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民医連で働く皆さんへのメッセージ

掲載日:2025年3月1日/更新日:2025年2月27日

『にじのかけはし』より

この本を手に取り読まれたみなさまへ、当事者の方からメッセージを寄せていただきました。本文から学んだこと、知りえたこと、感じたことの色々を、このメッセージと重ねて、日々の仕事や日常生活の中で活かしていただきたいと思います。

ありのままに生きられる世の中へ

「にじのかけはし」の連載にも象徴されるように、世の中にLGBTQという言葉が浸透し、性的マイノリティの当事者たちが少しずつ生きやすい世の中へと変化していることを実感しています。一方で、私自身、親とは絶縁、家族同然に暮らしている子どもたちにも話していないという状況です。

自分らしく生きているだけなのに、隠さないといけない、ウソをつかないといけない。これまでは諦めていました。

しかし、これ以上同じような思いで生きる人を増やしたくありません。あなたの身近で苦しんでいる人がいるかもしれない。

まずは知って下さい。たとえ理解できなかったとしても、理解しようとしてほしい。そして自分にできることは何かを考えてほしい、と願っています。

名前:外松 民医連勤続年数:12年
セクシュアリティー:トランスジェンダー

味方だよと伝えてほしい

自分は小学校5年生のときにゲイだと自認しました。学校でゲイであるという理由でいじめられたこともあり(カミングアウトはしていない)、ずっと隠して生きてきました。入職してセクシュアリティーのことが原因で抑うつ状態のときもありました。

まず、LGBTQsの人々が不健康に陥りやすいリスクを知って関心をもってほしいです。できる範囲でいいので自分は味方だよと表明(ALLYバッジをつけたり、学習したことを周りに伝えたり)してほしいです。

当事者はささいな表明でも気づき励みになります。関心を持てなくても医療職のプロとして適切に対応してほしいです。

名前:食べ歩き 民医連勤続年数:6年
セクシュアリティー:ゲイ

私たちも皆と同じ人です ─患者の立場から

病院で自分がトランスジェンダーであることを隠し、治療がうまくいかず、何件も病院に行き、対応してくれるところがないか探しました。

トランスジェンダーの話をすると、それ以上は聞きたくないと言われて他の病院に紹介され、たらい回しにされました。看護師から嫌がらせを受けたこともあ ります。医師は、自分が知らない事には耳を傾けないところがあると感じました。

私たちトランスジェンダーは、そのようなことがあるので、自分を隠し、心に傷をうけます。私たちも皆と同じ人です。

病院に、レインボーフラッグを受け付けに付け、相談できる個室を作って欲しいです。本人が希望したら名前を変えて呼んで欲しいし、その事を申し送りして欲しいです。

名前:早乙女香織
セクシュアリティー:トランスジェンダー

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