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JP2003037189A - ユニポーラトランジスタメモリーセルおよびその製造方法 - Google Patents

ユニポーラトランジスタメモリーセルおよびその製造方法

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JP2003037189A
JP2003037189AJP2002169778AJP2002169778AJP2003037189AJP 2003037189 AJP2003037189 AJP 2003037189AJP 2002169778 AJP2002169778 AJP 2002169778AJP 2002169778 AJP2002169778 AJP 2002169778AJP 2003037189 AJP2003037189 AJP 2003037189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating layer
electrode
switching transistor
trench capacitor
dielectric
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002169778A
Other languages
English (en)
Inventor
Karl Heinz Kuesters
ハインツ,クエステルス カール
Dietmar Temmler
ディートマー,テムラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Infineon Technologies AG
Original Assignee
Infineon Technologies AG
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】【課題】 トレンチキャパシタ1とスイッチング用トラ
ンジスタ2とを備える半導体基板における、ダイナミッ
クメモリーセルの製造方法、および、このようなメモリ
ーセルを備える半導体メモリーを提供する。【解決手段】 スイッチング用トランジスタ2とトレン
チキャパシタ1との間に、誘電性の絶縁層107・20
1を形成する。導電性の接触充填層214を備える接触
開口部213は、トレンチキャパシタ1のブロック型を
した内部電極であるポリシリコン充填層102のほぼ上
方に配置され、絶縁層107・201上に位置してい
る。接触開口部213は、スイッチング用トランジスタ
2の第2拡散領域204に結合している。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、トレンチキャパシタおよびスイッチング用ト
ランジスタ(Auswahl-Transista)を備える半導体基板
上での、ダイナミックメモリーセルの製造方法、およ
び、このようなメモリーセルを備える半導体メモリーに
関するものである。
【0001】読み出しや書き込みを自由に行うことがで
きるダイナミック・ランダム・アクセス・メモリー(D
RAM)では、主に、1個のスイッチング用トランジス
タと1個のメモリーキャパシタとを有するユニポーラト
ランジスタメモリーセルを用いる。このユニポーラトラ
ンジスタメモリーセルは、メモリーキャパシタの情報を
電荷の形態で保存する。また、DRAMは、列と行とに
配置されているようなマトリックス状のメモリーセルか
らなる。そして、通常、行方向の線(Zeilenverbindun
g)をワード線と呼び、列方向の線(Spaltenleitung)
をビット線と呼んでいる。メモリーセルにおけるスイッ
チング用トランジスタおよびメモリーキャパシタは、ワ
ード線を介してスイッチング用トランジスタを駆動する
際に、ビット線を介して、メモリーキャパシタの電荷を
読み込むまたは読み出すことができる。
【0002】このユニポーラトランジスタメモリーセル
は、3つの基本的な要求をほぼ満たさなければならな
い。第1に、メモリーキャパシタは、蓄積された電荷を
確実に検出し、検出された読み出し信号を十分に維持す
るために、一行あたり約25〜40fFと、非常に大き
なメモリー容量を備える必要がある。第2に、小型化を
促進するために、実装密度が高く構造化しやすいセルレ
イアウト(Zellen-Layout)が求められる。このセルレ
イアウトのセルの配置によって、メモリーセルに必要な
面積を大幅に縮小できる。第3に、一方では、メモリー
電荷の読み込み/読み出しに用いられるスイッチング用
トランジスタを介して、十分な電流がメモリーキャパシ
タに流れ、他方では、OFF状態においてスイッチング
用トランジスタを確実に遮断することが求められる。な
お、スイッチング用トランジスタの周囲にメモリーキャ
パシタが非常に密着して配置されていること、または、
スイッチング用トランジスタとメモリーキャパシタとの
間の連結が不可欠であるということによって、スイッチ
ング用トランジスタのこの電流パラメーターが不都合な
影響を受けることはない。
【0003】DRAMメモリーの技術発展のポイント
は、メモリーキャパシタにある。技術発展に伴い、メモ
リーセルのセル面積は絶えず減少していく。それゆえ、
十分なメモリー容量を獲得するために、3次元のメモリ
ーキャパシタが発達してきた。DRAMセルの場合に
は、このような3次元メモリーキャパシタを、しばしば
トレンチキャパシタとして製造する。このようなトレン
チキャパシタは、第1メモリー電極と誘電層とを用いて
充填されるトレンチを、半導体基板にエッチングする。
なお、半導体基板にてドープされた領域は、第2メモリ
ー電極として機能する。通常、DRAMセルのスイッチ
ング用トランジスタを、トレンチキャパシタの横に位置
するプレーナー型の半導体表面に形成する。
【0004】トレンチキャパシタにおいても、メモリー
セルをさらに極小化するために、必要とされる面積を小
さくすると共に、キャパシタの容量を高めるための更な
る可能性が追求される。1つの可能性は、キャパシタの
容量をより一層高めるために、トレンチをより深くする
ことである。しかしながら、これについては、縦横比
(Aspektverhaeltnisse)(トレンチの深さとその幅と
の比)が非常に高いために、技術的に困難である。ま
た、トレンチの深さをさらに深くすることとは別に、お
よび、それを発展させて、トレンチ領域の下部をさらに
拡張することによって、トレンチキャパシタ内の表面積
を大きくする方法を用いることもできる。しかしなが
ら、上記と同様、このようにトレンチを拡張するために
不可欠なエッチング工程は、技術的に困難である。
【0005】さらに、トレンチキャパシタの容量を高め
るために、誘電率が高く非常に薄いメモリー電気物質
(Speicherelektrika)をも、キャパシタ電極間に位置
する誘電性の中間層として用い、また、極めて高い導電
率を有する物質をキャパシタ電極として選択することも
できる。
【0006】トレンチキャパシタのさらなる発展と共
に、メモリーセルのスイッチング用トランジスタも、技
術発展のテーマである。メモリーセルにおけるスイッチ
ング用トランジスタの性能を高めるために、電極領域
と、チャネル領域と、スイッチング用トランジスタを隔
てる井戸とを形成するためのドーピング特性を最適化す
る。それと共に、ゲート領域とチャネル領域とを分離す
るために、改良された絶縁層をも用い、熱の分配量(th
ermisches Budget)を最適化する。また、さらなる改良
点(Ansatzpunkt)は、半導体基板にスイッチング用ト
ランジスタを形成する場合に、欠陥を作り出さないこと
であり、低オーム抵抗の端子接触部(Anschlusskontakt
e)とスイッチング用トランジスタの電極領域とを接続
するための工程を改良することである。
【0007】メモリーセルを改良する場合のさらに他の
目的設定として、トレンチキャパシタとスイッチング用
トランジスタとが互いに非常に近くに位置することによ
って、互いに影響を及ぼすことを避けることが挙げられ
ている。ここでは、トレンチキャパシタと隣り合って、
寄生トランジスタが形成される危険性が存在する。この
ような寄生トランジスタを取り除くために、スイッチン
グ用トランジスタから外部キャパシタ電極を絶縁する厚
さを有する酸化物カラー(Oxidkragen)を用いる。しか
しながら、これは、その縦横比の高いトレンチキャパシ
タのために、深いトレンチを形成しなければならないと
いう不都合を有している。
【0008】アメリカ特許公報US6,236,079
B1によって、請求項1または5の前提構成に相当す
る、ダイナミックメモリーセルの製造方法、および、ダ
イナミックメモリーセルを備えるその半導体メモリーが
知られている。IBM Disclosure Bulletin(32
巻、3B号、1989年、163〜168ページ)に
は、類似の方法または類似の半導体メモリーが記述され
ている。また、それらに関連するまた別の製造方法また
は半導体メモリーが、アメリカ特許広報US5,91
4,510と、US5,627,092と、US5,4
42,211とに示されている。
【0009】本発明の目的は、半導体基板にダイナミッ
クメモリーセルを製造するための方法、および、半導体
の容量を維持し、トレンチの直径を非常に小さくできる
ようなメモリーセルを提供することである。また、同時
に、スイッチング用トランジスタをトレンチキャパシタ
に近づけることによって、その性能を妨げないようにす
る。
【0010】上記目的は、請求項1の方法および請求項
5の半導体メモリーによって達成される。有効な形態に
ついては、従属請求項に示す。
【0011】本発明によって、スイッチング用トランジ
スタとトレンチキャパシタとの間に、誘電性の絶縁層を
形成する。なお、スイッチング用トランジスタの第1電
極領域は、誘電性の絶縁層にて、トレンチキャパシタの
ブロック型をした内部電極のほぼ上方に(形成位置に対
応するように)配置され、導電性の充填層を備える接触
開口部を介して、上記内部電極に連結している。
【0012】スイッチング用トランジスタとトレンチキ
ャパシタとの間に誘電性の絶縁層を備える本発明の形態
によって、メモリーセル内のこの両方の能動構造素子
(aktive Bauelemente)を、導電性の充填層を介して連
結している以外は、電気的に互いに完全に隔てることが
できる。これによって、スイッチング用トランジスタと
トレンチキャパシタとの間に生じる垂直方向の寄生トラ
ンジスタの危険性を確実に回避できる。
【0013】特に、導電性の充填層は、スイッチング用
トランジスタとトレンチキャパシタとの間に生じる寄生
トランジスタを回避するために、通常、トレンチキャパ
シタのトレンチの上部部分に絶縁カラー(Isolationskr
agen)を形成することを省くことができる。これによ
り、トレンチの深さのほぼ全体を、活性メモリー面(ak
tive Speicherflaeche)として利用できる。これによっ
て、キャパシタの容量が同じであることが保証されてい
る絶縁カラーを備えた従来のトレンチキャパシタと比べ
て、縦横比の低いトレンチを形成できる。さらに、製造
工程をはるかに簡易にできる。また、製造工程のさらな
る簡略化を達成するために、従来のトレンチキャパシタ
において、絶縁カラーを形成するために必要であり、時
間およびコストのかかる製造工程を省いて、絶縁層の析
出工程の簡易化を実現することができる。
【0014】本発明にしたがって、スイッチング用トラ
ンジスタとトレンチキャパシタとの間の誘電性の絶縁層
を、貼り合わせ法(Wafer-Bonding-Verfahren)を用い
て形成する。この貼り合わせ法では、トレンチキャパシ
タを備える半導体基板に薄い第1絶縁層を塗布し、さら
に、第2半導体基板に誘電性の薄い第2絶縁層を備える
ことが好ましい。なお、上記の貼り合わせ(Wafer-Bond
en)によって、誘電性の絶縁層間を機械的に強固に結合
するために、絶縁層を備える上記2つの半導体基板を積
層する。これにより、スイッチング用トランジスタとト
レンチキャパシタとの間に、特に薄くてむらのない誘電
性の絶縁層を形成することが可能になる。
【0015】また、ある有効な実施形態では、貼り合わ
せ法に用いられる第2半導体基板に、スイッチング用ト
ランジスタを形成する。これによって、スイッチング動
作の非常に速いトランジスタを作製できるSOI技術
(SOI-Technik)を用いて、スイッチング用トランジス
タを製造できる。
【0016】また別の有効な実施形態では、導電性の充
填層を備える接触開口部を、スイッチング用トランジス
タとトレンチキャパシタのブロック型の内部電極との間
に自己整合的に形成する。スイッチング用トランジスタ
のワード線領域の絶縁カバー(Isolationshuelle)を、
接触開口部を形成するためのエッチングマスクとして使
用することが好ましい。これによって、スイッチング用
トランジスタとトレンチキャパシタとの間の連結を、容
易に形成できる。なお、本発明を、添付図面に基づいて
詳述する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、DRAM内のダイナミッ
クメモリーセルの配線図を示す。図2〜図4は、本発明
によるDRAMメモリーセルの本発明による形成方法の
実施形態を示す。
【0018】本発明を、DRAMメモリー内にダイナミ
ックメモリーセルを形成するための工程を順に説明す
る。ダイナミックメモリーセルの個々の構造は、シリコ
ン平坦化技術を用いて形成されることが好ましい。この
技術では、シリコン半導体ディスクの表面に、その都度
全面的に作用する個々の工程から構成されており、この
場合、適当なマスク層を用いることにより、シリコン基
板の局部的な変更が的を絞って行われる。DRAMメモ
リーを作製する場合には、このとき、同時に多数のダイ
ナミックメモリーセルが形成される。しかしながら、以
下では、個々のダイナミックメモリーセルの形成に関し
てのみ本発明を説明する。
【0019】DRAMメモリーには、図1の配線図に示
すユニポーラトランジスタメモリーセルが主に使用され
る。このユニポーラトランジスタメモリーセルは、メモ
リーキャパシタ1およびスイッチング用トランジスタ2
を有している。スイッチング用トランジスタ2は、この
とき、電界効果トランジスタとして形成されており、間
に活性領域22が配置されている第1ソース/ドレイン
電極(以下、第1電極と記載)21および第2ソース/
ドレイン電極(以下、第2電極と記載)23を備えてい
ることが好ましい。第1電極21と第2電極23との間
に導電性チャネルを構成する、もしくは両電極間を遮断
するために、活性領域22に沿って、ゲート絶縁層24
およびゲート電極25(制御電極)が配置されている。
このゲート絶縁層24およびゲート電極25は、活性領
域22の荷電密度に影響する平面コンデンサのように作
用する。
【0020】スイッチング用トランジスタ2の第2電極
23は、結合配線4を介してメモリーキャパシタ1の第
1電極11に結合している。メモリーキャパシタ1の第
2電極12は、同様に、DRAMメモリーセル構造の全
メモリーキャパシタに共通であることが好ましいコンデ
ンサ板5に連結している。スイッチング用トランジスタ
2の第1電極21は、メモリーキャパシタ1に電荷の形
態で蓄積される情報を読み込んだり読み出したりするこ
とができるように、ビット線6と更に結合している。こ
こで、読み込み・読み出し工程では、同時にスイッチン
グ用トランジスタ2のゲート電極25であるワード線7
を介して、電圧を供給することによって、第1電極21
と第2電極23との間の活性領域22に導電性のチャネ
ルを形成するように、スイッチング用トランジスタ2が
制御される。
【0021】メモリーキャパシタがダイナミックメモリ
ーセルであるならば、多くの場合、トレンチキャパシタ
が使用される。なぜなら、トレンチキャパシタは、3次
元構造によって、メモリーセル面を大幅に縮小すること
ができるからである。しかしながら、大きさが最大10
0nmであるメモリーセルが小型化されるにつれて、ダ
イナミックメモリーセルに対する3つの基本条件を1つ
のDRAMメモリー内で満たすことができるように、追
加的な処置が必要である。3つの基本条件とは、すなわ
ち:トレンチキャパシタに蓄積された電荷を確実に検出
するために、十分に大きな約25から40fFのメモリ
ー容量;最小チップ面すなわちコスト削減に配慮した、
実装密度の高い構造化しやすいセルレイアウト;ならび
に、スイッチング用トランジスタの高い性能と、読み込
み・読み出しのための十分な電流および遮断するための
非常に僅かな電流(Sperrstorm)とである。
【0022】チップ面の小型化が進捗する場合、特に、
トレンチキャパシタとスイッチング用トランジスタとを
近接すること、および、トレンチキャパシタとスイッチ
ング用トランジスタとの間に不可欠な電気的結合を形成
することが困難となる。この電気的結合は、とりわけ、
スイッチング用トランジスタの機能を果たす能力に不利
に影響することがある。特に、トレンチキャパシタの外
部電極と、スイッチング用トランジスタの、トレンチキ
ャパシタに隣接している電極との間のトレンチキャパシ
タの上部領域に、縦型寄生電界効果トランジスタが生じ
る危険性がある。
【0023】トレンチキャパシタに構造を追加すること
なく、または、トレンチキャパシタのメモリー容量を制
限することなく、上記の望ましくない寄生トランジスタ
を阻止するために、本発明では、トレンチキャパシタと
スイッチング用トランジスタとの間に、ダイナミックメ
モリーセルの上記双方の能動構造素子を電気的に完全に
分離する薄い誘電性の絶縁層を配置する。トレンチキャ
パシタとスイッチング用トランジスタとの不可欠な結合
は、導電性の充填層が備えられた接触開口部を介して行
われる。この接触開口部は、ほぼ相互に積み重なって配
置されているトレンチキャパシタの内部電極を、スイッ
チング用トランジスタの第2電極に結合している。
【0024】図2ないし図4は、シリコン平坦化技術に
より本発明に基づくメモリーセルを製造し得る工程を順
に示している。ここで、図示された断面は、それぞれ、
個々の工程にて、最後に記述されたプロセス後のシリコ
ンディスクを示す。また、以下では、本発明のダイナミ
ックメモリーセルを形成するのに重要な工程のみにふれ
る。特に記述がない限り、各構造は、従来のDRAM形
成工程の技術範囲内で形成されている。
【0025】図2(a)は、トレンチキャパシタ1が形
成されているシリコン半導体ディスク(半導体基板)1
00の一断面を示す。シリコン半導体ディスク(以下、
シリコン基板と記載)100は、例えば硼素によって、
好ましくは弱いp(p-)にドープされている単結晶シ
リコン基板であることが好ましい。シリコン基板100
に設けられているトレンチ101は、例えば、砒素また
は燐nにより(n+)にドープされているポリシリコンに
よって、充填されていることが好ましい。このポリシリ
コン充填部(トレンチ充填部)102は、トレンチキャ
パシタの内部電極を形成する。
【0026】トレンチ101のポリシリコン充填部10
2は、メモリー誘電層(中間層)103によって完全に
封鎖されることが好ましい。このメモリー誘電層103
は、このとき、例えば、高い絶縁定数を有する酸化物、
窒化酸化物、または酸化物−窒化物−酸化物(Oxid-Nit
rid-Oxid)の誘電性層の堆積物(Stapel)であり得る。
シリコン基板100上には、更に、トレンチ101の上
部領域(スイッチング用トランジスタ側の領域)を、ポ
リシリコン充填部102とメモリー誘電層103とによ
って完全に封鎖するために、誘電性の絶縁層104が設
けられている。誘電性の絶縁層104としては、SiO
2が使用されることが好ましい。
【0027】トレンチ101の下部領域(スイッチング
用トランジスタとは反対側の領域)に、ポリシリコン充
填部102およびメモリー誘電層103を囲んで、例え
ば砒素によってドープされており、n+にドープされた
層(外部電極層)105が形成されている。このn+
ドープされた層105は、トレンチキャパシタ1の外部
電極として使用される。同様にn+にドープされた層で
あり、トレンチキャパシタ1の外部電極の端子用のコン
デンサ板として使用される埋め込まれた板106に結合
している。
【0028】図2(a)で示すトレンチキャパシタ1の
形成は、周知のシリコン平坦化技術を用いて行われるこ
とが好ましい。この際、シリコン基板100上への構造
形成は、周知のリソグラフィー技術およびエッチング技
術を用いて行われる。
【0029】誘電性の絶縁層104として使用されるS
iO2層は、TEOS法を用いてシリコン表面上に析出
されることが好ましい。このとき、上記SiO2層10
4は、トレンチ101をエッチングする間のエッチング
マスクの下方部分として使用されることが好ましい。そ
の結果、SiO2層104は、トレンチ101を形成し
た後もしくはメモリー誘電層103とポリシリコン充填
部102とを埋設した後、トレンチ101を完全に取り
囲む。従って、SiO2層104を使用することによ
り、トレンチキャパシタ1の自己整合的な形成が可能で
ある。
【0030】トレンチキャパシタ1を形成した後、更な
る工程で、図2(b)に示すように、薄い誘電性の絶縁
層107が析出される。SiO2からなる薄い誘電性の
絶縁層107は、このとき、薄いシリコン層が熱によっ
て酸化されることにより形成されることが好ましい。図
2(b)に示すように、シリコン基板100上への誘電
性の絶縁層107の形成と平行して、さらに、シリコン
基板(第2半導体基板)200上に絶縁層201を形成
する。シリコン基板200は、上記シリコン基板100
と同様に、単結晶であり、例えば硼素によって弱p(p
-)にドープされていることが好ましく、該シリコン基
板200上には、更なる薄い誘電性の絶縁層201が形
成される。
【0031】この薄い誘電性の絶縁層201は、上記絶
縁層107と同様に、シリコン表面の熱による酸化によ
って生成されたSiO2から構成されていることが好ま
しい。
【0032】上記2つのシリコン基板100,200
は、次に、貼り合わせ工程にて、図3(a)に示すよう
に、互いに離れないように結合される。つまり、図2
(b)から推測できるように、まず、2つのシリコン基
板100,200が、上記の薄いSiO2層107,2
01によって、互いに向かい合って圧着(gepresst)さ
れる。このとき、この2つのSiO2層107,201
は、相互に弱く粘着している。次いで、両方のSiO2
層107,201の弱い粘着は、陽極性の貼り合わせ
(anodisches Bonden)工程または加熱工程を経て、機
械的に強固な結合となる。これら2つのSiO2層10
7,201の強固な結合は、約500℃といった比較的
低い温度の場合、2つのシリコン基板100,200に
約500Vの電圧を供給することによって、陽極性の貼
り合わせ工程にて形成することができる。あるいは、酸
素雰囲気下にて約1000℃での熱による酸化を行うこ
とにより、SiO2層107,201の間に強固な結合
を生成することもできる。このような貼り合わせによっ
て、絶縁層107,201の間にて、全面的に、障害の
ない結合が形成される。
【0033】上記2つのシリコン基板100,200を
結合した後、次に、シリコン基板200に、スイッチン
グ用トランジスタ2が形成される。そのため、シリコン
基板200の下準備(Rueckpraeparation)は、周知の
技術、つまり、研削、エッチバック、スマートカット工
程または他の平坦化方法を用いることにより、図3
(b)に示すように、スイッチング用トランジスタ2の
集積に必要な厚さまで行われる。SOI技術として周知
である絶縁性基板(Unterlage)上へのスイッチング用
トランジスタ2の形成に際して、上記貼り合わせ工程で
は、結晶誤差は生じていない。それゆえ、内部にスイッ
チング用トランジスタが形成されるシリコン基板の品質
は、原材料のディスク(Ausgangsscheibe)の品質に相
当するという利点がある。SOI技術により形成される
スイッチング用トランジスタは、特に、極めて速いスイ
ッチング動作を特徴としている。
【0034】スイッチング用トランジスタとトレンチキ
ャパシタとの間に、誘電性の絶縁層を形成するための貼
り合わせ工程は、更に、双方の能動素子(aktiven Elem
enten)の間の誘電性の絶縁層の厚さを広い範囲にて調
節することにより、所望するメモリーセルのレイアウト
を適用することを可能にする。特に、貼り合わせ工程に
よって、高品質の電気絶縁層が、トレンチキャパシタと
スイッチング用トランジスタとの間に形成される。その
結果、層の厚さが薄くても、完全な電気的絶縁を達成す
ることができ、これにより、トレンチキャパシタの外部
電極とスイッチング用トランジスタのドープ領域との間
にて、望ましくない縦型寄生トランジスタの形成を阻止
することができる。特に、トレンチキャパシタの場合、
従来必要であった、トレンチの上部領域に酸化物カラー
を形成する工程を省略することができる。その結果、基
本的に、トレンチの深さ全体を、活性メモリー面として
使用することが可能である。従って、トレンチの深さが
浅い場合でも、トレンチキャパシタ内の電荷を確実に検
出するために必要なメモリー容量が得られる。
【0035】シリコンディスク200の下準備工程の
後、第1工程でスイッチング用トランジスタ2を形成す
るために、極めて平坦なフィールド絶縁領域202がシ
リコン基板200の一領域に形成される。このシリコン
基板200は、スイッチング用トランジスタ2をスイッ
チング用トランジスタ2に隣り合うメモリーセルから電
気的に絶縁するのに役立つ。
【0036】フィールド絶縁領域202が埋設された
後、周知のシリコン平坦化技術によって形成された2つ
の拡散領域(電極領域)203,204を有するスイッ
チング用トランジスタが形成されることが好ましい。上
記拡散領域203,204は、例えば、砒素をシリコン
基板200に埋め込むことによって形成され、チャネル
205によって分断され、n+にドープされている。チ
ャネル205上には、ゲート誘電体206によって分離
されて、n+にドープされたゲート堆積物207が形成
される。このゲート堆積物207は、n+にドープされ
たポリシリコンと、タングステンを有する層の連続とに
よって形成されていることが好ましい。ゲート堆積物2
07は、同時にワード線として用いられる。
【0037】フィールド絶縁領域202の上方に、更な
るワード線208が、ゲート堆積物207に対して平行
に配置されている。第3ワード線209は、第1拡散領
域(第1電極領域)203付近のシリコン基板200上
に達するように存在する。第1、第2および第3ワード
線207,208,209は、絶縁カバー210,21
1,212によってそれぞれ取り囲まれており、薄い阻
止層によって、さらに被覆されている。絶縁カバー21
0,211,212、および、上記阻止層は、Si34
にて形成されていることが好ましい。
【0038】第1ワード線207と第2ワード線208
との間に、接触トレンチ(接触開口部)213をエッチ
ングする。この接触トレンチ213は、フィールド絶縁
領域202に境を接し、シリコン基板200およびその
下方に位置して、結合している誘電性の絶縁層107,
201を貫通するようにエッチングされる。接触トレン
チ213は、ポリシリコン充填部102、すなわち、ト
レンチキャパシタ1の内部電極を、スイッチング用トラ
ンジスタ2のn+にドープされた第2拡散領域(第2電
極領域)204に接続する。接触トレンチ213は、煙
突型の接触充填部214を備えている。この接触充填部
214は、n+にドープされたポリシリコンによって形
成され、トレンチキャパシタ1のポリシリコン充填部1
02を有する接触部に設けられている。
【0039】接触充填部214は、接触トレンチ213
の下部領域(シリコン基板200側の領域)で、好まし
くはSiO2によって形成された絶縁カラー215によ
って取り囲まれており、上部領域(シリコン基板200
とは反対側の領域)に、導電性のキャップ216を備え
ている。この導電性のキャップ216も、n+にドープ
されたポリシリコンによって形成され、接触充填部21
4を、スイッチング用トランジスタ2のn+にドープさ
れた第2拡散領域204に結合する。接触トレンチ21
3は、このような自己整合的な端子を、トレンチキャパ
シタ1とスイッチング用トランジスタ2との間に形成す
る。このとき、第1および第2ワード線208,209
が、その絶縁カバー210,211およびその阻止層と
共に、接触トレンチ213を形成するためのエッチング
マスクとして使用されることが好ましい。
【0040】このとき、上記2つのワード線208,2
09間に形成された接触窓にて、まず、異方性シリコン
エッチング法を用いて、この接触窓の領域にあるシリコ
ン基板200が除去される。このとき、エッチングは、
結合した誘電性の絶縁層107,201上で停止する。
続いて、更なるエッチング工程にて、結合された誘電性
の絶縁層107,201が分断される。次に、絶縁カラ
ー215および接触充填部214ならびに電気的なキャ
ップ216が形成される。最後に、第1と第2ワード線
207,208間の接触窓領域が、阻止層によって再度
被覆され、更に、絶縁物質が析出することによって閉鎖
されて平坦化される。上記各工程の終了後のメモリーセ
ルの断面を、図4に示す。さらに、以下の工程では、ビ
ット線接触部、ビット線平面、更なるメタライジング平
面が、周知の方法により形成される。
【0041】上記した本発明にかかる技術を用いれば、
メモリーセル内のトレンチキャパシタとスイッチング用
トランジスタとを完全に隔てるために、誘電性の絶縁層
を、容易に作ることが可能である。従って、トレンチキ
ャパシタとスイッチング用トランジスタとの間の必要な
結合は、誘電性の絶縁層を突き破る自己整合的な煙突型
の端子を介して行われることが好ましい。誘電性の絶縁
層が貼り合わせ法を用いて形成されることが好ましいこ
の技術では、基本的にトレンチの深さ全体を、トレンチ
キャパシタのための活性メモリー面として使用すること
ができ、薄い誘電性の絶縁層を用いても、トレンチキャ
パシタとスイッチング用トランジスタとの間において生
じ得る寄生トランジスタが回避されるという利点があ
る。更に、スイッチング用トランジスタは、周知のSO
I技術において、誘電性の絶縁層上に構成することがで
きる。このことから、トランジスタの性能を改善するこ
とができる。
【0042】上記で言及された実施形態に関して、本発
明によるメモリーセルを形成するために、列挙された寸
法、濃度、材料およびプロセスを適切な方法で補正する
ことは本発明の範囲内である。特に、このとき、トレン
チキャパシタを形成するための周知の工程は、特にDR
AM生成工程の範囲内であると考えられる。更に、ドー
プされた領域の導電性の型を、相補的な型に代えて、メ
モリーセルに実施し得る。それに加えて、様々な層を形
成するための列挙された材料を、周知の他の材料で代用
することもできる。
【0043】上記の説明、図および請求項で開示された
本発明の特徴は、個々でも、随意の組み合わせでも、本
発明をその様々な実施形態で実現するために意味があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるDRAM内のダイナミックメモ
リーセルの配線図である。
【図2】(a)(b)は、本発明におけるDRAMメモ
リーセルの形成方法を示す断面図である。
【図3】(a)(b)は、本発明におけるDRAMメモ
リーセルの形成方法を示す断面図である。
【図4】本発明におけるDRAMメモリーセルの形成方
法を示す断面図である。
─────────────────────────────────────────────────────フロントページの続き (72)発明者 ディートマー,テムラー ドイツ連邦共和国 01109 ドレスデン プトブザー ヴェク 14Fターム(参考) 5F083 AD17 HA02 JA19 JA32 JA39 MA06 MA17 PR29 PR38

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロック型をした内部電極(102)と、
    内部電極を取り囲む誘電性の中間層(103)と、誘電
    性の中間層の少なくとも一部を取り囲む外部電極層(1
    05)とを備えるトレンチキャパシタ(1)を形成し、第1電極領域(203)と、絶縁層によって制御電極と
    隔てられるチャネル領域(205)と、第2電極領域
    (204)とを備えるスイッチング用トランジスタ
    (2)を形成し、上記スイッチング用トランジスタ(2)と上記トレンチ
    キャパシタ(1)との間に、誘電性の絶縁層(107・
    201)を形成し、上記スイッチング用トランジスタの第1電極領域(20
    4)は、トレンチキャパシタのブロック型をした内部電
    極(102)のほぼ上方に配置され、導電性の充填層
    (214)を有する誘電性の絶縁層に位置する接触開口
    部(213)を介して、上記内部電極と結合している、
    半導体基板(100)におけるユニポーラトランジスタ
    メモリーセルの製造方法において、上記誘電性の絶縁層(107・201)を形成するため
    に、薄い第1誘電性絶縁層(107)を、トレンチキャ
    パシタ(1)を備える半導体基板(100)に塗布し、
    第2半導体基板(200)に、薄い第2誘電性絶縁層
    (201)を塗布し、貼り合わせ法を用いて機械的に強
    固に結合するために、薄い第2誘電性絶縁層を備える第
    2半導体基板が、薄い第1誘電性絶縁層に対して圧着す
    ることを特徴とするユニポーラトランジスタメモリーセ
    ルの製造方法。
  2. 【請求項2】上記第2半導体基板(200)に位置する
    スイッチング用トランジスタを、貼り合わせ法に従って
    形成し、上記第2半導体基板(200)の下準備工程を、スイッ
    チング用トランジスタを形成するために必要な厚さまで
    行うことを特徴とする請求項1に記載のユニポーラトラ
    ンジスタメモリーセルの製造方法。
  3. 【請求項3】上記トレンチキャパシタ(1)のためのト
    レンチ(101)のエッチング用マスクとして用いる誘
    電性の絶縁層(104)を、半導体基板(100)に析
    出させ、上記トレンチキャパシタを形成するために、埋め込まれ
    たドーピング領域を外部電極層(105)とし、また、
    薄いメモリー誘電体を誘電性の中間層(103)とし、
    さらに、トレンチ充填部を内部電極(102)として形
    成することを特徴とする請求項1または2に記載のユニ
    ポーラトランジスタメモリーセルの製造方法。
  4. 【請求項4】ワード線(207・208)を形成し、上記接触開口部(213)を、接触窓での自己整合的な
    工程によって、2つのワード線(207・208)間の
    領域に、形成することを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1項に記載のユニポーラトランジスタメモリーセル
    の製造方法。
  5. 【請求項5】上記トレンチキャパシタ(1)が、ブロッ
    ク型をした内部電極(102)と、前記内部電極を取り
    囲む誘電性の中間層(103)と、誘電性の中間層の少
    なくとも一部を取り囲む外部電極層(105)とを備
    え、上記のスイッチング用トランジスタが、第1電極領域
    (203)と、絶縁層(206)によって制御電極(2
    07)から隔てられるチャネル領域(205)と、第2
    電極領域(204)とを備え、上記のスイッチング用トランジスタ(2)を、誘電性の
    絶縁層(107・201)によってトレンチキャパシタ
    (1)から分離して配置し、上記のスイッチング用トランジスタの第1電極領域(2
    03)が、トレンチキャパシタ(1)のブロック型をし
    た内部電極(102)のほぼ上方に配置され、導電性の
    充填層(214)を有する誘電性の絶縁層に位置する接
    触開口部(213)を介して上記内部電極(103)と
    結合している、トレンチキャパシタ(1)とスイッチン
    グ用トランジスタとを備えるユニポーラトランジスタメ
    モリーセルを有する半導体メモリーにおいて、上記誘電性の絶縁層(107・201)が、トレンチキ
    ャパシタ(1)を備える半導体基板(100)上に薄い
    第1誘電性絶縁層(107)を含み、第2半導体基板
    (200)上に薄い第2誘電性絶縁層(201)を含
    み、上記の薄い第1誘電性絶縁層と上記の薄い第2誘電性絶
    縁層との間に、機械的に強固な結合が存在していること
    を特徴とする半導体メモリー。
  6. 【請求項6】上記トレンチキャパシタ(1)が、埋め込
    まれたドーピング領域を外部電極層(105)とし、薄
    いメモリー誘電体を誘電性の中間層(103)とし、ト
    レンチ充填部を内部電極(102)として備え、薄いメモリー誘電体及びトレンチ充填部の上部領域を完
    全に取り囲む誘電性の絶縁層(104)の下方に、上記
    の埋め込まれたドーピング領域を配置することを特徴と
    する請求項5に記載の半導体メモリー。
  7. 【請求項7】上記第2半導体基板(200)にて、トレ
    ンチキャパシタに覆う誘電性の絶縁層(107・20
    1)上に配置された第2半導体基板(200)に、第1
    電極領域(203)と、チャネル領域(205)と、ス
    イッチング用トランジスタ(2)の第2電極領域(20
    4)とを有することを特徴とする請求項5または6に記
    載の半導体メモリー。
  8. 【請求項8】上記のスイッチング用トランジスタ(2)
    を、隣り合うメモリーセルのスイッチング用トランジス
    タから、第2半導体基板(200)のフィールド絶縁領
    域(202)によって、絶縁することを特徴とする請求
    項7に記載の半導体メモリー。
  9. 【請求項9】第2半導体基板(200)に、2本のワー
    ド線(207,208)を配置し、両ワード線の間に、
    接触開口部(213)が配置されていることを特徴とす
    る請求項5〜8のいずれか1項に記載の半導体メモリ
    ー。
  10. 【請求項10】接触開口部(213)を、トレンチキャ
    パシタ(1)のブロック型をした内部電極(102)上
    に配置し、接触開口部(213)に備えられた導電性の
    充填層(214)は、下部領域にて、カラー層(21
    5)によって絶縁されており、上部領域にて、スイッチ
    ング用トランジスタ(2)の第1電極領域(204)と
    接触していることを特徴とする請求項5〜9のいずれか
    1項に記載の半導体メモリー。
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