2025.11.21
楽しく大衆文化について学べたと思います。
様々な意見交換がなされていました。
※私が担当しているクラスのうち、2クラスはインフルエンザ蔓延防止のため、やむを得ずペアワーク(ソロも容認)をしました。ここで書いたものは、あくまでもグループワークをした場合の授業ですのでご了承ください。
Unit’s Theme:第一次世界大戦がもたらしたものを考える
Today’s Theme:大衆文化として何がどのように広がったのか理解する
P 対話の準備:Icebreaker
大正時代の大衆文化とはどんなものを指すのかな?
調べてはいけない! 自分と友達の頭の中で勝負しよう!
A 探究の入口:Critical Reading
今回は教科書を読まずに!
B ポイント解説
今回は解説せず、プリントに概要を載せただけ
◎アメリカの「永遠の繁栄」
大量生産・大量消費社会となり好景気に
・工業の発展:大量生産された自動車や家電製品の普及
← ラジオなど広告の影響
例)フォード:「金持ちのおもちゃ」を実用化
→ 自動車を大衆の足に
・大衆の娯楽:映画,音楽,プロスポーツなどの発展
◎日本の都市化と大衆化
・職業婦人:自分の意思で職を選んで働く
・モダンガール(モガ):アメリカの影響を受けた消費文化
◎日本のマスメディア
・マスメディア発達の背景:教育水準の向上
(1920年に義務教育の就学率が99%超、大学令が1918年制定)
・大衆雑誌・ラジオ放送・新聞
→ 政府が統制
出版法(1893)、新聞紙法(1909)、治安維持法(1925)など
逆に、宣伝・広報活動を利用して大衆を操作する面も
C 協働的な学び:Group Work
◎( )に次の写真や史資料に関連したテーマを入れ、
それらを用いて大衆文化の説明をしよう!
以下はあくまでも一例であり、いろいろなテーマが出されました。
グループ① ◎(女性の社会進出、女性の解放)
・モダンガール(モガ)
・女性のタイピスト
・Votes Women at 21(ある運動)
イギリスでは1918年に男性21歳以上、女性30歳以上に参政権が与えられたが、女性にも21歳以上に下げるよう運動が起こった。
※実際のプリントには写真を掲載
グループ② ◎(日本のだんらん、和と洋の融合)
・日本人の余暇の過ごし方(1923)
・大正時代のだんらんの様子
・大正時代末期の文化住宅(レイアウト図)
グループ③ ◎(アメリカの永遠の繁栄、大量生産・大量消費)
・アメリカにおける自動車の販売と所有(グラフ)
・アメリカにおける家電製品の普及(グラフ)
・フォード工場の組立ライン
・1920年代のマンハッタン(NY)
※写真はすべてノーヒント
・ミッキーマウスの映画
・ジャズの演奏
・ベーブルースの広告
G Today’s Goal
何が大衆社会を広げる後押しになったと思う?
※写真はすべてノーヒント
・上野-浅草の地下鉄のポスター
・ラジオ
・大衆雑誌『キング』の表紙
・新聞の発行部数の推移のグラフ
一言でいえばマス・メディア
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