・「学園アイドルマスター」のアイドルはどうしてこんなに魅力的なの?小美野Pに制作秘話を聞きました(音楽ナタリー)→ Perfumeののっちさんがバンナムの学マスのプロデューサーにインタビューしたという記事。アイドルマスターの話題にPerfumeの人がかかわるとは奇縁だなと読んでいたらインタビュー後ののっちさんの取材後記に以下の通りの記述があって驚いた。
「アイマスです!
間違いなくPerfumeを世の中に押し上げてくれた足を向けて寝られんもののひとつです!
ただ当時私たちは知らなかった……。
何故か「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」という曲の認知度が高いんだよなあなんでだろう?の答えの一つがここにあったと気づいたのもここ数年のことです。」
→ 認知されているのかどうか疑わしいところ,認知されてはいたがニコマスのブームが過ぎ去ったかなり経過した数年前のことだったとは。認知されているとするとブームの頃かなと覆っていた。どこでお気づきになったのだろうか。気になるので別のところで話してほしい。
・久川凪みたいなキャラが好き。(増田)→ お前は俺かというくらいわかる記事。この文脈で久川凪と「より暗くすると」の長門有希を並べるのは正しいし,「もっと「ふざける」ことを知ってる感じがいい」のもその通り。真顔で突拍子もない事をやってほしいけど,完全な電波系ではなくてちゃんとコミュニケーションとれる絶妙なラインを守ろうとすると久川凪くらいがちょうどいい。最近だと『mono』の敷島桜子,『さむわんへるつ』の水尾海月もほぼ同じ意味合いでかなり好きなキャラである。ついでに言えば,久川凪と同じデレマスなら依田芳乃も同じ評価枠でけっこうポイントが高いが,少しふざけ度が足りない。ブコメに学マスの篠澤広は同じ枠に入れているというものがあったが,これもわかる。ただし,篠澤広は天才だったり虚弱だったりと別の属性であまりにもキャラが立っているという点で,良い意味でこの枠に収まりきっていないキャラかもしれない。
→ この種のキャラは長門有希然り,『艦これ』の響然り,近いタイプはいたにせよ,ピタリと言い表せる代表的なキャラとしては初出が久川凪で,彼女が2019年に登場してから2020年代になってそれなりに見かけるようになったと思う。
久川凪はけっこう革命的なキャラクター造形だったのではないか。よく思いついたな,マンションポエムが趣味の女。というわけで,キャラクターが飽和している現代の属性の細分化が生んだ謎の属性が真顔ですっとぼける子たちなのだろうなと思っている。
・「旧字体」は「昔の漢字の形」ではない(QuizKnock)→ 意外と詳しくないところだったので面白かった。必ずしも旧字体を簡略にして新字体が作られたとは限らず,むしろ逆に新字体を複雑にして旧字体が作られたまであるということだ。旧字体かどうか判断がつかない異字体が出てきたときは格好つけずに素直に「異字体」というと恥をかかなくて済みそう。これからそうしよう。
→ なお,ブコメで指摘されていたが
同じような動きは英語にもあり,ごちゃごちゃしている方が(読みにくい方が)かっこよくて知的に見えるというのは人類に普遍的な動きかもしれない。