野生のハクビシンでラーメン作ってみた! 柑橘系を食い荒らしていた一匹はフルーティでコクのある味わいに「めっちゃうまそう」の声
今回ご紹介するのは再見おじさんさんがニコニコ動画に投稿した『野生のハクビシンでジビエラーメンを振る舞う茜ちゃん』です。再見おじさんさんは第一種銃猟免許や狩猟免許(わな猟)を保有しています。そんなプロと言っても過言ではない有識者だからこそできる料理をご覧ください。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ハクビシンは個人的にジビエの中で美味い肉ランキング1位
ジビエ料理といえば何をイメージされるでしょうか。やはり熊のようなポピュラーなものを想像されるのではないでしょうか。しかし今回はなんとハクビシンをラーメンにして食べるようです。

ちなみにハクビシンは中国では高級食材だそうです。日本では富山で食べられるお店があります。

えっそこから!? と思ってしまいますが『ジビエ』とは、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するフランス語なのでこれは正しく『ジビエ』なんですね。

今回のハクビシンは他の猟師の方から有害鳥獣駆除で捕れた個体を譲っていただいたとのこと。
飼料で肉質や味が変わるのは一般的な家畜でも影響することは証明されているので、今回はフルーティなものになるのでしょうか。(動画ではこの後解体後のハクビシンが流れるので苦手な方はご注意ください。)

まずはスープを作っていきます。ジビエ特有の臭いはなかったとのことなので、これは期待が持てます。

圧力鍋で煮込んだものがこちら。上品な匂い……嗅いでみたいですね。

そのお味は……?

味付けをしたわけでなく煮込んだだけでおいしいということで食べてみたくなりますがハードルが高すぎますね。

このハクビシンは柑橘系を食い荒らしていたということですから鳴門市のすだち牛やみかんの搾りかすで育つ和歌山県の紀州和華牛などのようにフルーティな味わいがあるのでしょうか。

ハクビシンチャーシューも作っていきます。

長ネギも入れて2時間煮込んだスープがこちら。見た目は豚骨や白湯系のスープですね。

ホワイトシチューのようなコクのある味はハクビシンが柑橘系を主に食べていたことが影響しているのでしょうか。

やはりフルーティさはあるようです。


スープ作りに作った肉は別の料理で使っていきます。

ハクビシンチャーシューをタレに漬けます。

ブレンダーで乳化させてスープは完成です。

次はカエシを作っていきます。ちなみにカエシとは、「煮かえし」の略で、ラーメン業界においてスープで割る味付けのタレのことです。
麺もゼロから作っていきます。




これで麺体が完成したので冷蔵庫で30分休ませます。

麺体を麺へと変えていきます。これで麺も完成です。


タレに漬けこんでいたチャーシューを切っていきます。


ハクビシンチャーシューの味はなかなかに独特なようです。こればかりは自分で食べてみないとわかりそうもないですね。

ここまで作ってきたものに加えて、小ネギとメンマ、ドライトマトをのせて完成です!

スープはあっさり系のように澄んでいますが味は濃厚でクリーミィだそうです。見た目と味が一致しないですね。

チャーシューは柑橘系を食べていたハクビシンを使っているからでしょうか。コクのある味に仕上がっています。

再見おじさんさんが調整した自家製麺もハクビシンラーメンにマッチして最高の一杯の完成となりました!
今回は日本ではなじみのないハクビシンをふんだんに使ったラーメンを作る様子をご紹介しました。再見おじさんさんは他の動画でも様々なおいしいラーメンを紹介しています。この機会にぜひあわせて見てみてはいかがでしょうか。
視聴者コメント
・第一種銃猟試験合格おめでとう
・ハクビシンは食べたことないから楽しみ
・害獣かと思ってたが美味しいのか
・香る肉とも言う高級肉だ
・果樹園の被害が大きいが肉は美味と聞く
▼動画はこちらから視聴できます▼
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