高梨沙羅選手ら女子(なぜか女子選手だけ!)5名が、「抜き打ち」で、ジャンプスーツのサイズをチェックし、規定違反だからと失格になった。
ジャンプする前ならまだしも、あとになってから失格を発表するってなんだろう?
詳しくフォローしているわけではないけれど、日常的にだって、前日の食べ物の量とか体調で、服のきつさが変わることだってあるでしょ?
それを1~2cmゆとりがあるからと言って失格扱いしていたら、スキージャンプの選手は何十枚スーツを用意していなければならないのだろう?
スノーボードの平野選手の2回目の試技の点数が異常に低いということで、世界的に批判されているらしい。
フィギュアスケートもそうだが、こういう「採点競技」は、審査員の主観が入るので、見ている素人側にはいまひとつ納得がいかない。
秒とかメートルできっちり競えるものならまだいい。そういう秒とかメートルでも、風とか気温、まわりのヤジなどに影響を受けるけれど、主観よりはまだマシな気がする。平野選手は2回目の点数の低さには苦言を呈したようだが(偉い)、その怒りをバネにして、3回目での試技で優勝を勝ち取った(もっと偉い)。たまたま試技のチャンスが3回ある競技で幸いした。もしこれが韓国人選手だったら、あのスノボの競技会場のU字型のくぼみのど真ん中に、座り込んで抵抗していたに違いない。
それにしても、高梨選手のスーツの一件では、あの、長野五輪で「ふなき~~~」と泣きそうな顔で声を出していたことで知られる原田監督が、
「大事(おおごと)にしないように」
と、最初から抗議する姿勢が全くなかったという報道を見て、カチンと来た。
また出た。お人好しの日本人。
日本人は、何から何まで文句ばかり言う愚劣な韓国人や、傍若無人を地で行く無法な支那人とは大違いだ。
もちろん、韓国人や支那人の行動が正しいと言うわけではないけれど、国際社会では「言わないと負け」なのが、原田監督にはわからないのだろうか?
日本人は、何でも、もめ事を避けるのが良しと思っているようだが、国際社会ではとんでもないことだ。
言わない=認めたこと。これが国際社会のルール。日本の外務省が何も言わない作戦を採っているから、支那がやりたい放題になっているとおり。
再三書いてきて申し訳ないのだが、日本人が国際的に出て行けないのは、英語の問題じゃない。
すぐ悪いと思って謝ってしまうこと、謙遜の美徳があること、この2点。
英語に関しては、母国語じゃないのだから仕方ない。支那人だって韓国人だって英語は話さないが、思い切り抗議しているではないか。
陸続きのヨーロッパだって、イギリス以外で英語が達者だと思うのは、オランダかドイツ。スイスは3つの国語を束ねるために、会議の場では英語を使うようだが、あまりうまくない。
非英語圏だと、一般階級の人間なら、英語なんて苦手で当たり前なのだ。
それは、話せた方がいいに決まっているけれど、日本人は、英語が話せないことを、異常に気に病む。これはおかしい。
日本語で堂々発信し、お金を払って英語やフランス語や支那語に訳して公表すればいい。
スキーのジャンプだって、そもそも、日本人が強くなると、IOCでは、日本人が勝たないようにルールを改悪する。しかし日本人が抗議しないから、改悪のまんまだ。欧米の白人が勝てば、そんなルールにはならない。
ほんと日本人って腰砕けだな。
謝罪癖と謙遜、国内だけならまだいい。対外的には絶対止めて欲しい。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。