せこくても楽しむ――子どもに伝えたいこと
せこい自分、嫌いです。でも、どうしても直せません。
コンビニでペットボトルのジュースを買おうとすると、頭の中で悪魔の声が響きます。
「ディスカウントスーパーで買えば50円安いぞ…!」
結局、喉は渇いたまま。完全に小学生レベルのせこさです。
ゲーム熱も今まで以上に再燃しています。きっかけはメルカリ。
「中古で買って、遊んで、売ればほとんどお金かからない」
せこい? もちろんせこいです。
でも、楽しみながら財布も守れるから、ちょっと賢くもある…いや、やっぱりカッコ悪い。
さらに、自分でも怖いくらい、少しでも割引されたものに異常に惹かれます。
高いものを食べながらも「これ、牛丼だったら何杯分だろう?」なんて計算してしまう。
トライアルの199円(税込)のたっぷり玉子サンドや299円(税込)のカツ丼は、もう最高に美味しく感じます。
お代わり自由の飲食店では、お腹いっぱいでも意地でもお代わりしてしまう始末。
こんな自分、間違いなくカッコ悪い。
だからこそ、頑なに値上げしないシャトレーゼやサイゼリヤを妙に応援してしまいます。
自動販売機でジュースを買うなんてもってのほか。しかも、割高になる小さいジュースなんて絶対に買えません。
財布に優しいものを見ると、それだけで無条件に拍手を送りたくなるんです。
高い飲食店に行くこともありますが、正直味を心から楽しめません。
「高いんだから美味しいに決まってる!」というプレッシャーが邪魔をして、純粋に味が入ってこないんです。
結局、コスパ込みで満足できるほうが、自分には合ってる。
今のせこい自分は嫌だけど、それを含めて人生には満足しています。
でも、せこくてカッコ悪い自分を見て、子どもには同じせこさで生きてほしくない、とも思います。
自分のせこさを正直に受け止めつつ、子どもには「せこくても楽しむ――小さな幸せを大事にする心」を残してほしいのです。
ジュースはディスカウントスーパーで買い、ゲームはメルカリで楽しむ――
そんなせこい生活を自分なりに楽しみながら、子どもには楽しむ心を忘れずに育ってほしいと願っています。
結論:せこい生き方でも、楽しめるならそれはもう「立派な幸せ」なんです。

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