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毎日新聞

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能登半島地震

2024年1月1日、石川県能登地方で最大震度7を観測する地震がありました。同地方では、23年5月に最大震度6強の地震が発生しています。

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低い耐震化率 高い高齢化率 「壊滅的」被害招く 能登半島地震

毎日新聞2024/1/3 20:28(最終更新 1/4 07:54)有料記事English version1215文字
昨年5月に発生した地震の応急危険度判定で「危険」と判定され、今回の地震で倒壊したとみられる家屋(右)=石川県珠洲市正院町で2024年1月3日、阿部弘賢撮影
昨年5月に発生した地震の応急危険度判定で「危険」と判定され、今回の地震で倒壊したとみられる家屋(右)=石川県珠洲市正院町で2024年1月3日、阿部弘賢撮影

 1日に発生した能登半島地震では木造住宅の倒壊が相次いだ。激しい揺れに襲われた石川県輪島市、珠洲市の街は壊滅的な状態で、いまだ被害の全容は明らかになっていない。これほどまでに甚大な被害をもたらした要因は何だったのか。

 「まるで戦争の直後みたいだ。何もなくなってしまった」

 能登半島の先端にある珠洲市で暮らす同市議の浜田隆伸さん(62)は、同市正院町の住宅街にある自宅周辺の惨状をそう説明し、落胆した。自宅は大きく損傷し、密集していた周囲の木造住宅は垂直方向に押しつぶされたように崩れ、残った瓦屋根が道路を塞いでいる。

 年末年始で市内の実家に帰省していた女性(51)も驚きを隠せない。地震直後に慌てて家の外に出ると、近くの木造住宅が崩れ、瓦屋根がそのまま「ドスン」と大きな音を立てて地面に崩れ落ちた。「実家の周囲の住宅のうち7~8割は倒壊している」といい、複数の知人が家の下敷きになった。

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