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凶刃に倒れた孫は後継者 「整理できない」取材を受けた祖父母の嘆き

毎日新聞2026/2/16 19:45(最終更新 2/16 19:45)有料記事1338文字
事件で亡くなった鎌田隆之亮さんへの思いを語る祖父母=奈良県内で2026年2月16日午前10時52分、川地隆史撮影
事件で亡くなった鎌田隆之亮さんへの思いを語る祖父母=奈良県内で2026年2月16日午前10時52分、川地隆史撮影

 「運動神経が抜群で、家族思いで、自慢の孫だった」。大阪・ミナミの道頓堀で少年3人が刃物で刺されて死傷した事件で、死亡した少年(17)の祖父母が16日、毎日新聞の取材に応じた。高校中退後、新たな就職先で懸命に働いていた。週末は祖父母が経営する農場を手伝い、将来は後を継いでもらおうと期待していた矢先の出来事だった。「こんな別れになるとは、整理がつかない」。張り裂けそうな胸の内を語った。

 事件で亡くなったのは奈良県田原本町の会社員、鎌田隆之亮さん。14日深夜に大阪市中央区心斎橋筋2の雑居ビルで、刃物で襲われて命を落とした。大阪府警は15日、大阪市住吉区の無職、岩崎龍我(りょうが)容疑者(21)を殺人容疑で逮捕した。

 鎌田さんは3人きょうだいの長男で、7人いる孫の中で最初の男の子だった。

 小さい頃から走るのが速く、小学校2年で地元のクラブチームでサッカーを始めた。練習も休まず取り組み、努力と持ち前の運動神経で活躍。祖父母は欠かさず試合の応援に駆けつけた。

 中学2年の時にはテストに合格して奈良の強豪クラブに入団した。…

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