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参院選2025

第27回参院選は7月3日公示・20日投開票。関連するニュースを特集します。

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「役割固定する差別的主張」 参政代表の発言に「NO」、各地で集会

毎日新聞2025/7/12 18:12(最終更新 7/12 21:49)有料記事827文字
参政党の神谷宗幣代表の「高齢の女性は子どもを産めない」などの発言に抗議する人たち=東京都武蔵野市で2025年7月12日午前10時9分、和田大典撮影
参政党の神谷宗幣代表の「高齢の女性は子どもを産めない」などの発言に抗議する人たち=東京都武蔵野市で2025年7月12日午前10時9分、和田大典撮影

 参政党の神谷宗幣代表が参院選の街頭演説で「高齢の女性は子どもを産めない」などと発言したことを受け、市民による抗議集会が全国各地で開かれている。参加者らは「女性は出産と育児をし、男性は働くものと役割を固定する差別的な主張」と訴えている。

 神谷氏は3日午前、街頭演説で「今まで間違えたんですよ。男女共同参画とか。日本の人口を維持していこうと思ったら、若い女性に子どもを産んだ方が安心して暮らせるな、という社会状況をつくらないといけないのに、働け働けとやり過ぎた。だから少しバランスを取って働くこともいいし、家庭に入って子どもを育てるのもいい」などと語った。

 この発言に対し、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅前では12日午前、100人弱が集まり「差別反対」「誰のことも排除しない社会に」と呼びかけた。パートナーと一緒に参加した女性(28)は「女性は子どもを産んで社会に役立てという思想。参政党は人を『役に立つ存在かどうか』で判断していて怖い」と語った。高校3年の横道琳人(あきと)さん(17)は「リアルな場で、街行く人に声を届けたかった」と話した。

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