Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


×

【全文】「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」野田元首相から安倍元首相への追悼演説

日本テレビ放送網
2022年10月25日 13:00
【全文】「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」野田元首相から安倍元首相への追悼演説

2022年10月25日、衆議院本会議。選挙演説中に銃撃され死去した安倍元首相に向けた追悼演説が行われた。演説に臨んだのは、立憲民主党の野田元首相。かつて野党時代の自民党総裁だった安倍氏と、首相だった野田氏は、党首討論の場で、衆議院の解散をめぐる“真剣勝負”に臨んだ間柄だ。追悼演説の中で野田氏は「再びこの議場で、あなたと真剣勝負を戦いたかった」「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」と天上の故人に語りかけた。演説の全文は以下の通り。

■首相の「重圧」と「孤独」を知る一人として

本院議員、安倍晋三元内閣総理大臣は、去る7月8日、参院選候補者の応援に訪れた奈良県内で、演説中に背後から銃撃されました。搬送先の病院で全力の救命措置が施され、日本中の回復を願う痛切な祈りもむなしく、あなたは不帰の客となられました。享年67歳。あまりにも突然の悲劇でした。
政治家としてやり残した仕事。次の世代へと伝えたかった想い。そして、いつか引退後に昭恵夫人と共に過ごすはずだった穏やかな日々。すべては、一瞬にして奪われました。
政治家の握るマイクは、単なる言葉を通す道具ではありません。人々の暮らしや命がかかっています。マイクを握り日本の未来について前を向いて訴えている時に、後ろから襲われる無念さはいかばかりであったか。改めて、この暴挙に対して激しい憤りを禁じ得ません。

私は、生前のあなたと、政治的な立場を同じくするものではありませんでした。しかしながら、私は、前任者として、あなたに内閣総理大臣のバトンを渡した当人であります。 我が国の憲政史には、101代64名の内閣総理大臣が名を連ねます。先人たちが味わってきた「重圧」と「孤独」を我が身に体したことのある一人として、あなたの非業の死を悼み、哀悼の誠を捧げたい。そうした一念のもとに、ここに、皆様のご賛同を得て、議員一同を代表し、謹んで追悼の言葉を申し述べます。

関連ニュース

注目の記事

8:13

青森で震度6強 津波警報「車避難」で大渋滞 見えた教訓とは――【バンキシャ!】

日テレNEWS NNN

12月14日 20:54

【衝撃】総資産9兆円超の慈善家に“詐欺王”の裏の顔?カンボジア政界ともつながる中国系巨大企業の若手経営者に各国が制裁

日テレNEWS NNN

12月14日 12:00

「聞こえる世界と家族をつなぎたい」-“1人だけ聞こえる”自分ができること 耳の不自由な家族の中で生きる中学生の挑戦『every.特集』

日テレNEWS NNN

12月14日 14:30

アルビの未来は?次期社長の野澤洋輔さんに寄せられた多数の質問・意見・メッセージをできるだけ多くご紹介します!《新潟》

日テレNEWS NNN

12月14日 16:01

【特集】充実した生活の一方で人間関係のトラブルも…増える終の住み家「シニア向け豪華マンション」その光と影

日テレNEWS NNN

12月14日 9:00

7:26

【特集】生産量日本一の広島カキの大量死で広がる影響 「おいしかったの声に勇気をもらう」 苦境に立たされても前を向く生産者

日テレNEWS NNN

12月14日 18:55

logo

24時間ライブ配信中
日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
logo

24時間ライブ配信中

ランキング政治
1

【開票速報】伊東市長選挙 杉本氏が大接戦制し初当選 前職・田久保氏は落選 再選挙は回避(14日午後11時05分 開票終了)

日テレNEWS NNN

12月14日 23:10

2

【速報】伊東市長選挙 確定投票率は60.54% 当選に必要な法定得票数は8500票程度か(静岡)

日テレNEWS NNN

12月14日 21:03

3

0:52

過去最多9人立候補の伊東市長選挙 投票率は5月の前回選を10ポイント上回る(14日午後4時現在 静岡・伊東市)

日テレNEWS NNN

12月14日 17:22

4

【速報】伊東市長選挙 前市議・杉本憲也 氏 当選確実 失職・再出馬した田久保真紀 氏は落選(静岡)

日テレNEWS NNN

12月14日 22:53

5

過去最多9人立候補の伊東市長選挙 投票日 期日前投票率伸び 前回を上回るペース(静岡・伊東市) 

日テレNEWS NNN

12月14日 11:57

日テレNEWS NNN|日本テレビ系NNN30局のニュースサイト

JP|EN

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp