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電脳塵芥

四方山雑記

「ハラル給食」のターゲット化

 以前、北九州市でムスリム給食云々という情報が拡散したが、茨城県境町のハラル給食についての情報が拡散していた。


https://x.com/inusan_nekosan_/status/1941776966371168531

これは7月の投稿なのだが、今頃になって拡散している模様だ。「日本にハマス」などの認識がおかしいのだが、それは置いておく。ただ検索してみるとこの話は去年時点での拡散が見られた。


https://x.com/yukin_done/status/1860172126877286863

実際のところこれは2024年9月4日に初めて行われた試みであり、さらに現状では2回目も行われていないのでこの日だけ行われた対応だ。産経新聞によれば多文化への理解を深めるため、いつも弁当持参のムスリム生徒に他生徒と一緒の給食を食べて欲しいなどの理由によって行われた給食である。また境町の給食だよりでも給食を通じたある種の「学習」の一環としても捉えている事がわかる。


https://www.town.ibaraki-sakai.lg.jp/data/doc/1724991465_doc_86_0.pdf

なおこのハラル給食は日常的な対応でもなく、また2023年の第4回定例会の議事録上では教育次長がヴィーガン料理、ハラル料理、低糖質などの特別献立を年に一回程度、食育を学ぶ機会として供給すると述べているが、現状のところ2回目は行われていない。ちなみにだが境町のこの対応は北九州における情報拡散の際に日常的に行われたと勘違いしたのか、クレーム電話が実際に行われた模様である。いずれにせよこういった「炎上」を見てみると今後、この手の報道があるたびにターゲット化されて炎上しそうだなと。



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