
それを公表したのは、公示のわずか5日前だった。 「新しい命を授かりました」 衆院選・長野2区で初当選した自民党新人の藤田ひかるさん(35)は、妊娠を公表して立候補するという異例の道を選んだ。 心ない中傷も受けた。それでも挑んだ、厳寒の選挙戦。体調を優先し、活動を制約しながら戦った彼女の12日間は、

読む政治
8日に投開票された衆院選の結果を踏まえ、毎日新聞は全候補を対象にしたアンケートのうち当選者465人分を集計し、消費減税に対する考えを分析した。衆院選では多くの政党が消費減税を公約に掲げており、「食料品の税率をゼロにすべきだ」との回答が当選者全体の51%(239人)を占めた。ただ、単独で3分の2超を

解剖・高市現象
衆院選で自民党に歴史的圧勝をもたらした要因の一つに、インターネット上での高市早苗首相の発信力が挙げられる。SNSの情報分析に詳しい「JX通信社」の米重克洋社長は、もともとネット空間が保守寄りになっているのに加えて、高市氏の振る舞いにもネット向けの戦略が垣間見えると指摘する。【聞き手・田中裕之】 ◇

高市早苗首相が特別国会で実施する施政方針演説の原案が17日、判明した。危機管理投資や成長投資などの予算については、多年度で別枠で管理する仕組みを導入する方針を表明する。複数年度予算や長期的な基金による投資促進を「大胆に進める」とし、多年度で別枠で管理することは「債務残高対国内総生産(GDP)比引き

中道改革連合の小川淳也代表は17日、立憲民主党の水岡俊一、公明党の竹谷とし子両代表と会談し、今後の国会での連携を確認した。小川氏は中道の新執行部の陣容も固め、18日召集の特別国会に臨むが、人事で早速混乱が生じたほか、将来的な合流を巡って立憲・公明側との考え方の隔たりがあらわになるなど一枚岩にはなり

第221特別国会は18日、召集される。高市早苗首相は同日の衆参本会議で第105代首相に選出され、同日中に第2次高市内閣を発足させる。全閣僚を再任する方針だ。首相は組閣後に記者会見し、今後の政権運営について説明する。 首相は17日の自民党役員会で、衆院選で「信任を得られたことに安心している。今やるべ

◇子育て「当事者」に若者期待 衆院選は、長野2区でも高市早苗首相人気の「風」が勝敗を分けた。最終盤の松本市の街頭。自民・藤田ひかる氏が「政権への期待感、追い風、大きく感じている」と述べれば、中道改革連合・下条みつ氏は「こんなに真向かいから来る風は(自民大勝の2005年)郵政解散以上」と吐露した。藤

中道改革連合の小川淳也代表は17日、ともに香川県選出の国民民主党の玉木雄一郎代表について「隣町で20年以上一緒にやってきて、半分以上を同じ党で苦楽をともにしてきた。外はいろいろ言うが、私と玉木さんの間には、二人にしか分かりあえない世界観がある」と語った。中道と国民民主を支援する連合の芳野友子会長と

自民党は17日、党本部で新人議員研修会を開いた。自民は衆院選で圧勝し、66人に上る新人議員が誕生。研修会では、党幹部らが「今回の当選は、高市早苗首相の力によるところが大きい」と慢心を戒めるよう注意を促し、国会議員としての心構えなどを説いた。 党中央政治大学院が主催し、鈴木俊一幹事長ら党幹部が、倫理

中道改革連合の小川淳也代表は17日、野党第1党から選出される衆院副議長人事を巡って、党内の対応が一転した事情に関し、「人事のてんまつは機微に触れる。ほとぼりが冷めたら諸事情を話すことは非公式にあるかもしれないが、この場ではお許しいただきたい」と述べるにとどめた。東京都内で記者団に語った。 複数の党

政府が外国による諜報(ちょうほう)活動を取り締まる「スパイ防止法」の制定に向けた議論を、今夏にも始めることが政府関係者への取材で分かった。年内にも設置する有識者会議や与党内の議論も踏まえて法案の検討を具体化させる。 18日召集の特別国会で、政府のインテリジェンス(情報収集・分析)の司令塔となる「国

衆議院選挙で自民党が大勝した背景には、小選挙区制の「増幅効果」と呼ばれる仕組みも大きく関係していました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「衆院選の増幅効果」について解説します。Q 小選挙区制とはどんな仕組みなの?A 小選挙区制は、一つの選挙区から1人だけ議員を選ぶ制度です。たくさん

衆院選で中道改革連合から立候補し落選した栃木2区の福田昭夫(77)、同4区の藤岡隆雄(48)両元衆院議員がそれぞれ離党する意向を明らかにした。今後、両氏は正式な手続きを進め、当面は無所属で活動する方針。 福田氏は16日、報道陣に離党を表明。3月にも離党届を提出する考えを示した。 8期目を目指した福

衆議院選挙で高市早苗首相が率いる自民党が大きく勝ちました。その理由の一つとして、インターネット動画の影響が注目されています。データをもとにネット動画が選挙にどう影響したのかを解説します。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ネット動画と選挙の関係」を解説します。Q ネット動画が選挙に影

政府は日本人らへの特殊詐欺が深刻化しているとして、年内にも詐欺の拠点のあるカンボジアなど東南アジア4カ国の警察にパソコンの解析などに使う機材を提供する。政府はタイ・バンコクで16日、国連薬物犯罪事務所(UNODC)と最大5億1600万円の無償資金協力を供与する書簡に署名した。 政府はUNODCを通

高市早苗首相(自民党総裁)は17日の役員会で、18日召集の特別国会に向けて「国民の皆様と約束した政権公約を礎に、自民党がしっかり結束し、結果を出すということが重要だ」と意気込みを述べた。会合後、鈴木俊一幹事長が明らかにした。 先の衆院選(定数465議席)で、自民は連立政権を組む日本維新の会と合わせ

「闘う政治学者」が、なんだか丸くなっていた。 法政大教授の山口二郎さん(67)。 第2次安倍政権以降、一貫して野党側の立場で活動してきたが、「もうなんか、そろそろいいなという感じはしますね」とぽつり。 自民党の、というより高市早苗首相の「歴史的大勝」に終わった衆院選をどう見たのだろうか。 <主な

中道改革連合は17日の各派協議会で次期衆院副議長に公明党元代表の石井啓一氏(67)を推薦する方針を伝えた。中道関係者によると、党内では立憲民主党元代表の泉健太氏(51)の推薦に向けて調整していたが、泉氏が応じなかった。 石井氏は1993年衆院選で初当選し、11期目。国土交通相や公明幹事長などを務め

それを公表したのは、公示のわずか5日前だった。 「新しい命を授かりました」 衆院選・長野2区で初当選した自民党新人の藤田ひかるさん(35)は、妊娠を公表して立候補するという異例の道を選んだ。 心ない中傷も受けた。それでも挑んだ、厳寒の選挙戦。体調を優先し、活動を制約しながら戦った彼女の12日間は、

政府は16日、米ワシントンで19日に予定されるパレスチナ自治区ガザ地区の暫定統治機関「平和評議会」の初会合に、大久保武・ガザ再建支援担当大使を派遣する調整に入った。日本は高市早苗首相が米国から招待されているが、今回は参加の可否を判断せず、ガザ再建に関与するため、関係者を派遣する形とする。 平和評議

読む政治
8日に投開票された衆院選の結果を踏まえ、毎日新聞は全候補を対象にしたアンケートのうち当選者465人分を集計し、消費減税に対する考えを分析した。衆院選では多くの政党が消費減税を公約に掲げており、「食料品の税率をゼロにすべきだ」との回答が当選者全体の51%(239人)を占めた。ただ、単独で3分の2超を

8日に投開票された衆院選は、自民党が小選挙区の議席の86%を占める圧勝で終わった。一方、大阪5区では自民の杉田水脈・元衆院議員が落選し、比例代表でも復活しなかった。杉田氏は、在日コリアンやアイヌ民族に対する差別的な書き込みについて法務局から2度にわたり「人権侵犯」と認定されるなど、過去の発言がたび

高市1強
衆院選で高市早苗首相が率いる自民党が大勝した要因として、インターネット動画の影響が指摘されている。選挙中、高市氏の街頭演説などの映像に字幕やBGMを付けて加工した「切り抜き動画」が多数作成され、ネット空間で高市氏に好意的な空気が醸成された。その背景をデータ面から分析した。 選挙情報サイト「選挙ドッ