マンション光配線の方式別になぜ速度が出ないのか?を解説する資料
配線方式によって天地の差が出るマンションタイプの回線を、できる限り快適に利用したい人向けの情報
付随情報として、J:COMとかのCATVの話や、UCOM光とかBB4Uとかのマンション共有インターネットの話も載せておく
(注意) 一部例外はあります。例外につきましては、「そういうこともある」だと思って下さい。
マンションタイプの光回線の配線方式は以下の3種類が存在する。建屋によっては複数の方式を利用することができる場合もある
速度だけ見ると、どれも同じように見える。ただし、実際は全然違います・。・
それぞれの方式にどんなメリットデメリットがあり、なぜ遅くなるのかを解説する
Very high-speed Digital Subscriber Line
技術的な理由2により、LAN配線も光配線も利用できない場合 および、 何らかの理由により光配線方式にマイグレーションできない場合3に利用される
ADSLという回線を昔利用していた人はADSLの超高速版と考えれば良いです

この方式における最大●●Mbpsのような表記は下記図の②の部分の通信速度となる。この方式の場合、①の部分の通信速度は機器の導入時期により100Mbps/1Gbps/10Gbpsとかなりの差がある。概ね1Gbpsの機材が導入されているが、まれに100Mbpsということもある
auひかり マンション タイプG やメガ・エッグ 光ネット (マンション) 1Gbpsプラン のように100Mbpsを超える速度の場合は10Gbpsな事が多い

LAN配線方式は主にインターネットへの接続をLANケーブルにて行うことを想定して建てられ、回線導入時にLANケーブルを配線済みまたは導入時にLAN配線がされており、光配線が技術的に不可能な建物にのみ採用される方式
☆注意☆フレッツやauひかり、電力系などの大手通信事業者以外の回線(ex. BB4U/レオネットなど)はここで言うLAN配線方式ではない
光配線方式が優先される理由としては以下のことが上げられる

この方式における最大●●Mbpsのような表記は下記図の②の部分の通信速度となる。この方式の場合、①の部分の通信速度は機器の導入時期により1Gbps/10Gbpsとなる。概ね1Gbpsの機材が導入されているが、まれに10Gbpsということもある

現状では主流となっている方式で、どの回線事業者でも100Mbps~1Gbpsまでのプランを用意している。事業者によっては10Mbpsなどの低速で安価なプランを用意している事業者も有る
光ファイバーを32部屋ごとに1本 引き込み、マンション内のMDFにスプリッタと呼ばれる受動素子6を設置して分岐を行う。プランによって局舎側で分岐をしたり、MDFだけで分岐をしたりする。フレッツ光の場合はこんな感じ
実は、9部屋のマンションが一番分岐数が少ないということになる7
一般的にすべての部屋まで配管が存在している建物の場合はこの方式で開通が可能であり、回線事業者はこの方式で開通させたいと考えていることがほとんどである。理由としては以下の通り

この方式における最大●●Mbpsのような表記は下記図の①及び②の部分の通信速度となる。この方式の場合、①の部分の通信速度は機器の導入時期により1Gbps/10Gbpsとなる。概ね1Gbpsの機材が導入されているが、まれに10Gbpsということもある

回線事業者によらず、以下の優先度で海鮮を選べば良い
光配線方式 > LAN配線方式 >VDSL方式

ファミリータイプを引き込めば一番快適に利用できると考えている人がいるかも知れないので解説をする
※この方法で引き込みが可能な部屋は、NTT/au/NUROに関わらず(大家や管理組合の同意以外の要件として)「3階 以下の部屋であること」 が条件となる8
実情はとなっている

上記の光配線方式のマンションと全く同じ構成。違いはスプリッタがマンション内のMDFではなく、NTTの管理する電柱上(及び局舎内)に存在していること

NUROは嘘つき。これに関してサポートから「戸建て向けとマンションの違いはカスペルスキーの有無と価格だけ」という言質を体を張って取った友人がおります。
よって、以下のサイトに書いてあるメリットは全部ウソ。そもそもNTTの提供するシェアドアクセスの仕組みがわかれば鼻で笑いながら嘘って分かる内容なのにそんなことでユーザーを騙すような記事を作成して何が楽しんですかね……・。・
https://www.nuro.jp/article/kobetukeiyaku/#i
光同軸ハイブリット方式(Hybrid Fiber-Coaxial) は幹線用の光ファイバーをある程度のブロック単位で同軸に変換し、インターネットを提供している。分岐数は◯◯契約という形ではなく、面積あたりという形で行われる。そのため、タワマンがバンバン立っているような場所だと遅く、郊外の方が速度が出るという状態になる。まともなマンションデベロッパーとCATV局が事前協議しているのであれば、マンモス級集合住宅へ光ファイバーを1本引き込むこともあるようだが、基本的には発生しないと考えて良い

分配数は「分からない」という形になる
1本の同軸の中に複数の信号を流すことができる(テレビで言うところのチャンネルと言う概念)ため、1本の同軸内に4~8回線の独立した回線があり、契約者でうまく割り振って運用していると考えられる
マンションに何本か光ファイバーを引き込み、全居住者で共有する方式以下のような大手/地域回線事業者と契約しないような回線が該当する
BB4Uとかマンション無料インターネットとかレオネットとかが該当する
NTTやKDDIなどが提供する家庭向けの32分配された回線を更にマンション内で何部屋にも分配する方式。限られた1Gbpsのπを32分岐したあとの回線を更にマンション内で奪い合う仕組みで、はっきり言って最悪
アクセスラインは開通時期によって100Mbpsだったり、200Mbpsだったり、1Gbpsだったり。100部屋で100Mbpsを共有する回線のままということもあるのはっきり言って使いたくない回線第1位。
こんなクソ構成を作成する事業者の契約する回線と同一収容になってしまった他の31回線の加入者が本当に可愛そうな仕組み。今すぐ滅ぶべき

この回線は非常に高品質な回線を格安で使えることが多い。問題はグローバルIPアドレスが入手できるか?くらい
UCOM光レジデンスとかが該当する
マンション内のMDF等へ専用線(収容局から分岐せずに1Gbpsを専有できる回線)を引き込み、マンション内で共有する方式。マンモス級集合住宅の場合は複数本数を引き込み、加入者を振り分けたり、10Gbpsの回線を引き込んで共有する
ブロック図や説明を書くのが面倒なので、上記のUCOM光レジデンスのリンク先を読んで理解していただきたい(手抜き)
なんか色々話して話がこじれる前に、年齢に応じて「電電公社の新しい電話回線を引きたい」とか、「NTTの新しい電話回線を引きたい」と交渉しましょう。である。OKがもらえたらNTTに「大家から許可をもらったのでフレッツ光ファミリーギガラインをひかり電話付きで引いて。」と電話するだけである
インターネット?光回線?なにそれ必要なの?とか思う人ほど、固定電話は必要だと思っている人が多いのでうまく言えばOKがもらえる可能性が高い。
この方法で交渉した場合は必ず「ひかり電話」を契約して嘘はついていない状態にする(=建前は守る)のが大切である
上記のような大家や理事長のいる場所にNUROやau光を引く方法は知らない。普通に使うなら、品質はフレッツでもauでもNUROでも全く同じなので、なにか変なこだわりがあるなら黙って引っ越せば良い。以上
以下の方法で基本的には調査可能になっていますが、部屋を契約する前にかならず116に電話をして確認することを強く推奨する
建物を内見する際に、部屋の中に光コンセントがあればほぼ100%光配線方式で開通可能なので、どうしても光配線方式で開通しないと死んでしまう人は既設の光コンセントがあることを確認してほしい



現地調査が必要な建物です。避けましょう。
フレッツ光が開通可能です。この段階では配線方式はわからないので、このままWebで申し込むをクリック
光配線方式の場合、「ギガマンション・スマートタイプ」と表示される
VDSLやLAN配線方式の場合は「ギガ」の文字がない。B2とかB1のような文字があった場合は確実にVDSLとかLAN配線となる





この方法は、現在自分がいる場所と引越し先でNTT東西をまたがないことが条件である。地域をまたぐと他方のNTT東西に電話をかけるのが困難になる
どの方式で引き込まれているか確実に分かる方法なので確実性を求める方はこの方法で確認しよう
「引越し先の物件を探しているが、光配線方式かどうか知りたい。」と伝え、マンションの住所・部屋番号を言えばどの配線方式が導入されるか教えてくれる。何度も電話すると待ち時間が生じてる、更にNTT側にも迷惑がかかるので、物件をいくつかリストアップした上で電話をかけてまとめて聞くことをおすすめする
余談ですが、NTTは工事失敗履歴を持っています。116で確認すると教えてくれるので、入居する物件を決定する前にかならずNTTに電話して確認しましょう!

基本的にどの回線事業者でも同じ方法で光ファイバーを入線するため、NTTが光配線方式で開通できない場合はNUROは無理、auひかりもVDSL方式となる
auひかりは1GbpsのVDSLを提供しているので、そこそこ快適かもしれないですよ?https://bb-application.au.kddi.com/auhikari/prefecture
NTTではVDSL/LAN配線方式からのマイグレーションを勧めているので116に電話してどんどん申し込んでいこう!
今ならなんと、大家にも、管理会社にも、利用者にも負担無しで切り替えられる可能性がある(NTTによる現地調査の結果次第ですが、平成になってから作られた建物であれば概ね負担無しで切り替えられる)
フレッツ 光ネクストにおけるVDSL方式/LAN配線方式から光配線方式へのタイプ変更工事費割引の実施について

ネットから拾ってきたFAQ
理事会が気にするのは「管理組合がカネを出さないといけないのかどうか」、他の住人が気にするのは「俺は使わないサービスのために金を払うのは嫌だ」なのでそこをクリアできれば反対する人はあまり10いない。
「あとから入居した人が加入できないと不公平になる」という人がいるので、NTTの現地調査の際には設備的に全部屋で加入することができるかどうか?についても聞いておくと良い
どの配線方式が良いかというのを未だに聞いてくれたのであれば以下のとおり
光配線方式 >= LAN配線方式※ >> 1Gbps のVDSL >> CATV >>>> 100MbpsのVDSL >>>>>>>>>>>>>>>>>> マンション共有(無料)インターネット※専用線式のマンション共有インターネット(ex. UCOM光)のLAN配線方式に含む※戸建て向け回線を共有するマンション共有インターネットはLAN配線方式に含まない
回線事業者であれば以下の通り
フレッツ == 専用線型のマンションインターネット(UCOMなど) >= auひかり >= CATV(FTTH) >> NURO > CATV (HFC) >>>>> マンション共有インターネット(主に無料のやつ)
3000円くらいで8つグローバルIPが使えるUCOM光レジデンスのLANor光配線方式を使える人はUCOMを崇めて己の幸運を信じて生きてください。マジで羨ましい11
お前の意見は聞いてない。LAN配線方式ならともかく、ノイズや距離で不安定になるVDSLは論外
広帯域な光回線ってもんはこうやって原価を回収する勢いで使うもんだぞ!!
PPPoEガチャってなんですか?3,000円で10連無料ってやつですか?
以下がSoftEtherの無料PPPoEアカウントへ接続し、iNoniusスピードテストを実行した結果となる左側「連続」列はPPPoEを切断せずに連続で10回スピードテストを行った結果、右側「再接続」列はPPPoEを切断→接続を行い、その後10秒後に測定した結果である
以下の検証結果から、まともにインターネットができないのレベル(50Mbps未満になる)になるような数値は1度も出ることはなかった。2020/06から実験用のPPPoEアカウントが欲しくて 500円プロバイダーこと「BBExcite」を2ヶ月ほど契約していただがゴールデンタイムに200Mbpsを上回ることがなかった。PPPoEガチャよりプロバイダ選びのほうが100倍くらい大切な作業と考えられる

また、私の知り合いが「特定のプロバイダ + IPoE」で契約した回線で200Mbpsを下回ることは「光配線方式」では14件中1件も今のところ起こっていない。つまり、収容ガチャというものも存在する可能性は非常に低い
フレッツで回線が遅いとか言っている人はNUROとかauひかりに乗り換える前にプロバイダ変えれば改善するんじゃないですかね?
常に500Mbpsくらい出て、毎日1TB弱垂れ流しても怒られないプロバイダを利用していますが、快適なプロバイダが周りに広まるとみるみる快適じゃなくなるのでどこなのかはお話できません。
人によると思いますが、一般的には不要です。一般的な配信サイト(ニコニコ動画,You Tube,Netflix,Amazon Prime Video 等) の推奨通信速度は HD(1080)で10Mbps程度、4Kで20Mbps程度です。実際はこの推奨速度の2倍程度は欲しいので、50Mbpsもあれば動画配信も快適に視聴することが可能で、例えば4人で同時視聴する場合も 200Mbps くらいあれば十分です。
「販売店でおすすめされた」みたいな理由で検討する場合は、本当に10Gbpsの回線が必要かどうかはよく考えたほうがいいかと思います。
誰からももらっていないです。アドセンスも入ってないです。
回線を自由に引けるマンションか、一戸建てを買ってくれる悪い人を募集しています。
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