現場の助監督やピンク映画から監督への道を作る!映画プロデューサー久保和明が語る映像制作会社の存在意義 目指す未来とは?

現場の助監督やピンク映画から監督への道を作る!映画プロデューサー久保和明が語る映像制作会社の存在意義 目指す未来とは?

1本の映画が作られ、観客のもとに届けられる過程には、監督やキャストだけでなくさまざまな業種のプロフェッショナルが関わっている。連載コラム「映画と働く」では、映画業界で働く人に話を聞き、その仕事に懸ける思いやこだわりを紐解いていく。第20回となる今回は、「アルプススタンドのはしの方」や「ビリーバーズ」「水深ゼロメートルから」などで知られる映画プロデューサーであり、映像制作会社レオーネ代表・久保和明にインタビューを実施した。映画、ドラマ、Vシネマ、ピンク映画などさまざまなジャンルを縦横無尽に行き来し500タイトル以上を世に送り出してきた久保。初プロデュース作から25年、会社を設立してから20周年という節目を迎えた彼にその半生を振り返ってもらった。盟友・城定秀夫との出会いや、仕事をするうえで大切にしていること、特集上映「LEONE for DREAMS」の狙いも聞いている。

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2月4日
実写「チェリまほ」日本版&タイ版スタッフが集合、赤楚衛二・町田啓太らキャストを語る

実写「チェリまほ」日本版&タイ版スタッフが集合、赤楚衛二・町田啓太らキャストを語る

アジアのコンテンツビジネスの祭典「2024 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ(Taiwan Creative Content Fest)」が11月5日から8日まで台湾・台北で開催された。同イベントは台湾・文化部(日本の文科省に類似)によって創設された台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(TAICCA)が主催したもの。TAICCAは台湾文化コンテンツの産業化・国際化を促進のため、台湾映画やドラマ、クリエイターを支援している。今年のTCCFでは“IP(知的財産)のローカライズ化”をテーマにしたトークセッションを実施。マンガ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」と、日本とタイで実写化されたドラマを取り上げた。イベントには日本版ドラマ・映画の監督である風間太樹とプロデューサーの本間かなみ、タイ版ドラマの監督であるナッタポン・モンコルサワット(Nuttapong Mongkolsawas)、数々のBLドラマをプロデュースしてきた台湾出身のアニタ・ソン(宋鎵琳)が登壇。映画ナタリーはイベントを取材したのち、4人にグループインタビューを行った。

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2024年12月4日
エスター・リウ、クー・チェンドンら台湾人俳優4名、国際共同製作をテーマにトーク

エスター・リウ、クー・チェンドンら台湾人俳優4名、国際共同製作をテーマにトーク

アジアのコンテンツビジネスの祭典「2024 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ(Taiwan Creative Content Fest)」が11月5日から8日まで台湾・台北で開かれた。主催団体である台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(TAICCA)は台湾文化コンテンツの産業化・国際化を促進するため、台湾映画やドラマ、クリエイターを支援している。2024 TCCFでは台湾人俳優のエスター・リウ(劉品言)、クー・チェンドン(柯震東)、リン・ジェーシー(林哲熹)、ウー・クーシー(呉可熙)が国際共同製作を語るトークセッション「No Borders: The New Wave of Taiwan Actors in International Collaboration」を実施。映画ナタリーではトークセッションを取材するとともに、4人のグループインタビューも行った。エスター・リウらは異なる言語を使う監督と俳優のコミュニケーション、台湾作品の現場における改善点などについて話し、一緒に仕事をしてみたい日本の監督・俳優も教えてくれた。

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2024年11月30日
女性のエンパワーメント作品が次々登場する中国、「チャオ・イェンの思い」ミディ・ジー×チャオ・リーインのインタビューでそのわけを読み解く

女性のエンパワーメント作品が次々登場する中国、「チャオ・イェンの思い」ミディ・ジー×チャオ・リーインのインタビューでそのわけを読み解く

近年、中国映画や中国ドラマの人気が日本で上昇している。そんな中、中国作品ならではの強いヒロイン像やシスターフッドに惹かれるという声が少なくない。連載「中華エンタメを知る」Vol. 1では、中国映画「チャオ・イェンの思い」(原題「乔妍的心事」)を引っさげ東京国際映画祭に参加するため来日したミャンマー出身の監督ミディ・ジー(趙德胤)と、主演のチャオ・リーイン(趙麗穎)に取材を実施。同作もまた、女性たちが権力や圧力に立ち向かい、協力して運命を切り開いていく姿を描いた作品だ。インタビューでは「中国で女性のエンパワーメント作品が次々に生まれる理由は?」といった質問を投げかけたほか、「チャオ・イェンの思い」の舞台裏についても聞いている。

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2024年11月2日