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ヌマンタの書斎

読書日記から始めたブログですが、今は雑記帳になっています。

衆議院選挙に思うこと

かつては有権者の声を聴いて、それを政策に反映したこともあった。

過去形で書かねばならないのは、今はそうではないからだ。現在も残っているのが、高額医療費の補助制度がある。これは元々は地方自治体から始まったものだ。だいたい1970年代だと思うが、健康保険(当時は窓口1割負担)を使っても数百万円になるような医療費に苦しむ有権者の声を真摯に聞いたのは、当時各地で選挙に勝った革新政権であった。

彼らは地方自治体の首長(県知事や市長)になると、相次いで左派的な政策を打ち出し実施していった。なかでも高額医療費の大半を地方自治体が負担するこの制度は、優れた福祉政策として今も評価が高い。日本社会党民社党日本共産党といった左派政治家たちが力を合わせて立ち上げた制度であった。

あまりに評価が高いので、自民党にも真似されて、厚生省の反対を押し切り国策として全国レベルで普及した。ただ財政赤字を憂う霞が関のエリート官僚が策を弄してその財政負担を地方自治体に押し付けたため、地域により内容に差が出てしまった。それでも有益な制度だと思う。

実は私自身、この制度の恩恵を受けている。20代の難病の治療には多大な医療費がかかり、保険証が適用されてなお1千万を超す金額となった。幸い、ソーシャルワーカーの手助けもあり、高額医療費の申請を素早く行ったため、医療費負担は実質0円であった。私はこの制度により生き延びたといっても過言ではない。

間違いなくあの頃、左派政治家には有権者の声に真摯に耳を傾ける姿勢があった。しかし、今はその片鱗さえ見つけるのが難しい。

現在、衆議院選挙の真っ最中だが、左派政治家の生き残りである立憲民主や共産党などの立候補者の話を聞くと、上から目線の妙な嘆願が目立つ。意地の悪い私の耳には、彼ら左派政治家の本音が聞こえてくる。

私は学業優秀、金銭的には清廉潔白であり、弱い人の立場にたって優れた政治を実現したい。有権者は当然に私たちを信じ、私たちに従い、私たちを支持すべきである。

意地の悪いヌマンタはそれを思い上がりだと思うが、彼らはそれを真剣に信じている。だから有権者の声を聞くことを疎かにしてしまう。

それゆえに気が付かない、いや、気が付いてはいるが敢えて分からないふりをしている。上から目線の説教だからこそ、有権者は彼らを支持しないことをだ。いや、一部の昔からの支持者だけは支持してくれるが、他の有権者、とりわけ長年無視され続けてきた無党派層は決して支持してくれない。

だから彼らは選挙が嫌いだ。とりわけ今回のように自民有利の風が吹いている中での選挙を嫌う。それゆえ大儀なき選挙だと誹謗する。

相変わらず民主主義を分かっていない。主権者たる国民の最大多数の意見をもって正しいとみなすのが民主主義における選挙である。過半数を握る絶好の機会だと高市首相が判断するのは、むしろ健全なことだ。

おそらく現在の流れだと中革連や共産は負けるでしょう。でも、それはいつもの事。彼らは一度も真摯に敗北の原因を直視してこなかったからこそ負けるのです。

敗北の原因? 簡単なことです。市井の有権者の生の本音を聞くことを怠ったから。それだけですよ。まぁ自分たちを絶対善だと見做しているので、決して反省することはないでしょうけどね。

決断は自己責任で

今日の記事は相当に私の独断と偏見と悪意で満ち溢れていることを予めご承知おきください。

日本トップの自動車メーカーといえばトヨタ自動車である。ハイブリッドエンジン車の開発と販売では世界のトップを走り、次世代の燃料電池使用の車の開発でも欧州から恐れられる高い技術力を誇る。

またレクサスという高級ブランドの確立にも成功し、ベンツやBMWからの乗り換えたドライバーを満足させているのも確かだ。もちろん過去には失敗というか不人気車もあったし、そのデザインが欧州車のパクリだと揶揄されることも多かった。それでも悪評を乗り越えてのトップメーカーであることを私は否定はしない。

ただ、私はあまり好きではない。むしろ一定の不信感を持っている。

以前にも書いたが、某トヨタ車で異常にエンジンオイルの減少が激しいことがあった。知人の社長さんは、粘性の強いエンジンオイルをメカニックの方から勧められて、それに従った。ちなみに営業担当はやたらと買換えを勧めてきて不愉快に思っていたそうだ。

その後、エンジンから白いガスが吹くようになると、長年の付き合いのあるメカニックの方から買い替えるか、数十万かけてエンジンを載せ替えることを勧められた。その車に不満はなかったが、どうも対応が怪しい。「これはリコール事案ではないかね?」と問うと、メカニックの方が困ったように黙り込んでしまった。本当はかなりお喋りな人だと知っていたので、これはなにかあると思い、結局買い替えたそうだ。

あれから10年以上たちようやく真相が明らかになった。その車に搭載されたエンジンはカタログ燃費を上げるために無理な設計を強いられたようだ。具体的にはピストンリングを軽量化し、シリンダーとの摩擦を減らすことで燃費向上を目指した。しかし、そのためピストンリングとシリンダーとの隙間からエンジンオイルが漏れやすくなり、それが異常現象となった。

それだけではない。漏れて溜まったエンジンオイルは排気ガスと共に排出されるが、その際に燃えて白いガスをまき散らす。やがてオイルパイプを詰まらせてしまい、エンジンの機能低下を招く。こうなると50万を超える修繕費が必要となる。

トヨタはかなり前からこの事態を想定していたが、兆円単位での出費を必要とするリコールは届け出ず、保証期間を9年に延長して済ませた。この保証期間内に修理していれば良いが、多くのユーザーは直すよりも下取りに出した。

この欠陥エンジンを積んだ中古車が市場に出回ったのだが、その頃には保証期間は過ぎていた。つまり実費負担となる。困ったことにこのエンジンは使い勝ってが良く、10車近い車種に搭載されており、中古車も豊富に売られている。

私の知人は本来高価格車なのに100万円以下で売られているにも関わらず事故歴がない奴は要注意だと言っている。安く売ってもその後販売価格と同額程度の修繕費がかかることが見込まれるからだ。

実に性質が悪い商法だと思う。本来はリコール案件だからだ。ただ、その前にもトヨタはリコールで多額の出費に苦しんでいる。意地の悪い私は、トヨタが保証期間の延長でごまかしたと信じている。

なお、一応書いておくがこのトラブルの真の原因は、運輸省の無理やりな省エネ、環境対策のごり押しである。ろくな根回しもせずに各メーカーに如何にも省エネ、環境対策をやってますよとアピールさせようとした結果である。でも、それに応じた以上、メーカーにも責任はある。

私としては、見栄えはするが安い中古車を見かけたら注意したほうが良いと警告するのが精一杯です。

久保の負傷

南野選手の負傷に次いで、久保建英の負傷退場が報じられた。

報道では左太もも(ハムストリング)の断裂であるようだ。近年のサッカー選手はスプリントを繰り返すことが求められるので、よく聞く怪我でもある。そして再発率が非常に高い負傷でもある。

おそらく今の日本代表で一番テクニックのある選手だ。特に敵DFが密集した場所でのドリブル突破は芸術的であり、ゴール前で一番危険な選手でもある。ほんの僅かな隙間からシュートして得点してしまう。

久保には敵チームは最大の警戒を向けてくるので、他の選手の負担が減る。正直上手いだけならば、堂安や三苫、伊東がいるが、久保ほどには敵選手を引き付けられない。その久保が長期間の療養を必要とする怪我を負ってしまった。

北中米大会を半年後に控えて、南野選手に続き久保選手まで怪我人リストに入ってしまった。これは痛い、痛すぎる。サッカーに限らないが、肉離れは治療に時間がかかる。特に大腿部の場合は再発率が高く慎重なリハビリが必要となる。

若手が育ってきているのは認めるが、久保の替えはいない。森保監督がどのような対応策を打ち出すのか、それが分かるのは3月のイングランド戦だろう。スリルのある試合は面白いが、久保のいない日本代表の試合には不安しかないぞ。

 

キリング・ゲーム ジャック・カーリイ

悔しい、本当に悔しいぞ。

面白そうだと思って買ったのは、多分2年以上前だと思う。で、そのまま未読山脈の奥に紛れていたところを正月の大掃除で発掘して、ようやく読みだした。読みだして気が付いたのだが、どうやらシリーズものであるようだ。

後書をちらっと見てみたら、なんと9冊目であった。その瞬間、読むのを中断して、一作目から読みたくなった。でも我慢しきれずに最後まで読んでしまったぞ。二度負けした気分なのだが、不思議と不愉快ではない。

これは面白い。最近私の書斎である通勤電車はひたすらウツラウツラと惰眠を貪る場所と化しているが、この本は早く読みたくて眠い目をこすりながら読んでいた。読み終わって、すぐにでも最初から読み直したくなる気持ちを抑えるのに必死だった。

なにせ未読山脈は未だ聳え立っているのだから。まずは未読の本を少しでも早く片付けることだ。でも古本屋巡りを再開して、一冊目を探す楽しみが出来てしまった。分かっている、再び未読山脈が高さを増すことは。

あぁ悩ましい。

 

こむら返り

寝起きが良い私にとって最悪の目覚めがこむら返りで起きることだ。

年のせいか目覚めが早い。だいたい4時半から5時くらいには目が覚める。ところが左足首あたりに違和感を感じて、ぼんやりと目覚める時がある。拙い、こりゃこむら返りではないか。

不愉快なことにウトウトしているせいか、そのままこむら返りが本格的に痛くなる。実に嫌な目覚めである。

いくつか原因は考えられるが、夏場は毛布を蹴飛ばして足を冷やしたことが原因ではないかと思う。問題は冬だ。ちなみに春と秋は滅多にない。どうも冬場は水分の摂取不足ではないかと推測している。

私は夏はシャワーで済ませることもあるが、冬は毎日湯船にまったりと浸かりたい。風呂上がりに十分水分を採っていればよいが、そうでない場合に夜半こむら返りが起こることがままある。

これが辛い。暖房を切っているので、起きれば寒いし、起きて足を延ばさねば痛さが消えない。ついでに水を飲みに台所まで行き、寒い寒いとボヤキながら布団に潜り込む。ところが得てして数分後には再発するから困る。

今のところ完治させる方法は見つかっていない。医者にも相談したが、良い回答を得られずにいる。ところが悩んでいるうちに治っているから始末が悪い。この週末は特に寒かったので、こむら返りを警戒していたせいか、一晩だけであった。

原因はよく分からない。まったくもって腹立たしい。

欧州の落日

ヨーロッパの落日が見えてきたように思う。

この二千年あまり、多くの国家が繁栄し、そして衰退してきた。ほとんどの場合、衰退するときは一方的な外敵からの攻撃よりも内政の失敗により国が乱れ、国民が不満を抱いているところに内乱か、あるいは外敵の侵入により滅んでいる。

西欧がEUとして統一された時は、アジアの攻勢に耐えかねての団結だろうと推測していた。今日の近代文明の生みの親は間違いなく欧州だ。だが二つの世界大戦が欧州から力を奪った。その後を継いだのは、植民地であったはずの新大陸の覇者アメリカ合衆国であり、欧州では実現出来なかった社会主義革命に成功したソビエト連邦であった。

内心不満はあれど、これは我慢できたようだ。しかしユーラシア大陸の東端、極東にある小さな島国である日本の軍事的躍進には素直に認めたくない気持ちがあった。一時は世界五大国に名を連ねた日本帝国ではあるが、太平洋戦争でアメリカに叩き潰されて、密かに溜飲が下がった。

ところが同じ敗戦国であり、荒廃した国土から西ドイツが復活してきた。ドイツの封じ込めに必死なうちに日本までが復活してきた。しかも経済成長という手段でGNP世界第二位である。表向き否定することは難しかった。

だから最初は幼稚な意地悪をした。日本製の安くて高性能なVTRデッキを小さな港湾で通関させた。西欧の貴族のスポーツであるスキーで日本人選手が躍進すると、日本人に不利なようにルールを変えた。西ドイツはそれを横目で見つつ、フランスやイタリアに媚を売った。自国への不信感を払しょくさせることに細心の注意を払った。

困ったことに日本に追随して南コリアも安さを武器にコピー商品を売り込んできた。最悪だったのは共産シナだ。この連中はコピー商品だけでなく、シナ人までやってきて勝手に住み着いた。このままでは西欧は没落してしまう。

この危機感が欧州連合(EU)を作り出す根源的な力となった。アメリカやシナを上回る巨大市場を抱えた。これで大丈夫だと思っていたら、そうはいかなかった。特に就業人口の多い自動車産業が危なくなった。

考えた末に打ち出したのが、2035年までに車両は全てEV化させ、化石燃料を使う車両を排除することだ。これで高性能な日本車、低価格のコリア車、シナ車を押しのけて、ヨーロッパが再び自動車産業で繁栄されるはずだった。

しかし現場知らずのEUのエリート官僚が作成したプランは見事にズッコケた。国を挙げてEV先進国を実施したノルウェーは、電気ステーションの不足と、EV車の性能不足から一年たたず国民の不満が爆発した。

皮肉にも一番信頼されたのは日本のハイブリッド車であった。肝心の欧州メーカーはEU委員会の独走に文句を言いだし、遂には化石燃料を燃やす車への回帰を主張し始めた。肝心のEV車に至っては中華製の格安車が市場を席捲してしまった。

これだけ失敗しているにも関わらずEU委員会は責任逃れに終始して、挙句に新たなポストの奪い合いに夢中である。失敗を反省する気がない。言っておくが、これは最初の失敗ではない。EUという巨大な市場を武器に、EU独自の基準を世界標準として押し付けては失敗を繰り返してきた。

もはや欧州には世界を牽引する力はないと私は判じています。でもプライドは高いので、法令や組織をいじくってアジアなど諸外国の足を引っ張る。いずれは遺構だけが残る衰退した観光地に堕すると思いますね。

たじろぎの因数分解 川原泉

暗記は得意ではないが、暗記以外に思いつかなかった。

元々、中卒で働くつもりだった。だから好きなことしか勉強はしなかった。ところが幼少時に離別した父が突如現れて大学までの学費を出すと言われた。落ちこぼれの自覚があった私はかなり困惑した。

なにせ中学2年の夏までは、学年で下から何番目と指で数えられるほどの劣等生であったからだ。最下位でなかったのは読書好きだったので国語はある程度点が取れたし、歴史本が好きなので歴史成績は良かったからに過ぎない。

母子家庭で金がないから働くつもりだったので、別に高校や大学に憧れがなかった訳ではない。だから中二の冬から猛勉強を始めた。ただ勉強の仕方を知らなかった。だから暗記した。問題と答えを暗記すれば、試験である程度の結果は出せると教わったので愚直に暗記した。

不器用なので、暗記はノートで手書きで繰り返し書くことで覚えた。英文だって一日5回、一週間毎日書いていれば、馬鹿な私でも解答できる。ただし、意味は良く分かっていなかった気がする。

このドンくさい勉強を半年も続けると、さすがに結果が付いてくる。偏差値30台の落ちこぼれが気が付けば50台半ばに達していた。どうやら都立高校の普通科がみえてきた。

ただし最大の悩みが数学だった。ある程度暗記は通用するが応用が効かない。やはり理解が大切なのだと分かったが、理解には基礎からの積み重ねが必要だとも分かってきた。困った、中一の初めから勉強しなおす時間はさすがにない。だいたい、2A+4B-3A-2B= ??? なんだこれはと悩んでいた私である。問題と解答を丸暗記するにも限界がある。

その頃、私が数学に悩んでいるのを知ったクラスメイトからある塾を勧められた。一クラス数人のごく少人数対象の教室であり、通称寺子屋塾。私はここで大学院生の先生から懇切丁寧に教わった。そこで出くわしたのが最大の関門であった因数分解である。

塾の先生から手取り足取り、たすき掛けの解答算出法を教わり、霧が晴れたように関門の全体像が見えた上に、門を開くことが出来た。私にとって因数分解は、数学を楽しむことを知った最初の関門であった。

ところで表題の漫画はカーラ教授こと川原泉のデビュー作である。なんといってもタイトルが秀逸ではないか。典型的な文系人間である私は読む間に共感してしまった。私も何度因数分解の前でたじろいだことか。

川原泉よりも絵の上手い漫画家はあまたいるが、類似の漫画家は皆無だと思う。もし機会があったら是非どうぞ。男性にも読みやすいと思いますぜ。

 

U23アジア大会総括

なんとも微妙なU2アジア大会であった。

ご存じの方も多いと思うが、「中東の笛」で代表される土地、サウジアラビアでの開催である。にも関わらず、歴代の強豪国であるサウジアラビア、UAE、カタールがベスト4にさえ上がっていない。

代わりに中国、ヴェトナムが這い上がってきた。で、はっきり言いますけどレベルの低い大会でした。守備にも攻撃にも戦術的な展開がなく、個人技だよりの試合ばかり。唯一、日本だけが攻守ともに戦術的な戦いをしていました。

しかも日本は海外クラブ所属の選手は招へいできないが故の実質U21の二軍です。なにせ9名もの大学生を選抜している。もちろん才能の輝きを感じさせる学生もいましたが、試合全般を通じて安定したパフォーマンスを披露できた選手は、佐藤龍之介など4名ぐらいではないでしょうか。いずれもJチームのレギュラークラス。他は控えの選手と大学生ばかり。

そんな選手たちを優勝させたのだから、大岩監督を始めとしたスタッフの頑張りを高く評価したいです。ただ冒頭に微妙と書いたのは、対戦相手があまりに不甲斐ないからです。準決勝では長年の難敵であったはずの韓国ですが、あれほど迫力がないのには驚きました。攻める気あるのかと疑いたくなる消極性。

そして決勝の中国ですが強固な守備で勝ち上がってきたはずが、前半だけで2-0。試合終盤になり4-0になったら本性を現してのカンフーサッカー。これを見逃すようなダメ審判ですから、アジア大会らしいといえばそうですが、あまりに情けなくないか。

これではオリンピックにおけるサッカーのアジア枠が狭まるのも当然だと思いました。希望は今回奮闘したヴェトナムとタイ、インドネシアといった東南アジア勢でしょうか。いずれにせよワールドカップ本大会におけるアジア枠も狭まるのではないかと予想しています。

 

ディーーゼルエンジン車

まだ迷ってはいるが、そろそろ車に乗ろうかと考えている。

心臓にトラブルを抱えているため自動車は手放しているのだが、もう4年以上発作は起きていない。左胸に埋め込んだ除細動器も作動していない。心臓に異常は今のところ生じていないと思われる。既に厚生労働省の定めた運転の許可の基準は十二分に満たしている。

そこで新たに次の車を思案中なのだが、今まで無縁だったディーゼルエンジン車を考えてみた。実は大学生の頃、合宿運転免許を山梨県の山沿いの教習場でやった。そこでの車がなんといすゞのフローリアンというディーーゼルエンジン車だった。

当時でさえ古い車であったが、低速でのトルクが凄い。私は二速発進の名人と呼ばれ、実地試験でも坂道発進を二速でやらかしている。もっともスムーズに発車できたので合格であった。教官は苦笑いしながら、ガソリンエンジンの車ではやるなよと警告してくれた。

だがそれ以来、ディーゼルエンジン車には無縁でアクセルを踏み込む快感を味わえるホンダ車ばかり乗っていた。でも興味はあった。そこで知り合いのメカニックに相談したところ意外にも「止めておきなさい」と助言された。そこで教わったのがディーーゼルエンジン車の欠点であった。

構造的にはガソリンエンジンよりもシンプルなのだが、あの黒煙が発生する欠点があった。現在はその黒煙の元となる物質を燃焼させることによりクリーンな排気ガスを可能としている。

しかし、これは長時間ディーゼルエンジンを駆動して黒煙物質を高熱で燃やす必要がある。都市型の交通はストップ&ゴーが基本であり、十分な高熱になる前に目的地に着いてしまう。燃えきれなかった黒煙物質はエンジン内の特殊な装置で溜まる。これが溜まりすぎると修理が大変なことになる。

更に付け加えると、ディーゼルエンジン車はガソリンエンジン車よりも購入価格が高い。また中古車はどのような乗り方をしてきたか分からないのでリスクが高い。メンテナンス費用もガソリン車よりも高くなる。あまりお勧めできないそうだ。

ただし、こうも付け加えてくれた。年間2万キロ以上高速道路を走るような使い方をするのならば、むしろお勧めの車だとも。理由は快適さにある。ディーーゼルエンジン車は低回転でエンジンを回しても十分なトルクが得られる。これがストレスのない快適なドライブを約束してくれるそうだ。

軽自動車など低馬力のガソリン車は、どうしても高回転までエンジンを回さないと高速道路は辛い。小型車でも坂道が続くとストレスを感じる。これが欧州でディーーゼルエンジン車が広く普及している原因だそうだ。

なるほどと思った。長距離運転では確かにエンジンを高回転させて走るのは辛い。その点、ディーゼルエンジン車は低回転でも十分に力強く運転出来る。しかも黒煙物質も十分に燃焼できて、車も長持ちする。要は、ドライバーの使い方次第なのだ。

こうなると週末ドライバーの私には不向きだと分かる。もう、あまり距離は走らないと思うから、一層のことハイブリッド車ではなくシンプルにガソリンエンジン搭載の車を選んだ方が良さそうだ。ちなみになんでハイブリッド車にしないかと言えば、コストである。

単純なガソリンエンジン車に比べるとハイブリッド車は確実に高い。その差額を考えると、それなりに長距離を走らないとランニングコスト(ガソリン代)がペイ出来ないからだ。多少の税制優遇ぐらいではペイしないとの試算があり、私も実感としてそれが理解出来るからだ。

さて、新たな気持ちで車を探しましょうかね。実はこの時間が楽しいことは誰しも経験がおありだと思いますよ。

 

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