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 noteアプリの「おすすめ欄」みたいなところを開いて眺めていたら、こんな記事が流れてきた。
 多ステガッツの実態……それは普通のオタクからすると大いなる謎であろう。自身も元ガッツであり、「金遣いのやばいオタク」の数々のパターンを見てきた私が勝手に解説しようではないか。

☆実は親金
 この「実は」というのがポイントで、生活実態が謎に包まれ、いつでもどこでも現場にいるオタク、本人的には世の中に明かしていないが親金だったりする。ただし私の勝手なる分析により判明している令和の親金オタクの傾向……それは親金であることを隠しがちである。「親の会社で働いてる」とか言ってみたり、逆に夜職と誤解されたままでも訂正しないパターンすらある。私は親金でオタクしたことがないので(家は太い方……だとは思うが)、その心理の本当のところは分からないぞ。
 あと、中国人のオタクに限り95%くらいが親金である。残りの5%は本当に手に職つけて稼いでいるパターン。中国人のオタクの謎の親金率、色々と「90后」についての本も読んでみたが、単純に親が子供を金で甘やかしている話はそこそこあっても、その金でガッツになる者が数多くいる件については当然ながらどんな書籍にも記されていない。この研究、もし私がやれば宇宙初なのでは? 日本に留学などでやってこられる時点で、それなりに金のあるご家庭のオタクとのみ厳選されて接しているのであろうとは推察されるが。

☆夜職(減少気味)
 私の勝手なる分析と実態調査によると、夜職一本のオタクは令和の世で徐々に減りつつある(※メン地下を除く)。メン地下はバミューダトライアングルみたいな世界である。メン地下で戦うにはそもそも暇人であることが前提だ。
 減少気味だけど確かにまだ結構いるにはいるぞ、夜職ガッツ。

☆昼職+①親が協力的
 先ほど引用した「多ステオタクの謎」で筆者の方が辿り着いたのはこのパターンではないだろうか。これ、結構いる。昼職の月収30〜40万くらいでボーナスもあり、現場に毎日通えるところに実家があって、家に納めてる金も免除か低価格だったりする人。まあ多いね。
 私の独自研究によると、この種族は妙に親が協力的親もオタクだったりする。地方から上京してきたなどで実家住まいでない場合もあるのだが、基本親との関係性は良好だ。「いいとこの子」であるが本人にその自覚は薄いパターンも多い。
 この分類は私の独自調査によると、大手企業の総合職とか、金融系とか、看護師である場合が多い。あと、よく分からないマイナーな専門職も多数ある。20代の女が月収30〜40万を叩き出せる仕事とは何なのか? そう考えると自動的に到達する結論なので、特に難しい話でもない。

☆昼職+②火の車だが平然としている
 これも、結構いるね。数多くの有名ガッツ……実は内情は火の車だが平然とオタクし続けてるヤツというのが一定数いるのだ。なんか、クレカで謎の錬金術を編み出すことによりKAT-TUNのごとくギリギリで生き続けていたりするのだが、本人は平然としているので①との表向きの区別はつかない。本当に仲良くならないと①と②の判断はできないのがオタクの闇でもあったりする。
 ジャニオタお馴染み・いちごさわー(そういう雑談掲示板がある)の「オタ活が原因でカード地獄」スレを見ると本音をさらけ出せない者の悲痛な叫びが多数あるが、俳優厨にもわりかし似たような事例を確認している。みんな隠してるけどね
 で、複雑なのが①と②の種族が普通に仲が良かったりする件。更に言うと②の種族が①な感じを醸し出している場合もある。こんなあるあるはディープなところに首を突っ込んでいないと感覚的にわかってもらえないと思うが、とにかくあるあるなのだ。

 この勝手に分類した4パターン。素人の茶の間が見抜くのは難しいので、冒頭引用した記事くらいの雑な思い込みが……ちょうどいいのでは? 

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ライター/コラムニスト。オタク。たまに雑誌やネットに記事を書いたり、同人誌を自分で作って売ったり、人前に出て喋ったりしています。

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