後世に遺伝子を残すことや、行動遺伝学的傾向に則った生活をすることが、2007年の日本人の幸福とイコールなことかは、わからない。男性の場合、確かに射精の快感は未だ行動を大幅に支配するだろうが、一番たくさんの精子を女性に突っ込んだ男性が一番幸福かというと、話はそう簡単ではない。 だが、たくさんの精子を女性に突っ込むことだけが幸福である、という価値観を持った男性にとっては、やはり膣内射精の有無が幸不幸を全面的に支配するであろう、とは言うことが出来るかもしれない。果たして“彼”は、幸福になりやすい男性と言えるのだろうか?
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