（画像元：AAA 記事元：solowrestling.com 記者：Antonio Rubio）

• イホ・デル・ドクトル・バグネルJr.との正式契約が会見中に発表された。
• メキシコ人レスラーはWWEから興味を示されていた。

　AAAはトリプレマニア33の会場と日程を発表し、今年は以前のように象徴的な会場であるアレナ・シウダ・デ・メヒコにて1日開催のみとした。しかしながら、会見の目玉はそれだけではなかった。というのも、イホ・デル・ドクトル・バグネルJr.との契約も併せて発表されたからだ。

　同選手は去る1月2日にプロレスリングNOAHとの契約が終了し、正式にフリーエージェントとなっていた。それから、複数のメディアがWWEが獲得に興味を示していると報道していたが、同選手は最終的にAAAと契約、生まれ故郷で新たなスタートを切ることにしたようだ。

.@dorianroldan le da la bienvenida al Hijo del Dr Wagner Jr a#LuchaLibreAAA. 💥pic.twitter.com/mFJeooZ1zF

— Lucha Libre AAA Worldwide (@luchalibreaaa)February 11, 2025

　イホ・デル・ドクトル・バグネルJr.はルチャリブレ業界で伝説的な名家に生まれたメキシコ人レスラーである。ドクトル・バグネルJr.、ドクトル・バグネルというメキシカンルチャリブレを象徴する2二人の選手の息子と孫にあたり、父親、祖父と同様に彼もまた一家の意志を引き継いで、そのベビーフェイスのスタイルとカリスマ性をもって、ルチャリブレ業界に足を踏み入れたというわけだ。

　プロデビューを果たしたのは2009年のことである。以降、メキシコ国内ではAAA、CMLL、複数のインディー団体を渡り歩き、家族の偉業の影で、同選手は自分自身の確固たる地位を築くべく努力し続けていた。リング上では時折、弟であり現The Crashタッグ王者でもあるガレノ・デル・マルや父親と共タッグを組んで試合に臨むこともあれば、シングルマッチもこなす選手である。

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