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あげまつ彩時記

日本遺産「木曽路はすべて山の中」の名の通り、山あい中山道十一宿、上松宿。
森林セラピー基地 赤沢自然休養林には、毎年たくさんの方がおこしくださっています。

木曽ひのきの里 上松町より 町花オオヤマレンゲの香りにのせて
町の様子や木曽路の魅力を徒然に綴ってまいります。

長野県木曽郡上松町 町長 大屋誠(おおやまこと)

2025年04月09日

もう直ぐ種まき

 里には梅の花が満開、木曽駒ヶ岳には少しずつ上松に春の農作業の訪れを告げる雪形“蛇頭(じゃがしら)が少しずつ姿を見せてくれています。
△木曽駒ヶ岳の蛇頭はまだ口が開いていません。


 もう直ぐ農作業が忙しい季節を迎えますが、私の住んでいる駅前通り3丁目は駅前の地区ですが、地区名は田方と書いて“たんぼ”と読みます。昔は田が多かったという事からついた名前と聞いた事があります。
 最近は高齢化と後継者不足で耕されていない昔の田が多く見かけるようになって来ました。春の田にはうじゃうじゃいるカエルの卵から孵ったオタマジャクシが湧いて出るようにいましたが、今はどうしているのでしょうか?
 カエルは両生類ですが、地球温暖化の影響で一番始めに影響を受けるのは両生類だそうです。いつまでも雪形が現れ、カエルの声がうるさいくらい響く里の風景であって欲しいと思います。  
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Posted by 大屋誠 at06:33Comments(0)プライベート

2025年04月07日

初釣行

 7日は50年振りにネクタイを締めない初めての平日となりました。
 町長としての務めが終わり、ホッとした事もありますが、何からやろうかと思い当たったのは渓流釣りです。
 クマが出て襲われて、翌日、ニュースにでもなれば大変だから、行方不明になったらどうするなどなど、と釣行には反対の天の声があり残念ながら、ムスコ同伴ならの条件付きでしかなかなか行けませんでしたが今日は晴れて単独釣行となりました。
 私のテリトリーはあまり奥山に入る事はなく、民家が見えるいわゆる里の小川ですが、ちょっと入ると林が生い茂っています。
 先に入手した情報では今年は春先から釣り人が結構多いとの事で、「町長来ても釣れないよ」と教えてくれる地元の方もいましたが、その方も釣りをやるので自称名人の私に来させまいという作戦かと勘ぐりながら行きました。
 しかしながら、その情報はガセではありませんでした。期待に胸膨らませて第一投、そして第二投と投げ込みますが全く反応無し。昨年、息子と一緒に来た時は入れる場所のほぼ全てで釣れた場所です。
 少し行くと初魚影、しかしながら餌を見切っている様にプイ‼︎と行ってしまいます。また、投げると同時に逃げて行くお魚さん、どうも私が下手というよりも入釣者が多くスレているようです。
 でも、少し深い岩場でついに今年初めてのイワナと対面しました。
△25センチの良型でした。


 その後、リリースサイズの小さなお魚さんがかかり遊んでくれました。
 家族の人数分3匹を釣って納竿しましたが帰って来て、荷物を下ろそうとしていましたら、いつの間にかご近所のニャンコが私の釣果を覗きに来ていました。
△私の車の魚入れを背伸びして覗くニャンコ


 2時間ほどの楽しい初釣行となりました。  
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Posted by 大屋誠 at21:54Comments(1)プライベート

2025年04月05日

感謝!感謝!退任式を終えて

 4日、まだ日は残っているとばかり思っていたのについにこの日が来てしまいました。
 私の任期最後の日、5時半から庁舎大会議室においてほぼ職員全員が集まって退任式をして頂きました。
 私からの今までの振り返りと感謝の言葉に加え、公務員生活ちょうど50年を終えることから『公務員の仕事とは住民の皆さんとともに夢を追うこと』とちょっと気恥ずかしい言葉ですが言わさせて頂きました。
 また、やり残した事が多くあるが二人三脚、植原教育長と合わせれば3人4脚で仕事を一緒にやって来た村田副町長が町長に就任するので必ずや、やってくれると信じていると話しました。
 また、役場の近くに住んでいるのでウオーキングを始めた時に『徘徊』を疑われた時は「大屋さんのおうちはあちらですよ」と優しく声をかけて欲しいとボケを言いましたら職員は笑っていました。
 庁舎建設、新型コロナ対応など大変な事や令和3年8月豪雨災害など厳しい状況がある中で本当によく職員の皆さんは応えてくれました。
 「皆さんは私をどう思っているか分からないが、50年の公務員生活の中で私にとって皆さんは最高の部下、職員であり、素晴らしい友人でした」と最後に伝えました。
 もっと“ウルウル”来るかな〜と思っていましたら、涙腺の前で『心の汗』が止まってくれました。きっとこれから実感して来るものと思います。
 最後に職員全員が玄関ホールまで見送っていただきました。
△一人ひとりに挨拶して庁舎を後に








 職員皆んなに感謝、そして支えて頂いた町民の皆様、企業・関係者、友好団体の皆様に感謝!!言葉に尽くせぬ思いを胸に退任いたしました。
 
 お知らせ)
 先日もお知らせしたとおり、来週からは町ホームページから本ブログはリンクしなくなりますが、引き続き『あげまつ彩時記』でネットで続いて上松や木曽の話題、プライベートでの出来事をお伝えして行きますので引き続き宜しくお願いします。
 本日まで閲覧数 23万5402人、ナガブロ20,768ブログ中50位(4月5現在)と多くの皆様に拙ブログ拝見して頂いただいた事に心から厚くお礼申し上げます。
   
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Posted by 大屋誠 at18:09Comments(1)上松町

2025年04月04日

最後の公式行事(長野県林業大学校入学式)

 3日、木曽福島体育館において令和7年度長野県林業大学校入学式が行われました。
 通称“りんだい”と呼ばれていますが、開校以来、約300人近い林業人を育てて来ています。開学の精神に『実学を中心とする学校』としており、山で働く即戦力となる人材を育てています。
 2年制の全寮制で、親元を離れて暮らす二年間は本人にとってはかけがいのない時間になるものと思います。大学校では九州の屋久島の研修、上高地など信州のエリアを活用した研修、更には地元の祭礼、イベントに積極的に参加して若い力を発揮しています。
 学生は圧倒的に男性が多く、今年の入学生は女性は一人という状況でしたが、2年生には3人程いるので教わっていくものと思います。来年令和8年度からは木曽青峰高校の森林環境科の募集が全国的展開をするので女子学生も増えてくれば良いですね。
△担任に先導され入場する入学生


△千村校長から入学許可後、式辞


△主催者である県を代表して根橋林務部長からの挨拶


△来賓各位(大畑県議、森谷中部森林管理局長、原木曽町町長)の挨拶






 新入学生は緊張の面持ちで聞いていましたが、後方の親御さんからは晴れの我が息子、娘の姿を見る思いと、これから始めて親元を離れて暮らし、寮の共同生活に馴染んでいけるのかなど、複雑な思いが入り混じった気持ちが伝わって来ました。
△保護者席


 入学生を代表しての誓いの言葉、2年生代表による歓迎の挨拶があり、厳粛な雰囲気に包まれた式典は終わりました。
△入学生代表宣誓


△在校生の歓迎の言葉


 会場となった木曽町体育館の周りの木々は、まだ芽吹きまでは至っていませんが、これから直ぐに大きく膨らんでくるものと思います。
 新入生の前途が大きく花開くことを願う入学式となりました。


  
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Posted by 大屋誠 at12:01Comments(0)

2025年04月01日

退任ご挨拶

 木曽郡内の町村及び県・国関係機関に退任挨拶に31日は終日追われました。
 お世話になった皆さんもこの日を以って退任される方、転任される方もおり直接お会い出来るかは分かりませんが出来る限り直接お会いするために出掛けましたが、木曽の広さを改めて感じました。
 挨拶先の軒先では所々で花が咲き始め、木曽にも春の息吹が感じることが出来る様になりました。
 今は梅が主ですが、木祖村では福寿草が顔を出していました。
△梅の花 その1(南木曽町役場)


△その横には御杣始祭の旗が飾られていました。


△梅の花 その2(三岳道の駅)




 桜の花はどこもまだ芽も出ていない様な状況でしたが、今後一気に芽が膨らみ開花すると思われます。木曽は今後、約一ヶ月間、サクラ、ヤマザクラ、コブシなどが山々、里など何処かで花見が出来る一番美しい命輝く季節となります。
 木曽の魅力を暖かい風に感じつつ挨拶周りをしました。
 
  
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Posted by 大屋誠 at07:33Comments(1)上松町
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大屋誠
大屋誠
長野県木曽郡上松町在住
2017年4月 上松町長 就任
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