大和森林物語
前回、明治初期に切られようとする吉野山の桜を、土倉庄三郎が買い取って守ったエピソードを紹介した。 だが、それだけでは桜を守りきれなかったようだ。やはり政府が修験道を廃止としたことの影響は大きく、吉野山は寂れていく。 年々荒れる桜の樹林に危機感を持った吉野山の住人は、1880年に桜の保護を目的とした
ハッシュタグ「#kashi_iro(カシイロ=橿原の色)」を付けて市民が投稿し、橿原市公式インスタグラムに掲載された風景写真の展覧会が18日、近鉄大和八木駅前の市分庁舎10階展望フロアで始まる。市主催で7回目。古里の魅力を再発見した約130点が並ぶ。3月2日まで。 インスタ閲覧評価で525以上の「
生駒市南部にある市立大瀬中2年生約20人が13日、キャリア学習の一環で、平群町の「道の駅大和路へぐり くまがしステーション」を訪れた。中山悟所長との質疑応答では、売り上げを伸ばすための工夫や苦労などを熱心に質問し、地域産業の役割や仕事の意義を学んだ。 同校が設定した七つのテーマのうち「地元の野菜を
酒類卸会社の泉屋(奈良市福智院町)は、奈良市産のブランドイチゴ「古都華」を使った「Nara―izm(ナライズム)古都華チューハイ」を発売した=写真。 萩原苺農園(奈良市)の古都華を使用した。泉屋はこれまで古都華を原料にした飲料を商品化しており、2021年に販売を始めた「古都華サイダー」は通算約30
特殊詐欺被害の防止啓発に貢献したとして五條署は16日、県立五條高校美術部に感謝状を贈った。白山孝則署長が部長の渡辺こころさん(3年)に手渡した。 同高美術部は2025年夏ごろ、特殊詐欺被害を防ぐための啓発品となる通帳ケースやポケットティッシュ6種類の図案を制作。依頼した同署は25年の年末特別警戒で
天理大(天理市)は16日、豊臣秀吉の弟秀長にまつわる書状を発見したと発表した。秀長が大和国を拝領して、郡山城(大和郡山市)に入った1585年のものとみられ、宗教勢力をうまく掌握しながら、大和国を統治していた実態が垣間見える内容としている。 補佐役として力を発揮した秀長は、秀吉を武将の頂に押し上げた
県議会は17日、立憲系会派「新政なら」の県議2人の会派変更を発表した。森山賀文氏=6期目=と藤野良次氏=5期目=がそれぞれ無所属で再出発する。森山氏は中道が惨敗した衆院選(8日投開票)の結果を受け、16日に立憲県連に離党届を提出していた。 県議会の会派は2人以上が構成条件。新政ならは2人会派だった
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」にちなんだ特別陳列「大和の城郭と考古学」が橿原市畝傍町の県立橿原考古学研究所付属博物館(橿考研博)で開かれている。100万石の領主として1585(天正13)年、郡山城(現大和郡山市)に入った秀長。その権威を示すため掲げた豊臣家紋「五七桐(ごしちのきり)」入り鬼瓦(宇陀

県立桜井高(桜井市桜井)で校内マラソン「第37回三輪山走歩大会」が開かれ、1、2年生581人が市内の三輪山麓(さんろく)の山辺の道や町並みを力いっぱい駆け抜けた。 体力向上と精神力の強化などを目的とした恒例行事。コースは学校北側の初瀬川河川敷を発着点とした7キロで、3年生有志105人もコース誘導な

奈良市の県警察学校で初任科長期課程生(高卒程度)の卒業式が開かれた。2025年4月に入学し、逮捕術や法律などを学んだ18人が出席。家族や教官の前で、警察官としての活躍を誓った。 式は1月29日にあり岡田俊則学校長は「同期の絆は生涯の財産。積極果敢な姿勢で、失敗を恐れず勇気をもって一歩を踏み出して」

葵トリオの演奏会が3月15日午後2時、大和郡山市のDMGMORIやまと郡山城ホールである。生駒出身のチェリスト・伊東裕さん、橿原出身のバイオリニスト・小川響子さん、兵庫出身のピアニスト・秋元孝介さんのピアノトリオで「葵」は3人の頭文字を並べた。ARDミュンヘン国際音楽コンクールで日本人として初優勝
大和のオススメ!
奈良の名所を独自の視点で切り取る一方、知られざるディープな奈良も紹介する。「バンギャルちゃんの日常」などの作品でも知られる県出身の漫画家、蟹(かに)めんまさんが面白おかしく描いた地域密着型のコミック「出戻りて、奈良。シカ県民やりなおし日記」。エッセー風に読みやすく仕上げた。 2024~25年にホー

宇陀市の子ども支援施設「宇陀ほっとスペースつどい」(榛原萩原)に利用者送迎用の車が新たに配備され、関係者にお披露目された。公益財団法人「B&G財団」(東京都)が寄贈した。 「つどい」は支援が必要な子どもたちに家庭でも学校でもない安全な場所を提供しようと、市が2023年、児童養護施設・大和育成園の敷

京奈和自動車道大和御所道路・橿原高田IC(インターチェンジ、橿原市)の大阪方面接続ランプ(合流道路)が3月8日午前6時に開通する。ランプの先には大和高田バイパスがあり、堺市につながる南阪奈道路に続いており、県南部・和歌山県と大阪府南部間の交通アクセスが向上し、橿原市内の渋滞緩和も見込まれる。 国土

◇法隆寺教習所が考案依頼 奈良・大阪両府県で自動車教習所5校を運営する「フォージィ」(フ社、大阪府門真市)が2025年末に導入した教習車の新車の外装ラッピングに、県立二階堂高(天理市荒蒔町、辻誠校長)の1年生、山瀬優奈さん(16)が考案したデザインが採用された。校内でお披露目会があり、山瀬さんは「

東大寺二月堂のお水取り(修二会)で使う松明(たいまつ)の材料を作る「松明調製」が11日、三重県名張市赤目町一ノ井の極楽寺であった。778年目とされる行事で、地元住民や県立名張高校の生徒ら約100人が近くの山からヒノキの大木を切り出して寺に運び、仕上げていった。3月12日に東大寺に届け、翌年のお水取
奈良市クリーンセンター(ごみ処理施設)建設計画策定委員会(委員長・中川幾郎帝塚山大名誉教授)は16日、センター候補地への検討対象から神殿町を外すとの答申書を仲川げん市長に提出した。「神殿町周辺での調査受け入れを検討したい」との提言書が地元から出された直後に撤回されたため、検討に入る前提が失われたと

ひな祭り(桃の節句)を前に、大正初期から平成時代までのひな段飾り人形などを集めた「西吉野のおひなさま展」が五條市西吉野町の賀名生(あのう)の里歴史民俗資料館で開かれている=写真。4月5日まで。おひなさま展は観覧無料。 地域の住民らから寄贈された5、7段飾りのひな人形10組や、御殿に人形を配した関西

四天王寺大(大阪)、奈良地方気象台と「新しい防災教育」の構築を進めてきた奈良女子大付属小5年月組は13、14両日、奈良市百楽園1の同小で、災害に関する身の回りの危険性について児童が調査結果を発表し、意見を出し合った。同小の学習研究発表会の一環で、全国の学校関係者らが視察した。 13日はハザードマッ

真言宗豊山派の総本山、長谷寺(桜井市初瀬)で14日、大和路に春を呼ぶ火祭り「だだおし」が営まれた。赤、青、緑の3匹の鬼が長さ約4・5メートル、重さ約120キロの巨大なたいまつを振り回す勇壮な儀式に大勢の参拝客が見入った。 人々のけがれを払う法要「修二会(しゅにえ)」を締めくくる鬼追いの儀式。ほら貝