県内の私立高校で2023年度、女子生徒が同級生2人から「いじめられてかわいそう」と言われるなど言葉によるいじめに遭っていたことが分かった。同校はいじめ防止法上の「重大事態」とみて調査委員会を設置。このほど、いじめの存在を認める報告書がまとまった。女子生徒は既に県外へ転校しているが、報告書は転校とい
文部科学省が昨年10月に公表した23年度の「問題行動・不登校調査」によると、全国の国公私立小中学校と高校、特別支援学校で認知されたいじめは73万2568件、「重大事態」は前年度比387件増の1306件に上った。 いじめ防止法は重大事態を(1)生命、心身または財産に重大な被害が生じた疑いがある(2)
志摩市浜島町の浜島港内に放置されている船舶18隻の行政代執行がこのほど、始まった。県内での放置船の代執行は2例目。 現在、浜島港には所有者が判明している船舶18隻、所有者不明の船舶10隻が放置されており、油漏れなどが発生。台風などで流出し、他船舶などに被害を与えることも懸念されている。 このため所
市民団体から有害性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が四日市市内の河川から国の暫定目標値を大幅に上回る値が検出されたとして対応を求められた県は、14日付で「四日市市内の河川については、水質汚濁(おだく)防止法を所管する市において水質調査が実施されるもの」などと回答した。2月26日に一見勝之知
皇学館大学(伊勢市神田久本町)で18日、学位記・修了証授与式が行われた。大学生・院生687人が学びやを巣立った。 卒業生らは伊勢神宮の外宮や内宮を参拝後、式に臨んだ。河野訓学長は式辞で「今後も学ぶことを忘れないでください。新しい自分に生まれ変わり、決意を新たにして、前途洋々たる大海にこぎ出してくだ
文部科学省は19日、4月に開校する県立みえ四葉ケ咲(よつばがさき)中学校(津市)を、柔軟に授業時間数を設定できる「学びの多様化学校」に指定した。みえ四葉ケ咲中は夜間中学としてさまざまな理由で十分に義務教育を受けられなかった人が通うだけでなく、不登校の現役中学生も受け入れる予定。今回の指定により、不
社告
毎日新聞社が発行する点字新聞「点字毎日」の編集部では、「点字名刺」の印刷を随時受け付けています。お手持ちの名刺に点字を打ち込んでみませんか。 「点字毎日」は1922(大正11)年の創刊以来、視覚障害者向けのニュースを独自に取材・編集し、週刊で発行を続けています。この印刷設備を使って、編集部では「点
行政ファイル
伊賀市と日本石材産業協会(東京都)、同県支部の3者は19日、災害時に復旧活動の支障となる石材構造物を移動するなどの応急対策業務に関する協定を結んだ。同支部によると、東海4県で初の協定という。災害が発生し、市が要請すると、石碑、モニュメントなどの撤去、移設をする。市役所であった締結式で県内10業者が
行政ファイル
伊賀市は市条例に基づき、初当選した稲森稔尚市長の任期が始まった2024年11月21日時点の資産を公開した。資産等報告書によると、記載は株券が西日本旅客鉄道の2株と自動車が小型自動車1台だった。当座・普通を除く預貯金、貸付金借入金はいずれも0円だった。報告書の閲覧は年末年始を除く平日の午前8時半~午
名張市の名張川漁業協同組合は19日、アマゴ40キロを同市赤目町長坂の滝川(名張川の支流、赤目四十八滝キャンプ場周辺)で放流した。釣りの解禁は20日午前6時。 県内で養殖した体長約20センチのアマゴで、約800匹。2020年までは市街地でも放流したが、群れのカワウが食べてしまうため、現在は上流に限定
◇市、旧市町村の枠超えた統合検討 急激な児童生徒の減少、学校の小規模化を受けて設置された伊賀市立小中学校の規模、配置を検討する「市学校みらい構想検討委員会」は「望ましいみらいの学校規模」(学級数)を小学校で12~18学級、中学校で9~18学級とする「市学校みらい構想基本計画」最終案をまとめ、12日
三重県内の私立高校で2023年度、女子生徒が同級生2人から「いじめられてかわいそう」と言われるなど言葉によるいじめに遭っていたことが分かった。同校はいじめ防止法上の「重大事態」とみて調査委員会を設置。このほど、いじめの存在を認める報告書がまとまった。女子生徒は既に県外へ転校しているが、報告書は転校
名古屋大大学院理学研究科付属臨海実験所(三重県鳥羽市)の自見直人講師(33)=系統分類学=が発見した新種のゴカイ「ケショウシリス」が、国際的な海洋生物データベースWoRMS(World Register of Marine Species)が選ぶ「世界の注目すべき海洋生物の新種トップ10in202
伊賀市は18日、4月1日付の人事異動を発表した。異動数は462人(前年441人)だった。 女性管理職(副参事を除く)は部長級3人は前年と同数。次長級は前年の1人から5人に増。課長級は16人から13人に減。合計21人は前年より1増。 防災危機対策局長(部長級)に元伊賀署長で県警警備部長を3月末で退職
一見勝之知事は任期満了(9月12日)に伴う知事選に再選を目指して立候補する意向を固めた。18日、複数の関係者への取材で明らかになった。21日の県議会本会議で表明する見通しだという。 関係者によると、18日までに県議会や政党など複数の関係者に立候補の意向を伝えた。無所属で出馬するとみられている。一見
母親に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた津市榊原町、無職、藤田好宏被告(43)の裁判員裁判で、津地裁(出口博章裁判長)は18日、懲役5年(求刑・懲役6年)の判決を言い渡した。 判決などによると、2024年5月9~10日に同居する母ミサ子さん(当時66歳)の腹部に殴る蹴るの暴行を加
亀山市の国道1号を逆走し、大型バイクと衝突して男性を死亡させたとして、津地裁(西前征志裁判官)は18日、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた菰野町、無職、前田雅弘被告(78)に禁錮2年6月、執行猶予4年(求刑・禁錮2年6月)の判決を言い渡した。 判決などによると、前田被告は2024年5月
2025年度の県立高校入試で17日、合格発表があり全日制53校と定時制11校、通信制2校で計1万431人が合格した。県教育委員会は合格者が定員を満たさなかった全日制の15校22学科・コースと定時制の11校16学科、通信制の2校2学科で再募集する。再募集する高校には通学区域外からも志願できる。 再募
国土交通省が18日に公表した公示地価(1月1日現在)で、県内の平均変動率は住宅地と商業地で2年連続で上昇した。上昇率はともに0・5%。工業地は3年連続の上昇で、上昇率は1・9%だった。【原諒馬】 住宅地と商業地の継続調査地点計392地点のうち、上昇したのは住宅地が160地点(前年143地点)、商業
ボランティアで伊勢神宮を案内する「お伊勢さん観光ガイド認定式」が13日、伊勢市本町の伊勢市観光協会風餐亭で開かれた。半年間の研修を終え審査に合格した14期生7人が新たにガイドに認定された。4月1日にガイドデビューする。 1995年に発足した市観光協会のボランティアガイドによる「お伊勢さん観光ガイド