
【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#737)。
反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志が逮捕されて以来、新聞、テレビ、週刊誌など、実に多くのメディアが動向を追いかけるようになり、この『チダイズム』をチェックする人が増えました。
これまではずっと「端っこの話題」だったため、どれだけ記事を書いたところで読んでもらうことができませんでしたが、今では「日本の民主主義を揺るがす大きな社会問題」となったため、立花孝志や「NHKから国民を守る党」のことを知ろうとすると、必ずここに辿り着きます。
アホのN国信者たちは、「立花さんが逮捕されたら、オマエの食い扶持がなくなるやんけ!」と言っていましたが、実際は真逆です。むしろ立花孝志が逮捕されたことで、ジャックポットが大爆発し、日本を代表するジャーナリストになってしまいそうで、これからどんどん儲かってしまうフェーズに入りつつあります。
N国信者たちが「オールドメディアは、ちだいを出すなー!」とムッキッキーをしておりますが、いちいち発狂していたら身が持たないほど、あらゆるメディアに出るのは時間の問題です。ぼちぼちスーツを買いに行かなければなりません。
■ 毎日取り調べで忙しい尊師・立花孝志

反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」は、毎週金曜日に「尊師説法会」と呼ばれていた定例の記者会見を実施しており、尊師が逮捕された後も、尊師から「定例記者会見は続ける」と言われているため、残された信徒の齊藤健一郎と浜田聡が引き継ぎ、14日に逮捕後初の説法会が開催されました。
尊師・立花孝志は、アディーレ法律事務所の創業者だった石丸幸人と接見を繰り返しており、尊師の様子は齊藤健一郎にも共有されているため、この定例の説法会を見れば、ある程度は尊師の様子が分かります。わざわざ記者会見に参加しなくても、立花孝志のYouTubeアカウントは本人以外も更新できるようになっているため、YouTubeで確認できます。
現在、尊師・立花孝志には「接見禁止」がついているため、弁護士以外は面会することができない状態です。そして、兵庫県警本部の中にいる立花孝志は、毎日朝から晩まで警察や検察の取り調べで忙しいらしく、昼間に面会に来てもらっても喋れる時間が少ないため、20時30分以降に面会に来てほしいとリクエストをしていました。
そして、尊師・立花孝志からは「リーガル・ハイ」と「白夜行」の小説を差し入れしてほしいというリクエストもあったそうで、おそらく近日中に入ると思いますが、「リーガル・ハイ」は尊師が大好きなドラマで、自称・法律のプロの源泉となっていると言っても過言ではありません。どうしてあんなにデタラメな法解釈なのに自信満々なのかと言えば「リーガル・ハイ」の見過ぎだからです。
ちなみに、本当は「リーガル・ハイ」のテレビドラマが恋しくなっているのだと思いますが、留置所の中ではドラマを楽しむことができないため、小説で我慢しようとしているのだと思いますが、長い文字列を読むことができない立花孝志は、小説では十分に楽しめないことでしょう。なお、兵庫県警本部では「手紙や差し入れの郵送を受け付けていない」ので、信心深いN国信者たちが尊師にコンタクトを取ることはできません。
■ 齊藤健一郎が離党クーデターを起こす

尊師・立花孝志の逮捕から、わずか1週間。反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」は、唯一の参議院議員・齊藤健一郎の離党により、完全終了となりました。
これは「NHKから国民を守る党」が、最も避けなければならなかった事態であり、副党首・齊藤健一郎による最大のクーデターです。尊師・立花孝志が築き上げた王国が、無能の一撃によって「完全なる滅亡」へと追い込まれた瞬間です。
齊藤健一郎という人間は、もともと尊師・立花孝志に対する信仰心が希薄な人間です。ガーシーこと東谷義和が逮捕され、「麻党」の山本太郎、「つばさの党」の黒川敦彦に退いてもらい、堀江貴文を崇拝する立花孝志の鶴の一声で、補欠の補欠の補欠だった4位の齊藤健一郎が繰り上がりました。だからこそ、これまで「立花孝志がいなければ、今の自分はない」と言ってきたのですが、それでも「洗脳豆坊主」と揶揄されるほど立花孝志のことを崇拝する浜田聡と異なり、齊藤健一郎は立花孝志に対する信仰心が希薄で、いざとなった時には簡単に裏切られる人間だと思っていました。
齊藤健一郎が立花孝志に見切りをつけたのは、わずか1週間。
立花孝志は、今日まで齊藤健一郎の調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の100万円を小遣いのようにもらって生活をしてきましたが、齊藤健一郎が離党するということは、すなわち、立花孝志へのお小遣いも停止するのでしょう。
何より深刻なのは、これまで齊藤健一郎のおかげで、N国党が参議院会館を使えていたのに、齊藤健一郎の公設秘書を残し、それ以外のぶら下がっているN国党のスタッフが全員、参議院会館から追い出されることになることです。毎週金曜日に行われている「尊師説法会」は、齊藤健一郎の名義で取ることができていましたが、今後は残された浜田聡らが別の会議室なりを借りて、独自に「尊師説法会」を開催しなければなりません。今回の齊藤健一郎の離党記者会見が、立花孝志のYouTubeアカウントで更新されず、専属カメラマンの荻野欣士郎に通達がなかったことからしても、齊藤健一郎は完全にN国党から離れた可能性が高く、今後はN国党関連の業務を一切行わないことを決めたと言っても良いのではないかと思います。
齊藤健一郎はグダグダと言い訳をしていましたが、要するに、浜田聡との折り合いが悪く、尊師・立花孝志がいなくなったことで、党の仕事まで全部任せられるのは面倒臭いので、この機会にすべて放り投げ、「自分はもう完全にノータッチなので、よろしく!」ということにしたわけです。この無責任な放り投げ方は、およそN国信者たちが納得するものではなく、恩を仇で返していると言っても過言ではありません。
おそらく齊藤健一郎は、もう立花孝志が年単位でシャバに戻ってこないことを悟り、それなら浜田聡と折り合いをつけながら党を維持するのはバカバカしいので、トンズラぶっこいて「無所属の国会議員でござい」をやり、再び自民党会派入りを模索した方が賢いと判断したのだと思います。
尊師・立花孝志に帰依するN国信者たちにとっては、これこそ「最大の裏切り行為」だと感じるはずで、今後、齊藤健一郎は完全に独立し、気が向いた時にYouTubeライブをする程度で、ほとんど発信らしい発信をしなくなっていくのではないかと考えられます。残りの3年間を無所属の参議院議員として過ごし、「議員ヅラ」をこいて生きていき、将来的に自民党に入ることができれば入るし、入れなければ3年後に引退して、元議員として適当にメシを食っていく算段なのだと思います。また、今は「NHKのスクランブル化」を掲げていますが、そもそも齊藤健一郎がNHK問題に特化していたのは「N国党員だから」という理由が大きく、齊藤健一郎が本当にやりたいことは「NHK問題」ではなく「議員ヅラをこいて生活すること」なので、アイデンティティを保つためにアリバイ的に総務委員会で質問することはあるかもしれませんが、やがて存在感を失っていくと思われます。
反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」は、堀江貴文との関係が深いことで知られていますが、尊師・立花孝志と堀江貴文とのダイレクトなホットラインが切れ、齊藤健一郎が離党したとなると、堀江貴文も自動的に泥船から逃げ出したことになります。N国党は齊藤健一郎を中心に「堀江政経塾」なるものを開催していましたが、今後は「堀江政経塾」も解散することになるでしょう。
要するに、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」が持っていた機能のほとんどが、齊藤健一郎の離脱によって潰され、空っぽのハコだけが残された形です。コンビニの経営で例えるならば、陳列棚の商品やレジや冷蔵庫といったものが突然撤去され、建物と従業員だけがいて、路頭に迷う状態だということです。
恐るべきは、解党のスピードが尋常じゃなく早いことです。
結局、この「NHKから国民を守る党」という組織は、立花孝志を尊師とする宗教団体のような側面があり、立花孝志がいなくなると「決断」ができなくなり、崩壊します。
今後は浜田聡が「臨時の代表代行代行」として、党の維持を図ることになろうかと思いますが、今後は毎週金曜日の尊師説法会を開くためには、どこかの会議室を借りなければならず、最初の頃は立花孝志の動向を探るためにマスコミも来てくれると思いますが、どうせすぐにマスコミが来てくれることもなくなり、ほとんど何のために会議室を借りているのかがわからなくなると思うので、やがて尊師説法会が「浜田聡のYouTube」で行われることになり、そんなものは誰も見ないので、ほぼ消滅すると考えられます。
つまり、齊藤健一郎が離党した段階で「NHKから国民を守る党」は消滅する運命にあり、信徒たちは「結局、NHKから国民を守る党は立花さんの政党であり、立花さんがいなければ始まらないのである」ということで納得して、事実上の凍結状態に陥るのではないでしょうか。
浜田聡の理屈を予測するに、「NHKから国民を守る党」は、あくまで立花孝志の政党であるため、自分は自分で「日本自由党」を運営していくことにして、立花孝志が戻って来るその日まで、一応の窓口としての機能は担当するけれど、党の運営自体は行わないとなるのではないかと思われ、立花孝志がシャバに出てきた時に政治家に復帰する元気があれば、再び「NHKから国民を守る党」が復活するかもしれないというフェーズです。しかし、立花孝志が再びシャバに出てくる日があるとすれば、その時はめちゃくちゃホゲホゲしたジジィになっていると思うので、おそらく「NHKから国民を守る党」なるものが復活する日は来ないのではないかと考えています。
まさに「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」ということを改めて検証する必要があり、これから来年3月頃までの間に、コツコツと第2弾の原稿を書き上げていきたいと考えております。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」から国会議員がいなくなったことで、参議院会館を使う権利を失い、党本部となっている新小岩の事務所が維持できるのかさえ不透明であることから、党の機能が完全に停止することになり、党の凍結は避けられません。
結局、N国党が億単位の政党助成金をもらえなくなったのも、齊藤健一郎が大津綾香党首に頭を下げることができなかった無能ぶりが原因で、今回の離党クーデターも、齊藤健一郎が尊師・立花孝志を解任しようと考えていたことを浜田聡がバラしたことに腹を立て、国会議員としての生活を楽しみたいだけなのに党の業務まで押し付けられるのが面倒臭くなって起こっています。シンプルに能力が低すぎるのです。
齊藤健一郎の能力が低すぎることは最初から分かっていたことですし、だからこそ自民党との会派がすぐに解消されてしまうわけで、これが反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の実力です。
最後に、齊藤健一郎が辞職したら、迷惑系配信者の久保田学が繰上当選になってしまうのではないかと心配している人が多いかと思いますが、権利は大津綾香党首が握っているので、「N国党員は誰がなっても税金の無駄」と考えるでしょうから、以下、全員が繰上当選の権利を失い、阿鼻叫喚となることでしょう。もし齊藤健一郎が議員辞職したら、そのまま誰も議員にならずに欠員が出て終わるということになります。しかし、それが最も日本のためです。
アホのN国信者たちは、裏切者の齊藤健一郎に、今こそ「議員辞めろ」と言うべきではないでしょうか。裏切者がのうのうと国会議員であり続け、自民党に行こうとしていることを許すのでしょうか。もっと内ゲバせぇ!
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