデ−タを各経費の管理が行えるように記憶手段に記憶させていく記憶制御手段とを備えていることを特徴とする車両経費管理装置。A vehicle expense management device used for managing at least one or more expenses related to a vehicle,
Data acquisition means for acquiring data necessary for calculating the cost;
Expense calculating means for calculating a predetermined cost based on the predetermined data obtained through the data obtaining means;
A vehicle provided with storage control means for storing the cost calculated by the cost calculation means and / or data related to the cost in a storage means so that each cost can be managed. Expense management device.前記記憶手段から所定の経費及び／又は該経費に関連するデ−タの読み出しを指示するための読出指示手段と、
該読出指示手段を介して読み出された前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを出力する出力制御手段とを備えていることを特徴とする請求項１記載の車両経費管理装置。Read instructing means for instructing reading of predetermined costs and / or data related to the costs from the storage means;
2. The vehicle expense management device according to claim 1, further comprising output control means for outputting the expense and / or data related to the expense read through the read instruction means.前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを入力させるための入力手段を備え、
前記記憶制御手段が、前記入力手段を介して入力された前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを前記記憶手段に記憶させていくものであることを特徴とする請求項１又は請求項２記載の車両経費管理装置。Input means for inputting the expenses and / or data relating to the expenses;
3. The storage control unit according to claim 1, wherein the storage control unit stores the cost and / or data related to the cost input through the input unit in the storage unit. Item 4. The vehicle expense management device according to Item 2.前記出力制御手段が、前記経費及び／又は該経費に関連するデ−タを所定の形式に加工して画面に表示させる制御を行うものであることを特徴とする請求項２又は請求項３記載の車両経費管理装置。4. The apparatus according to claim 2, wherein the output control means controls the cost and / or data related to the cost to be processed into a predetermined format and displayed on a screen. Vehicle expense management device.自車位置を検出する自車位置検出手段と、車両の走行停止状態を検出する車両状態検出手段とを備えたナビゲ−ション装置に採用され、
前記デ−タ取得手段が、前記車両の燃料残量を検出する燃料残量検出手段からの燃料残量デ−タを取得する燃料残量デ−タ取得手段を備え、
前記入力手段が、少なくとも燃料単価を含む燃料情報を入力させるための燃料情報入力手段を備え、
前記経費演算手段が、前記燃料残量デ−タ取得手段を介して提供される燃料残量デ−タに基づいて燃料補給量を算出する燃料補給量算出手段と、
該燃料補給量算出手段により算出された燃料補給量と前記燃料情報入力手段を介して入力された燃料単価とに基づいて燃料代金を演算する燃料代金演算手段とを備え、
前記記憶制御手段が、前記燃料代金、前記燃料補給量、補給日時、及び前記自車位置から割り出された補給場所情報のうちの少なくとも１つを含むデ−タを前記記憶手段に記憶させていくものであることを特徴とする請求項３又は請求項４記載の車両経費管理装置。Employed in a navigation device having a vehicle position detecting means for detecting a vehicle position and a vehicle state detecting means for detecting a running stop state of the vehicle;
The data obtaining means includes fuel remaining amount data obtaining means for obtaining fuel remaining amount data from fuel remaining amount detecting means for detecting the remaining fuel amount of the vehicle;
The input means includes fuel information input means for inputting fuel information including at least a fuel unit price,
Fuel supply amount calculating means for calculating the fuel supply amount based on the fuel remaining amount data provided via the fuel remaining amount data obtaining means,
Fuel price calculation means for calculating a fuel price based on the fuel supply amount calculated by the fuel supply amount calculation means and the fuel unit price input via the fuel information input means,
The storage control means causes the storage means to store data including at least one of the fuel price, the refueling amount, the replenishment date and time, and the replenishing location information determined from the vehicle position. The vehicle expense management device according to claim 3 or 4, wherein the vehicle expense management device comprises:前記燃料残量デ−タ取得手段が、
前記自車位置検出手段により前記自車位置が給油所にあると判定され、かつ前記車両状態検出手段により車両の停止状態が検出された場合と、前記車両のイグニションキ−の所定の操作又は前記車両状態検出手段により車両の走行状態が検出された場合とに前記燃料残量検出手段から燃料残量デ−タを取得するものであることを特徴とする請求項５記載の車両経費管理装置。The fuel remaining amount data obtaining means includes:
A predetermined operation of an ignition key of the vehicle or a case where the vehicle position is determined to be at a gas station by the vehicle position detection means, and a stop state of the vehicle is detected by the vehicle state detection means; 6. The vehicle cost management device according to claim 5, wherein when the running state of the vehicle is detected by the vehicle state detecting means, the fuel remaining amount data is acquired from the fuel remaining amount detecting means.前記車両の燃料供給口カバ−の開閉を検出するカバ−開閉検出手段を備え、
前記燃料残量デ−タ取得手段が、
少なくとも前記カバ−開閉検出手段による前記燃料供給口カバ−の開検出時に前記燃料残量検出手段から燃料残量デ−タを取得するものであることを特徴とする請求項５記載の車両経費管理装置。A cover opening / closing detecting means for detecting opening / closing of a fuel supply port cover of the vehicle;
The fuel remaining amount data obtaining means includes:
6. The vehicle cost management according to claim 5, wherein at least when the cover opening / closing detecting means detects the opening of the fuel supply port cover, the fuel remaining amount data is obtained from the fuel remaining amount detecting means. apparatus.前記燃料情報入力手段を介して給油所毎の燃料情報の入力が可能に構成され、
前記燃料情報入力手段を介して入力された前記給油所毎の燃料情報の中から、車両が位置する給油所の燃料単価を読み出す第１の燃料情報読出手段を備え、
前記燃料代金演算手段が、前記燃料補給量算出手段により算出された前記燃料補給量と前記第１の燃料情報読出手段により読み出された前記給油所の燃料単価とに基づいて燃料代金を演算するものであることを特徴とする請求項５〜７のいずれかの項に記載の車両経費管理装置。It is configured to be capable of inputting fuel information for each gas station via the fuel information input means,
First fuel information reading means for reading a unit price of fuel at a gas station where a vehicle is located, from fuel information for each gas station input through the fuel information input means;
The fuel price calculation means calculates a fuel price based on the fuel supply amount calculated by the fuel supply amount calculation means and a fuel unit price of the gas station read by the first fuel information reading means. The vehicle expense management device according to any one of claims 5 to 7, wherein the vehicle expense management device is a vehicle expense management device.前記燃料情報入力手段を介して燃料補給後に燃料情報の入力が可能に構成され、
前記燃料代金演算手段が、前記燃料補給量算出手段により算出された前記燃料補給量と前記燃料情報入力手段を介して燃料補給後に入力された燃料単価とに基づいて燃料代金を演算するものであることを特徴とする請求項５〜７のいずれかの項に記載の車両経費管理装置。It is configured to be able to input fuel information after refueling via the fuel information input means,
The fuel price calculation means calculates a fuel price based on the fuel supply amount calculated by the fuel supply amount calculation means and a fuel unit price input after refueling via the fuel information input means. The vehicle expense management device according to any one of claims 5 to 7, wherein:前記デ−タ取得手段が、外部から各給油所の燃料情報を取得する外部燃料情報取得手段を備え、
該外部燃料情報取得手段を介して取得された各給油所の燃料情報の中から、車両が位置する給油所の燃料単価を読み出す第２の燃料情報読出手段を備え、
前記燃料代金演算手段が、前記燃料補給量算出手段により算出された前記燃料補給量と前記第２の燃料情報読出手段により読み出された前記給油所の燃料単価とに基づいて燃料代金を演算するものであることを特徴とする請求項５〜７のいずれかの項に記載の車両経費管理装置。The data obtaining means includes external fuel information obtaining means for obtaining fuel information of each gas station from outside;
A second fuel information reading unit that reads a unit price of fuel at a gas station where the vehicle is located, from the fuel information of each gas station acquired through the external fuel information acquiring unit;
The fuel price calculation means calculates a fuel price based on the fuel supply amount calculated by the fuel supply amount calculation means and a fuel unit price of the gas station read by the second fuel information reading means. The vehicle expense management device according to any one of claims 5 to 7, wherein the vehicle expense management device is a vehicle expense management device.自車位置を検出する自車位置検出手段を備えたナビゲ−ション装置に採用され、
前記デ−タ取得手段が、前記自車位置検出手段により自車位置が駐車場にあると判定された場合に該駐車場の料金情報を取得する駐車料金情報取得手段を備え、
前記経費演算手段が、車両が駐車場に入ったと判定された時間と該駐車場から出たと判定された時間とから駐車時間を算出する駐車時間算出手段と、
該駐車時間算出手段により算出された駐車時間と、前記駐車料金情報取得手段を介して取得された前記駐車場の料金情報とに基づいて駐車代金を演算する駐車代金演算手段とを備え、
前記記憶制御手段が、前記駐車代金、前記駐車時間、駐車日時、及び前記自車位置から割り出された駐車場情報のうちの少なくとも１つを含むデ−タを前記記憶手段に記憶させていくものであることを特徴とする請求項３又は請求項４記載の車両経費管理装置。Adopted in a navigation device having a vehicle position detecting means for detecting the vehicle position,
The data acquiring means includes parking fee information acquiring means for acquiring fee information of the parking lot when the host vehicle position is determined to be in the parking lot by the host vehicle position detecting means;
A parking time calculating unit configured to calculate a parking time from the time when the cost calculating unit determines that the vehicle has entered the parking lot and the time when it is determined that the vehicle has left the parking lot;
Parking fee calculating means for calculating a parking price based on the parking time calculated by the parking time calculating means and the fee information of the parking lot acquired through the parking fee information acquiring means,
The storage control means causes the storage means to store data including at least one of the parking fee, the parking time, the parking date and time, and the parking lot information determined from the own vehicle position. The vehicle expense management device according to claim 3 or 4, wherein the vehicle expense management device is a vehicle expense management device.前記自車位置検出手段が、自車位置デ−タと駐車場の駐車料金情報が含まれている地図デ−タとに基づいて地図上における自車位置を検出するものであり、
前記駐車料金情報取得手段が、前記駐車料金情報から自車位置に基づいて判定された駐車場の料金情報を取得するものであることを特徴とする請求項１１記載の車両経費管理装置。The vehicle position detecting means detects a vehicle position on a map based on vehicle position data and map data including parking fee information of a parking lot.
12. The vehicle expense management device according to claim 11, wherein the parking fee information acquiring unit acquires the parking fee information determined based on the position of the own vehicle from the parking fee information.外部から駐車場の駐車料金情報を取得する外部駐車場情報取得手段を備え、
前記駐車料金情報取得手段が、前記外部駐車場情報取得手段を介して取得された駐車料金情報から自車位置に基づいて判定された駐車場の料金情報を取得するものであることを特徴とする請求項１１記載の車両経費管理装置。Equipped with an external parking information obtaining means for obtaining parking fee information of the parking from outside,
The parking fee information acquiring unit acquires the parking fee information determined based on the own vehicle position from the parking fee information acquired via the external parking information acquiring unit. The vehicle expense management device according to claim 11.前記入力手段が、前記駐車料金情報に駐車料金の割引情報が含まれている場合に、該当する割引内容を入力させるための割引内容入力手段を備え、
前記駐車代金演算手段が、前記割引内容入力手段を介して入力された割引内容を加味して駐車代金を演算するものであることを特徴とする請求項１１〜１３のいずれかの項に記載の車両経費管理装置。When the input means includes parking rate discount information in the parking rate information, the input means includes discount content input means for inputting a corresponding discount content,
14. The parking fee calculation unit according to claim 11, wherein the parking fee calculation unit calculates the parking fee in consideration of the discount content input via the discount content input unit. Vehicle expense management device.自車位置を検出する自車位置検出手段を備えたナビゲ−ション装置に採用され、
前記デ−タ取得手段が、前記自車位置検出手段により自車位置が有料道路にあると判定された場合に、該有料道路の料金情報を取得する通行料金情報取得手段を備え、
前記経費演算手段が、前記自車位置が有料道路に入ったと判定された地点と前記有料道路から出たと判定された地点とから通行区間を判定する通行区間判定手段と、
該通行区間判定手段により判定された通行区間と、前記通行料金情報取得手段を介して取得された前記有料道路の料金情報とに基づいて通行代金を演算する通行代金演算手段とを備え、
前記記憶制御手段が、前記通行代金、前記通行区間、及び通行日時のうちの少なくとも１つを含むデ−タを前記記憶手段に記憶させていくものであることを特徴とする請求項３又は請求項４記載の車両経費管理装置。Adopted in a navigation device having a vehicle position detecting means for detecting the vehicle position,
The data acquisition means includes toll information acquisition means for acquiring toll road toll information when the own vehicle position is determined to be on a toll road by the own vehicle position detection means;
A travel section determining means for determining a travel section from a point where the own vehicle position is determined to have entered a toll road and a point where it is determined that the own vehicle position has exited the toll road;
A traffic section calculated by the traffic section determining means, and a toll road calculating means for calculating a toll price based on the toll road toll information acquired through the toll information acquiring means;
4. The storage control means according to claim 3, wherein said storage control means stores data including at least one of said toll, said toll section, and toll date and time. Item 4. A vehicle expense management device according to item 4.前記自車位置検出手段が、自車位置デ−タと有料道路の通行料金情報が含まれている地図デ−タとに基づいて地図上における自車位置を検出するものであり、
前記通行料金情報取得手段が、前記通行料金情報から自車位置に基づいて判定された有料道路の料金情報を取得するものであることを特徴とする請求項１５記載の車両経費管理装置。The vehicle position detecting means detects a vehicle position on a map based on vehicle position data and map data including toll information on a toll road;
16. The vehicle expense management device according to claim 15, wherein the toll information acquisition means acquires toll road toll information determined based on the position of the vehicle from the toll information.外部から有料道路の通行料金情報を取得する外部有料道路情報取得手段を備え、
前記通行料金情報取得手段が、前記外部有料道路情報取得手段を介して取得された前記通行料金情報から自車位置に基づいて判定された有料道路の料金情報を取得するものであることを特徴とする請求項１５記載の車両経費管理装置。Equipped with external toll road information acquisition means for acquiring toll information on toll roads from outside,
The toll information obtaining means obtains toll information of a toll road determined based on the position of the own vehicle from the toll information obtained through the external toll road information obtaining means. 16. The vehicle expense management device according to claim 15, wherein:前記入力手段が、前記通行料金の割引内容を入力するための割引内容入力手段を備え、
前記通行代金演算手段が、前記割引内容入力手段を介して入力された割引内容を加味して通行代金を演算するものであることを特徴とする請求項１５〜１７のいずれかの項に記載の車両経費管理装置。The input means includes discount content input means for inputting discount content of the toll,
18. The method according to claim 15, wherein the toll calculation means calculates the toll in consideration of the discount content input through the discount content input means. Vehicle expense management device.

Images