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JP2000510374A - 機械的締結装置用の接着剤を含まない雌型締結部分 - Google Patents

機械的締結装置用の接着剤を含まない雌型締結部分

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JP2000510374A
JP2000510374AJP10546764AJP54676498AJP2000510374AJP 2000510374 AJP2000510374 AJP 2000510374AJP 10546764 AJP10546764 AJP 10546764AJP 54676498 AJP54676498 AJP 54676498AJP 2000510374 AJP2000510374 AJP 2000510374A
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female fastening
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female
fastening
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ミューラー、ヨルグ
ブザム、ルートビヒ
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Procter and Gamble Co
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Procter and Gamble Co
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(57)【要約】留め直し可能な機械的締結装置(54)用の雌型締結部分(30)が記載されていて、前記雌型締結部分(30)は相補的雄型締結部分(84)と係合可能であり、前記雌型締結部分(30)はテキスタイル材料(32)を備えており、前記テキスタイル材料(32)は支持体(34)に隣接して配置されており、これにより前記テキスタイル材料(32)は前記支持体(34)に非接着剤的に接着されていて、前記テキスタイル材料(32)が1平方メートル当たり60グラム以下の基本重量を有することを特徴としている。本発明のさらなる概念において、この雌型締結部分(30)は使い捨て吸収体(50)に適用されている。

Description

【発明の詳細な説明】 機械的締結装置用の接着剤を含まない雌型締結部分発明の分野 本発明は、留め直し可能な機械的締結装置用の接着剤を含まない雌型締結部分に関する。これの適用は、使い捨て吸収体上での使用の為を意図している。発明の背景 使い捨て吸収体、特に使い捨ておむつは、主として乳幼児及び失禁者に装着されるように設計されている、よく知られた製品である。このようなおむつは、装着者の胴体下部の周りに装着され、尿及びその他の体内からの排泄物を吸収して封じ込め、このようにして、使用中のこのようなおむつと接触する物(例えば衣服、寝具、他の人々等)が汚れたり、濡れたり、あるいは同様な汚染を受けるのを防ぐためのものである。 使い捨ておむつを使用する時、おむつの使用者は、おむつを装着者に取り付け、締結装置の助けを借りて装着者の腰の周りにこれを留めてサイド閉鎖を行なう。おむつを装着者の周りに取り付けるには、おむつの前及び後腰部分を互いに重なり合わせることが通常は要求される。装着者の腰と脚の周りにおける適切かつ持続した適合がおむつの外への体の排泄物の漏れを最小限にすることに関する最適な性能には不可欠なものであるので、おむつ締結装置は効果的なサイド閉鎖を提供出来るものでなければならず、この閉鎖において前及び後腰部分は重なり合った形態に維持されている。おむつが装着された時、重なり合った部分はこれらの部分を相対的に位置変更させる傾向がある力にさらされている。このような位置の変更が制限されない限り、おむつの適合及び保持特性は、おむつが装着されている時に損なわれる。従って締結装置は、使用中に締結装置が受ける剥離力及び剪断応力によって分離しないように、しっかりと係合するように設計されなければならない。 使い捨て吸収体の前部及び後部部分を固定するための締結装置の使用は、広く知られている。接着剤テープタブ締結装置の例は、米国再発行特許第26,151号、米国特許第3,848,594号、米国特許第4,985,025号、欧州特許第0286030号、及びその他の多くの先行技術文献に開示されている。テープタブ締結装置は、使用中に使い捨て吸収体を装着者の腰の周りに固定させるための固定手段を与えるが、これらは完全に満足すべきものではない。このような締結装置は、使い捨て吸収体の当初固定の時にのみ使用可能なものにすぎないことが多く、留め直し可能なことはこれに付随した利点ではない。さらにこの締結装置は、油及び粉末からの汚染に対して不満足な抵抗性しか示さない。従って先行技術の文献は、このような欠点に対して可能な解決法としての多くの代替案を開示している。例えば機械的締結装置が考えられ、次のような多くの出版物に開示されている。例えば米国特許第3,110,3112号、米国特許第4,259,957号、及び欧州特許第0235014号である。このような機械的締結装置は、汚染に対する感受性が低く、留め直し可能という利点を有する。その結果、これらの機械的締結装置は、過去数年間にわたって人気を勝ち得た。これらの機械的締結装置は一般に次の2つの要素から構成されている。すなわち、ループ材料を備えた雌型締結部分と、フック締結材料を備えた雄型締結部分である。 機械的締結装置が接着剤テープタブ締結装置よりも優れているという主な利点が確立された後、接着剤を基礎としている雌型締結部分に関連した問題が生じることが発見された。一般的には雌型締結部分はテキスタイル材料を備えている。ベース支持体へのテキスタイル材料の接着剤接着が、ループの機能的性能に影響を与えると認められた。一般に接着剤は、テキスタイル材料構造を通って滲み出る傾向があり、その結果ループがテキスタイル材料に粘着し、ループの大きな割合が、雄型締結部分のフック締結材料との係合には全く無効になる。 このような問題に対処するため、米国特許第5,554,239号は、第一接着剤領域からループ材料への滲み出しを防ぐために、この第一接着剤領域における比較的低い基本重量の使用に力を注いでいる。それにもかかわらず、第二接着剤領域中のループ材料の周辺部分における比較的高い基本重量の使用が滲みだしをもたらし、その結果としてループ材料の効力が弱まる。従って係合のためのループ材料の機能的性能は大幅に損なわれ、あるいくつかの場合には破壊される。 これに対して、1996年5月23日に出願された欧州特許出願番号第9606398号は、使い捨て吸収体の雌型締結部分として用いるための組立体が、熱接着によって互いに付着された第一層及び第二層、及び第二層に接着されたループ要素を備えているような好ましい実施例を記載している。第一層は緻密であり、第二層が縦糸又は横糸のパターンで糸を交錯させて形成されている。米国特許第5,256,231号は、いくつかの片に切断されて機械的締結装置用のループ部分を形成するように設計されているループ材料シートについて記載している。このループ材料シートは、このシートが間隔があけられた錨部分から同じ方向に突出している弓型部分を有するように、長手方向に配向されたポリマー繊維のシートを形成し、ついで熱可塑性材料を錨部分の上へ押出して、間隔があけられた錨部分の周りに裏打ち材料の少なくとも一部分を形成することによって製造される。不織布繊維シートは、この締結装置が10回未満しか開かれないような用途の場合1平方メートルあたり5〜300グラム、好ましくは1平方メートルあたり15〜100グラムの基本重量を有しており、この締結装置が10回以上開かれるような用途の場合1平方メートルあたり75〜150グラムの基本重量を有している。もう1つの実施例において、50から300までの範囲のデニールの糸を用いてもよい。 前記先行技術の試みの結果として、機能的に作用するループを非常に多数備えている雌型締結部分を備えるのが望ましいことが当業者によって認められた。さらには機能的及び美的観点から、テキスタイル材料の基本重量を減少させることが最も有利であろう。基本重量の減少の結果、よりよく材料を利用することができ、これによってテキスタイル材料の下にある支持体上のアートワーク(artwork)がより明らかに強調され、これは触感品質の改良につながる。現在の技術を用いた場合、機械的締結装置の性能の低下を生じることなく、すなわち剪断応力及び剥離力の値を低下させることなく,雌型締結部分の基本重量を減らすのは難しいことも知られている。 本発明の効果は、雄型締結部分のフック締結材料と係合した時に優れた機能的性能を示す雌型締結部分から;材料使用の概念から最も魅力のあるものである低い基本重量の組立体まで;雄型締結部分のフック締結材料と係合した時に非常に満足すべき剥離力抵抗値を備えた雌型締結部分まで;より柔らかくてより優しい雌型締結部分まで;接着剤を含まない締結装置まで;及び高いレベルの使用者の満足と信頼につながる機械的締結装置まで;にわたることが今や発見された。発明の概要 本発明の雌型締結部分は、機械的締結装置の1つの構成部材であり、もう1つの構成部材は、雄型締結部分であり、これは雌型締結部分と機械的に係合するように設計されている。特にフック型雄型締結部分は、ループ型雌型締結部分と係合する。 1つの概念において本発明は、雌型締結部分が相補的雄型締結部分と係合しうるような留め直し可能な機械的締結装置用の雌型締結部分に関する。この雌型締結部分は、支持体に隣接して配置されたテキスタイル材料を備えている。このテキスタイル材料は、非接着剤的に支持体に接着され、1平方メートルあたり60グラム以下の基本重量を有する。より詳しくはこの雌型締結部分のテキスタイル材料は、1平方メートルあたり40グラム以下、好ましくは1平方メートルあたり34グラム以下、より好ましくは1平方メートルあたり28グラム以下の基本重量を備えている。この雌型締結部分は、支持体に対して熱接着されるか、あるいは押出し接着されていてもよい。本発明の好ましい実施例において、このテキスタイル材料は、ループ,コース(course),及びウェール(wale)を備えている3つのバーの縦糸パターン(three bar warp pattern)を有する。本発明のもう1つの好ましい実施例において、このテキスタイル材料は、コースとウエールとだけを備えている2つのバーの縦糸パターンを有する。 本発明のもう1つの概念において、雌型締結部分は、使い捨て吸収体、例えばおむつに適用されている。テキスタイル材料が接着されている支持体は、接着剤層が間に介在されている状態で本体部分の外側表面に隣接したフィルムを備えているか、あるいは単に本体部分の外側表面を備えていてるかいずれであることも出来る。図面の簡単な説明 本発明は、添付図面とともに前記記載からよりよく理解されると考えられる。 図1は、本発明の教示に従っている雌型締結部分の拡大された横断面図であり; 図2は、3つのバーの縦糸ニット(knetted)雌型締結部分の平面写真を示しており; 図3は、図2中に示されている如き3つのバーの縦糸ニット雌型締結部分の構成を図示しており;そして、 図4は、本発明の留め直し可能な機械的締結装置を具体化しているおむつの部分的に切り取られた斜視図を詳細に示している。発明の詳細な説明 ここで用いられている用語「テキスタイル」には、ニット材料、織布材料、及びスクリムが含まれる。ここで用いられている用語「使い捨て吸収体」は、体の排泄物を吸収して封じ込める製品のことを言う。より特定すればこれは、体内から排出された様々な排泄物を吸収して封じ込めるために装着者の体に、又は体の近くに配置され、ただ1回の使用後に捨てられ(すなわちこれらは洗濯されるか、あるいはまた復元又は再使用されるものではない)、好ましくはリサイクルされるか、堆肥にされるか、あるいはまた環境に優しい方法で処分される製品のことを言う。ここで用いられている用語「おむつ」は、脚の間に引き上げられ、装着者の腰の周りに留められる、乳幼児又は失禁者が一般に装着する衣類のことを言う。しかしながら本発明はまた、その他の使い捨て吸収体、例えばおむつ、排泄トレーニングパンツ、失禁用ブリーフ、女性用衛生衣類又はパンティー、よだれ掛け、病院用のねまき(hospital garment)、帽子、包帯等にも適用しうると理解すべきである。ここで用いられている「剪断応力」とは、締結装置の部材の接触表面に接線的に(あるいはx/y平面に沿って)作用する分散された力のことを言う。使い捨て吸収体の装着中、剪断応力は、締結装置の部材を相対的に移動させる傾向がある。剪断応力は、締結装置の締結部分に作用して、z方向に互いに分離させて係合を外すように作用する「剥離力」とは区別されるべきである。使い捨て吸収体は一般的には、少なくとも3つの方法で剥離力に付される。剥離力は使用中、装着者が装着中に締結装置を外そうとして、及び使用者が使い捨て吸収体の汚れを点検するため、あるいは使い捨て吸収体を装着者から除去するために、装着者の動きが締結装置の第一及び第二締結部分を互いから引き離すようにする傾向がある時に、装着者の動きによって発生する。締結装置は好ましくは、この動き及び装着者から発生する方法に関してのみ、剥離力に対する抵抗(剥離力抵抗)を有するように設計されている。従って剥離力抵抗は、最初の2つの方法の間に締結装置の破損を防ぐのに十分なほど大きいが、使用者が使い捨て吸収体の汚れを点検しうるのに十分なほど低いか、あるいは不当な困難を伴なわずにあるいは使い捨て吸収体のその他の部材を引裂くことなく装着者からこの使い捨て吸収体を除去しうるのに十分なほど低いものでさえあればよい。装着者によって発生させられた剪断応力及び剥離力に抵抗しうるが、使用者が使い捨て吸収体を容易に除去するかあるいは使い捨て吸収体の汚れを点検しうるのに十分なほど低い剥離力抵抗を有しうる締結装置を設計することが望ましい。 本発明の留め直し可能な機械的締結装置は、使い捨て吸収体に用いられた場合に特に有用かつ有利なものであることが分かった。本発明の留め直し可能な機械的締結装置は、相補的雄型締結部分と係合しうる雌型締結部分を備えている。 本発明の1つの概念において、留め直し可能な機械的締結装置用の雌型締結部分が記載されている。図1及び2は、支持体34に隣接して配置され、これによってこのテキスタイルが非接着剤的に支持体34に接着されているような、テキスタイル材料32を備えた雌型締結部分30を示している。テキスタイル材料32の基本重量は1平方メートルあたり60グラム以下である。より特定すれば、このテキスタイル32の基本重量は1平方メートルあたり40グラム以下、好ましくは1平方メートルあたり34グラム以下、より好ましくは1平方メートルあたり28グラム以下である。 雌型締結部分30は、複数のループ38から構成されているループ型締結材料を備えている。雌型締結部分30は、あらゆる適切な糸材料を備えていてもよい柔軟性テキスタイル材料32である。この糸材料には、ポリプロピレン,ポリエチレンテレフタレート,ポリアミド,あるいはその他の同様な合成又は天然繊維が含まれるが、これらに限定されるわけではない。本発明の好ましい実施例において、図2及び3から分るように、雌型締結部分30は、ループ38,コース(course)40(縦方向の糸)、及びウェール(wale)42(横方向の糸)を備えた3つのバーの縦糸ニット構成を有するテキスタイル材料32から形成されている。ループ38,コース40,及びウェール42は、好ましくはポリアミドである。コース40は1センチメートルあたり5から25までコース40の範囲にあり、ウェール42は、1センチメートルあたり3から12までのウェール42の範囲にあり、ループ38は1平方センチメートルあたり10から200のループ38の範囲にある。本発明のより好ましい実施例において、テキスタイル材料32は、1センチメートルあたり15のコース40,1センチメートルあたり5のウエール42,1平方センチメートルあたり40のループ38を備えている。テキスタイル材料32のループ38は、約0.2から20mmまでのループ高さ、8から78までのループデニール、及び1平方メートルあたり60グラム以下の基本重量で形成されていてもよい。一般的には基本重量は1平方メートルあたり40グラム以下、好ましくは1平方メートルあたり34グラム以下、より好ましくは1平方メートルあたり28グラム以下である。ループ38は、ナッピング(napping)、熱硬化(thermosetting)等によって安定化させることができる。 本発明のもう1つの実施例において、雌型締結部分30は、1センチメートルあたり5から25までのコース40、好ましくは1センチメートルあたり15のコース40、及び1センチメートルあたり3から12までのウエール42、好ましくは1センチメートルあたり5のウエール42を備えている2つのバーの縦糸ニット構成を備えている。 特にループ38,コース40,及びウエール42用の糸は、約1〜30の個別フィラメントを有する糸から構成されており、好ましくは30の糸フィラメントがループ38用であり、1フィラメントがコース40用であり、1フィラメントがウエール42用である。糸は一般的には8から78デニールまでの範囲のデニールを有する。本発明の好ましい実施例において、ループ38用のデニール値は44デニールであり、コース40及びウエール42については各々22デニールである。 ループ38は好ましくは、剪断応力及び剥離力が、図4から明らかなように(例えば弾性部材66のストレッチ方向)C及びDの両方向に同等の分布を示すように構成されている。好ましいパターンは、ループ38がすべて同じ方向に配向されているか、あるいはループ38の半分が1つの方向に配向され、他の半分がもう一方の方向に交互に配向されているものを含んでいる。 テキスタイル材料32は、当業者に知られている通常の手段を用いて、支持体34に熱接着されているか、あるいは押出し接着されている。熱接着は、テキスタイル材料32を支持体34に接着又は安定化させるために熱を用いる。一般的には支持体34は、熱可塑性繊維を備えている。繊維のすべて又は一部は、熱バインダ(binder)として作用し、従ってその他の型のバインダ、例えばラテックス又は樹脂の使用が避けられる。この方法は比較的単純であり、熱接着方法は、最終製品についての要件に合わせるために様々である。押出し接着には、支持体34のテキスタイル材料32上への押出しが含まれる。支持体34は、高温でダイを通して押出され、最終構造が形成され、これはついで冷却される。 本発明のもう1つの概念において、雌型締結部分30は、使い捨て吸収体に用いられる。図4は、本発明の実施例である使い捨て吸収体の好ましい実施例、すなわちおむつ50を示している。本発明を非常に適合させやすいおむつ50の種類の例は、米国特許第3,860,003号及び米国特許第4,834,735号に示されている。ここに例証及び記載されている留め直し可能な機械的締結装置54は、このようなおむつ50の本体部分52に用いうることが次の記載から明らかになろう。他方、本発明は特定のおむつ構成又は形状に限定されないと理解されるであろう。 図4は、本発明の実施例であるおむつ50の一部切り取られた斜視図であり、装着者に取り付けられる前のものである。図4から明らかなように、好ましいおむつ50は、本体部分52と、留め直し可能な機械的締結装置54とを備えている。好ましい本体部分52は、液体透過性トップシート56,吸収性コア58,液体不透過性バックシート60,及び弾性的収縮性脚カフス62を備えており、脚カフス62の各々は、好ましくはサイドフラップ64と1つ又はそれ以上の弾性部材66とを備えている。単純化を目的として、サイドフラップ64には1つの弾性部材66のみが示されている。トップシート56,吸収性コア58,バックシート60,サイドフラップ64、及び弾性部材66は、よく知られている多様な形状に組み立てられていてもよいが、好ましい使い捨ておむつ形状は、米国特許第3,860,003号に示されており、かつ一般的に記載されている。この好ましいおむつ形状において、バックシート60はトップシート56に接合され、吸収性コア58は、トップシート56とバックシート60との間に配置されており、サイドフラップ64は、吸収性コア58の各側縁から外側にこれに沿って延びており、弾性部材66は、各サイドフラップ64と機能的に(operatively)組み合わされている。 図4は、トップシート56とバックシート60とが同じ広がりを有しており、かつ吸収性コア58よりも一般に大きい長さと幅の寸法を有している本体部分52を示している。トップシート56は、バックシート60の上に積み重ねられており、これによって本体部分52の周辺部68が形成される。周辺部68は、本体部分52の外側外辺部、換言すればこれの外側限界を画定する。周辺部は長手方向側縁70と側方端縁72とを備えている。長手方向において、おむつ50は第一端領域78と第二端領域80とを有する。 本体部分52は、内側表面74と外側表面76とを有する。一般におむつ50の外側表面76は、おむつ50の1つの縁72からもう一方の端縁72まで、及びおむつ50の1つの長手方向側縁70からもう一方の長手方向側縁70まで延びている。バックシート60が用いられている場合、これは一般的には本体部分52の外側表面76を形成する。内側表面74は、外側表面76の反対側のおむつ50の表面であり、示されている実施例において一般的にはトップシート56から形成されている。一般におむつ50の内側表面74は、外側表面76と同じ広がりを有しており、かつおむつ50が装着されている時、大部分が装着者と接触している表面である。 おむつ50は、おむつ周辺部68の側方端縁72からおむつ50の側方中心線の方へ延びている第一端領域78と第二端領域80とを有する。第一端領域78と第二端領域80の両方は、おむつ50の長さの約1/2の距離だけ延びており、従って端領域78,80は、おむつ50の各々半分を備えている。第一端領域78と第二端領域80の両方は、パネル82を有する。これらのパネル82は、おむつ50が装着者の腰の周りに留められた時に重なり合う、第一端領域78及び第二端領域80の部分である。端領域78が重なり合う程度、従ってパネル82が形成される程度は、おむつ50の全体の大きさ及び形状、及び装着者の寸法に依るものであろう。 本体部分52の吸収性コア58は、一般に圧縮性があり、形に沿いやすく、装着者の皮膚に刺激を与えず、例えば尿及びその他のいくつかの体の排泄物のような液体を吸収して保持しうるあらゆる吸収性手段であってもよい。吸収性コア58は、多様な寸法及び形状(例えば長方形、砂時計ガラス形、「T」形状、非対称形等)において、使い捨ておむつ及びその他の吸収体に通常用いられている非常に様々な液体吸収性材料、例えば一般にエアフェルト(airfelt)と呼ばれている微粉砕木材パルプから製造することができる。その他の適切な吸収性材料の例には、クレープセルロースワッディング(creped cellulose wadding),コフォーム(cofoam)を含むメルトブローンポリマー,架橋セルロース繊維,ティシューラップ(tissue wrap)を含んでいるティシュー,吸収性フォーム(absorbent foam),吸収性スポンジ,超吸収性ポリマー,吸収性ゲル化材料,又はあらゆる同等の材料又は材料の組み合わせが含まれる。吸収性コア58の形状及び構成も様々なものであってもよい(例えば吸収性コア58は、様々な嵩領域(caliper zone),親水性勾配,超吸収性勾配,又は比較的低い平均密度及び比較的低い平均基本重量の受入れ領域を有していてもよく;あるいは1つ又はそれ以上の層又は構造を備えていてもよい)。しかしながら吸収性コア58の総吸収能力は、引き上げ装着おむつの設計負荷及び意図された用途に適合したものであるべきである。さらには吸収性コア58の寸法及び吸収能力も、乳幼児から大人までの様々な装着者に合わせて様々なものであってもよい。 バックシート60は、液体(例えば尿)不透過性であり、好ましくは薄いプラスチックフィルム、好ましくは熱可塑性フィルムから製造される。但しその他の柔軟性液体不透過性材料も用いることができる。ここで用いられている用語「柔軟性」は、柔軟で、人体の一般的形状及び輪郭に沿いやすい材料のことを言う。バックシート60は、吸収性コア58の中に吸収されて封じ込められた排泄物が、おむつ50と接触する物、例えば下着及び寝具を濡らすのを防ぐ。従ってバックシート60は、ポリマーフィルム、例えばポリエチレン又はポリプロピレンの熱可塑性フィルム、又は複合材、例えばフィルム被覆不織布材料を備えていてもよい。経済的、美的、及び生態学的理由で、バックシート60は、平均公称(nominal)嵩高(caliper)、すなわち計算された嵩高が、約0.051mm未満、より好ましくは計算された嵩高が、0.020mmから0.036mmまでである。好ましくはバックシート60は、柔軟性ポリエチレンフィルムである。ここで用いられている用語「ポリエチレン」フィルムは、本質的にポリエチレンからできているフィルムのことを言うが、しかしながら、ポリエチレンフィルムは、ポリエチレン以外の物質を少量フィルム中に添加することによって得ることができる特性、例えば不透明性、強度要件、色彩、あるいはその他のあらゆる所望の特性を与えるために、多様な添加剤を含むものと理解される。添加剤の総量は、フィルム材料の45重量%以下でなければならず、好ましくは15重量%以下である。特にフィルムの不透明性を得るために、二酸化チタンが通常フィルムの2乃至6重量%、好ましくは3.5乃至4.8重量%用いられている。フィルムの例は、米国インディアナ州テール・オート(Terre Haute)のトレデガー・インダストリーズ社(Tredegar Industries,Inc.)によって、あるいはドイツ国ミュンヘンD−8000ロートブッヘンシュトラーセ(Rotbuchenstrasse)1番地のビー・ピー・ケミカル・プラス・テク社(BP−Chemical Plas Tec)によって製造されているものである。 バックシート60は、好ましくはより布様の外見を与えるために表面模様が付けられている(textured)。さらにはバックシート60はまた、例えば微小開口(microapertures)を備えることによって、蒸気を吸収性コア58から逃がすことができる一方で、排泄物がバックシート60を通過するのを防ぐようにしてもよい。バックシート60の寸法は、吸収性コア58の寸法及び選ばれた正確なおむつのデザインによって決定される。 本発明の本体部分52のトップシート56は、柔軟で感触が柔らかく、装着者の皮膚に刺激を与えない。さらにはトップシート56は液体透過性であり、液体(例えば尿)がその厚さを容易に透過することができる。適切なトップシート56は、広い範囲の材料から製造することができる。例えば多孔質フォーム(porous foam)、網状化フォーム(reticulated foam)、開口フィルム(apertured film);あるいは天然繊維(例えば木材繊維又は綿繊維)の織布又は不織布ウエブ、あるいは天然繊維と合成繊維との組み合わせである。好ましくはこれは、装着者の皮膚を吸収性コア58内に保持されている液体から隔離する材料からできている。 トップシート56を製造するために用いうるいくつかの製造技術がある。例えばトップシート56は、繊維の不織布ウエブであってもよい。トップシート56が不織布ウエブを備えている場合、ウエブはスパンボンド(spunbonded),カード(carded),ウエットレイ(wet−laid),メルトブローン(melt−blown),ハイドロエンタングル(hydroentangled,油圧成形(hydroformed)されていてもよく、前記の組み合わせ等であってもよい。トップシート56の一例は、テキスタイル材料業者によく知られている手段によって、カード及び熱接着されており、これは約2.2デニールを有するステープル長さのポリプロピレン繊維を備えており、1平方メートルあたり約15から約30グラムまでの基本重量を有する。ここで用いられている用語「ステープル長さの繊維」は、長さが少なくとも約16mmの繊維のことを言う。適切なトップシート56は、例えば米国マサチューセッツ州ウォルポール(Walpole)のインターナショナル・ペーパー・カンパニーの一部門であるベラテック社(Veratec Inc.,a division of International Paper Company)によって製造されている。失禁用衣類に特に好ましいトップシート56は、成形熱可塑性フィルムを備えている。 締結装置54の雌型締結部分30は、これ自体と雄型締結部分84とを互いに固定させて、しっかりしたサイド閉鎖を与え、第一端領域78と第二端領域80とを重なり合った形態に維持するための手段を提供する。雌型締結部分30は、サイド閉鎖を与えるように雄型締結部分84と係合する限りは、おむつ50のどこに配置されてもよい。例えば雌型締結部分30は、第二端領域80における外側表面76、第一端領域78の内側表面74、あるいは雄型締結部分84と係合するように配置されたおむつ50のその他のあらゆる部分に配置されてもよい。さらには雌型締結部分30は、おむつ50の1つの構成要素、例えばトップシート56あるいはバックシート60に付着している別々の分れた構成要素であってもよい。雌型締結部分30は様々な寸法及び形状であってもよく、使い捨て吸収体が設計されている用途に応じてより小さく、より経済的で、より生態学的寸法で備えられていてもよいが、これは好ましくはフック締結材料88よりも面積が大きくてもよく、かつ本体部分52に固定されて、装着者の腰において最大限の適合調節を可能にするような1つ又はそれ以上の(少なくとも1つの)分れた材料パッチを備えている。 図4に示されているように、おむつ50は、支持体34に固定された長方形形状の雌型締結部分30を有しており、この支持体34は、本体部分52の外側表面76に隣接したフィルムであるか、あるいはまた支持体34は、単に本体部分52の外側表面76である。フィルムを備えた第一の追加として、接着剤層がフィルムと本体部分52の外側表面76との間に介在されている。この接着剤は、あらゆる適切な接着剤、例えばホットメルト等を備えていてもよい。例を挙げれば、適切な接着剤は、米国ウイスコンシン州ウオーワトーサ(Wauwatosa)のフィンドレイ・アドヒーシブ社(Findley Adhesives,Inc.)から商品名TEF195及びTEF688として入手可能なものである。 留め直し可能な機械的締結装置54は、雄型締結部分84を備えており、これはフック締結材料88を備えている。ここで用いられている用語「フック締結材料」は、係合要素を有する材料を示すために用いられている。フックという用語の使用は、係合要素が、相補的雌型締結部分30を係合するのに適している限り、この技術で知られているようなあらゆる形状を備えていてもよいという意味で、非限定的なものであると理解すべきである。図4から分るように、各雄型締結部分84は、おむつ50にしっかりしたサイド閉鎖を与えるように雌型締結部分30を係合するための締結手段を与える。従って雄型締結部分84は、少なくともフック締結材料88を備えている。各雄型締結部分84はまた好ましくは、サイド閉鎖を行なうために、フック締結材料88を雌型締結部分30に隣接して配置するための手段を備えている。従って雄型締結部分84は、おむつ50にサイド閉鎖を得るためのよく知られている形状及び固定手段のどれを備えていてもよく、例えば体側部分52の内側表面74及び/又は外側表面76に固定された内側締結部材,テープタブ,又はベルトを備えていてもよい。内側締結部材の実施例の1つの例は、米国特許第4,699,622号に記載されている。ベルト吊り下げ装置を用いた失禁用衣服の1つの実施例が、米国特許第4,315,508号に開示されている。 各雄型締結部分84は、最も好ましくはテープタブ86を備えている。テープタブ86のよく知られている形状及び構成のどれを用いてもよい。テープタブ86は、本体部分52の両方の長手方向サイド縁部70に備えられている。最も好ましくは第一端領域78に備えられている。特に好ましいテープタブ86は、テープタブ締結表面90とタブ裏打ち表面92とを有する。テープタブ締結表面90は、本発明の雌型締結部分30を係合するように設計されている、テープタブ86の表面である。従ってテープタブ86のテープタブ締結表面90は、一般に本体部分52の内側表面74に対応するであろう。テープタブ裏打ち表面92は、テープタブ締結表面90の反対側の表面であり、これは一般に本体部分52の外側表面76に対応する。従ってテープタブ裏打ち表面92は、おむつ50の装着中に一般に暴露されている。 フック締結材料88は好ましくは、本体部分52あるいはテープタブ86に接合されている。ここで用いられている用語「接合」は、フック締結材料88がおむつ50に剥離可能に固定され、従ってフック締結材料88がおむつ50、又は使用中のその位置から除去されている形状、及びフック締結材料88がおむつ50にしっかりと留められている形状をも包含する。接合するとはまた、フック締結材料88がおむつ50に直接接合されていてもよく、あるいはこれ自体がおむつ50に剥離可能に固定又は付着されている中間部材にフック締結材料88を例えば剥離可能に固定又は付着させることによって間接的におむつ50に接合されていてもよいことを表わすためにも用いられる。好ましくは図4に示されているように、フック締結材料88は、第二タブ接着手段112によってテープタブ86の連結部分102に直接付着されている。 さらにはフック締結材料88は、おむつ50のどこに配置されてもよい。雄型締結部分84が内側締結部材を備えている場合、フック締結材料88は、好ましくは長手方向側縁70に隣接した第一端領域78のパネル82に配置されている。雄型締結部分84がテープタブ86を備えている場合、フック締結材料88は好ましくは、テープタブ締結表面90の全部又は少なくとも一部、あるいは好ましくは連結部分102の全部又は少なくとも一部に配置されている。最も好ましくはフック締結材料88は、テープタブ締結表面90上の連結部分102上に配置されている。 留め直し可能な機械的締結装置54の雌型締結部分30及び雄型締結部分84の剪断応力及び剥離力を測定するためには、適切なテスト方法を参照する。この方法は、次の「テスト手順の説明」という名称の節に記載されている。サンプルの選定のために測定された値(すなわち雄型締結部分84と係合する時の雌型締結部分30についてのもの)は、剪断応力については500グラムよりも大きく、好ましくは4シグマ<平均測定値−1メートルあたり85ニュートンとして、剥離力については1メートルあたり少なくとも85ニュートンであると報告された。 支持体34が前記のような本体部分52の外側表面76に隣接したフィルムを備えている本発明のもう1つの実施例において、このフィルムはプリントされている。支持体34が本体部分52の外側表面76を備えている本発明のもう1つの実施例において、この本体部分52の外側表面76は印刷されていてもよい。印刷は当業者に知られている手段によって行なわれる。 おむつ50は使用中、第一端領域78を装着者の背中の下に配置し、おむつ50の残りの部分を装着者の脚の間に引き入れて、第二端領域80が装着者の前部を横断して配置されるようにして装着者に装着される。ついで、テープタブ締結表面90上に配置されたフック締結材料88が、各々雌型締結部分30のテキスタイル材料32と係合してサイド閉鎖を形成するように、テープタブ86の連結部分102が、第二端領域80の外側表面76上に配置される。テスト手順の説明 本発明の目的のために、本発明の教示による留め直し可能な機械的締結装置54の雌型締結部分30及び雄型締結部分84の剪断応力(500グラムの重りを用いて)及び剥離力を測定するための手順を説明する方法が、ここに記載されている。このテスト方法は、ループ原料の形態にある雌型締結部分30及びフック原料の形態にある雄型締結部分84と適用しうる。必要な装置状態調節された部屋 22℃±2℃、50%±2%の相対湿度に状態 調節されている。鋏 通常のもの。テストスタンド 500gの重りを保持するように設計され、 かつサンプルが自由に垂れ下がるように取り付 けられたクランプ。ペーパース片 SB又は同等のもの1平方メートルあたり80 グラムのコピー紙から2.54cmの幅でカッ トされたものループ材料 前記と同じものフック材料 通常の製造材料規格85379インチカッター 米国フィラデルフィアのトウイング・アルバー ト・インストルメント社(Thwing Al bert Instrument Compa ny)から供給されているもの500gの重り クランプが付けられている通常のタイプのもの電子引張り試験機 ウルム(Ulm)7900の、ツビック社(Z wick GmbH & Co.)のツビック (Zwick)1445から供給されたものサンプル準備 テスト前に最低2時間、テスト材料を22℃、50%の相対湿度の状態にする。テストされる各ループサンプル片の為にフックサンプル片を準備する。ループストリップ準備: インチカッターで、ループ材料から片(2.54cm縦方向×横方向幅)を切断する。片を半分にカットする。材料の配向、ループを上にしたりループを下にするよう気を付けること。フック材料準備: 汚染されていない、あるいは損傷されていないフック材料が測定されることを確実にする為に、サンプルロールの外側層を除去する。フックが正しい側から巻き出されるのを確実にする。2.54cm幅で少なくとも100mm長さのペーパー片にフックをテープ留めする。剪断テスト ・ループ片を取り、テストスタンドのクリップ中に挿入する。 ・フック片を取り、これを500グラムの重りのクリップに挟持する。 ・フック片をこの重りと共に取り、親指と人指し指とを使ってこれをループ片中に押し込む。 ・これを注意深く放し、これを5秒間垂れ下げる。 ・重りをフック片から除去する。 ・剪断されたサンプルをテストスタンドから除去し、引張り試験機で剥離テストを行なう。器具の準備 剥離テストを開始する前に、引張り試験機を較正する(calibrate)必要がある。製造業者の手引き書を参照すべきである。パラメーターは次のように設定すべきである: ゲージ長 =50mm(0.2インチ) 予荷重(Pre−force) =0.2ニュートン クロスヘッド速度 =305mm/分(12インチ/分) 測定距離 =40mm剥離テスト ・フック片を引張り試験機の上(又は移動)顎部の中に置く。 ・ループ片を下(又は静止)顎部に置く。 ・テストを開始させるようにクロスヘッドをスタートさせる。 ・閉鎖の両方向の形状についてこの手順を繰り返す。データの報告 ・剪断テストに失敗した個々のサンプルについて報告する。 ・剥離テストについてピーク力(ニュートン)及び平均力(ニュートン)を報告する。剪断テストに失敗したサンプルをゼロとして報告する。 ・各々の配向に対して別々に、総平均標準偏差(最大及び最小)及び平均標準偏差(最大及び最小)を計算する。 ・剥離力曲線のグラフを印刷する。
─────────────────────────────────────────────────────フロントページの続き (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.留め直し可能な機械的締結装置(54)用の雌型締結部分(30)であって、前記雌型締結部分(30)は相補的雄型締結部分(84)と係合することが出来、前記雌型締結部分(30)はテキスタイル材料(32)を備えていて、前記テキスタイル材料(32)は支持体(34)に隣接して配置されており、これによって前記テキスタイル材料(32)は前記支持体(34)に非接着剤的に接着されていて、 前記テキスタイル材料(32)が、1平方メートル当たり60グラム以下の基本重量を有していることを特徴としている。 2.前記テキスタイル材料(32)は、1平方メートル当たり40グラム以下、好ましくは1平方メートル当たり34グラム以下、より好ましくは1平方メートル当たり28グラム以下、の基本重量を備えている、請求項1に記載の雌型締結部分(30)。 3.前記テキスタイル材料(32)が前記支持体(34)に熱接着されている、請求項1または2に記載の雌型締結部分(30)。 4.前記テキスタイル材料(32)が前記支持体(34)に押出し接着されている、請求項1又は2に記載の雌型締結部分(30)。 5.前記テキスタイル材料(32)がループ(38),コース(40),及びウェール(42)を備えれいる3つのバーの縦糸パターンを備えている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の雌型締結部分(30)。 6.前記テキスタイル材料(32)がコース(40)及びウェール(42)を備えている2つのバーの縦糸パターンを備えている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の雌型締結部分(30)。 7.前記雌型締結部分(30)は、前記雄型締結部分(84)と係合した時に、1メートルあたり少なくとも85ニュートンの剥離力抵抗値を有する、請求項1に記載の雌型締結部分(30)。 8.内側表面(74),外側表面(76),及び請求項1乃至7に記載の前記雌型締結部分(30)を有している本体部分(52)を備えている使い捨て吸収体(50)であって、前記支持体(34)が前記本体部分(52)の前記外側表面(76)に隣接したフィルムを備えており、接着剤層が前記フィルムと前記本体部分(52)の前記外側表面(76)との間に介在されている。 9.前記フィルムが印刷されている、請求項8に記載の使い捨て吸収体(50)。 10.内側表面(74),外側表面(76),及び請求項1乃至7に記載の前記雌型締結部分(30)を有している本体部分(52)を備えている使い捨て吸収体(50)であって、前記支持体(34)が前記本体部分(52)の前記外側表面(76)を備えている。 11.前記本体部分(52)の前記外側表面(76)が印刷されている、請求項10に記載の使い捨て吸収体(50)。
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