冷蔵・冷凍コンテナ最大2500個搭載…JMU、コンテナ船引き渡し
ジャパンマリンユナイテッド(横浜市西区、広瀬崇社長)は呉事業所(広島県呉市)で建造していた1万2800TEU(20フィートコンテナ換算)型コンテナ船「マースク エル ボスケ」を引き渡した。全長335×幅51×深さ27・1メートル。高効率を追求した最適船型や省エネデバイスの最適化などにより、高い燃費性能を実現した。近年の冷蔵・冷凍コンテナ輸送の需要増加に対応し、最大2500個の冷蔵・冷凍コンテナを搭載可能。また極厚高強度鋼板の脆性(ぜいせい)き裂伝播停止技術を採用。積載効率を犠牲にすることなく、安全性を向上した。
日刊工業新聞 2025年04月09日