
毎日新聞企業人大学が20日、千葉市美浜区のホテルグリーンタワー幕張であり、宇宙ベンチャー「ALE」社長の岡島礼奈さん(46)が「東大で落ちこぼれた私は人工流れ星に挑む~宇宙ベンチャーができること」をテーマに講演した。「人工の流れ星を作り出す宇宙ショーをビジネスにしつつ、基礎科学にも貢献する」と展望

スペースデブリ(宇宙ごみ)の影響で中国の宇宙ステーション「天宮」での滞在が延びていた有人宇宙船「神舟20号」乗組員の宇宙飛行士3人が14日、内陸部・内モンゴル自治区の東風着陸場へ帰還した。中国国営新華社通信が伝えた。 20号は4月に打ち上げられ、天宮とドッキング。3人は任務を終え、今月5日に地球へ

星空がよく見える各地のスポットや全国のプラネタリウムを飛び回り、星座の説明をする。 そんな、どこにも所属しないフリーの星空解説者は、話す時に大切にしていることがある。 「静かに聞いているお通夜みたいな雰囲気が耐えられなかった」。それで変わった彼の語りの魅力とは。 ◇入社してプラネタリウム担当に 「

千葉県は10月31日、県産のナシ「王秋(おうしゅう)」数個が国際宇宙ステーション(ISS)に届けられたと発表した。県産の生鮮食品がISSで提供されるのは初めて。柔らく甘みのある味わいが長期滞在の宇宙飛行士の食生活に彩りを添えそうだ。 県農林総合研究センター(千葉市緑区)が栽培し、出荷時期と補給機の

宇宙ステーションに物資を届ける宇宙航空研究開発機構(JAXA)の新型無人補給機「HTV―X」1号機が26日、鹿児島・種子島からH3ロケットで打ち上げられ、予定の軌道への投入に成功した。30日に国際宇宙ステーション(ISS)に到着し、さまざまな実験装置や生鮮食品などを、滞在中の油井亀美也宇宙飛行士(

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日午前9時ごろ、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届ける新型無人補給機「HTV-X」1号機を鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケット7号機で打ち上げ、軌道投入に成功した。ISSに長期滞在中の油井亀美也宇宙飛行士(55)が日本時間30日未明にロボットアー

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日午前9時ごろ、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届ける新型無人補給機「HTV-X」1号機を鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケット7号機で打ち上げた。ISSに長期滞在中の油井亀美也宇宙飛行士(55)が日本時間30日未明にロボットアームを操作して機体を

国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届ける日本の新型無人補給機「HTV-X」1号機が今月24日以降に打ち上げられる。技術的な責任者を務める宇宙航空研究開発機構(JAXA)の内山崇さん(50)は、宇宙飛行士選抜試験でファイナリストに残った経験を持つ。 そして今回、開発した補給機をISSでキャッチす

星空と宇宙
また新たな彗星(すいせい)がやってきました。その名は「レモン彗星」。黄色いレモンが夜空に浮かぶ姿を想像しそうな名前ですが、実は関係がありません。2025年1月、米国のレモン山天文台が発見しました。新月の10月21日には地球に約9000万キロ(地球―太陽間の6割ほど)まで最接近します。今まさに、見ご

地球の気候変動や資源の枯渇が深刻化するなか、月や火星で人類の居住を可能にする「テラフォーミング(地球化)」研究が注目されている。北海道大大学院の藤田知道教授(生物科学)は、コケを使って月や火星を緑化することを第一歩とし、「生態系を地球外にも実現する」と夢を描いている。 テラフォーミング構想は、地球

約5カ月間の国際宇宙ステーション(ISS)滞在を終えて8月に帰還した大西卓哉宇宙飛行士(49)が3日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)東京事務所で記者会見した。大西さんは「ISSから月が大変きれいに見えて、次はあそこに行きたいと思った。これまでの経験を全てぶつけるつもりで(国際月探査の)アルテミス

米航空宇宙局(NASA)は22日、宇宙飛行士に日系人のユリ・クボ氏(40)ら10人を選んだと発表した。約2年間の訓練を経て、正式な飛行士となる。日系人のNASA飛行士としてこれまでにダニエル・タニ氏、エリソン・オニヅカ氏がいる。 クボ氏は中西部インディアナ州出身。実業家イーロン・マスク氏率いる宇宙

米航空宇宙局(NASA)は10日、火星探査車「パーシビアランス」が採取した火星の岩石に、微生物の痕跡の可能性がある物質が見つかったと発表した。成果は同日、英科学誌ネイチャーに掲載された。NASAのダフィー長官代行は記者会見で「これまで火星で発見された中で最も明確な生命の兆候かもしれない」と話した。

探査機はやぶさ2が探査した小惑星リュウグウの岩石は、過去に水を氷として10億年以上も保持していたとする研究成果を、東京大などの研究チームがまとめた。地球に存在する水は、リュウグウのような小惑星が氷の状態で運んできたという、新たな可能性を示す結果となった。 チームははやぶさ2がリュウグウから持ち帰っ

満月が地球の影にすっぽりと入る「皆既月食」が8日未明、約3年ぶりに全国各地で見られた。晴れ間がのぞいた地域では、1時間以上にわたって月が赤銅色に染まり、秋の夜空を幻想的に彩った。 8日午前1時半ごろ、月が上の方から欠け始め、午前2時半ごろに皆既食となった。東京都内は好天に恵まれ、赤い月が東京タワー

宇宙事業会社スペースワン(東京)は31日、民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」(和歌山県串本町)で発射準備を進めている同社の小型ロケット「カイロス」3号機について、札幌市の宇宙ベンチャーなど計4機の衛星を搭載すると発表した。 同日、串本町で開かれた県主催のシンポジウムで明らかにした。打ち上げ時
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ新型無人補給機「HTV―X」1号機を10月21日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。予定時刻は午前10時58分ごろ。H3ロケット7号機を使用する。 ISSには油井亀美也飛行士(55)が滞在中。到

水田から排出される強力な温室効果ガスのメタン削減に農家が取り組みやすくなるよう、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が人工衛星を使った実証実験を始めた。稲を育てている間に田んぼの水を抜くとメタン発生を減らせるため、水の有無をレーダーで観測する。削減分は売買可能な「クレジット」となり、地球温暖化対策と農

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉飛行士(49)ら4人が搭乗した米スペースXの宇宙船クルードラゴンが9日昼ごろ(日本時間10日未明)、カリフォルニア州の沖合に着水し、約5カ月ぶりに地球に帰還した。 宇宙船は海上で専用船に引き揚げられた。大西さんはスペースXスタッフの手を借りて宇宙船の外に出

米航空宇宙局(NASA)によると、爆発事故後に地球に帰還した宇宙船アポロ13号の船長を務めたジェームズ・ラベルさんが7日、中西部イリノイ州で死去した。97歳。死因は明らかになっていない。 アポロ13号の帰還は、奇跡の生還として1995年に「アポロ13」として映画化され、ラベルさん役をトム・ハンクス