ホンダが開発、パーソナルモビリティ「ユニワン」新型の特徴
ホンダはパーソナルモビリティー「UNI―ONE(ユニワン)」の新型を開発した。2025年大阪・関西万博で披露し、試乗体験も行う。25年秋をめどに現在の有償試験導入先に納入し、現行モデルと切り替える予定だ。
ユニワンは着座型で体重移動により移動し、利用者が両手を自由に使えるのが特徴。23年以降、企業や施設に有償試験導入してきた。体験コンテンツやオフィスビルの管理業務、病院でのリハビリなどの導入事例がある。
新型は走行時のハイポジションモードに切り替わる際のふらつきを抑制した。走行できる勾配の角度は現行の6度から10度に拡大し、航続距離は同8キロメートルから10キロメートルに延びた。
現行モデルは25年1月に「移動用小型車」の型式認定を取得し、公道も走行できる。新型も納入までに同型式認定の取得を予定している。
日刊工業新聞 2025年04月14日