
2泊3日で秋田に行ってきた。1泊目は市内に泊まり、2泊目は義母と一緒に夏瀬温泉へ。無理矢理なスケジュールで行ったので、1日目は到着後私だけホテルで仕事させてもらったのだけれど……ホテルって、はかどる!空間がシステマティックで余分なものがなく、そしてそこに生活もないせいだと思うのだけれど、普段の5倍速で片付いてほっとひと安心。おかげさまで2、3日目は心から秋田を満喫することができた。
夏瀬温泉で泊まったのは<都わすれ>。色づいた葉が美しい一本道を数キロ進んでやっとたどり着いたそこは、抱返り渓谷を臨む一軒宿。携帯電話も圏外で、テレビも地上波は届いていない。夏瀬温泉の歴史は古いけれど、<都わすれ>は女将さんが3年前に再生した新しい宿なので、現代的で贅沢で、きめ細やかな気配りを感じるつくり。つかの間都を忘れるにはぴったりの場所だった。

3日目はきのこ狩りへ。私は初体験。でも、足場も良くて虫もあまりおらず、ハイキング気分で気軽に楽しめた。残念ながら生えていたのは毒きのこばかりで収穫はなかったけれど(もう採られたあとだったみたい)、夫は子どもの頃いつもおばあさんについてきのこ狩りに行っていたそうで、きのこの種類に本当に詳しくて驚く。またいつか、リベンジに行きたいな。
写真上:宿に並んでいたカラフル長靴。
写真下:毒きのこ。きのこが森に生えている姿は、とても童話的だと思う。