原田郁子×谷川俊太郎×川内倫子「HERE AND NOW」写真展で上映された映像がYouTubeでも公開

2024年12月19日 12:005音楽ナタリー編集部

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原田郁子クラムボン)と谷川俊太郎の共作曲「いまここ」を使用した映像作品「HERE AND NOW」がYouTubeにて公開された。

「いまここ」は2023年6月にリリースされた原田のソロアルバム「いま」の収録曲。rei harakamiが音楽を手がけたプラネタリウム作品「暗やみの色」のサウンドトラック収録曲「intro」をサンプリングし、そこに谷川による詩の朗読、ブレス音、心音を組み合わせたナンバーだ。

「HERE AND NOW」は写真家の川内倫子が監督を務めた映像作品で、今年日本各地で実施された川内の同名写真展で上映されていた。本作に関して、原田は「旅立っていくこと、それでもいる、ということを、これほど瑞々しく、好奇心を持って描いていることに、圧倒されています」、川内は「この音楽を聴きながら、1年くらいのあいだに撮り溜めていた映像を紡いでいく作業はとても豊かな時間でした」とコメントしている。

川内倫子 映像作品「HERE AND NOW」

この記事の画像・動画(全6件)

  • 映像作品「HERE AND NOW」のサムネイル。
  • 原田郁子「いま」特装盤ジャケット
  • 川内倫子(左)と原田郁子(右)。
  • 原田郁子
  • 原田郁子「いま」通常盤ジャケット
  • 川内倫子 映像作品「HERE AND NOW」

原田郁子(クラムボン)コメント

谷川さんから詩を受け取ったとき「すごい、もう歌だ、、」と思いました。リズムがあって、広がりがあって、音そのもの、だったから。
そこから「いまここ」をめぐる旅ははじまって、詩は、メロディになって、音楽になって、本になって、映像になって、ここからまた羽をのばして飛びたとうとしています。

旅立っていくこと、それでもいる、ということを、これほど瑞々しく、好奇心を持って描いていることに、圧倒されています。

「いるいる いま」
「わたしを だいて」

倫子さんの「HERE AND NOW」
ぜひご覧ください。

川内倫子 コメント

この音楽を聴きながら、1年くらいのあいだに撮り溜めていた映像を紡いでいく作業はとても豊かな時間でした。 自分が見たさまざまな光景とともに繰り返し聴いていると、過ぎ去った時間がたしかにあったと感じられ、この世界に住むさまざまな人種、世代の人たちと輪になって手を繋いで空に昇っていくような感覚になったのでした。 それは谷川さんの詩からはじまり、郁子さんが音を乗せて広がっていく世界の先に見えた景色でした。

原田郁子の画像

  • 「原田郁子ソロツアー『Live in Taipei、Seoul、八女』」告知ビジュアル
  • 原田郁子「いま」通常盤ジャケット
  • 原田郁子(Vo / クラムボン)
  • 川内倫子(左)と原田郁子(右)。
  • 原田郁子(クラムボン)
  • 原田郁子(撮影:東美樹)
  • 原田郁子(撮影:東美樹)
  • 原田郁子(撮影:東美樹)
  • 原田郁子(撮影:東美樹)
  • 原田郁子(撮影:東美樹)
  • 原田郁子(撮影:東美樹)
  • 原田郁子(撮影:東美樹)
  • 原田郁子(撮影:東美樹)
  • 原田郁子
  • 左から原田郁子(Vo / クラムボン)、マヒトゥ・ザ・ピーポー(Vo, G / GEZAN)、ハナレグミ、高城晶平(Vo, Flute, G / cero)。(Photo by Kana Tarumi)
  • 左から原田郁子(Vo / クラムボン)、マヒトゥ・ザ・ピーポー(Vo, G / GEZAN)、ハナレグミ、高城晶平(Vo, Flute, G / cero)。(Photo by Kana Tarumi)
  • 左から原田郁子(Vo / クラムボン)、関口“ダーツ”道生(G)、マヒトゥ・ザ・ピーポー(Vo, G / GEZAN)、高城晶平(Vo, Flute, G / cero)。(Photo by Kana Tarumi)
  • 茂木欣一(Dr, Vo / フィッシュマンズ)と原田郁子(Vo / クラムボン)。(Photo by Kana Tarumi)

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