阿部寛演じる元天才ハッカーがAIをだまして大金を得る!「キャンドルスティック」公開
日本、台湾、イラン、ハワイの4カ国・6都市を舞台とする本作では、罠にはめられすべてを失った元天才ホワイトハッカー・野原が“金融市場の番人”であるAIをだまし、大金を手に入れようと画策するさまが描かれる。原作となったのは、川村徹彦による小説「損切り─FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」。なお映画タイトルの「キャンドルスティック」とは、株取引において始値・終値・高値・安値を表す“ローソク足”のことである。
計画の発案者である野原を阿部が演じ、菜々緒は彼をサポートするFXトレーダー・杏子に扮した。杏子の元夫である数学者・功役には
監督を務めたのは、GUCCIやユニクロといったブランドの広告映像やミュージックビデオなどを手がけてきた
YouTubeで公開された映像には、野原が英語で「プログラムは刑務所で考えた」と話す姿や、彼が功からコップに入った水を浴びせられるシーンが映し出された。「キャンドルスティック」の配給はティ・ジョイが担当する。
映画「キャンドルスティック」特報映像
阿部寛 コメント
今回のお話を頂いた際、ちょうど新たな挑戦を求めていた時期でした。同じメンズノンノ出身の米倉監督という才能ある映像作家とご一緒できると知り、大変興味を惹かれました。本作は、日本、台湾、イラン、ハワイの4カ国を舞台に展開するスケールの大きなサスペンスです。国際色豊かなキャストとともに、国境を超えた物語の奥行きを体感しながら撮影に臨みました。菜々緒さんとの初共演も非常に刺激的で、監督が描く「ネットワークが生む新たな世界観」の中で、どのように物語が紡がれていくのか、撮影を重ねるごとに期待が高まりました。完成を楽しみにしていますし、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。
米倉強太 コメント
二年前の深夜にプロデューサーの小椋悟さんから、日本、台湾、イランの3カ国共同制作の作品を作らないか?と突然の電話を頂いた事から始まった僕の初めての長編監督作品。日本映画を代表するプロデューサーの方々、そしてメンズノンノの大先輩(先輩と呼ぶのも気が引けてしまいます)阿部寛さんを中心とした3カ国の俳優の方々の力をお借りして、3カ国を駆け抜ける素晴らしい映画が完成しました。
阿部寛さん演じる野原を中心に巻き起こる台風は日本を飛び越えネットワークを通じて世界中に広がっていく。
次々と現れる人物と刻一刻と変化する人間模様を楽しんで頂けると思います。
※記事初出時、一部記述に誤りがありました。お詫びして訂正します。
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