
経済部・西部担当部長
2002年入社。水戸支局、学芸部などを経て14年から経済部。金融、通商、民間企業を担当。16~17年に大阪、21年に高松に駐在。25年から福岡駐在。趣味はテニスと登山。ドバイ生まれ、東京・多摩育ち

九州・山口経済
山口県などに訪日外国人客を呼び込もうと、山口フィナンシャルグループ(FG)が旅行会社などと連携して観光コンテンツ作りに乗り出した。山口は訪日客の流入が少なく、人口減少で衰退が懸念されている。歴史や自然、文化に根ざした質の高い観光体験を提供することで、欧米を中心とした富裕層の心をつかみ、地域の活性化


トランプ米大統領が関税交渉の期限とする7月9日が迫ってきた。日本は7回もの閣僚級会議を重ねたものの、合意への糸口はつかめていない。市場開放を強く迫った1980年代の貿易摩擦もほうふつとさせる「トランプ関税」。日米構造協議(1989~90年)で交渉の最前線に立った元大蔵官僚の久保田勇夫氏(現・西日本

憂楽帳
自宅の目の前に大きな畑があり、農家が取れた野菜を販売している。運営する80代の男性に話を聞くと、始めたのは約50年前だという。東京都内の農産物直売所の先駆けとなった。 代々続く農家で昔はコメや麦を作っていたが、戦後間もなく野菜の価格統制が撤廃され、割も良かったことから大根やキャベツ、ニンジンなどの

経済記者「一線リポート」
経団連が新たな副会長人事を3月8日に発表し、ディー・エヌ・エー(DeNA)の南場智子会長が女性初の副会長に就任することになった。6月の定時総会で正式に決まる。 これまでオジサンばかりだった経団連の正副会長に南場氏が新風を吹き込み、経済界でも多様化が進むことを期待したい。長く重厚長大型産業や旧財閥系

経済記者「一線リポート」
2021年の春闘が始まった。新型コロナウイルスの影響で、大企業を束ねる経団連と労働組合の中央組織・連合の間で賃金を巡る考え方の隔たりが際立っている。ところが、「賃金引き上げのモメンタム(勢い)の維持」では一致しているという。しかし、どうしてもこの言葉が腑(ふ)に落ちない。これまでの取材を振り返り、

菅義偉首相は2日の国会で、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する緊急事態宣言の延長によって「なんとしても感染拡大に終止符を打ちたい」と強調した。1月7日の宣言再発令で新規感染者が減少傾向にあるものの医療の逼迫(ひっぱく)状況は続いている。政権は飲食という「急所」に焦点をあてた対策の徹底で、3月7日

2021年春闘が26日、事実上スタートした。新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化の影響で、このところ続いてきた賃上げのムードは後退。賃上げの勢い鈍化は避けられない情勢だ。雇用維持を最優先に掲げる労働組合もあり、春闘の様相は一変している。 ◇安倍政権の「官製春闘」、ムード消え「自社の実情に合っ

経済記者「一線リポート」
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う2度目の緊急事態宣言が議論を呼んでいる。先行する首都圏の1都3県で営業時間の短縮要請を受けた外食関連業界からは「これで本当に感染拡大に歯止めがかかるのか」などと異を唱える声が個人経営店だけでなく、大手外食チェーンなどからも相次いでいる。 経済界からは時短を守らない

経済記者「一線リポート」
菅義偉首相が10月の所信表明演説で「2050年の温室効果ガス排出実質ゼロ」を表明して以降、政府や企業の動きが慌ただしくなっている。 11月下旬、流通大手のセブン&アイ・ホールディングスが、セブンイレブンなど国内外約3万の店舗から出る二酸化炭素(CO2)を50年に実質ゼロにする目標を打ち出すことが明

経済記者「一線リポート」
古本販売のブックオフが顧客目線の店舗改革を進め、コロナ下でも業績が回復したという話を9月20日の本欄で書いた。リユース市場は、アマゾンやメルカリのように個人間の売買を仲介するのが全盛の時代だが、ブックオフのような店舗ビジネスにも、まだまだ可能性があることを紹介した。 さらに取材を進めると、また一味

経済記者「一線リポート」
人材派遣大手のパソナグループが東京都内の本社機能の3分の2を兵庫県の淡路島に移転すると9月に発表し、世間を驚かせた。新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークを導入する企業は急増したが、本社機能の分散に踏み出す大手はまだ少ない。大企業の地方移転は東京への1極集中の緩和も期待できそうで、パソナの挑戦が

経済記者「一線リポート」
新型コロナウイルスの影響で客足の戻りが鈍い店舗が多い中、中古書籍販売の「ブックオフ」が足元で業績を急回復させている。本やゲームの巣ごもり需要だけでなく、コロナ前から進めてきた店舗やオンライン戦略が奏功しており、今後の店舗ビジネスを考えるヒントになりそうだ。 「ブックオフから本気のお願いです」。先日

経済記者「一線リポート」
新型コロナウイルスの感染拡大で多くの人が外出を控えるようになり、いろんな商品や産業に影響が出ている。時計業界にもコロナの影響があると聞き、現状を調べてみた。 時計市場は腕時計が大半を占める。時計の本場、スイス製腕時計の輸出本数は2000年に2965万本だったのが、19年は2064万本と10年で約3

経済記者「一線リポート」
盛夏に向け寝苦しい季節となった。新型コロナウイルスの感染者が増えていることもあり、夏場もテレワークが続く。この夏は運動不足でなかなか寝付けない人も多いのではないか。そんな中、意外な快眠方法の研究成果を発表した企業があると知り、話を聞いてみた。 私が担当している民間企業グループの業種は幅広い。コンビ

経済記者「一線リポート」
日産自動車は前会長のカルロス・ゴーン被告が率いた販売拡大路線の失敗や、新型コロナウイルスの影響で経営が大きく揺らいでいる。5月下旬の中期経営計画の発表で、内田誠社長は構造改革を断行し、「日産らしさ」を取り戻すと強調した。でも、一体それがどういうものなのか、記者会見では伝わってこなかった。 「自社の

経済記者「一線リポート」
政府の緊急事態宣言が5月25日に全面解除されたが、多くの人にとって、新型コロナウイルスへの警戒感が和らぐのには長い時間がかかりそうだ。客が来店することで成り立つ商店などにとっては、これからが大変な時代となる。 特に人口が集中する東京などの大都市では、狭いスペースに多くの座席などを設ける店が多く、感

経済記者「一線リポート」
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、各地のスーパーは感染リスクと向き合いながら営業を続けている。大型連休中は遠出を控える人が多くなり、混雑も予想される。買い物はなるべくすいていそうな時間帯に短時間で済ませたい。 「毎日の買い物を3日に1回くらいに控えていただきたい。食料品などは十分供給されてい

経済記者「一線リポート」
新型コロナウイルス感染の終息が見通せない中、企業は大勢の人が集まる株主総会への対応に苦慮している。そこで、インターネットによる参加も可能な「ハイブリッド型バーチャル株主総会」が脚光を浴びている。これを機に総会のネット化が進むのだろうか。そもそもネット参加のメリットはどこにあるのか。 「経済産業省は

経済記者「一線リポート」
新型コロナウイルスの影響を受け、多くのドラッグストアやスーパーの店頭からマスクだけでなく、トイレットペーパーやティッシュペーパーまで姿を消している。コンビニなどは「お1人様1点まで」などと購入に制限をかけ、まとめ買いによる品切れを防ごうとしている。しかし、消費者の殺到が続き、今のところ品薄状態に改