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小規模太陽光発電所を国内1000カ所開発…丸紅、脱炭素需要取り込む

シンガポール社と販売契約
2025年03月05日ビジネス・経済
小規模太陽光発電所を国内1000カ所開発…丸紅、脱炭素需要取り込む

国内で約1000カ所の低圧太陽光発電所を開発してヘキサに販売する(イメージ)

丸紅はシンガポールの再生可能エネルギー開発会社ヘキサ・リニューアブルズ・ジャパン・ホールディングスとの間で、同社に低圧太陽光発電所(イメージ)を販売する契約を締結した。丸紅が2028年末までをめどに、小規模の太陽光発電所を国内で約1000カ所開発してヘキサに販売し、ヘキサが企業に電力を供給する。国内で大規模太陽光発電所(メガソーラー)の設置場所が限られてくる中、小規模の再生エネ発電設備の開発を推進して需要家の脱炭素需要を取り込む。

丸紅は再生可能エネルギー固定価格買い取り制度(FIT)を用いない「Non―FIT型」の太陽光発電所を開発する。すでに約200カ所の開発のめどがついている。電力の販売先との交渉は丸紅子会社の丸紅新電力(東京都千代田区)が担い、コーポレートPPA(電力販売契約)を通じてヘキサが売電する。

ヘキサは米国のインフラファンドのアイ・スクエアードが設立した再生エネ会社で、台湾やシンガポール、インドなどで事業運営の実績がある。丸紅は国内外で太陽光発電の部材調達や施工のネットワークを有しており、ヘキサとの提携を通じて脱炭素社会への移行を後押しする。

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日刊工業新聞 2025年03月04日

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