永瀬廉「鬼の花嫁」でのダンスは普段と違う苦労が…吉川愛と回想、伊藤健太郎の印象も語る
映画「
クレハの小説をもとにした本作は、あやかしの頂点に立つ“鬼”の一族の次期当主・鬼龍院玲夜と、家族から愛されず虐げられてきた大学生・東雲柚子(しののめゆず)が運命に導かれるラブストーリー。玲夜を永瀬が演じ、玲夜に突然花嫁として見出される柚子に吉川が扮した。
「ここまでまっすぐなラブストーリーは初めて」という永瀬は、「玲夜はカリスマ性を持っていて、生まれながらに宿命を背負っている役柄。立ち振る舞いに余裕が出るように、動きをゆっくりにすることを意識しました。特に視線の運ばせ方や、振り向き方とか……。普段はせっかちで、俊敏なんですけどね(笑)」と撮影を振り返った。
吉川が永瀬との共演を「その日に起きたこととか、たわいの話をしていましたね。中身のない会話というか……」と回想すると、永瀬は「そのおかげで関係性ができましたよね!」とにっこり。加えて池田と話し合いを重ねたという吉川が、「たった1行のセリフでも『柚子ちゃんがこれを言って間違いじゃないよね』と10分話し込んだ」と打ち明けると、池田は「吉川さんが思う『柚子はこういう人』という考えが、脚本を直すうえでのヒントになったし、作品を膨らませてくれた」と感謝を伝えた。
このたび劇中衣装を着用して登壇した永瀬と吉川。永瀬は「我々もそうですが、エキストラの方々まで衣装が個性豊かでユニーク。メイク1つとっても個性を引き出していて、細かい部分までこだわりがあるんです。今もこれを着ていて“玲夜モード”になってる感じ」とほほえみ、吉川も「ワンピースに赤の帯を合わせたときに『こんな発想なかった!』と感動しちゃって」とコメント。ぽっくり下駄を履いた演技には苦戦したそうだが、「慣れるまでに時間はかかったけど、最終的にこれを履いて走れるようになりました!」と打ち明ける。池田は和と洋が重ねられた衣装について「あやかしと人間が混ざり合って生きていることの象徴でもあると思っています。明治や大正時代のファッションも参考にして、古来の文化をたどりながら作っていきました」と語った。
劇中でのダンスシーンに話が及ぶと、社交ダンスに初挑戦した永瀬は「ステップを単体で覚えるのは得意なんですが、2人で回転しながら移動する部分もあって……普段とは違う苦労がありました」と思い返す。吉川が「帯がとても重くて、肩が凝るくらい。そもそもダンスの経験がないので1から始めなければならず、頭がパンクしそうになりました。でも永瀬さんより練習時間が長かったので、私がミスするわけにはいかない!と思って」と続けると、永瀬は「でも先生にすごく褒められていましたよ! 普通なら1~2カ月はかかるところを数回の練習で習得されていて。さすがだなと思いましたね」と称賛。そして西は「ダンスシーンをどれだけ努力して完成したかに、玲夜と柚子が生きてきた時間が込められている。心を揺さぶられると思いますよ」と語りかけた。
永瀬は同作で、伊藤健太郎と映画「弱虫ペダル」以来5年ぶりの共演。永瀬は「久々に会いましたが、頼りになる部分は変わってないし、懐かしい話もできました。お互いに経験値を積んで、成長した部分を見せ合えたかな」と印象を口にする。MCから「でも撮影入るとバチバチなんでしょ?」と聞かれると、劇中では敵対する関係性であることから「そこも見どころの1つかな」とアピールした。
会見の中盤では、池田が永瀬と吉川の印象を話す一幕も。永瀬については「もともと不思議なバランスを持っているイメージでしたが、撮影してわかってきたのが“自分の中にある物語を簡単に見せたりしない”ということ。いつもさらっと立っているけれど、本当はいろいろなものを背負っているんです。『この人ってこんなに可能性があるんだ!』と思わせていただいた」と語りかける。吉川にも「役に対する解像度の深さがあって、『この人の中で柚子としてセリフが通るのか?』が大きな基準になりました」と賛辞を贈り、「3人でずっと“心の手”をつないで撮影できた」と評すると、永瀬は「恋人つなぎでしたよ!」と明るく応じた。
「鬼の花嫁」は、3月27日より全国でロードショー。片岡凜、兵頭功海、白本彩奈、田辺桃子、谷原七音、嶋田久作、尾野真千子もキャストに名を連ねた。
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