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平凡な学力でもかしこく育てる:イギリスでの子育て

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息子の英検準1級初挑戦と週末エピソード

 

 

イギリスでは年中ほぼ毎日どこかの時間で雨が降りますが、時折、美しい虹を見ることができます。
昨日、空にくっきりと映し出された虹を目にしたので、写真を撮ってみました(少し加工して見やすくしています)。

雨がザーッと降った後、晴れ間が見えると虹が現れるんですよね。

ちなみに、イギリスの雨は日本のように1日中降り続くことはほとんどなく、基本的には曇りがちで、短時間降ってまた曇る、というのが特徴です。

さて、先週末は息子が初めての英検準1級を受験するため、金曜日にロンドンへ向かいました。

今回は夫と息子の二人旅で、私は家でお留守番。息子の勉強は一切見ていないのですが、受験後の話を聞いて驚きました。

 

 

 

英検準1級に挑戦する小学生たち

 

息子によると、英検準1級の受験者の中で最も多い年齢層はなんと10歳前後。

教室によって違いはあると思いますが、彼が受けた教室ではそのような印象だったようです。

また、中高生の受験者も2級のときよりは増えていましたが、やはりメイン層は小学生だったとか。

海外で暮らす日本人の子どもたちは、本当に頑張っていますね。

息子は自信がないまま試験に臨み、終わった後も「ダメだったかもしれない」と落ち込んでいたそうですが、英検準1級を取得しなければ帰国子女枠での受験資格が得られないため、頑張るしかありません。

夫と息子と二人三脚で、今日から面接対策に取り組むようです。

 

 

 

ロンドン観光で気づくこと

 

英検受験の後、夫と息子はロンドン観光を楽しんできました。

せっかく都会のロンドンに遠出しているので、外食や観光を満喫してから帰るのが恒例です。

今回、大英博物館に行こうとしたそうですが、長蛇の列で断念。

観光客が非常に多いようで、2年前に訪れたときは午前中の入場で並ばずに入れた記憶があるだけに、現在の混雑ぶりに驚いたとのこと。

その代わり、科学博物館を訪れ、前回見られなかったエリアを回ったそうです。

観光客にはあまり有名ではないのか、ゆっくり見られたとのことでした。

ランチは一風堂のラーメンを楽しんだそうですが、息子は「高い!」と驚いていました。

ラーメン2人分で38ポンド(約7,600円)。

息子はお金の価値に敏感になってきたようで、「こんな高い値段なら並ばないのも納得だよ」と話していました。

お金の管理や価値観について、イギリス生活で多く学んでいるようです。

私は別に毎日外食するわけじゃないんだから、ロンドンに行った時くらい好きなものを好きなだけ食べておいでと言っています。

 

 

 

息子へのメッセージ

 

英語、学校での勉強、友達や先生との交流、さらにはモノの価値を考えることなど、イギリスでの経験を忘れずに過ごしてほしいと息子には話しています。

これらはいつか日本に戻ったとき、そして大人になってまた海外で暮らすようなとき、知識や経験の財産となり、彼自身のアドバンテージになると信じています。

 

 

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