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JP2002506670A - 改良された交換可能な駆動軸カートリッジを有する回転式アテレクトミー装置 - Google Patents

改良された交換可能な駆動軸カートリッジを有する回転式アテレクトミー装置

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JP2002506670A
JP2002506670AJP2000536300AJP2000536300AJP2002506670AJP 2002506670 AJP2002506670 AJP 2002506670AJP 2000536300 AJP2000536300 AJP 2000536300AJP 2000536300 AJP2000536300 AJP 2000536300AJP 2002506670 AJP2002506670 AJP 2002506670A
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シュターマン,レオニッド
モロフ,ゲオルギイ
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シュターマン カーディオロジー システムズ,インコーポレイティド
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Abstract

(57)【要約】ハンドルハウジング(10)と、このハンドルハウジング(10)に対して着脱できる交換可能な駆動軸カートリッジ(60)を具備する回転式アテレクトミー装置である。回転式原動機が、ハンドルハウジング(10)の内部に配設される原動機台(30)により支えられる。交換可能なカートリッジは、カートリッジハウジング(62)、長手方向に移動可能なチューブ(70)、スライド(64)、および回転可能な可撓性駆動軸(21)を具備する。この回転式アテレクトミー装置は、カートリッジラッチおよびチューブラッチを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術の分野 本発明は、回転式アテレクトミー装置を使用して、動脈からのじゅく状斑(a
therosclerotic plaque)の除去のような、体内の導管か
ら組織を除去するための装置と方法とに関する。特に、本発明は、回転式アテレ
クトミー装置の交換可能な駆動軸カートリッジの改良に関する。
【0002】 発明の背景 動脈および類似の体内導管内における組織の除去または修復に使用するために
、様々な技術と器具とが開発されてきた。こうした技術と器具の目的は、多くの
場合、患者の動脈内のじゅく状斑の除去である。アテローム性動脈硬化は、患者
の血管の内膜層内(すなわち、内皮下)での脂肪沈着物(アテローム)の沈着を
特徴とする。比較的柔らかでコレステロールに富んだアテローム材料として最初
に沈着したものが、時間の経過と共に、石灰化したじゅく状斑の形に硬化するこ
とが非常に多い。こうしたアテロームは血液の流れを制限し、したがって、狭窄
病変または狭窄と呼ばれることが多く、この閉塞材料は狭窄材料と呼ばれている
。こうした狭窄は、治療しないまま放置すると、アンギナ(angina)、高
血圧症、心筋梗塞、脳卒中等を引き起こす可能性がある。
【0003】 幾つかの種類のアテレクトミー装置が、こうした狭窄材料の一部または全部を
除去する目的で開発されている。米国特許第4,990,134号(Auth)
に示されている装置のような1つのタイプの装置では、ダイヤモンドグリット(
diamond grit)(ダイヤモンドの粒子または微粒子)のような研磨
切断用材料で覆われた回転バー(rotating burr)が、回転自在の
可撓性の駆動軸の遠位端部に取り付けられている。
【0004】 米国特許第5,314,438号(Shturman)は、駆動軸の一部分の
直径が拡大されている回転自在の駆動軸を有する別のアテレクトミー装置を開示
し、この直径拡大部分の少なくとも一部分が、駆動軸の研磨性部分を画定するた
めに研磨性材料で覆われている。この研磨性部分は、高速で回転させられる時に
、動脈から狭窄組織を除去することが可能である。
【0005】 米国特許第5,314,407号(Auth)は、Authの米国特許第4,
990,134号とShturmanの米国特許第5,314,438号とに開
示されているタイプの回転式アテレクトミー装置と組み合わせて使用してよい1
つのタイプのハンドルの詳細を開示している。Authの米国特許第5,314
,407号に開示されているタイプのハンドルは、現在はBoston Sci
entific Corporation(Natick,Massachus
etts)が所有するHeart Technology,Inc.(Redm
ond,Washington)によって、Rotablator(商標)の名
称で販売されている回転アテレクトミー装置において既に製品化されている。R
otablator 装置のハンドルは、圧縮ガス駆動式タービンと、駆動軸
の中を通って延びるガイドワイヤを締め付けるための機構と、光ファイバ血流速
度計の一部分と、駆動軸の中を通して食塩水を送るためのポンプとを含む、様々
な構成要素を有する。
【0006】 Rotablator 装置内の駆動軸(その関連のバーを伴う)とタービ
ンとの間の連結は恒久的である。しかし、アテレクトミー処置中に2つ以上のサ
イズのバーを使用することが必要な場合が多い。すなわち、特定の直径に狭窄を
開口するために、より小さいサイズのバーを最初に使用し、その次に、狭窄をさ
らに大きく開口するために1つまたは複数のより大きいサイズのバーを使用する
場合が多い。このように後になるほど大きい直径となる複数のバーを使用するこ
とが、「ステップアップ法」と呼ばれることがあり、Rotablator
装置の製造者によって推奨されている。この複数のバーを使用する手法では、こ
うした連続したサイズのバーの各々のために別々のRotablator 装
置を使用することが必要である。したがって、医師が、処置全体を通して1つの
ハンドルしか使用しないで済むことを可能にし、かつ、処置を開始するために適
切な駆動軸と組織除去器具(例えば、バー)をこうしたハンドルに取り付け、そ
の次に、異なったサイズの、または、さらには異なった設計の組織除去器具を備
える駆動軸用の組織除去器具と駆動軸とを交換することとを可能にする、アテレ
クトミーシステムが必要とされている。
【0007】 駆動軸の可撓性の遠位部分を(バーと共に)異なったサイズのバーを有する駆
動軸の別の遠位部分に交換することが可能な、Rotablator 装置の
後続バージョンが既に導入されている。こうしたシステムの技術的詳細が国際特
許出願番号WO 96/37153に含まれている。このシステムは、医師が、
ハンドルのタービンに連結されている駆動軸の可撓性の近位部分から可撓性の駆
動軸の交換可能な遠位部分をバーと共に分離することを可能にし、したがってア
テレクトミー装置全体を廃棄することなしにバーのサイズを変更することを可能
にする、連結/分離の特徴を有する可撓性の駆動軸を使用する。交換可能な駆動
軸部分の各々が、それ自体の交換可能なカテーテルとカテーテルハウジングとの
内に配置されている。このシステムにおける駆動軸の可撓性の近位部分はタービ
ンに恒久的に取り付けられており、交換できない。このシステムは、商標Rot
ablator RotaLinkTMSystemの名称でBoston
Scientificによって既に市販されている。このRotablator
RotaLinkTMSystemはバーのサイズを変更することを可能に
するが、実際に駆動軸の交換可能部分を分離して駆動軸の別の交換可能部分で置
き換えるために必要とされる手順は、極めて複雑であり、非常に小さい構成要素
の比較的煩雑な操作を必要とする。
【0008】 最初に、分離可能な継手を含む可撓性駆動軸の近位部分と遠位部分の両方の一
部分を露出させるために、カテーテルハウジングをハンドルから分離して、ハン
ドルから遠位に引き離さなければならない。この継手を、ロック(固定)管を遠
位にスライドすることによって分離し、それによって、可撓性駆動軸の近位部分
上と遠位部分上の互いに補完のロック歯が互いに分離させられることを可能にす
る。その次に、異なったバーを有する同様の可撓性駆動軸の遠位部分を、駆動軸
の可撓性の近位部分に連結してもよい。こうしたアセンブリを完了するために、
駆動軸の遠位の交換部分の近位端部上のロック歯を、最初に、駆動軸の近位部分
の遠位端部に位置する補完ロック歯に対して、長手方向と回転方向との両方にお
いて整列させなければならない。可撓性駆動軸の直径は一般的に1mm未満なの
で、ロック歯のサイズも同様に極めて小さく、したがって、このロック歯を互い
に適正に整列させて係合させるためには手先の器用さと視覚的鋭敏さとが少なか
らず必要である。ロック歯を互いに適正に係合させ終わった後は、継手を取り付
けるために、ロック管(同様に非常に小さな直径を有する)を近位にスライドさ
せる。その次に、カテーテルハウジングをハンドルハウジングに連結しなければ
ならない。
【0009】 このシステムは、(駆動軸の一部分と共に)1つのサイズのバーを別のサイズ
のバーに交換することを可能にするが、この交換手順は容易なものではなく、相
当な注意を払って行う必要がある。この交換手順を行う人間は、患者の血液から
自分を保護するために、かつ、システムの各要素の無菌状態を維持するために、
外科用手袋を着用してこの交換手順を行わなければならない。外科用手袋は、こ
の交換手順を行う人間の触覚を鈍らせ、したがって、こうした交換手順をさらに
一層困難なものにする。
【0010】 したがって、駆動軸とその組織除去器具との取り付けおよび/または交換をさ
らに容易に行うことを可能にする、アテレクトミー装置を実現することが望まし
いと考えられる。
【0011】 発明の概要 本発明は、駆動軸およびその組織除去器具の取り付けと取り外しと交換とを容
易化するように設計されている回転アテレクトミー装置を提供する。この回転ア
テレクトミー装置は、ハンドルハウジングと、このハンドルハウジングに着脱可
能な交換可能な駆動軸カートリッジとを含む。回転自在な原動機が、ハンドルハ
ウジング内に配置されている原動機台(キャリジ)によって支持されており、こ
の原動機台はハンドルハウジングに関して長手方向に移動可能である。交換可能
な駆動軸カートリッジは、ハンドルハウジングに着脱可能なカートリッジハウジ
ングと、カートリッジハウジング内に配置されている長手方向に移動可能なチュ
ーブ(管)と、原動機台に着脱可能な近位端部部分を有するチューブ(管)と、
回転自在な可撓性の駆動軸とを含む。この駆動軸は、長手方向に移動可能なチュ
ーブ(管)の中に配置されている近位部分と、組織除去器具を含む遠位部分とを
有する。駆動軸装着(取付)機構が、駆動軸の近位部分を原動機に取り外し可能
に取り付けるために備えられている。
【0012】 この回転アテレクトミー装置は、さらに、ハンドルハウジングにカートリッジ
ハウジングを取り外し可能にロック(固定)するカートリッジラッチと、カート
リッジハウジングに関して長手方向に移動しないように長手方向に移動可能な管
を選択的にロックするチューブ(管)ラッチとを含む。さらに、交換可能カート
リッジは、少なくとも3つの位置、すなわち、スライドにより長手方向に移動可
能なチューブをチューブラッチがロック解除させる作動位置と、カートリッジハ
ウジングに関して管が長手方向に移動しないようにスライドによりチューブ(管
)ラッチがチューブ(管)をロックさせることを引き起こす中立位置と、スライ
ドにより長手方向に移動可能なチューブをチューブラッチがそのロック位置に維
持させて、カートリッジラッチをロック解除し、それによってハンドルハウジン
グからカートリッジハウジングが取り外されることを可能にするカートリッジロ
ック解除位置との間を、カートリッジハウジングに関して長手方向に移動するこ
とが可能なスライドを含む。
【0013】 本発明の好適な実施の形態では、カートリッジラッチは、キャッチ(止め具)
を有する半径方向に弾性的な要素を含み、このキャッチは、スライドがその中立
位置と作動位置との間を自由に動くことを制限する。
【0014】 本発明の特に好適な実施の形態では、交換可能な駆動軸(ドライブシャフト)
カートリッジは、さらに、スライドをその作動位置に向って押しつけるばねも含
む。この実施の形態では、カートリッジハウジングをハンドルハウジングの中に
挿入することがスライドをキャッチから解放し、それによって上記ばねがスライ
ドをその中立位置からその作動位置に移動させることを可能にするように、カー
トリッジラッチの半径方向に弾性的な要素のキャッチとスライドのキャッチ係合
構造とがお互いに関して寸法決定されかつ位置決めされている。
【0015】 発明の詳細な説明 図1は、本発明の回転アテレクトミー装置の一つの実施の形態を示す。この装
置は管状のハンドルハウジング10を含むことが望ましい。このハンドルハウジ
ング10は、ガイドワイヤ締付け機構12を有する近位部分と、原動機台(キャ
リジ)30を有する中間部分と、交換可能な駆動軸カートリッジ60と解放可能
に係合するように適合される遠位部分とを有する。ガイドワイヤ20を締め付け
るために使用する好ましいガイドワイヤ締付け機構の詳細は、本明細書に内容を
引例として組み入れてある同時係属中の1997年1月31日出願の米国特許出
願番号08/792,101号に含まれている。
【0016】 原動機台30は、限定された範囲の動きにおいてハンドルハウジング10内を
長手方向に移動することが可能である。ハンドルハウジング10に関して原動機
台30を前進後退させることを容易にするために、(原動機台30に作動的に取
り付けられている)コントロール(操作)ノブ16が備えられている。
【0017】 原動機台30は原動機を支持する。原動機が圧縮ガス駆動式タービンであるこ
とが好ましい。このタービンは例えば圧縮窒素または圧縮空気によって駆動され
てよい。この目的のために、圧縮ガス供給管路24が備えられてよく、この供給
管路24は原動機台30に接続されている。(例えば、Authの米国特許第5
,314,407号に開示されておりかつRotablator(商標)装置の
形で具体化されているように)タービンの回転速度を監視するために、1対の光
ファイバケーブル25を備えてもよい。
【0018】 交換可能な駆動軸カートリッジ60は、カートリッジハウジング62と、カー
トリッジハウジング62から遠位に延びる細長いカテーテル22と、カテーテル
22内に配置されている回転可能な可撓性駆動軸21と、長手方向に移動可能な
スライド64と、カートリッジハウジング62内に支持されている長手方向に移
動可能なチューブ(管)70とを含む。この長手方向に移動可能なチューブ70
は図1に示されていないが、例えば図2−4との関連で後述する。細長いカテー
テル22はカートリッジハウジング62によって支持されており、短い剛性のチ
ューブ(管)23内に配置されている近位端部部分を有する。剛性のチューブ2
3は、カートリッジハウジング62の一般的に管状の末端部品88の中に取り付
けられている。ひずみ軽減要素28が、剛性のチューブ23の遠位部分とカテー
テル22の近位部分との周囲に配置されていることが好ましい。このひずみ軽減
要素28はカートリッジハウジング62にも取り付けられている。
【0019】 交換可能な駆動軸カートリッジ60は、可撓性の流体供給管7を含む。この流
体供給管7の一方の端部は外部の流体供給源(図示していない)に連通しており
、一方、チューブ(管)7の他方の端部はカートリッジハウジング62の剛性継
手61に取り付けられている。可撓性の流体供給管7はカテーテル22の内側内
腔と流体連通しており(例えば、図4を参照されたい)、回転駆動軸21と、駆
動軸21の内部に配置されている非回転要素(すなわち、ガイドワイヤ20)と
、駆動軸21の周囲の非回転要素との間の摩擦を減少させることを補助するため
に流体を供給する。
【0020】 可撓性駆動軸21はガイドワイヤ20上を回転可能であり、近位部分と中間部
分と遠位部分とを含む。駆動軸21の近位部分は原動機に着脱可能である。駆動
軸のこの部分は図1では見ることができない。駆動軸21の中間部分は主として
カテーテル22内に配置されており、したがって、同様に図1では見ることがで
きない。駆動軸21の遠位部分はカテーテル22から遠位に延び、組織除去器具
26を含む。図に示す実施の形態の組織除去器具26は、駆動軸21の偏心した
拡大直径部分を含む。この偏心した拡大直径部分の一部分は、駆動軸21の研磨
性部分27を形成するために研磨性材料で覆われている。こうした設計の偏心し
た組織除去器具は、例えば、本明細書に内容が引例として組み入れてある199
7年8月14日付で出願された米国特許出願第08/911,586号に説明さ
れている。1996年7月15日付で出願された米国特許出願第08/679,
470号に開示されている組織除去器具、または、Authによって米国特許第
4,990,134号において提案されているダイヤモンド被覆バーを含む、任
意の適切な組織除去器具を使用してよいということを理解されたい。
【0021】 図1を図2と比較することによって、図2の構造が図1の構造を厳密に一定の
スケールにしたがって拡大しているわけではないということが理解できる。例え
ば、図1に比較して図2ではスロット11は著しく短くなっている。他の多くの
図面(特に縦断面図)では、装置の構造上の詳細がより明瞭に図示され理解され
ることが可能であるように、装置の直径とその構成要素と壁の厚さとを誇張して
示してある。カテーテル22と駆動軸21との実際の長さが図1に示すその長さ
よりも実質的に長いということを除いて、図1に示すアテレクトミー装置は概ね
一定のスケールで示されている。図面におけるスケールからの修正は、当業者に
とって容易に明らかなはずである。
【0022】 図2から4は、交換可能な駆動軸カートリッジ60の構成要素に関するさらに
詳しい細部を示し、さらに、これらの構成要素がハンドルハウジングと原動機台
と原動機とにどのように取り外し可能に取り付けられているかを示している。回
転可能な原動機(圧縮ガス駆動式タービンまたは同様の回転運動供給源等)を、
(後述するように)可撓性の駆動軸21に着脱可能である。この原動機は、十分
な高速度で可撓性駆動軸21を回転させることが可能な任意の装置であってよい
。図面に示す好適な実施の形態では、原動機は、ハンドルハウジング10内に配
置されている原動機台30によって支持されている。原動機台30は、限定され
た動作範囲内でハンドルハウジング10内を長手方向に移動させられることが可
能である。ハンドルハウジング10に関する原動機台30の前進後退を容易にす
るために、軸17によって原動機台30に取り付けられているコントロールノブ
16が備えられている。軸17は、ハンドルハウジング10内のスロット11を
通ってハンドルハウジング10の外に延びており、スロット11の長さが、原動
機台30の動作範囲の限界を画定する。スロット11の遠位端部部分は幅狭部1
3を有し、この幅狭部13は、コントロールノブ16と原動機台30との動作範
囲を、(幅狭部13の近位に位置している)作動位置の範囲と、(幅狭部13の
遠位に位置している)カートリッジ交換位置の範囲とに区分する。コントロール
ノブとその軸17が幅狭部13を通ってカートリッジ交換位置に入るか、または
、作動位置の範囲に戻るかのいずれかの時には、スロット11の幅狭部13が確
実な感触と耳に聞こえるクリック音とを生じさせる。逃がしスロット14が、ス
ロット11の遠位端部から遠位に形成されている。
【0023】 図面に示す実施の形態では、圧縮ガス駆動式タービンが使用されている。この
タービンを様々な適切な方法で構成することが可能である。図面に示す実施の形
態では、このタービンは、タービンハウジング32の中を通っている中空のター
ビン軸36上に支持されているタービン羽根34を含む。この中空のタービン軸
36は1対の従来通りの軸受35によって支持されているが、図面にはこの軸受
の一方しか示していない。
【0024】 駆動軸21を原動機に取り外し可能に取り付けるために、駆動軸取付機構が備
えられている。この駆動軸取付機構は、原動機によって支持されている原動機ソ
ケット38と、駆動軸21の近位端部部分によって支持されている細長いシャン
ク82とを含む。この駆動軸シャンク82は、原動機ソケット38の中に取り外
し可能に挿入することが可能である。駆動軸シャンク82と原動機ソケット38
の少なくとも一方が半径方向に弾性であることが好ましい。図面に示す好適な実
施の形態では、原動機ソケット38が弾性である。原動機ソケット38は、様々
な方法で半径方向に弾性を有するように形成されてよい。図面では、原動機ソケ
ット38は、キャップ39によって中空のタービン軸36内の凹みの内側に固定
されている弾性カラーから成る。タービン軸36に原動機ソケット38を取り付
けるために、他の様々な適切な方法を使用してよい。
【0025】 駆動軸21を原動機に取り付ける場合に、原動機をハンドルハウジング10に
関して回転または長手方向に移動させると、シャンク82と駆動軸21の両方が
原動機ソケット38と原動機と共に回転しかつ長手方向に移動するように、原動
機ソケット38と駆動軸シャンク82との十分に緊密な締まり嵌めを実現するよ
うに原動機ソケット38の内径を選択する。
【0026】 細長いシャンク82を、可撓性駆動軸21の近位端部部分に直接的にまたは間
接的に取り付ける。シャンク82を可撓性駆動軸21に取り付けるために、適切
な接着剤または別の従来通りの取付方法を使用してよい。さらに、原動機ソケッ
ト38の中に取り外し可能に挿入することが可能であるように駆動軸21の近位
端部部分が形成されている場合には、この近位端部部分21自体がシャンクを構
成することが可能である。
【0027】 細長いシャンク82が近位部分と遠位部分とを含むことが好ましい。この近位
部分の大部分は原動機ソケット38の中に取り外し可能に挿入可能であり、一方
、遠位部分は、半径方向外方に延びるフランジ84を含むことが好ましい。図3
−4に示すように、フランジ84は、長手方向に移動可能なチューブ70の近位
端部部分に関連した近位受け面と遠位受け面との間に(これらの受け面から間隔
を空けて)配置されている。フランジ84は、シャンク82が原動機ソケット3
8の中に挿入される時に、長手方向に移動可能なチューブ70に関連した遠位受
け面に突き当たる。フランジ84は、シャンク82が原動機ソケット38の中か
ら引き出される時に、長手方向に移動可能なチューブ70に関連した近位受け面
に突き当たる。この実施形態におけるチューブ70に関連した遠位受け面は、ブ
ッシュ81および/またはチューブ70自体によって形成されている。チューブ
70に関連した近位受け面は、長手方向に移動可能なチューブ70によって支持
されている(かつ、チューブ70の遠位端部を形成する)カラー56のフランジ
58によって形成されている。
【0028】 低摩擦性管85の短い部分が駆動軸21の近位部分と共にシャンク82の内腔
内に受け入れられてもよいように、細長いシャンク82の長手方向内腔は、その
遠位端部の付近に、わずかにより大きい直径を有する。駆動軸21と、長手方向
に移動可能なチューブ70に関連した遠位受け面を形成するブッシュ81の要素
との間の摩擦を減少させるために、この低摩擦性管85は駆動軸21の近位部分
上に熱収縮させられてもよい。
【0029】 長手方向に移動可能なチューブ70は、カートリッジハウジング62の管状の
コア(芯)76内に保持されており、原動機台30と共に長手方向に移動するよ
うに原動機台30に着脱可能な近位端部部分を有する。長手方向に移動可能なチ
ューブ70は可撓性駆動軸21の一部分の周囲を取り囲んでおり、ハンドルハウ
ジング10とカートリッジハウジング62とカテーテル22とに関して駆動軸2
1が(原動機と共に)長手方向に移動することを容易にする。
【0030】 追加の定置管74も備えられている。この定置管74の遠位端部部分は、カー
トリッジハウジング62の一般的に管状の端部部品88の中に取り付けられてい
る。駆動軸21の近位部分の一部分が定置管74の内部に配置されている。駆動
軸21とこの駆動軸の周囲を囲む構成要素(例えば、長手方向に移動可能なチュ
ーブ70と、定置管74と、カテーテル22の近位部分)との間の摩擦を減少さ
せるために、薄肉の低摩擦性管29が駆動軸21の近位部分上に熱収縮されてい
ることが望ましい。定置管74の内側表面に、薄い低摩擦性ライニング75(こ
のライニング75の厚さは図面では誇張してあるが、カテーテル22の壁よりも
実質的に薄いことが好ましい)が備えられることが好ましい。
【0031】 長手方向に移動可能なチューブ70は、定置管74とカートリッジハウジング
62の管状のコア76との間に画定されている細長い環状の空間92の中にスラ
イド可能に受け入れられている。この移動可能なチューブ70は、カートリッジ
ハウジング62と定置管74との両方に関して管状空間92内を長手方向に移動
することが可能である。長手方向に移動可能なチューブ70の内面の少なくとも
一部分に、低摩擦性ライニング72が備えられていることが望ましい。ライニン
グ72は、長手方向に移動可能なチューブ70が近位および遠位に移動させられ
る時に、移動可能なチューブ70と定置管74との間の摩擦を最小限にすること
を補助する。ライニング72を、ポリテトラフルオロエチレン管のような任意の
適切な材料から作成してよい。必要に応じて、このライニングを省略してもよく
、移動可能なチューブ70自体を低摩擦性材料で形成してもよい。
【0032】 本発明のアテレクトミー装置は、さらに、長手方向に移動可能なチューブ70
を原動機台30に取り外し可能に取り付けるために配置されている管取付機構も
含む。この管取付機構は、長手方向に移動可能なチューブ70が原動機台30に
取り付けられ終わった後に、かつ、原動機台30がその作動位置の範囲に移動さ
せられ終わった(すなわち、コントロールノブ16とその軸17とが、幅狭部1
3を通って近位に移動させられ終わった)後に、長手方向に移動可能なチューブ
70に関して原動機台30とシャンク82とを近位に移動させるための弾性位置
決め機構を含むことが好ましい。この弾性位置決め機構は、長手方向に移動可能
なチューブ70に関するシャンク82の自由な回転を可能にするために、長手方
向に移動可能なチューブ70に関連した遠位受け面と近位受け面との両方からシ
ャンク82のフランジ84を隔てる。
【0033】 図2から4に示す好適な実施の形態では、弾性位置決め機構は、少なくとも1
つの弾性位置決め部材と、2組のカム表面、すなわち、弾性位置決め部材に関連
したカム表面の組と、長手方向に移動可能なチューブ70に関連した別のカム表
面の組とを具備する。
【0034】 図2から4に示す好適な実施の形態では、弾性位置決め部材は、原動機台30
によって支持されている6個の遠位に延びる半径方向弾性指(フィンガ)50か
ら構成されている。各々の弾性指50は、原動機台30に関連した遠位カム表面
と近位カム表面とを画定する半径方向内方に延びる戻り止め51を有する。この
遠位カム表面の各々が遠位にかつ外方に傾斜しており、かつ、近位カム表面の各
々が近位にかつ外方に傾斜していることが好ましい。
【0035】 図2から4に示すように、長手方向に移動可能なチューブ70は、(長手方向
に移動可能なチューブ70の近位端部を形成する)カラー56内に形成されてい
る半径方内方に延びる溝57を有する(図8から11でより良く分る)。この溝
57の表面の遠位部分は、長手方向に移動可能なチューブに関連した遠位カム表
面を画定する。長手方向に移動可能なチューブ70に関連した近位カム表面は、
環状溝57の近位部分によって画定されている。このチューブの遠位カム表面が
遠位にかつ外方に傾斜しており、かつ、このチューブの近位カム表面が近位にか
つ外方に傾斜していることが好ましい。アセンブリされたアテレクトミー装置の
原動機台30が作動位置の範囲に沿ってハンドルハウジングに関して前進後退さ
せられる時に、弾性指50のカム表面と、長手方向に移動可能なチューブ70の
カム表面とが、互いに関して安定しているように(すなわち、これらのカム表面
が互いに関して長手方向にスライドすることがないように)、これらのカム表面
が構成されている。
【0036】 原動機台30の半径方向に弾性的な指50は、長手方向に移動可能なチューブ
70を原動機台30に取り外し可能に取り付けるように寸法決定されかつ位置決
めされている。さらに詳細に後述するように、一般的に、この取付過程中にカー
トリッジハウジング62がハンドルハウジング10の中に挿入される時に、長手
方向に移動可能なチューブ70を含む駆動軸カートリッジ60の全体が原動機台
30に向かって近位に移動させられる。図9から11に示すように、カートリッ
ジハウジング62をハンドルハウジング10の中に挿入する時には、(長手方向
に移動可能なチューブ70の近位端部を形成する)カラー56は、半径方向に弾
性指50と係合し、指50とその戻り止め51とが半径方向外方に撓むことを引
き起こす。図12に示すように、カートリッジハウジング62がさらに近位に移
動することによって、環状溝57に戻り止め51が係合することが可能になり、
それによって、長手方向に移動可能なチューブ70を原動機台30に取り外し可
能に取り付けることを可能にする。長手方向に移動可能なチューブ70と原動機
台30とを互いに対して押しつける圧力が解除される時(一般的には、原動機台
30がその作動位置範囲に対して近位に移動させられる時)に、半径方向弾性指
50がその撓んでいない形状を回復し、それらの指50の遠位カム表面が、長手
方向に移動可能なチューブ70に関連した遠位カム表面(すなわち、カラー56
)に関してその安定位置にスライドして戻ることを引き起こし、それによって、
長手方向に移動可能なチューブ70に関して原動機台30と駆動軸シャンク82
とを近位に移動させる。この位置では、図3に示すように、シャンク82のフラ
ンジ84は、長手方向に移動可能なチューブ70に関するシャンク82の自由な
回転を可能にするために、長手方向に移動可能なチューブ70に関連した遠位受
け面と近位カム受け面との両方から隔てられている。
【0037】 交換可能な駆動軸カートリッジ60をハンドルハウジング10から取り外す際
には、原動機台30を縦方向に移動可能なチューブ70から引き離すように相対
移動させること(図47から49を参照されたい)によって、半径方向弾性指5
0の近位カム表面とカラー56とが長手方向に互いに関してスライドして移動し
、互いに分離し、それによって、長手方向に移動可能なチューブ70から原動機
台30を取り外すことが可能になる。
【0038】 図5から図20は交換可能な駆動軸(ドライブシャフト)カートリッジ60を
ハンドルハウジング10に取付ける工程を図示する。本発明のアテレクトミー装
置の2つの主たる構造体、即ち、カートリッジラッチ及びチューブ(管)ラッチ
、をこれらの図に図示した取付け工程を検討しつつ詳細に説明する。
【0039】 図5では、ユーザは交換可能な駆動軸カートリッジ60の近位端部をハンドル
ハウジング10の末端部に手で整列する。図6では、ユーザがカートリッジ60
をハンドルハウジング10内へ挿入している。図7では、ユーザがカートリッジ
60のハンドルハウジング10内への挿入を完了している。
【0040】 図5から図7では、コントロールノブ16及び原動機台30がカートリッジ交
換位置に図示されており、ユーザがノブ16を遠位方向に押している。図8から
図12及び図15、図16は主たる内部部品の位置を図示し、ユーザがコントロ
ールノブ16を遠位方向に押すと共にその一方で交換可能な駆動軸カートリッジ
60をハンドルハウジング10に取付ける。しかしながら、交換可能な駆動軸カ
ートリッジ60をハンドルハウジング10に取付ける一方で、コントロールノブ
16を遠位方向に押し続ける必要はないことに留意する必要がある。実際、必要
であれば、コントロールノブ16が作動位置の範囲内にある時でさえも、カート
リッジハウジング62をハンドルハウジング10に取付けることが可能であり、
この場合、交換可能な駆動軸カートリッジ60のハンドルカートリッジ10への
取付けを完了するために(即ち、シャンク82をソケット38内へ挿入し且つチ
ューブ70を原動機台30へ取付けるために)、ユーザはコントロールノブ16
を最末端位置まで押しつけ(即ち、カートリッジ交換位置に進入)させて、その
後前記ノブ16を作動位置の範囲へ再度引き込むことだけが必要である。
【0041】 図8は交換可能な駆動軸カートリッジ60のハンドルハウジング10内への挿
入開始を図示した横断面図である。図9及び図10はカートリッジ60のハンド
ルハウジング10内への別の挿入を図示する。図10では、カラー56(長手方
向に移動可能なチューブ70の近位端部を形成する)が原動機台30の半径方向
に弾性的な指50に係合して、該指50及び該指の戻り止め51を半径方向外側
に撓ませる。図10の図示では細長いシャンク82が原動機ソケット38に接近
するが、それに係合まではしていない。挿入工程は図11でも継続され、該図1
1では、シャンク82が原動機ソケット38に係合し、図12及び図13で挿入
工程が完了する。図12はユーザがカートリッジハウジング62のハンドルハウ
ジング10内への挿入を完了して駆動軸シャンク82が原動機ソケット38内に
完全に挿入したことを示す。図13は図12に対応する横断面図である。図12
では、半径方向に弾性的な指50の遠位カム表面及び長手方向に移動可能なチュ
ーブ70の遠位のカム表面が、半径方向に弾性的な指50が半径方向外側に撓む
ように位置決めされる。即ち、原動機台30が一旦その作動位置の範囲まで近位
方向に移動されると、下記の図19に図示する如く、半径方向に弾性的な指50
が再度撓んでいない形状に戻り、それにより、長手方向に移動可能なチューブ7
0が原動機台30に取り外し可能に取付けられる。
【0042】 図9から図12はカートリッジハウジング62をハンドルハウジング10に取
り外し可能にロック(係止)する好適なカートリッジラッチのラッチ機能を図示
する。カートリッジラッチは少なくとも1つの、好適には幾つかの、半径方向に
弾性的な指40を含み、該指はカートリッジハウジング62の管状コア76によ
り支持される(前記指40の更に詳しい構造は図38及び図39を参照すること
ができる)。弾性的な指40はハンドルハウジング10に支持された補完構造体
に取り外し可能に係合可能である。この補完構造体は任意の適当な形状とするこ
とが可能であるが、好適には半径方向内側に伸長した肩15を備える。この肩1
5は一般的に環状であり、ハンドルハウジング10の遠位端部近傍に位置決めさ
れることが好ましい。一般的に肩15はハンドルハウジング10の壁内に形成し
た一般的に環状の溝18の遠位壁を備え、該溝18には半径方向に弾性的な指4
0の遠位のラッチ部が取り外し可能に収容される。図53に該溝18を最もわか
りやすく図示する。
【0043】 図示の好適な実施の形態では、半径方向に弾性的な指40の各々が遠位方向で
半径方向外側に傾斜した外側表面41を備えた部分を有する。従って、図10及
び図11に図示する如く、駆動軸カートリッジ60を近位方向に移動してハンド
ルハウジング10内へ挿入すると、ハンドルハウジング10の遠位端部が弾性的
な指40を半径方向内側へ撓ませる。駆動軸カートリッジ60が完全にハンドル
ハウジング10内へ完全に挿入されると(図12に図示する如く)、前記指40
の遠位端部が肩15を通過して近位方向に移動して、指を図12に図示の位置ま
で半径方向外側ばねで戻すことができる。この位置では指40がカートリッジハ
ウジング62をハンドルハウジング10にロックする。
【0044】 下記の図43から図49に関連してより詳細に後述する如く、駆動軸カートリ
ッジ60はまた、カートリッジハウジング62に関して中立位置からカートリッ
ジロック解除位置に長手方向に移動可能となるスライド64を含み、その中立位
置ではカートリッジラッチがロックされ、そのロック解除位置ではスライド64
がカートリッジラッチを解除し、これにより、カートリッジハウジング62がハ
ンドルハウジング10から取り外し可能となる。図12ではスライド64は中立
位置に図示される。好適には、スライドは一般的に管状の形状であり、且つ、カ
ートリッジハウジング62(即ち、その管状コア76)の周りに配置されるので
、スライド64がその中立位置からそのカートリッジロック解除位置まで遠位方
向へ移動することにより、前記指40を半径方向内側へ移動し、これにより、指
40がハンドルハウジング10の肩15との係合から解除されて、カートリッジ
60をハンドルハウジング10から取り外し可能にする。
【0045】 図12から図20は好適な管(チューブ)ラッチの構造及び機能を図示し、そ
の管ラッチは長手方向に移動可能なチューブ70をカートリッジハウジング10
に関して長手方向に移動しないように選択可能にロック(固定)する。管ラッチ
は、交換可能な駆動軸カートリッジ60がハンドルハウジングから取り外された
時に(カートリッジハウジング62内で安全に保管したままで)、長手方向に移
動可能なチューブ70がカートリッジハウジング62に関して不用意に移動して
しまうことを効果的に防止するが、その一方でカートリッジ60がハンドルハウ
ジング10に適切に取付けられた時には前記チューブ70が長手方向に移動可能
となる。前記図に図示した好適な管ラッチはまたカートリッジハウジングに関し
て長手方向に移動しない様にスライド64を選択的にロックする、即ち下記によ
り詳細に後述する如く、この好適な管ラッチは、長手方向に移動可能なチューブ
70がカートリッジハウジングに関して長手方向に移動しないようにロックされ
るときにはいつでもスライド64が長手方向に移動可能となり、且つ、スライド
64がカートリッジハウジングに関して長手方向に移動しない様にロックされる
時にはいつでもチューブ70が長手方向に移動可能となるように構成し配置され
る。したがって、スライド64は長手方向に移動可能なチューブ70が管(チュ
ーブ)ラッチにより長手方向に移動しない様にロックされる場合にのみ遠位方向
に移動してカートリッジラッチのロックを解除する。
【0046】 上記の機能を達成するために、上記図に図示した好適な管ラッチはカートリッ
ジハウジング62により支持される1つ以上のロックピン66の形態をした管ロ
ック要素(チューブロッキングエレメント)を含む。好適な実施の形態では3つ
のそのロックピン66を使用し、その3つのピンはカートリッジハウジング62
の外周の周りに概ね均等に隔置される(前記数を上回るまたは下回る数のロック
ピン66も使用することが可能である)。チューブロックピン66は少なくとも
2つの位置間で半径方向に移動可能となる。前記2つの位置とは、1つは管ロッ
ク位置であって、チューブ(管)ロックピン66が半径方向内側 (図12及び図
13に図示する如く) に動かされ、それによりカートリッジハウジング62に関
する長手方向に移動可能なチューブ70の長手方向移動が制限される管ロック位
置であり、もう一方はロック解除位置であって、管ロックピン66が半径方向外
側に移動して(図16から図20を参照し以下で説明する如く)、それによりカ
ートリッジハウジング62に関して長手方向に移動可能なチューブ70が長手方
向に移動可能な管ロック解除位置である。
【0047】 図12及び図13で分かる如く、好適には各管ロックピン66はカートリッジ
ハウジング62の管状コア76の壁内の半径方向の孔63内に配置される。チュ
ーブ(管)ラッチはまた長手方向に移動可能なチューブ70の外側表面に形成し
た一般的に環状の凹部71を含み、該ピン66が半径方向内側にそれらの管ロッ
ク位置まで移動した時に、該凹部71は管ロックピン66の各々の内側部を収容
する(管の凹部71は環状であるが、必ずしも管の全周囲に亘る必要はないが、
その方が好ましい。)チューブ(管)ラッチはまたスライド64の内側表面に形
成した一般的に環状の凹部65を含み、ロックピン66が半径方向外側にそれら
の管ロック解除位置まで移動した時に、このスライドの環状凹部65は管ロック
ピン66の各々の外側の一部を収容する(スライドの凹部65は環状であるが、
管の凹部71と同様に、必ずしもスライドの全周囲に亘る必要はないが、その方
が好ましい)。
【0048】 図12及び図13では、スライド64の凹部65が管ロックピン66より末端
方向に位置決めされる。この位置ではスライド64の内側表面がロックピン66
をチューブ(管)ロック位置に保持して(即ち、半径方向内側に移動した) 、チ
ューブ70の長手方向移動を防止する。
【0049】 図14から図16は交換可能な駆動軸カートリッジ60をハンドルハウジング
10に取付ける次の段階を例示する。図14では、ユーザがハンドルハウジング
10の壁に形成した1対の開口部19(斯かる一対の開口部の一方のみを本図面
に図示)を介してスライド64を把持する。次いで、ユーザはスライド64をカ
ートリッジハウジング62及びハンドルハウジング10に関して近位方向に移動
するので、スライド64のキャッチ係合要素(エレメント)68は、図15に図
示する如く、前記指40に支持したキャッチ42上を移動する。スライドがその
作動位置まで移動すると(図16に図示の如く)、スライド64の環状の凹部1
5がロックピン66と長手方向に整列し従って、管ロックピン66が半径方向外
側にそれらの管ロック解除位置まで移動可能となり、それにより長手方向に移動
可能なチューブ70のロックが解除される。アテレクトミー装置を使用してアテ
レクトミー処置を行う時に、それがスライド64の位置にあるので、スライド6
4のこの位置は作動位置と呼ぶことができる。好適には開口部19を十分長くし
て、中立位置から作動位置まで1つの動きでスライド64を手で移動可能とする
【0050】 図17はスライド64の環状凹部65及び長手方向に移動可能なチューブ70
の環状凹部71がカートリッジハウジング62のロックピン76と整列した時の
(即ち、図16に図示した如き) ロックピン66の位置を図示した横断面図であ
る。この整列位置では、ロックピン66は半径方向内側及び半径方向外側の双方
に自由に移動できる。即ち、図17に図示した通り、6時位置に配置したロック
ピンがその管ロック解除位置内に没しているのが(単に重力で) 図示されており
、一方、2時及び10時位置のロックピンはそれらの管ロック位置にあるように
図示されている。ロックピン66の内側端部及び外側端部はテーパを付けられる
ことが望ましい。好適には、環状凹部65及び71が近位方向及び遠位方向の両
方向に傾斜する補完表面を有する。結局、チューブラッチの構成要素が図16及
び図17に図示の位置にある時には、スライド64が遠位方向に移動して、それ
によりロックピン66の全てを半径方向内側に管ロック位置まで強制的に移動す
るか、または、チューブ70を近位方向に移動して、それによりロックピン66
の全てを強制的に半径方向外側にそれらの管(チューブ)ロック解除位置まで移
動するかのいずれであっても良い。
【0051】 図18は交換可能な駆動軸カートリッジ60をハンドルハウジング10に取付
ける最終段階を図示する。この段階では、ユーザが手でコントロールノブ16を
把持して(原動機台30及び長手方向に移動可能なチューブ70と一緒に)近位
方向にその作動位置範囲までそれを移動する。図19及び図20はその様な移動
が起きた後の本装置の内部構成部品の位置を図示する。長手方向に移動可能なチ
ューブ70の環状凹部71は最早ロックピン66とは整列しない。従って、チュ
ーブ(管)70はロックピン66を外側方向にそれらの管ロック解除位置まで移
動して、チューブ70の外側表面がロックピン66をこの位置に保持し、これに
より、スライド64を作動位置にロックして、該スライド64がカートリッジラ
ッチが解放されるそのカートリッジロック解除位置まで遠位方向に不用意に移動
するのを防止する。図19では、長手方向に移動可能なチューブ70と原動機台
30とを互いに向かって付勢する圧力が取り除かれていることが分る。結局、原
動機台30の半径方向に弾性的な指50が撓んでいない形状を取り戻して、それ
らの遠位のカム表面が移動可能なチューブ70の遠位のカム表面(即ち、チュー
ブ70の近位端部を形成するカラー56)に関してそれらの安定位置まで摺動し
て戻る。この位置で、駆動軸シャンク82のフランジ84が長手方向に移動可能
なチューブ70に関係した遠位及び近位の両方の受け面から隔置して、管70に
関してシャンク82が自由回転することができる。
【0052】 図21はハンドルハウジング10に取付ける前の交換可能な駆動軸カートリッ
ジ60の長手方向断面図である。管ラッチの管ロック要素(エレメント)(ロッ
クピン66)がそれらの半径方向内側の管をロックした位置(即ち、半径方向内
側に移動した)にあって、長手方向に移動可能なチューブ70をカートリッジハ
ウジング62内に保持しており、スライド64はその中立位置にあって、管ロッ
ク要素(ロックピン66)をそれぞれの管ロック位置に保持する。
【0053】 図22から図29は管ラッチ要素の位置の全てのサイクルを例示する。図22
は基本的に図21に図示した位置に対応する(図21に比べて、チューブ70は
若干近位方向に移動しているが、ロックピン66が実質的には近位方向に移動し
ないようにチューブをロックする。)図23では、駆動軸カートリッジがハンド
ルハウジング内に挿入されており、ユーザがスライド64を近位方向に移動させ
てスライド64の環状凹部65とチューブ70の環状凹部71とを整列させる。
図24では、前記の整列が完了して、半径方向に移動可能なロックピン66がそ
の管ロック位置からその管ロック解除位置まで移動することを可能にする。図2
5及び図26では、ユーザがコントロールノブ16を(原動機台30及び長手方
向に移動可能なチューブ70と一緒に)近位方向に作動位置範囲まで移動する。
結局、チューブの環状凹部71はロックピン66との整列から外れて、半径方向
に移動可能なロックピン66が長手方向に移動可能なチューブ70の外側表面に
よりその管ロック解除位置に保持されて、これにより、スライド64をその作動
位置にロックする。
【0054】 ユーザが交換可能な駆動軸カートリッジ60をハンドルハウジングから取り外
したいと考える場合には(例えば、別の大きさ又はタイプの組織除去器具を使用
するために)、ユーザがコントロールノブ16を(原動機台30及び長手方向に
移動可能なチューブ(管)70と一緒に)その最遠位端部まで回転して、これに
より、長手方向に移動可能なチューブ70を管ロック位置に位置決めする。この
位置(図27に図示の)では、チューブ70の環状凹部71が半径方向に移動可
能なロックピン66と整列する。この管ロック可能な位置からユーザはスライド
64を遠位方向に移動して、カートリッジラッチを(下記により詳細に説明する
如く)開放することができる。図28では、スライド64が若干遠位方向に移動
されて環状凹部65の傾斜表面がロックピン66を半径方向内側へその管ロック
位置に向けて付勢する。図29では、スライド64が十分に遠位方向に移動され
て、ロックピン66がその管ロック位置に保持されて、チューブ70が長手方向
に移動するのを防止している。
【0055】 図22から図29は管ラッチの管ロック要素(エレメント)として機能する半
径方向に移動可能なロックピン66の詳細の幾つかを図示する。そのロックピン
の半径方向内側及び外側端はテーパを施されてスライド64またはチューブ70
の長手方向の移動に応答してそれが内側または外側に移動するのを容易にするの
が望ましい。図22から図29に図示のロックピン66は一般的に細長く、一般
的に丸い横断面を有する。半径方向内側部は半径方向外側部より若干小さな径を
有しており、前記ロックピンの中間部に肩を形成する。この肩はカートリッジハ
ウジング62の管状コア76の半径方向の孔63に形成された補完的な肩に係合
する。即ち、これらの肩はオプションであり、単に駆動軸カートリッジの製造組
立を容易にするために使用される(その肩はロックピン66が半径方向の孔63
を完全に貫通してしまうのを防止する)。
【0056】 図30から図37は管ロック要素の別の形状を例示する。本実施の形態では、
管ロック要素は単に球形ロックボール67である。図30から図37のその半径
方向に移動可能なロックボール67(及びその他の管ラッチ部品) の部分は図2
2から図29の位置に対応する。球形ロックボール67は(標準ボールは市販の
ものを容易に入手できることから)ロックピン66より安価であり、且つ、全体
的に十分な機能を果たす。
【0057】 図38及び図39はラッチ部品48の好適な実施の形態を例示する。そのラッ
チ部品48は一般的に管状近位端部から遠位に伸長する複数の半径方向に弾性的
な指40を含む。本実施の形態では、ラッチ部品48は6つの半径方向に弾性的
な指40を含むが、より多数またはより少数の指40を使用しても良い。各半径
方向に弾性的な指40は遠位方向半径方向外側に傾斜した外側表面41備えた部
分を有する。図43から図49参照にして下記に説明する如く、交換可能な駆動
軸カートリッジ60をハンドルハウジング10から取り外す間に、スライド64
が半径方向に弾性的な指40に関して遠位方向に移動し、それにより、スライド
64の受け面( 即ちスライド64の遠位) が指40の傾斜した外側表面41に係
合させ更に、指を半径方向内側へ移動させる。指40がこのように半径方向内側
に移動すると、ハンドルハウジング10の補完構造からそれらを切り離し、カー
トリッジハウジング62がハンドルハウジング10から取り外されることができ
る。
【0058】 図38及び図39では、ラッチ部品48が別体片として製造されるように示さ
れるが、該ラッチ部品をカートリッジハウジング62の残りと一体に機械加工ま
たは射出成形することができる。図38及び図39ではラッチ部品48の近位端
部には雌ねじが切られてカートリッジハウジング62の管状コア76に形成され
た補完する雄ねじに接続する。ラッチ部品48を単純にカートリッジハウジング
62の管状コア76に接着できることからそのねじは必要ではない。
【0059】 図38及び図39はまた弾性的な指40の各々から半径方向外側に伸長するキ
ャッチ42の形状及び位置を例示する。以下でより詳細に説明する如く、キャッ
チ42はスライド64の補完キャッチ係合要素(エレメント)68( 例えば図4
2、図46及び図47で認識される) に係合するように位置決めされ、そのキャ
ッチ42がその中立位置及びその作動位置間のスライド64の自由移動を制限す
る。そのキャッチ42は近位方向及び遠位方向の係合表面43及び44を含む。
各キャッチ42の遠位方向係合表面44は好適には近位方向で半径方向外側に傾
斜するので、スライド64がその中立位置から近位方向に移動して、キャッチ係
合要素68をキャッチ42の遠位方向係合表面44に係合させて、半径方向に弾
性的な指40と一緒にキャッチ42を半径方向内側にキャッチ42からスライド
64のキャッチ係合要素68を切り離すのに十分な距離移動する。図15に図示
した如く、そのキャッチ係合要素68及びキャッチ42の間の相互作用でスライ
ド64が手動でその中立位置からその作動位置へ移動することが可能となる。キ
ャッチ42の近位方向の係合表面43は好適には遠位方向で半径方向外側に傾斜
するので、スライド64がその作動位置から遠位方向に移動することにより、そ
のキャッチ係合要素をキャッチ42の近位方向係合表面43に係合して、半径方
向に弾性的な指40と一緒にキャッチ42からスライド64のキャッチ係合要素
68を解放するために、十分な距離でキャッチ42を半径方向内側に移動して、
それにより、スライド64が手動でその作動位置からその中立位置まで(及び超
えて) 遠位方向に移動することを可能にする(図43から図47に図示の如く)
。しかしながら、必要であれば、もしスライドのキャッチ係合要素が適切に傾斜
した表面を含む場合には、近位方向及び遠位方向の係合表面43及び44を傾斜
させる必要はない。
【0060】 図40から図50はハンドルハウジング10から交換可能な駆動軸カートリッ
ジ60を取り外す工程を例示するので、1つの駆動軸カートリッジを異なるサイ
ズまたはタイプの組織除去器具を有する別の駆動軸カートリッジと交換しても良
い。
【0061】 図40では、ユーザがコントロールノブ16を(原動機台30及び長手方向に
移動可能なチューブ70と一緒に)遠位方向に図41及び図42に図示のカート
リッジ交換位置まで前進させる(上記に説明した如く、カートリッジ交換位置は
コントロールノブ16及びその軸17がスロット11の幅狭部13より遠位方向
に配置される位置である)。カートリッジ交換位置では、長手方向に移動可能な
チューブ70は遠位方向に管ロック可能な位置まで送られる。この管ロック可能
な位置では、管ラッチによりスライド64が長手方向に移動されてその作動位置
から外れることを可能にする。図42では、スライド64は依然としてその作動
位置にある。
【0062】 図43では、ユーザがハンドルハウジング10内の開口部19の近位近傍でス
ライド64を把持してスライドを遠位方向に移動するのを可能にする。図44は
ユーザがスライドを末端方向に十分に移動してカートリッジラッチを開き、カー
トリッジハウジング62の遠位をハンドルハウジング10から外すことを例示す
る。図45はスライド64がその近位の作動位置から中央の中立位置に向かって
移動するのを図示する。尚、キャッチ42(弾性的な指40に支持された)及び
スライド64のキャッチ係合要素68はスライド64がカートリッジラッチのロ
ックを解除することなくその作動位置からその中立位置(及びその逆) へ移動す
ることを可能とするようにサイズが決められ更に、位置決めされるが、譬え、そ
の様な移動により弾性的な指40が半径方向内側へ移動することがあるにせよそ
のようになされることが分る。図46では、スライド64がその中立位置に到達
したが、カートリッジラッチは依然としてカートリッジハウジング62をハンド
ルハウジング10にロックしている。
【0063】 図47では、スライド64の遠位への移動が、受け面として機能するスライド
64の遠位端部が半径方向に弾性的な指40の傾斜した外側表面41に係合して
前記指40を半径方向内側へ移動し、これにより、指40のハンドルハウジング
40の肩15との係合が解除され、従ってカートリッジハウジング62がハンド
ルハウジングから取り外される点まで継続してなされる。前記図面は受け面がス
ライド64の遠位端部であるとして例示しているが、それは必ずしもスライドの
遠位端部である必要はなく、スライド64と関係する任意の適当な表面であるこ
とが可能である。尚、ユーザがスライドに加える半径方向圧力はスライドにより
指40及びカートリッジハウジング62まで伝達されるので、指40が肩15か
ら解放されると直ぐに交換可能な駆動軸カートリッジ60全体が、図47及び図
48に図示する如く、ハンドルハウジング10から遠位方向に移動開始すること
が分る。
【0064】 開口部19は十分長く( 好適には、少なくとも約2.5cm(約1インチ))ユ
ーザが1回の動作でスライド64をその作動位置(図42) からカートリッジハ
ウジング62が少なくとも部分的にハンドルハウジング10から外れる点まで移
動可能となるのが望ましい( 図47から図49) 。この1回の動作は、スライド
64がその作動位置(図42)からそのカートリッジのロック解除位置(図47
に図示した点の直前の点)までカートリッジハウジングに関して近位方向に移動
する第1の段階と、スライド64がカートリッジハウジング62と一緒にハンド
ルハウジング10に関して遠位方向に移動する第2の段階(図47から図49)
とを含む。スライド64の握持を容易にするために、その外側表面に円周方向の
リブまたはねじを前記図面に図示した如く設けるか、または、任意の別の適当な
握持増大表面を設けても良い。
【0065】 図50では、ユーザはハンドルハウジング10の遠位端部から伸長するカート
リッジハウジング62の部分を把持して駆動軸(ドライブシャフト)カートリッ
ジ60をハンドルハウジング10から取り外す工程を完了している。取り外され
た交換可能な駆動軸(ドライブシャフト)カートリッジ60が図51に示されて
おり、ハンドルハウジング10は、カートリッジなしで、図52と53に示す。
【0066】 図54の部分横断面図において、本発明の交換可能な駆動軸(ドライブシャフ
トカートリッジ)160の特に好適な実施の形態を示し、図55から図60は、
そのカートリッジ160をハンドルハウジング10に取付ける工程を図示する。
(特に好適な交換可能なドライブシャフトカートリッジ160の要素は一般的に
図1から図51に図示した交換可能な駆動軸カートリッジの対応する要素に10
0を加えた大きさの参照符号を有する。)図54から図60の好適な駆動軸カー
トリッジ160における主たる違いはスライド164をその作動位置に向って付
勢するばね169が存在することである。斯かるばね169は、それぞれスライ
ド164及びカートリッジハウジング162の対向するばね受け面178及び1
79の間で圧縮されるコイルばねであることが好ましい。指142のキャッチ1
42及びスライド164のキャッチ係合要素168は補完係合表面を有し、その
係合表面は一般的にカートリッジハウジング162の長手方向軸に垂直であるの
で、スライド164がその中立位置(図54に図示) からその作動位置まで近位
方向に移動するのを規制する。即ち、図1から図51に図示の実施の形態とは異
なり、ユーザは単純にスライド164を把持して中立位置から近位方向に作動位
置までそれを移動できない。キャッチ142及びキャッチ係合要素168の補完
係合表面は、その係合表面が半径方向に弾性的な指140が半径方向内側に撓ん
だ時に係合が解除されるサイズに決められ、位置決めされるので、それにより、
ばね169がスライド164をその中立位置からその作動位置まで移動すること
を可能にする。
【0067】 図55では、駆動軸カートリッジ160がハンドルハウジング10の遠位端部
内に挿入されている。図56では、駆動軸カートリッジ160が十分に挿入され
て、半径方向に弾性的な指140がハンドルハウジング10の遠位端部と丁度接
触をしたところである。図57では、駆動軸カートリッジ160が更にもう少し
挿入されて、半径方向に弾性的な指140が半径方向内側に撓み始めている。こ
の図では、キャッチ142及びスライドのキャッチ係合要素168は、カートリ
ッジハウジングをハンドルハウジング10内へ挿入することにより半径方向に弾
性的な指140をそれらのキャッチ142と一緒にキャッチ142からスライド
164のキャッチ係合要素168を解放するために、十分な一定の距離半径方向
内側に移動させるように、サイズ決定され位置決めされるのでそれにより、ばね
169によりその中立位置から作動位置へユーザの手動による操作を必要とせず
に自動的にスライド164を移動可能にすることが分る。従って、図57は実際
には「 静止」 図であって、ばね169がスライド164をその作動位置へ移動さ
せる時にスライド164がスライドの中立位置及びスライドの作動位置との間の
一定の位置にあることを図示している。
【0068】 図58では、スライド164がその作動位置に到達する一方で、ユーザは駆動
軸カートリッジ160をハンドルハウジング10内へ挿入し続ける。図59では
、駆動軸カートリッジが完全にハンドルハウジング10内に挿入されており、図
60では、ユーザがコントロールノブ16を(原動機台130及び長手方向に移
動可能な管170と一緒に)近位方向へ作動位置の範囲まで移動している。図6
1は完全な組み立てられた回転式アテレクトノミー装置を図示しており、その装
置は図1に図示した組織除去器具26とは異なる(より大型の)組織除去器具1
26を有する交換可能な駆動軸カートリッジ160を備えている。
【0069】 本発明の好適な実施の形態を説明してきたが、本発明の趣旨及び記載する特許
請求の範囲を逸脱しなければ、様々な変更、適合及び修正をそこで実施しても良
いことがで理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の回転アテレクトミー装置の斜視図である。
【図2】 図2は、ハンドルハウジングに連結されている交換可能な駆動軸カートリッジ
を示す、図1に示す装置の一部分の部分切取拡大斜視図である。
【図3】 図3は、図2に示すアテレクトミー装置の切取縦断面図である。
【図4】 図4は、交換可能な駆動軸カートリッジに取り付けられている可撓性の流体供
給管を示す、図3の線4−4に沿った図3の縦断面図である。
【図5】 図5は、ハンドルハウジングに交換可能な駆動軸カートリッジを取り付ける過
程を示す斜視図である。
【図6】 図6は、ハンドルハウジングに交換可能な駆動軸カートリッジを取り付ける過
程を示す斜視図である。
【図7】 図7は、ハンドルハウジングに交換可能な駆動軸カートリッジを取り付ける過
程を示す斜視図である。
【図8】 図8は、交換可能な駆動軸カートリッジの一つの実施の形態をハンドルハウジ
ングに取り付ける過程を示す縦断面図である。
【図9】 図9は、交換可能な駆動軸カートリッジの一つの実施の形態をハンドルハウジ
ングに取り付ける過程を示す縦断面図である。
【図10】 図10は、交換可能な駆動軸カートリッジの一つの実施の形態をハンドルハウ
ジングに取り付ける過程を示す縦断面図である。
【図11】 図11は、交換可能な駆動軸カートリッジの一つの実施の形態をハンドルハウ
ジングに取り付ける過程を示す縦断面図である。
【図12】 図12は、交換可能な駆動軸カートリッジの一つの実施の形態をハンドルハウ
ジングに取り付ける過程を示す縦断面図である。
【図13】 図13は、図12の線13−13に沿った図12の横断面図である。
【図14】 図14は、交換可能な駆動軸カートリッジの一つの実施の形態をハンドルハウ
ジングに取り付ける過程で必要な追加の段階を示す斜視図である。
【図15】 図15は、交換可能な駆動軸カートリッジをハンドルハウジングに取り付ける
図14に示す追加の段階を示す縦断面図であり、作用位置に向かって移動させら
れているスライドを示す。
【図16】 図16は、交換可能な駆動軸カートリッジをハンドルハウジングに取り付ける
図14に示す追加の段階を示す縦断面図であり、作用位置にあるスライドを示す
【図17】 図17は、図16の線17−17に沿った図16の横断面図である。
【図18】 図18は、使用者が操作ノブと原動機台とをその作動位置の範囲に対して近位
に移動させることを示す斜視図である。
【図19】 図19は、その作動位置の範囲内にある原動機台と長手方向に移動可能な管と
を示す切取縦断面図である。
【図20】 図20は、図19の線20−20に沿った図19の横断面図である。
【図21】 図21は、交換可能な駆動軸カートリッジの近位部分の切取縦断面図である。
【図22】 図22は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、図21の一部分の拡大図である。
【図23】 図23は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、図21の一部分の拡大図である。
【図24】 図24は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、図21の一部分の拡大図である。
【図25】 図25は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、図21の一部分の拡大図である。
【図26】 図26は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、図21の一部分の拡大図である。
【図27】 図27は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、図21の一部分の拡大図である。
【図28】 図28は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、図21の一部分の拡大図である。
【図29】 図29は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、図21の一部分の拡大図である。
【図30】 図30は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、管ラッチの別の実施形態を示す、図22−29
と同様の拡大図である。
【図31】 図31は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、管ラッチの別の実施形態を示す、図22−29
と同様の拡大図である。
【図32】 図32は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、管ラッチの別の実施形態を示す、図22−29
と同様の拡大図である。
【図33】 図33は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、管ラッチの別の実施形態を示す、図22−29
と同様の拡大図である。
【図34】 図34は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、管ラッチの別の実施形態を示す、図22−29
と同様の拡大図である。
【図35】 図35は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、管ラッチの別の実施形態を示す、図22−29
と同様の拡大図である。
【図36】 図36は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、管ラッチの別の実施形態を示す、図22−29
と同様の拡大図である。
【図37】 図37は、交換可能な駆動軸カートリッジの取付けと使用と取外しとの際の別
々の位置にある管ラッチを示す、管ラッチの別の実施形態を示す、図22−29
と同様の拡大図である。
【図38】 図38は、カートリッジラッチの半径方向弾性指の斜視図である。
【図39】 図39は、図38の線39−39に沿った図38の断面図である。
【図40】 図40は、ハンドルハウジングからカートリッジハウジングを取り外す過程の
第1の段階を示す、斜視図である。
【図41】 図41は、ハンドルハウジングからカートリッジハウジングを取り外す過程の
第1の段階を示す斜視図である。
【図42】 図42は、ハンドルハウジングからカートリッジハウジングを取り外す過程の
第1の段階を示す図41の切取縦断面図である。
【図43】 図43は、ハンドルハウジングからカートリッジハウジングを取り外す過程の
第2の段階を示す斜視図である。
【図44】 図44は、ハンドルハウジングからカートリッジハウジングを取り外す過程の
第2の段階を示す斜視図である。
【図45】 図45は、ハンドルハウジングからカートリッジハウジングを取り外す過程を
示す縦断面図である。
【図46】 図46は、ハンドルハウジングからカートリッジハウジングを取り外す過程を
示す縦断面図である。
【図47】 図47は、ハンドルハウジングからカートリッジハウジングを取り外す過程を
示す縦断面図である。
【図48】 図48は、ハンドルハウジングからカートリッジハウジングを取り外す過程を
示す縦断面図である。
【図49】 図49は、ハンドルハウジングからカートリッジハウジングを取り外す過程を
示す縦断面図である。
【図50】 図50は、ハンドルハウジングからカートリッジハウジングを取り外す過程の
最終段階を示す斜視図である。
【図51】 図51は、交換可能な駆動軸カートリッジをハンドルハウジングから取り外し
終わった後の、交換可能な駆動軸カートリッジの斜視図である。
【図52】 図52は、交換可能な駆動軸カートリッジをハンドルハウジングから取り外し
終わった後の、ハンドルハウジングの斜視図である。
【図53】 図53は、ハンドルハウジングの遠位部分の切取縦断面図である。
【図54】 図54は、スライド偏倚ばねを有する交換可能な駆動軸カートリッジの別の実
施形態の部分切取図である。
【図55】 図55は、カートリッジハウジングをハンドルハウジングの中に挿入する過程
を示し、かつ、スライド偏倚ばねがどのようにスライダをその中立位置(図55
−56)から作動位置(図58−59)の範囲に自動的に移動させるかを示す、
部分切取図である。
【図56】 図56は、カートリッジハウジングをハンドルハウジングの中に挿入する過程
を示し、かつ、スライド偏倚ばねがどのようにスライダをその中立位置(図55
−56)から作用位置(図58−59)の範囲に自動的に移動させるかを示す、
部分切取図である。
【図57】 図57は、カートリッジハウジングをハンドルハウジングの中に挿入する過程
を示し、かつ、スライド偏倚ばねがどのようにスライダをその中立位置(図55
−56)から作用位置(図58−59)の範囲に自動的に移動させるかを示す、
部分切取図である。
【図58】 図58は、カートリッジハウジングをハンドルハウジングの中に挿入する過程
を示し、かつ、スライド偏倚ばねがどのようにスライダをその中立位置(図55
−56)から作用位置(図58−59)の範囲に自動的に移動させるかを示す、
部分切取図である。
【図59】 図59は、カートリッジハウジングをハンドルハウジングの中に挿入する過程
を示し、かつ、スライド偏倚ばねがどのようにスライダをその中立位置(図55
−56)から作用位置(図58−59)の範囲に自動的に移動させるかを示す、
部分切取図である。
【図60】 図60は、作動位置の範囲に対して近位に移動させられている原動機キャリジ
と長手方向に移動可能な管とを示す、図55−59と同様の部分切取図である。
【図61】 図61は、より大きなサイズの組織除去器具を有する交換可能な駆動軸カート
リッジを伴う本発明のアテレクトミー装置を示す、図1の同様の斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 4C060 EE12 FF26 FF29 GG36

Claims (168)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転式アテレクトミー(atherectomy)装置にお
    いて、この装置が、 ハンドルハウジングと、 ハンドルハウジング内部に配設してあって、ハンドルハウジングに関して長手
    方向に移動できる原動機台(キャリッジ)によって運ばれる回転可能な原動機と
    、 ハンドルハウジングに対して着脱できるカートリッジハウジング、 カートリッジハウジング内部に配設していて、原動機台とともに長手方向
    に移動できるように該台に対して着脱できる近位端部を有する長手方向に移動可
    能なチューブ(管)、および 長手方向に移動可能なチューブの内部に配設された近位部分と組織除去器
    具を具備する遠位部分を有する回転可能な可撓性駆動軸 を具備する交換可能な駆動軸カートリッジと、 駆動軸の近位部分を原動機に取外しできるように装着する駆動軸装着機構と、 カートリッジハウジングをハンドルハウジングに対して取外しできるようにロ
    ック(固定)するカートリッジラッチと、更に カートリッジハウジングに関して、カートリッジラッチがロックされている中
    立位置から、スライドがカートリッジラッチをロックしないカートリッジロック
    解除位置まで長手方向に移動でき、それによりカートリッジハウジングをハンド
    ルハウジングから取外し可能にするスライドと、 を具備する回転式アテレクトミー装置。
  2. 【請求項2】 スライドが一般的に管状形状である請求項1に記載の回転式
    アテレクトミー装置。
  3. 【請求項3】 管状のスライドがカートリッジハウジングの周囲に配設され
    る請求項2に記載の回転式アテレクトミー装置。
  4. 【請求項4】 ハンドルハウジングが1対の開口部を具備し、該開口部が、
    これを通してスライドを掴み、カートリッジハウジングとハンドルハウジングの
    両方に関して長手方向に移動させることができるようにサイズ決め、位置決めさ
    れる請求項1に記載の回転式アテレクトミー装置。
  5. 【請求項5】 カートリッジラッチが少なくとも1つの半径方向に弾性的な
    指を具備しており、この指が、カートリッジハウジングによって支えられていて
    、ハンドルハウジングによって支えられた補完構造と取外しできるように係合で
    きる請求項1に記載の回転式アテレクトミー装置。
  6. 【請求項6】 補完構造が半径方向内向きに延びる肩を具備する請求項5に
    記載の回転式アテレクトミー装置。
  7. 【請求項7】 肩が一般的に環状であり、ハンドルハウジングの遠位端の近
    くに位置決めされる請求項6に記載の回転式アテレクトミー装置。
  8. 【請求項8】 肩が、ハンドルハウジングの壁に形成された一般的に環状の
    溝の遠位壁を具備しており、該溝が半径方向に弾性的な指のラッチ部分を取り外
    しできるようにそこに受入れる請求項6に記載の回転式アテレクトミー装置。
  9. 【請求項9】 カートリッジラッチが、カートリッジハウジングによって支
    えられた2つ以上の半径方向に弾性的な指を具備する請求項5に記載の回転式ア
    テレクトミー装置。
  10. 【請求項10】 半径方向に弾性的な指が、遠位方向で半径方向外向きに傾
    斜した外面を持つ部分を有し、スライドが半径方向に弾性的な指に関して遠位方
    向に移動する時に、スライドの受け面が該指の傾斜した外面と係合して指が半径
    方向内向きに移動させられるように位置決めされた受け面をスライドが有し、そ
    れによって指がハンドルハウジングの補完構造からはずされ、カートリッジハウ
    ジングがハンドルハウジングから取外しできる請求項5に記載の回転式アテレク
    トミー装置。
  11. 【請求項11】 受け面がスライドの遠位端部を具備する請求項10に記載
    の回転式アテレクトミー装置。
  12. 【請求項12】 長手方向に移動可能なチューブをカートリッジハウジング
    に関して長手方向に移動しないように選択的にロックするためのチューブ(管)
    ラッチを更に具備する請求項1に記載のアテレクトミー装置。
  13. 【請求項13】 チューブラッチが、スライドをカートリッジハウジングに
    関して長手方向に移動しないように選択的にロックできる請求項12に記載のア
    テレクトミー装置。
  14. 【請求項14】 チューブが長手方向に移動しないようにロックされる時は
    常に、スライドが長手方向に移動でき、スライドが長手方向に移動しないように
    ロックされる時は常に、チューブが長手方向に移動できるようにチューブラッチ
    が構成され、配置される請求項13に記載のアテレクトミー装置。
  15. 【請求項15】 長手方向に移動可能なチューブおよびスライドをカートリ
    ッジハウジングに関して長手方向に移動しないように選択的にロックするように
    位置決めされたチューブラッチを更に具備する請求項1に記載のアテレクトミー
    装置。
  16. 【請求項16】 チューブが長手方向に移動しないようにロックされる時は
    常にスライドが長手方向に移動でき、スライドが長手方向に移動しないようにロ
    ックされる時は常にチューブが長手方向に移動できるようにチューブラッチが構
    成され、配置される請求項15に記載のアテレクトミー装置。
  17. 【請求項17】 チューブラッチがカートリッジハウジングによって支えら
    れたチューブロッキング(固定)エレメント(要素)を具備し、このチューブロ
    ッキングエレメントが、少なくとも2つの位置、すなわち、チューブロッキング
    エレメントが半径方向内向きに移動し、それによりカートリッジハウジングに関
    するチューブの長手方向の移動を制限するチューブロック位置と、チューブロッ
    キングエレメントが半径方向外向きに移動し、それによりカートリッジハウジン
    グに関するチューブの長手方向の移動を可能にするチューブロック解除位置の間
    で半径方向に移動できる請求項16に記載のアテレクトミー装置。
  18. 【請求項18】 チューブロッキングエレメントがカートリッジハウジング
    の壁に内の半径方向の穴の中に配置される請求項17に記載の回転式アテレクト
    ミー装置。
  19. 【請求項19】 チューブラッチが、長手方向に移動可能なチューブの外面
    に形成された一般的に環状の凹部を具備し、この凹部が、チューブロッキングエ
    レメントが半径方向内向きにそのチューブロック位置へ移動する時に、チューブ
    ロッキングエレメントの内側部分を受け入れる請求項17に記載の回転式アテレ
    クトミー装置。
  20. 【請求項20】 チューブラッチが、スライドの内面に形成された一般的に
    環状の凹部を具備し、この環状の凹部が、チューブロッキングエレメントが半径
    方向外向きにそのチューブロック解除位置へ移動する時に、チューブロッキング
    エレメントの外側部分を受け入れる請求項17に記載の回転式アテレクトミー装
    置。
  21. 【請求項21】 長手方向に移動可能なチューブの環状凹部がカートリッジ
    ハウジングによって支えられたチューブロッキングエレメントと長手方向で整列
    された時にチューブラッチがスライドの長手方向の移動を可能にする請求項20
    に記載の回転式アテレクトミー装置。
  22. 【請求項22】 カートリッジハウジングによって支えられていて、少なく
    とも2つの位置、すなわち、チューブロッキングエレメントが半径方向内向きに
    移動し、それによりカートリッジハウジングに関するチューブの長手方向の移動
    を制限するチューブロック位置と、チューブロッキングエレメントが半径方向外
    向きに移動し、それによりカートリッジハウジングに関するチューブの長手方向
    の移動を可能にするチューブロック解除位置の間で半径方向に移動できる少なく
    とも1つのチューブロッキングエレメントを更に具備する請求項1に記載の回転
    式アテレクトミー装置。
  23. 【請求項23】 チューブロッキングエレメントがカートリッジハウジング
    の壁内の半径方向の穴の中に配置される請求項22に記載の回転式アテレクトミ
    ー装置。
  24. 【請求項24】 スライドが一般的に管状であり、一般的に環状の凹部を有
    する内面を具備し、この凹部が、チューブロッキングエレメントが半径方向外向
    きにそのチューブロック解除位置へ移動する時に、チューブロッキングエレメン
    トの外側部分を受け入れる請求項22に記載の回転式アテレクトミー装置。
  25. 【請求項25】 長手方向に移動可能なチューブの外面が一般的に環状の凹
    部を具備し、この凹部が、チューブロッキングエレメントが半径方向内向きにそ
    のチューブロック位置へ移動する時に、チューブロッキングエレメントの内側部
    分を受け入れる請求項22に記載の回転式アテレクトミー装置。
  26. 【請求項26】 スライドが、カートリッジラッチがロックされていて、チ
    ューブロッキングエレメントがそのチューブロック位置にあるその中立位置から
    カートリッジラッチがロックされたままである一方、チューブロッキングエレメ
    ントがそのチューブロック解除位置へ移動できるその作動位置へ近位方向へ移動
    でき、これによって、長手方向に移動可能なチューブがそのチューブロック可能
    位置から外へ近位方向に移動できる請求項22に記載の回転式アテレクトミー装
    置。
  27. 【請求項27】 スライドが一般的に管状であり、その内面に一般的に環状
    の凹部を具備し、スライドのその作動位置への移動によって該スライドの環状凹
    部がチューブロッキングエレメントと長手方向で整列されており、それによって
    チューブロッキングエレメントの半径方向外向きの移動が可能であり更に、長手
    方向に移動可能なチューブのロックが解除されるように該スライドの環状凹部が
    位置決めされる請求項26に記載のアテレクトミー装置。
  28. 【請求項28】 長手方向に移動可能なチューブがそのチューブロック可能
    位置から外へ近位方向に移動する時は常に、チューブロッキングエレメントが半
    径方向外向きに移動するので、チューブロッキングエレメントの外側部分がスラ
    イドの環状凹部の中へ移動し、チューブロッキングエレメントがその様な位置に
    おいて該長手方向に移動可能なチューブの外面によって保持され、それにより、
    該スライドがその作動位置でロックされるように該チューブの外面の環状凹部が
    位置決めされる請求項27に記載のアテレクトミー装置。
  29. 【請求項29】 管状スライドがその作動位置から外へ遠位方向に移動する
    時は常に、チューブロッキングエレメントが半径方向内向きに移動するので、チ
    ューブロッキングエレメントの内側部分が長手方向に移動可能なチューブの外面
    にある環状凹部の中へ移動し、チューブロッキングエレメントがその様な位置に
    おいて該スライドの内面によって保持され、それによって、該長手方向に移動可
    能なチューブがロックされてカートリッジハウジングに関して長手方向に移動で
    きなくなるように該管状スライドの環状凹部が位置決めされる請求項27に記載
    のアテレクトミー装置。
  30. 【請求項30】 カートリッジラッチが少なくとも1 つの半径方向に弾性的
    な指を具備しており、この指が、カートリッジハウジングによって支えられてい
    て、ハンドルハウジングによって支えられた補完構造と取外しできるように係合
    できる請求項26に記載の回転式アテレクトミー装置。
  31. 【請求項31】 半径方向に弾性的な指が、スライドのキャッチ係合エレメ
    ントを係合するように位置決めされたキャッチを支えており、このキャッチがス
    ライドの中立位置と作動位置の間の自由な移動を制限する請求項30に記載の回
    転式アテレクトミー装置。
  32. 【請求項32】 キャッチが近位係合面と遠位係合面を具備し、遠位係合面
    が近位方向で半径方向外向きに傾斜しているので、スライドがその中立位置から
    近位方向に移動すると、キャッチ係合エレメントをキャッチの遠位係合面に係合
    し、それで、キャッチが、半径方向に弾性的な指とともに、スライドのキャッチ
    係合エレメントをキャッチから解放するのに十分な距離で半径方向内向きに移動
    させられ、それによって、スライドがその中立位置からその作動位置へ手動で移
    動できる請求項31に記載の回転式アテレクトミー装置。
  33. 【請求項33】 キャッチが近位係合面と遠位係合面を具備し、近位係合面
    が遠位方向で半径方向外向きに傾斜しているので、スライドがその作動位置から
    遠位方向に移動すると、キャッチ係合エレメントがキャッチの近位係合面を係合
    させて、それで、キャッチが、半径方向に弾性的な指とともに、スライドのキャ
    ッチ係合エレメントをキャッチから解放するのに十分な距離で半径方向内向きに
    移動させられ、それによって、スライドがその作動位置からその中立位置へ、さ
    らに中立位置を越えて遠位方向へ手動で移動できる請求項31に記載の回転式ア
    テレクトミー装置。
  34. 【請求項34】 指のキャッチおよびスライドのキャッチ係合エレメントが
    、カートリッジラッチのロック解除なしにスライドをその中立位置と作動位置の
    間で移動できるようにサイズ決め、位置決めされる請求項31から33のいずれ
    か一項に記載の回転式アテレクトミー装置。
  35. 【請求項35】 キャッチおよびキャッチ係合エレメントの少なくとも一方
    が、近位方向で半径方向外向きに傾斜する係合面を有するので、スライドがその
    中立位置から近位方向に移動すると、強制的にキャッチが、半径方向に弾性的な
    指とともに、スライドのキャッチ係合エレメントをキャッチから解放するために
    十分な距離で半径方向内向きに移動させられ、それによって、スライドがその中
    立位置からその作動位置へ手動で移動できる請求項31に記載の回転式アテレク
    トミー装置。
  36. 【請求項36】 キャッチおよびキャッチ係合エレメントの少なくとも一方
    が、遠位方向で半径方向外向きに傾斜した係合面を有するので、スライドがその
    作動位置から遠位方向へ移動すると、強制的にキャッチが、半径方向に弾性的な
    指とともに、スライドのキャッチ係合エレメントをキャッチから解放するのに十
    分な距離だけ半径方向内向きに移動させられ、それによって、スライドがその作
    動位置からその中立位置へ、さらにその中立位置を越えて遠位方向へ手動で移動
    できる請求項31に記載の回転式アテレクトミー装置。
  37. 【請求項37】 さらに、スライドをその作動位置の方へ片寄らせるばねを
    具備しており、キャッチおよびキャッチ係合エレメントが、カートリッジハウジ
    ングの長手方向の軸に対して一般的に垂直であってスライドのその中立位置から
    その作動位置への近位方向の移動を制限する補完係合面を有する請求項31に記
    載の回転式アテレクトミー装置。
  38. 【請求項38】 半径方向に弾性的な指が半径方向内向きに撓むと、補完係
    合面の係合が外れるようにサイズ決め、位置決めされており、それによりばねが
    スライドをその中立位置から作動位置へ移動できる請求項37に記載の回転式ア
    テレクトミー装置。
  39. 【請求項39】 スライドをその作動位置の方へ片寄らせるばねを更に具備
    しており、カートリッジハウジングをハンドルハウジングに挿入すると、半径方
    向に弾性的な指が、キャッチととともに、スライドのキャッチ係合エレメントを
    キャッチから解放するのに十分な距離だけ半径方向内向きに移動させられるよう
    に該キャッチおよびキャッチ係合エレメントがサイズ決め、位置決めされており
    、それによりばねがスライドをその中立位置からその作動位置へ移動できる請求
    項31に記載の回転式アテレクトミー装置。
  40. 【請求項40】 スライドを片寄らせるばねが、カートリッジハウジングの
    周囲に配置されたコイルばねを具備する請求項39に記載の回転式アテレクトミ
    ー装置。
  41. 【請求項41】 スライドを片寄らせるばねが、スライドとカートリッジハ
    ウジングの向き合うばね受け面の間に圧縮される請求項39に記載の回転式アテ
    レクトミー装置。
  42. 【請求項42】 ハンドルハウジングが1対の開口部を具備しており、この
    開口部が、カートリッジハウジングをハンドルハウジングに装着した時に該開口
    部を通して使用者がスライドを手で掴めるようにサイズ決め、位置決めされる請
    求項26に記載の回転式アテレクトミー装置。
  43. 【請求項43】 開口部が、カートリッジハウジングをハンドルハウジング
    に装着した時にスライドをその中立位置と作動位置の間で手動で移動できるため
    に十分な長さである請求項42に記載の回転式アテレクトミー装置。
  44. 【請求項44】 開口部が、1回の移動によってスライドをそのスライドの
    作動位置から、カートリッジハウジングが少なくとも部分的にハンドルハウジン
    グから外へ移動する位置まで使用者が移動させるのに十分な長さを有しており、
    1回の移動が、スライドをその作動位置からそのカートリッジロック解除位置ま
    で移動させる第1の段階と、スライドをカートリッジハウジングとともにハンド
    ルハウジングに関して遠位方向に移動させる第2の段階を具備する請求項42に
    記載の回転式アテレクトミー装置。
  45. 【請求項45】 開口部が少なくとも約2.5cm(約1インチ)の長手方向
    長さを有する請求項42に記載の回転式アテレクトミー装置。
  46. 【請求項46】 回転式アテレクトミー装置において、該装置が、 ハンドルハウジングと、 ハンドルハウジング内部に配設してあって、ハンドルハウジングに関して長手
    方向に移動できる原動機台によって運ばれる回転可能な原動機と、 ハンドルハウジングに対して着脱できるカートリッジハウジング、 カートリッジハウジング内部に配設してあって、原動機台とともに長手方
    向に移動できるように該台に対して着脱できる近位端部を有する長手方向に移動
    可能なチューブ、 長手方向に移動可能なチューブをカートリッジハウジングに関して長手方
    向に移動しないように選択的にロックするチューブラッチ、および 長手方向に移動可能なチューブの内部に配設された近位部分と、組織除去
    器具を包含する遠位部分を有する回転可能な可撓性駆動軸 を包含する交換可能な駆動軸カートリッジと、更に 駆動軸の近位部分を原動機に取外しできるように装着する駆動軸装着機構と、 を具備する回転式アテレクトミー装置。
  47. 【請求項47】 スライドが長手方向に移動可能なチューブをチューブラッ
    チにロックさせる中立位置から、スライドが該チューブのロックをチューブラッ
    チに解除させる作動位置まで、カートリッジハウジングに関して長手方向に移動
    できるスライドを更に具備しており、それによって、該チューブがカートリッジ
    ハウジングに関して長手方向に移動可能にする請求項46にきさい回転式アテレ
    クトミー装置。
  48. 【請求項48】 チューブラッチが、スライドをカートリッジハウジングに
    関して長手方向に移動しないように選択的にロックできる請求項47に記載の回
    転式アテレクトミー装置。
  49. 【請求項49】 チューブが長手方向に移動しないようにロックされる時は
    常にスライドが長手方向に移動でき、スライドが長手方向に移動しないようにロ
    ックされる時は常にチューブが長手方向に移動できるようにチューブラッチが構
    成され、配置される請求項48に記載のアテレクトミー装置。
  50. 【請求項50】 チューブラッチがチューブロッキングエレメントを具備し
    ており、このチューブロッキングエレメントが、少なくとも2つの位置、すなわ
    ち、チューブロッキングエレメントが半径方向内向きに移動し、それでカートリ
    ッジハウジングに関するチューブの長手方向の移動を制限するチューブロック位
    置と、チューブロッキングエレメントが半径方向外向きに移動し、それでカート
    リッジハウジングに関するチューブの長手方向の移動を許すチューブロック解除
    位置の間で半径方向に移動できる請求項49に記載の回転式アテレクトミー装置
  51. 【請求項51】 チューブラッチが、互いに周方向に間隔をあけた3つ以上
    のチューブロッキングエレメントを具備する請求項50に記載の回転式アテレク
    トミー装置。
  52. 【請求項52】 チューブロッキングエレメントがカートリッジハウジング
    の壁にある半径方向の穴の中に配置される請求項50に記載の回転式アテレクト
    ミー装置。
  53. 【請求項53】 チューブロッキングエレメントが半径方向に移動できるロ
    ックピンを具備する請求項50に記載の回転式アテレクトミー装置。
  54. 【請求項54】 チューブロッキングエレメントが半径方向に移動できるロ
    ックボールを具備する請求項50に記載の回転式アテレクトミー装置。
  55. 【請求項55】 チューブラッチが、長手方向に移動可能なチューブの外面
    に形成された一般的に環状の凹部を具備しており、この凹部が、チューブロッキ
    ングエレメントが半径方向内向きにそのチューブロック位置へ移動する時に、チ
    ューブロッキングエレメントの内側部分を受け入れる請求項50に記載の回転式
    アテレクトミー装置。
  56. 【請求項56】 チューブラッチが、スライドの内面に形成された一般的に
    環状の凹部を具備しており、この環状の凹部が、チューブロッキングエレメント
    が半径方向外向きにチューブロック解除位置へ移動する時に、チューブロッキン
    グエレメントの外側部分を受け入れる請求項55に記載の回転式アテレクトミー
    装置。
  57. 【請求項57】 長手方向に移動可能なチューブの環状凹部がカートリッジ
    ハウジングの壁にある半径方向の穴の中に配置されたチューブロッキングエレメ
    ントと長手方向で整列された時にチューブラッチがスライドの長手方向の移動を
    可能にする請求項56に記載の回転式アテレクトミー装置。
  58. 【請求項58】 カートリッジハウジングをハンドルハウジングに対して取
    外しできるようにロックするカートリッジラッチを更に具備する請求項46に記
    載のアテレクトミー装置。
  59. 【請求項59】 駆動軸カートリッジが、少なくとも3つの位置、すなわち
    、長手方向に移動可能なチューブのロックをチューブラッチに解除させる作動位
    置と、スライドが該チューブをカートリッジハウジングに関して長手方向に移動
    しないようにチューブラッチにロックさせる中立位置と、スライドが長手方向に
    移動可能なチューブをそのロック位置にチューブラッチに保持させ、カートリッ
    ジラッチのロックを解除するカートリッジロック解除位置の間でカートリッジハ
    ウジングに関して長手方向に移動でき、それでカートリッジハウジングをハンド
    ルハウジングから取外しできるようにするスライドを具備する請求項58に記載
    のアテレクトミー装置。
  60. 【請求項60】 カートリッジラッチが少なくとも1つの半径方向に弾性的
    な指からなり、この指が、カートリッジハウジングによって支えられていて、ハ
    ンドルハウジングによって支えられた補完構造と取外しできるように係合できる
    請求項59に記載の回転式アテレクトミー装置。
  61. 【請求項61】 半径方向に弾性的な指が、遠位方向で半径方向外向きに傾
    斜した外面を持つ部分を有し、スライドが、スライドが半径方向に弾性的な指に
    関して遠位方向に移動する時にスライドの受け面が該指の傾斜した外面と係合し
    て指が半径方向内向きに移動させられるように位置決めされた受け面を有し、そ
    れによって指がハンドルハウジングの補完構造からはずされ、カートリッジハウ
    ジングがハンドルハウジングから取外しできる請求項60に記載の回転式アテレ
    クトミー装置。
  62. 【請求項62】 カートリッジラッチが、カートリッジハウジングによって
    支えられた2 つ以上の半径方向に弾性的な指を具備する請求項61に記載の回転
    式アテレクトミー装置。
  63. 【請求項63】 スライドのキャッチ係合エレメントを係合するように位置
    決めされたキャッチを更に具備しており、キャッチがスライドの中立位置と作動
    位置の間の自由な移動を制限する請求項59に記載の回転式アテレクトミー装置
  64. 【請求項64】 カートリッジラッチが少なくとも1 つの半径方向に弾性的
    な指を具備しており、この指が、カートリッジハウジングによって支えられてい
    て、ハンドルハウジングによって支えられた補完構造と取外しできるように係合
    できる請求項63に記載の回転式アテレクトミー装置。
  65. 【請求項65】 キャッチが、弾性的な指によって支えられた半径方向外向
    きに延びる肩を具備する請求項64に記載の回転式アテレクトミー装置。
  66. 【請求項66】 指の半径方向外向きに延びる肩およびスライドのキャッチ
    係合エレメントが、カートリッジラッチのロック解除なしにスライドをその中立
    位置と作動位置の間で移動できるようにサイズ決め、位置決めされる請求項65
    に記載の回転式アテレクトミー装置。
  67. 【請求項67】 キャッチが近位係合面と遠位係合面を具備し、遠位係合面
    が近位方向で半径方向外向きに傾斜しているので、スライドがその中立位置から
    近位方向へ移動すると、キャッチ係合エレメントがキャッチの遠位係合面を係合
    し、それで、キャッチが、半径方向に弾性的な指とともに、スライドのキャッチ
    係合エレメントをキャッチから解放するのに十分な距離だけ半径方向内向きに移
    動させられ、それによって、スライドがその中立位置から作動位置へ手動で移動
    できる請求項65に記載の回転式アテレクトミー装置。
  68. 【請求項68】 キャッチが近位係合面と遠位係合面を具備し、近位係合面
    が遠位方向で半径方向外向きに傾斜しているので、スライドがその作動位置から
    遠位方向に移動すると、キャッチ係合エレメントがキャッチの近位係合面を係合
    し、それで、キャッチが、半径方向に弾性的な指とともに、スライドのキャッチ
    係合エレメントをキャッチから解放するのに十分な距離だけ半径方向内向きに移
    動させられ、それによって、スライドがその作動位置から中立位置へ、さらに中
    立位置を越えて遠位方向に手動で移動できる請求項65に記載の回転式アテレク
    トミー装置。
  69. 【請求項69】 キャッチおよびキャッチ係合エレメントの少なくとも一方
    が、近位方向で半径方向外向きに傾斜した係合面を有するので、スライドがその
    中立位置から近位方向に移動すると、強制的にキャッチが、半径方向に弾性的な
    指とともに、スライドのキャッチ係合エレメントをキャッチから解放するのに十
    分な距離で半径方向内向きに移動させられ、それによって、スライドがその中立
    位置から作動位置へ手動で移動できる請求項65に記載の回転式アテレクトミー
    装置。
  70. 【請求項70】 キャッチおよびキャッチ係合エレメントの少なくとも一方
    が、遠位方向で半径方向外向きに傾斜した係合面を有するので、スライドがその
    作動位置から遠位方向に移動すると、強制的にキャッチが、半径方向に弾性的な
    指とともに、スライドのキャッチ係合エレメントをキャッチから解放するのに十
    分な距離だけ半径方向内向きに移動させられ、それによって、スライドがその作
    動位置から中立位置へ、さらに中立位置を越えて遠位方向に手動で移動できる請
    求項65に記載の回転式アテレクトミー装置。
  71. 【請求項71】 スライドをその作動位置の方へ片寄らせるばねを更に具備
    しており、キャッチおよびキャッチ係合エレメントが、カートリッジハウジング
    の長手方向の軸に対してほぼ垂直であって、これが、スライドのその中立位置か
    らその作動位置への近位方向の移動を制限する補完係合面を有する請求項65に
    記載の回転式アテレクトミー装置。
  72. 【請求項72】 半径方向に弾性的な指が半径方向内向きに撓む時に、補完
    係合面が係合しなくなるように該補完係合面がサイズ決め、位置決めされており
    、それにより、ばねがスライドをその中立位置からその作動位置へ移動できる請
    求項71に記載の回転式アテレクトミー装置。
  73. 【請求項73】 さらに、スライドをその作動位置の方へ片寄らせるばねを
    具備しており、カートリッジハウジングをハンドルハウジングに挿入すると、半
    径方向に弾性的な指が、キャッチととともに、スライドのキャッチ係合エレメン
    トをキャッチから解放するのに十分な距離だけ半径方向内向きに移動させられ、
    それにより、ばねがスライドをその中立位置からその作動位置へ移動できるよう
    に該キャッチおよびキャッチ係合エレメントがサイズ決め、位置決めされる請求
    項65に記載の回転式アテレクトミー装置。
  74. 【請求項74】 スライドを片寄らせるばねが、カートリッジハウジングの
    周囲に配置されたコイルばねを具備する請求項73に記載の回転式アテレクトミ
    ー装置。
  75. 【請求項75】 スライドを片寄らせるばねが、スライドとカートリッジハ
    ウジングの向き合うばね受け面の間に圧縮される請求項73に記載の回転式アテ
    レクトミー装置。
  76. 【請求項76】 ハンドルハウジングが1 対の開口部を具備し、この開口部
    が、カートリッジハウジングをハンドルハウジングに装着した時に該開口部を通
    してスライドをユーザーが手で掴めるようにサイズ決め、位置決される請求項5
    9に記載の回転式アテレクトミー装置。
  77. 【請求項77】 開口部が、カートリッジハウジングをハンドルハウジング
    に装着した時にスライドをその中立位置とその作動位置の間で手動で移動できる
    のに十分な長さである請求項76に記載の回転式アテレクトミー装置。
  78. 【請求項78】 開口部が、ユーザーにより1回だけの移動によってスライ
    ドをその作動位置から、カートリッジハウジングが少なくとも部分的にハンドル
    ハウジングから外へ移動する位置まで移動させるのに十分な長さであり、1回だ
    けの移動が、スライドをその作動位置からカートリッジロック解除位置まで移動
    させる第1の段階と、スライドをカートリッジハウジングとともにハンドルハウ
    ジングに関して遠位方向へ移動させる第2の段階を具備する請求項76に記載の
    回転式アテレクトミー装置。
  79. 【請求項79】 開口部が少なくとも約2.5cm(約1インチ)の長手方向
    長さを有する請求項76に記載の回転式アテレクトミー装置。
  80. 【請求項80】 回転式アテレクトミー装置において、該装置が ハンドルハウジングと、 ハンドルハウジング内部に配設してあって、ハンドルハウジングに関して長手
    方向に移動できる原動機台によって運ばれる回転式原動機と、 ハンドルハウジングに対して着脱できるカートリッジハウジング、 カートリッジハウジング内部に配設してあって、原動機台とともに長手方
    向に移動できるように該キャリッジに対して着脱できる近位端部を有する長手方
    向に移動可能なチューブ、 長手方向に移動可能なチューブをカートリッジハウジングに関して長手方
    向に移動しないように選択的にロックするチューブラッチ、および 長手方向に移動可能なチューブの内部に配設された近位部分と、組織除去
    器具を包含する遠位部分を有する回転可能な可撓性駆動軸 を包含する交換可能な駆動軸カートリッジと、 駆動軸の近位部分を原動機に取外しできるように装着する駆動軸装着機構と、 カートリッジハウジングをハンドルハウジングに対して取外しできるようにロ
    ックするカートリッジラッチと、更に 少なくとも3つの位置、すなわち、スライドが長手方向に移動可能なチューブ
    のロックをチューブラッチに解除させる作動位置と、スライドが該チューブをカ
    ートリッジハウジングに関して長手方向に移動しないようにチューブラッチにロ
    ックさせる中立位置と、スライドが長手方向に移動可能なチューブをそのロック
    位置にチューブラッチに保持させ、カートリッジラッチのロックを解除するカー
    トリッジロック解除位置の間でカートリッジハウジングに関して長手方向に移動
    でき、それでカートリッジハウジングをハンドルハウジングから取外しできるよ
    うにするスライドと、 を具備する回転式アテレクトミー装置。
  81. 【請求項81】 カートリッジラッチが少なくとも1 つの半径方向に弾性的
    な指を具備しており、この指が、カートリッジハウジングによって支えられてい
    て、ハンドルハウジングによって支えられた補完構造と取外しできるように係合
    できる請求項80に記載の回転式アテレクトミー装置。
  82. 【請求項82】 半径方向に弾性的な指が、遠位置で半径方向外向きに傾斜
    した外面を持つ部分を有し、スライドが、スライドが半径方向に弾性的な指に関
    して遠位方向に移動する時にスライドの受け面が該指の傾斜した外面と係合して
    指が半径方向内向きに移動させられるように位置決めされた受け面を有し、それ
    によって指がハンドルハウジングの補完構造からはずされ、カートリッジハウジ
    ングがハンドルハウジングから取外しできる請求項81に記載の回転式アテレク
    トミー装置。
  83. 【請求項83】 カートリッジラッチが、カートリッジハウジングによって
    支えられた2つ以上の半径方向に弾性的な指を具備する請求項82に記載の回転
    式アテレクトミー装置。
  84. 【請求項84】 半径方向に弾性的な指が、スライドのキャッチ係合エレメ
    ントを係合させるように位置決めされたキャッチを支え、このキャッチがスライ
    ドの中立位置と作動位置の間の自由な移動を制限する請求項81に記載の回転式
    アテレクトミー装置。
  85. 【請求項85】 キャッチが近位係合面と遠位係合面を具備し、遠位係合面
    が近位方向で半径方向外向きに傾斜しているので、スライドがその中立位置から
    近位方向へ移動すると、キャッチ係合エレメントがキャッチの遠位係合面を係合
    させ、それで、キャッチが、半径方向に弾性的な指とともに、スライドのキャッ
    チ係合エレメントをキャッチから解放するのに十分な距離で半径方向内向きに移
    動させられ、それによって、スライドがその中立位置から作動位置へ手動で移動
    できる請求項84に記載の回転式アテレクトミー装置。
  86. 【請求項86】 キャッチが近位係合面と遠位係合面を具備し、近位係合面
    が遠位方向で半径方向外向きに傾斜しているので、スライドがその作動位置から
    遠位方向へ移動すると、キャッチ係合エレメントがキャッチの近位係合面を係合
    させ、それで、キャッチが、半径方向に弾性的な指とともに、スライドのキャッ
    チ係合エレメントをキャッチから解放するのに十分な距離で半径方向内向きに移
    動させられ、それによって、スライドがその作動位置から中立位置へ、さらに中
    立位置を越えて遠位方向へ手動で移動できる請求項65に記載の回転式アテレク
    トミー装置。
  87. 【請求項87】 指のキャッチおよびスライドのキャッチ係合エレメントが
    、カートリッジラッチのロック解除なしにスライドをその中立位置と作動位置の
    間で移動できるようにサイズ決め、位置決めされる請求項84、から86のいず
    れか一項に記載の回転式アテレクトミー装置。
  88. 【請求項88】 キャッチおよびキャッチ係合エレメントの少なくとも一方
    が、近位方向で半径方向外向きに傾斜した係合面を有するので、スライドがその
    中立位置から近位方向へ移動すると、強制的にキャッチが、半径方向に弾性的な
    指とともに、スライドのキャッチ係合エレメントをキャッチから解放するのに十
    分な距離で半径方向内向きに移動させられ、それによって、スライドがその中立
    位置から作動位置へ手動で移動できる請求項84に記載の回転式アテレクトミー
    装置。
  89. 【請求項89】 キャッチおよびキャッチ係合エレメントの少なくとも一方
    が、遠位方向で半径方向外向きに傾斜した係合面を有するので、スライドがその
    作動位置から遠位方向へ移動すると、強制的にキャッチが、半径方向に弾性的な
    指とともに、スライドのキャッチ係合エレメントをキャッチから解放するのに十
    分な距離で半径方向内向きに移動させられ、それによって、スライドがその作動
    位置から中立位置へ、さらに中立位置を越えて遠位方向へ手動で移動できる請求
    項84に記載の回転式アテレクトミー装置。
  90. 【請求項90】 さらに、スライドをその作動位置の方へ片寄らせるばねを
    更に具備しており、キャッチおよびキャッチ係合エレメントが、カートリッジハ
    ウジングの長手方向の軸に対して一般的に垂直であってスライドのその中立位置
    から作動位置への近位方向の移動を制限する補完係合面を有する請求項84に記
    載の回転式アテレクトミー装置。
  91. 【請求項91】 半径方向に弾性的な指が半径方向内向きに撓む時に、補完
    係合面が係合しなくなり、それにより、ばねがスライドをその中立位置から作動
    位置へ移動されるように該補完係合面がサイズ決め、位置決めされる請求項90
    に記載の回転式アテレクトミー装置。
  92. 【請求項92】 スライドをその作動位置の方へ片寄らせるばねを更に具備
    しており、カートリッジハウジングをハンドルハウジングに挿入すると、半径方
    向に弾性的な指が、キャッチととともに、スライドのキャッチ係合エレメントを
    キャッチから解放するのに十分な距離で半径方向内向きに移動させられ、それに
    より、ばねがスライドをその中立位置から作動位置へ移動させるように該キャッ
    チおよびキャッチ係合エレメントがサイズ決め、位置決めされる請求項84に記
    載の回転式アテレクトミー装置。
  93. 【請求項93】 スライドを片寄らせるばねが、カートリッジハウジングの
    周囲に配置されたコイルばねを具備する請求項92に記載の回転式アテレクトミ
    ー装置。
  94. 【請求項94】 スライドを片寄らせるばねが、スライドとカートリッジハ
    ウジングの向き合うばね受け面の間に圧縮される請求項92に記載の回転式アテ
    レクトミー装置。
  95. 【請求項95】 ハンドルハウジングが1対の開口部を具備し、この開口部
    が、カートリッジハウジングをハンドルハウジングに装着した時に該開口部を通
    してスライドをユーザーが手で掴めるようにサイズ決め、位置決めされる請求項
    80に記載の回転式アテレクトミー装置。
  96. 【請求項96】 開口部が、カートリッジハウジングをハンドルハウジング
    に装着した時にスライドをその中立位置と作動位置の間で手動で移動できるのに
    十分な長さである請求項95に記載の回転式アテレクトミー装置。
  97. 【請求項97】 開口部が、1回の移動によってスライドをスライドの作動
    位置から、カートリッジハウジングが少なくとも部分的にハンドルハウジングか
    ら外へ移動する位置まで使用者が移動させるのに十分な長さであり、1回の移動
    が、スライドをその作動位置からそのカートリッジロック解除位置まで移動させ
    る第1 の段階と、スライドをカートリッジハウジングとともにハンドルハウジン
    グに関して遠位方向に移動させる第2の段階を具備する請求項95に記載の回転
    式アテレクトミー装置。
  98. 【請求項98】 開口部が少なくとも約2.5cm(約1インチ)の長手方向
    長さを有する請求項95に記載の回転式アテレクトミー装置。
  99. 【請求項99】 装置において、この装置が ハンドルハウジングと、 ハンドルハウジング内部に配設してあって、ハンドルハウジングに関して長手
    方向に移動できる台(キャリッジ)と、 ハンドルハウジングに対して着脱できるカートリッジハウジング、 カートリッジハウジング内部に配設してあって、台とともに長手方向に移
    動できるように該台に対して着脱できる近位端部を有する長手方向に移動可能な
    チューブ、 長手方向に移動可能なチューブをカートリッジハウジングに関して長手方
    向に移動しないように選択的にロックするチューブラッチ を包含する交換可能なカートリッジと、 カートリッジハウジングをハンドルハウジングに対して取外しできるようにロ
    ックするカートリッジラッチと、更に 少なくとも3つの位置、すなわち、スライドが長手方向に移動可能なチューブ
    のロックをチューブラッチに解除させる作動位置と、スライドにより該チューブ
    をカートリッジハウジングに関して長手方向に移動しないようにチューブラッチ
    にロックさせる中立位置と、スライドが長手方向に移動可能なチューブをそのロ
    ック位置にチューブラッチに保持させ、カートリッジラッチのロックを解除する
    カートリッジロック解除位置の間でカートリッジハウジングに関して長手方向に
    移動でき、それでカートリッジハウジングをハンドルハウジングから取外しでき
    るようにするスライドと、 を具備する装置。
  100. 【請求項100】 カートリッジラッチが少なくとも1つの半径方向に弾性
    的な指を具備しており、この指が、カートリッジハウジングによって支えられて
    いて、ハンドルハウジングによって支えられた補完構造と取外しできるように係
    合できる請求項99に記載の装置。
  101. 【請求項101】 半径方向に弾性的な指が、遠位方向で半径方向外向きに
    傾斜した外面を持つ部分を有し、スライドが、スライドが半径方向に弾性的な指
    に関して遠位方向に移動する時にスライドの受け面が該半径方向に弾性的な指の
    傾斜した外面と係合して、指が半径方向内向きに移動させられるように位置決め
    された受け面を有し、それによって指がハンドルハウジングの補完構造からはず
    され、カートリッジハウジングがハンドルハウジングから取外しできる請求項1
    00に記載の装置。
  102. 【請求項102】 カートリッジラッチが、カートリッジハウジングによっ
    て支えられた2つ以上の半径方向に弾性的な指を具備する請求項101に記載の
    装置。
  103. 【請求項103】 半径方向に弾性的な指が、スライドのキャッチ係合エレ
    メントを係合するように位置決めされたキャッチを支え、このキャッチがスライ
    ドの中立位置と作動位置の間の自由な移動を制限する請求項102に記載の装置
  104. 【請求項104】 キャッチが近位係合面と遠位係合面を具備し、遠位係合
    面が近位方向で半径方向外向きに傾斜しているので、スライドがその中立位置か
    ら近位方向へ移動すると、キャッチ係合エレメントがキャッチの遠位係合面を係
    合し、それで、キャッチが、半径方向に弾性的な指とともに、スライドのキャッ
    チ係合エレメントをキャッチから解放するのに十分な距離だけ半径方向内向きに
    移動させられ、それによって、スライドがその中立位置からその作動位置へ手動
    で移動できる請求項103に記載の装置。
  105. 【請求項105】 キャッチが近位係合面と遠位係合面を具備し、近位係合
    面が遠位方向で半径方向外向きに傾斜しているので、スライドがその作動位置か
    ら遠位方向に移動すると、キャッチ係合エレメントがキャッチの近位係合面を係
    合し、それで、キャッチが、半径方向に弾性的な指とともに、スライドのキャッ
    チ係合エレメントをキャッチから解放するのに十分な距離で半径方向内向きに移
    動させられ、それによって、スライドがその作動位置からその中立位置へ、さら
    にその中立位置を越えて遠位方向へ手動で移動できる請求項103に記載の装置
  106. 【請求項106】 指のキャッチおよびスライドのキャッチ係合エレメント
    が、カートリッジラッチのロック解除なしにスライドをその中立位置と作動位置
    の間で移動できるようにサイズ決め、位置決めされる請求項103から105の
    いずれか一項に記載の装置。
  107. 【請求項107】 キャッチおよびキャッチ係合エレメントの少なくとも一
    方が、近位方向で半径方向外向きに傾斜した係合面を有するので、スライドがそ
    の中立位置から近位方向へ移動すると、強制的にキャッチが、半径方向に弾性的
    な指とともに、スライドのキャッチ係合エレメントをキャッチから解放するのに
    十分な距離で半径方向内向きに移動させられ、それによって、スライドがその中
    立位置からその作動位置へ手動で移動できる請求項103に記載の装置。
  108. 【請求項108】 キャッチおよびキャッチ係合エレメントの少なくとも一
    方が、遠位方向で半径方向外向きに傾斜した係合面を有するので、スライドがそ
    の作動位置から遠位方向へ移動すると、強制的にキャッチが、半径方向に弾性的
    な指とともに、スライドのキャッチ係合エレメントをキャッチから解放するのに
    十分な距離で半径方向内向きに移動させられ、それによって、スライドがその作
    動位置から中立位置へ、さらに中立位置を越えて遠位方向へ手動で移動できる請
    求項103に記載の装置。
  109. 【請求項109】 さらに、スライドをその作動位置の方へ片寄らせるばね
    を更に具備しており、キャッチおよびキャッチ係合エレメントが、カートリッジ
    ハウジングの長手方向の軸に対して一般的に垂直であって、これが、スライドの
    その中立位置からその作動位置への近位方向の移動を制限する補完係合面を有す
    る請求項103に記載の装置。
  110. 【請求項110】 半径方向に弾性的な指が半径方向内向きに撓む時に、補
    完係合面が係合しなくなるように該補完係合面がサイズ決め、位置決めされてお
    り、それによりばねがスライドをその中立位置からその作動位置へ移動できる請
    求項109に記載の装置。
  111. 【請求項111】 さらに、スライドをその作動位置の方へ片寄らせるばね
    を更に具備しており、カートリッジハウジングをハンドルハウジングに挿入する
    と、半径方向に弾性的な指が、キャッチととともに、スライドのキャッチ係合エ
    レメントをキャッチから解放するのに十分な距離で半径方向内向きに移動させら
    れ、それで、ばねがスライドをその中立位置からその作動位置へ移動させるよう
    に該キャッチおよびキャッチ係合エレメントがサイズ決め、位置決めされる請求
    項103に記載の装置。
  112. 【請求項112】 スライドを片寄らせるばねが、カートリッジハウジング
    の周囲に配置されたコイルばねを具備する請求項111に記載の装置。
  113. 【請求項113】 スライドを片寄らせるばねが、スライドとカートリッジ
    ハウジングの向き合うばね受け面の間に圧縮される請求項111に記載の装置。
  114. 【請求項114】 スライドが一般的に管状形状である請求項99に記載の
    装置。
  115. 【請求項115】 スライドがカートリッジハウジングの周囲に配設される
    請求項114に記載の装置。
  116. 【請求項116】 ハンドルハウジングが1対の開口部を具備し、この開口
    部が、カートリッジハウジングをハンドルハウジングに装着した時に該開口部を
    通してスライドをユーザーが手で掴めるようにサイズ決め、位置決めされる請求
    項99に記載の装置。
  117. 【請求項117】 開口部が、カートリッジハウジングをハンドルハウジン
    グに装着した時にスライドをその中立位置とその作動位置の間で手動で移動でき
    るのに十分な長さである請求項116に記載の装置。
  118. 【請求項118】 開口部が、1回だけの移動によってスライドをその作動
    位置から、カートリッジハウジングが少なくとも部分的にハンドルハウジングか
    ら外へ移動する位置まで移動させるのに十分な長さであり、1回だけの移動が、
    スライドをその作動位置からカートリッジロック解除位置まで移動させる第1の
    段階と、スライドをカートリッジハウジングとともにハンドルハウジングに関し
    て遠位方向へ移動させる第2の段階を具備する請求項116に記載の装置。
  119. 【請求項119】 開口部が少なくとも約2.5cm(約1インチ)の長手方
    向長さを有する請求項116に記載の装置。
  120. 【請求項120】 チューブラッチが、スライドをカートリッジハウジング
    に関して長手方向に移動しないように選択的にロックできる請求項99に記載の
    装置。
  121. 【請求項121】 チューブが長手方向に移動しないようにロックされる時
    は常に、スライドが長手方向に移動でき、スライドが長手方向に移動しないよう
    にロックされる時は常に、チューブが長手方向に移動できるようにチューブラッ
    チが構成され、配置される請求項120に記載の装置。
  122. 【請求項122】 チューブラッチがチューブロッキングエレメントを具備
    し、このチューブロッキングエレメントが、少なくとも2つの位置、すなわち、
    チューブロッキングエレメントが半径方向内向きに移動し、それでカートリッジ
    ハウジングに関するチューブの長手方向の移動を制限するチューブロック位置と
    、チューブロッキングエレメントが半径方向外向きに移動し、それでカートリッ
    ジハウジングに関するチューブの長手方向の移動を可能にするチューブロック解
    除位置の間で半径方向に移動できる請求項121に記載の装置。
  123. 【請求項123】 チューブラッチが、互いに周方向に間隔をあけた3つ以
    上のチューブロッキングエレメントを具備する請求項122に記載の装置。
  124. 【請求項124】 チューブロッキングエレメントがカートリッジハウジン
    グの壁にある半径方向の穴の中に配置される請求項122に記載の装置。
  125. 【請求項125】 チューブロッキングエレメントが半径方向に移動できる
    ロックピンを具備する請求項122に記載の装置。
  126. 【請求項126】 チューブロッキングエレメントが半径方向に移動できる
    ロックボールを具備する請求項122に記載の装置。
  127. 【請求項127】 チューブラッチが、長手方向に移動可能なチューブの外
    面に形成された一般的に環状の凹部を具備しており、この凹部が、チューブロッ
    キングエレメントが半径方向内向きにそのチューブロック位置へ移動する時にチ
    ューブロッキングエレメントの内側部分を受け入れる請求項122に記載の装置
  128. 【請求項128】 チューブラッチが、スライドの内面に形成された一般的
    に環状の凹部を具備しており、この環状の凹部が、チューブロッキングエレメン
    トが半径方向外向きにチューブロック解除位置へ移動する時に、チューブロッキ
    ングエレメントの外側部分を受け入れる請求項127に記載の装置。
  129. 【請求項129】 ハンドルハウジングに装着できる交換可能なカートリッ
    ジにおいて、該カートリッジが、 ハンドルハウジングに対して着脱できるカートリッジハウジングと、 カートリッジハウジング内部に配設された長手方向に移動可能なチューブと、 長手方向に移動可能なチューブの内部に配設された近位部分と、材料除去器具
    を具備する遠位部分を有する回転可能な駆動軸と、 カートリッジハウジングをハンドルハウジングに対して取外しできるようにロ
    ックするカートリッジラッチと、更に カートリッジラッチがロックされる中立位置から、カートリッジラッチのロッ
    クが解除されるカートリッジロック解除位置へカートリッジハウジングに関して
    長手方向に移動でき、それでカートリッジハウジングをハンドルハウジングから
    取外しできるようにするスライドと、 を具備する交換可能なカートリッジ。
  130. 【請求項130】 スライドが一般的に管状形状である請求項129に記載
    の交換可能なカートリッジ。
  131. 【請求項131】 ハンドルハウジングが1対の開口部を具備し、この開口
    部が、これを通してスライドを手動で掴み、カートリッジハウジングとハンドル
    ハウジングの両方に関して長手方向に移動させることができるようにサイズ決め
    、位置決めされる請求項129に記載の交換可能なカートリッジ。
  132. 【請求項132】 カートリッジラッチが少なくとも1つの半径方向に弾性
    的な指を具備しており、この指が、カートリッジハウジングによって支えられて
    いて、ハンドルハウジングによって支えられた補完構造と取外しできるように係
    合できる請求項129に記載の交換可能なカートリッジ。
  133. 【請求項133】 カートリッジラッチが、カートリッジハウジングによっ
    て支えられた2つ以上の半径方向に弾性的な指を具備する請求項132に記載の
    交換可能なカートリッジ。
  134. 【請求項134】 半径方向に弾性的な指が、遠位方向で半径方向外向きに
    傾斜した外面を持つ部分を有し、スライドが、スライドが半径方向に弾性的な指
    に関して遠位方向に移動する時にスライドの受け面が該指の傾斜した外面と係合
    して指が半径方向内向きに移動させられるように位置決めされた受け面を有し、
    それによって指がハンドルハウジングの補完構造からはずされ、カートリッジハ
    ウジングがハンドルハウジングから取外しできる請求項132に記載の交換可能
    なカートリッジ。
  135. 【請求項135】 受け面がスライドの遠位端を具備する請求項134に記
    載の交換可能なカートリッジ。
  136. 【請求項136】 長手方向に移動可能なチューブをカートリッジハウジン
    グに関して長手方向に移動しないように選択的にロックするためのチューブラッ
    チを更に具備する請求項129に記載の交換可能なカートリッジ。
  137. 【請求項137】 チューブラッチが、スライドをカートリッジハウジング
    に関して長手方向に移動しないように選択的にロックできる請求項136に記載
    の交換可能なカートリッジ。
  138. 【請求項138】 チューブが長手方向に移動しないようにロックされる時
    は常に、スライドが長手方向に移動でき、スライドが長手方向に移動しないよう
    にロックされる時は常にチューブが長手方向に移動できるようにチューブラッチ
    が構成され、配置される請求項137に記載の交換可能なカートリッジ。
  139. 【請求項139】 長手方向に移動可能なチューブおよびスライドをカート
    リッジハウジングに関して長手方向に移動しないように選択的にロックするよう
    に位置決めされたチューブラッチを更に具備する請求項129に記載の交換可能
    なカートリッジ。
  140. 【請求項140】 チューブが長手方向に移動しないようにロックされる時
    は常に、スライドが長手方向に移動でき、スライドが長手方向に移動しないよう
    にロックされる時は常にチューブが長手方向に移動できるようにチューブラッチ
    が構成され、配置される請求項139に記載の交換可能なカートリッジ。
  141. 【請求項141】 チューブラッチがカートリッジハウジングによって支え
    られたチューブロッキングエレメントを具備し、このチューブロッキングエレメ
    ントが、少なくとも2つの位置、すなわち、チューブロッキングエレメントが半
    径方向内向きに移動し、それでカートリッジハウジングに関するチューブの長手
    方向の移動を制限するチューブロック位置と、チューブロッキングエレメントが
    半径方向外向きに移動し、それでカートリッジハウジングに関するチューブの長
    手方向の移動を可能にするチューブロック解除位置の間で半径方向に移動できる
    請求項140に記載の交換可能なカートリッジ。
  142. 【請求項142】 チューブラッチが、互いに周方向に間隔をあけた3つ以
    上のチューブロッキングエレメントを具備する請求項141に記載の交換可能な
    カートリッジ。
  143. 【請求項143】 チューブロッキングエレメントがカートリッジハウジン
    グの壁にある半径方向の穴の中に配置される請求項141に記載の交換可能なカ
    ートリッジ。
  144. 【請求項144】 チューブロッキングエレメントが半径方向に移動できる
    ロックピンを具備する請求項141に記載の交換可能なカートリッジ。
  145. 【請求項145】 チューブロッキングエレメントが半径方向に移動できる
    ロックボールを具備する請求項141に記載の交換可能なカートリッジ。
  146. 【請求項146】 チューブラッチが、長手方向に移動可能なチューブの外
    面に形成された一般的に環状の凹部を具備し、この凹部が、チューブロッキング
    エレメントが半径方向内向きにそのチューブロック位置へ移動する時にチューブ
    ロッキングエレメントの内側部分を受け入れる請求項141に記載の交換可能な
    カートリッジ。
  147. 【請求項147】 チューブラッチが、スライドの内面に形成された一般的
    に環状の凹部を具備し、この環状の凹部が、チューブロッキングエレメントが半
    径方向外向きにそのチューブロック解除位置へ移動する時に、チューブロッキン
    グエレメントの外側部分を受け入れる請求項146に記載の交換可能なカートリ
    ッジ。
  148. 【請求項148】 長手方向に移動可能なチューブの環状凹部がカートリッ
    ジハウジングによって支えられたチューブロッキングエレメントと長手方向で整
    列された時にチューブラッチがスライドの長手方向の移動を可能にする請求項1
    47に記載の交換可能なカートリッジ。
  149. 【請求項149】 カートリッジハウジングによって支えられていて、少な
    くとも2つの位置、すなわち、チューブロッキングエレメントが半径方向内向き
    に移動し、それによりカートリッジハウジングに関するチューブの長手方向の移
    動を制限するチューブロック位置と、チューブロッキングエレメントが半径方向
    外向きに移動し、それでカートリッジハウジングに関するチューブの長手方向の
    移動を可能にするチューブロック解除位置の間で半径方向に移動できる少なくと
    も1つのチューブロッキングエレメントを更に具備する請求項129に記載の交
    換可能なカートリッジ。
  150. 【請求項150】 チューブロッキングエレメントがカートリッジハウジン
    グの壁にある半径方向の穴の中に配置される請求項149に記載の交換可能なカ
    ートリッジ。
  151. 【請求項151】 スライドが一般的に管状であり、一般的に環状の凹部を
    有する内面を具備しており、この凹部が、チューブロッキングエレメントが半径
    方向外向きにそのチューブロック解除位置へ移動する時にチューブロッキングエ
    レメントの外側部分を受け入れる請求項149に記載の交換可能なカートリッジ
  152. 【請求項152】 長手方向に移動可能なチューブの外面が一般的に環状の
    凹部を具備しており、この凹部が、チューブロッキングエレメントが半径方向内
    向きにそのチューブロック位置へ移動する時に、チューブロッキングエレメント
    の内側部分を受け入れる請求項149に記載の交換可能なカートリッジ。
  153. 【請求項153】 スライドが、カートリッジラッチがロックされていて、
    チューブロッキングエレメントがそのチューブロック位置にあるその中立位置か
    らカートリッジラッチがロックされたままである一方、チューブロッキングエレ
    メントがそのチューブロック解除位置へ移動できる作動位置へ近位方向に移動で
    き、これによって、長手方向へ移動可能なチューブがそのチューブロック可能位
    置から外へ近位方向に移動できる請求項149に記載の交換可能なカートリッジ
  154. 【請求項154】 スライドが一般的に管状であり、その内面に一般的に環
    状の凹部を具備しており、スライドのその作動位置への移動によって該スライド
    の環状凹部がチューブロッキングエレメントと長手方向で整列されており、それ
    によってチューブロッキングエレメントの半径方向外向きの移動を可能にし、そ
    れで、縦移動可能なチューブのロックが解除されるように該スライドの環状凹部
    が位置決めされる請求項153に記載の交換可能なカートリッジ。
  155. 【請求項155】 長手方向に移動可能なチューブがそのチューブロック可
    能位置から外へ近位方向に移動する時は常に、チューブロッキングエレメントが
    半径方向外向きに移動するので、チューブロッキングエレメントの外側部分がス
    ライドの環状凹部の中へ移動し、チューブロッキングエレメントがその様な位置
    において該長手方向に移動可能なチューブの外面によって保持され、それにより
    、該スライドがその作動位置でロックされるように該チューブの外面の環状凹部
    が位置決めされる請求項154に記載の交換可能なカートリッジ。
  156. 【請求項156】 管状スライドがその作動位置から外へ遠位方向に移動す
    る時は常に、チューブロッキングエレメントが半径方向内向きに移動するので、
    チューブロッキングエレメントの内側部分が長手方向に移動可能なチューブの外
    面にある環状凹部の中へ移動し、チューブロッキングエレメントがその様な位置
    において該スライドの内面によって保持され、それによって、該チューブがロッ
    クされてカートリッジハウジングに関して長手方向に移動できなくなるように該
    管状スライドの環状凹部が位置決めされる請求項154に記載の交換可能なカー
    トリッジ。
  157. 【請求項157】 カートリッジラッチが少なくとも1つの半径方向に弾性
    的な指を具備しており、この指が、カートリッジハウジングによって支えられて
    いて、ハンドルハウジングによって支えられた補完構造と取外しできるように係
    合できる請求項153に記載の交換可能なカートリッジ。
  158. 【請求項158】 半径方向に弾性的な指が、スライドのキャッチ係合エレ
    メントを係合させるように位置決めされたキャッチを支えており、このキャッチ
    がスライドの中立位置と作動位置の間の自由な移動を制限する請求項157に記
    載の交換可能なカートリッジ。
  159. 【請求項159】 キャッチが近位係合面と遠位係合面を具備し、遠位係合
    面が近位方向で半径方向外向きに傾斜しているので、スライドがその中立位置か
    ら近位方向へ移動すると、キャッチ係合エレメントがキャッチの遠位係合面を係
    合し、それで、キャッチが、半径方向に弾性的な指とともに、スライドのキャッ
    チ係合エレメントをキャッチから解放するのに十分な距離で半径方向内向きに移
    動させられ、それによって、スライドがその中立位置からその作動位置へ手動で
    移動できる請求項158に記載の交換可能なカートリッジ。
  160. 【請求項160】 キャッチが近位係合面と遠位係合面を具備し、近位係合
    面が遠位方向で半径方向外向きに傾斜しているので、スライドがその作動位置か
    ら遠位方向に移動すると、キャッチ係合エレメントがキャッチの近位係合面を係
    合し、それで、キャッチが、半径方向に弾性的な指とともに、スライドのキャッ
    チ係合エレメントをキャッチから解放するのに十分な距離で半径方向内向きに移
    動させられ、それによって、スライドがその作動位置から中立位置へ、さらに中
    立位置を越えて遠位方向へ手動で移動できる請求項158に記載の交換可能なカ
    ートリッジ。
  161. 【請求項161】 指のキャッチおよびスライドのキャッチ係合エレメント
    が、カートリッジラッチのロック解除なしにスライドをその中立位置とその作動
    位置の間で移動できるようにサイズ決め、位置決めされる請求項158から16
    0のいずれか一項に記載の交換可能なカートリッジ。
  162. 【請求項162】 キャッチおよびキャッチ係合エレメントの少なくとも一
    方が、近位方向で半径方向外向きに傾斜した係合面を有するので、スライドがそ
    の中立位置から近位方向に移動すると、強制的にキャッチが、半径方向に弾性的
    な指とともに、スライドのキャッチ係合エレメントをキャッチから解放するのに
    十分な距離で半径方向内向きに移動させられ、それによって、スライドがその中
    立位置からその作動位置へ手動で移動できる請求項158に記載の交換可能なカ
    ートリッジ。
  163. 【請求項163】 キャッチおよびキャッチ係合エレメントの少なくとも一
    方が、遠位方向で半径方向外向きに傾斜した係合面を有するので、スライドがそ
    の作動位置から遠位方向に移動すると、強制的にキャッチが、半径方向に弾性的
    な指とともに、スライドのキャッチ係合エレメントをキャッチから解放するのに
    十分な距離で半径方向内向きに移動させられ、それによって、スライドがその作
    動位置からその中立位置へ、さらに中立位置を越えて遠位方向へ手動で移動でき
    る請求項158に記載の交換可能なカートリッジ。
  164. 【請求項164】 スライドをその作動位置の方へ片寄らせるばねを更に具
    備しており、キャッチおよびキャッチ係合エレメントが、カートリッジハウジン
    グの長手方向の軸に対して一般的に垂直な補完係合面を有し、これが、スライド
    のその中立位置からその作動位置への近位方向の移動を制限する請求項158に
    記載の交換可能なカートリッジ。
  165. 【請求項165】 半径方向に弾性的な指が半径方向内向きに撓む時に、補
    完係合面が係合しなくなり、それで、ばねがスライドをその中立位置からその作
    動位置へ移動させるように該補完係合面がサイズ決め、位置決めされる請求項1
    64に記載の交換可能なカートリッジ。
  166. 【請求項166】 スライドをその作動位置の方へ片寄らせるばねを更に具
    備しており、カートリッジハウジングをハンドルハウジングに挿入すると、半径
    方向に弾性的な指が、キャッチととともに、スライドのキャッチ係合エレメント
    をキャッチから解放するのに十分な距離で半径方向内向きに移動させられ、それ
    で、ばねがスライドをその中立位置からその作動位置へ移動させるように該キャ
    ッチおよびキャッチ係合エレメントがサイズ決め、位置決めされる請求項158
    に記載の交換可能なカートリッジ。
  167. 【請求項167】 スライドを片寄らせるばねが、カートリッジハウジング
    の周囲に配置されたコイルばねを具備する請求項166に記載の交換可能なカー
    トリッジ。
  168. 【請求項168】 スライドを片寄らせるばねが、スライドとカートリッジ
    ハウジングの向き合うばね受け面の間に圧縮される請求項166に記載の交換可
    能なカートリッジ。
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