自分でも知らない自分に出会うために、今日も書く。
吉田松陰の言葉に「未見の我」というのがあります。
校長先生が全校集会でそれを紹介してくれたとき、ふと心に火がつきました。
「自分もまだ知らない自分がいるのか…?」と。
それがきっかけで、僕はブログを始めました。毎日書いています。
教師として、常に新しいことにチャレンジする自分でありたい。
日頃は、偉そうに生徒たちにこう言っています。
「何事も恐れずに、新しいことにチャレンジしなさい!」
…だけど、自分で実践しないと説得力ゼロですからね。
実は、文章を書くのは昔から苦手でした。
学生の頃もずっと苦労していて、中学3年生で団長を務めたときの感想文が書けず、担任の先生に怒られたこともあります。
その時、先生はこう言いました。
「たくさんの人に支えてもらったおかげで、団長としていい思い出ができたはずだ。それなのに、感謝の気持ちもないのか。何も書けないなんて、どうかしてる。」
あの言葉は今でも胸に残っています。
「どうかしてる」と言われるほど文章に苦手意識を持っていた自分が、今こうして毎日書いているのですから、人生は面白いものです。
ブログを書くことは、自分にとって挑戦であり、文章の練習にもなります。
書いてみると、意外な発見もありました。
若者がインスタで「いいね!」を欲しがる気持ち、少しだけ分かるようになったのです。
せっかく書いた文章、誰かに読んでもらいたい。いいねの数はともかく、誰かの目に留まる喜びって、やっぱりうれしいものです。
毎日書き続けることで、自分の「未見の我」に少しずつ近づいているような気もします。
恐れずに、新しいことに挑戦するために。そして、どこかで誰かが読んでくれるかもしれないという小さな希望を胸に。
…というわけで、今日もひとまずブログを書き終えました。
もし読んでくれた人がいたら、こっそり「☆はてなスター」してくれると、僕の未見の我もちょっと喜びます(笑)。

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