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片側3→1車線に整備…宇都宮市が「LRT」西側延伸で示した方針

2025年02月17日クルマ・鉄道・航空
片側3→1車線に整備…宇都宮市が「LRT」西側延伸で示した方針

NCC構築を進める(JR宇都宮駅東側の開業済み区間)

宇都宮市は次世代型路面電車(LRT)路線をJR宇都宮駅西側に延伸した際の整備概要をまとめた。延伸予定の一部区間で、現在の最大片側3車線を片側1車線とする。全交差点に右折レーンを設置し、バスに乗り降りするための停車帯を本線と別に確保する。併せて同駅西口周辺を歩行者中心の空間に再整備する。

LRT路線は2030年に宇都宮駅西側に約5キロメートル延伸する予定。23年8月の同駅東側でのLRT開業に続き、都市機能を集約した拠点同士が公共交通でつながる「ネットワーク型コンパクトシティー(NCC)」構築を進める。

車線数を片側1車線とするのは同駅西側から宇都宮地方裁判所前までで、都心環状線の内側の区間。その先は片側2車線とする。

加えて、延伸予定区間と重複する駅前大通りの路線バス網を再編するため、運行事業者と協議する。運行本数を3割削減し、幹線バスや都心部の循環バスに振り向ける方針だ。既存のバス停の統合・集約も検討する。

LRTとバス、自動車の乗り継ぎ機能も確保する。東武宇都宮駅付近などに乗り継ぎ施設を整備する検討を進める。

JR宇都宮駅西口周辺では、LRTが延伸する予定の30年に合わせ、交通機能の再配置と歩行者空間の拡張を行う。歩行者と各交通モードの共存を図る。LRT延伸後も歩行者中心の空間づくりに向け再整備を続ける。

日刊工業新聞 2025年02月14日

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