
特集
毎日新聞社とノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが共同で提唱し、2005年にスタートした「MOTTAINAIキャンペーン」。

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「コンゴ盆地を知っていますか?」。先日ある機関誌に寄稿した際、私はそう問いかけました。世界最大の熱帯林が南米のアマゾンであることは広く知られています。しかし、私が保全活動に取り組むアフリカのコンゴ盆地は、アマゾンに次ぐ規模の熱帯林であるにもかかわらず、日本ではあまり知られていません。 国際的な環境

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<MOTTAINAI 20YEARS> 毎日新聞社のMOTTAINAIキャンペーンに協賛する新宿ワシントンホテル(新宿区)で8日、子どもたちが温室効果ガス排出削減に寄与する農法で栽培したコメでおにぎりを作ったり、SDGs(持続可能な開発目標)を学んだりするイベントが開かれ、小学生ら約20人が参加し

ともに・共生社会へ 未来をつくるSDGs
<未来をつくるSDGs MOTTAINAI20YEARS> ブラジルのマリナ・シルバ環境・気候変動相がこのほど、毎日新聞東京本社を訪問し、松木健社長と会談した。ブラジルは11月に開かれる国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)の議長国で、シルバ氏は地球環境問題に国際協調で対応すること

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キリンビールは23日、通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデン、食品宅配大手「オイシックス・ラ・大地」と連携し、廃棄される果実を有効活用したチューハイの商品を通じて食品ロス削減につなげる事業を始めたと発表した。 キリンビールは2024年5月、色や形などが規格外となって廃棄される果実をチュ

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新たなお花見体験を通じてサステナブルな意識醸成を目指すイベント「NEO OHANAMI by MOTTAINAIグルマンFes」(毎日新聞社、カルチュア・コンビニエンス・クラブ主催)が3月29、30日、東京都渋谷区の複合施設「渋谷サクラステージ」であった。真冬並みの気温の中、多くの来場者が訪れ、環

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これで何度目の出張だろう……。昨年11月、「地球の肺」と呼ばれる広大な熱帯林の上空で、私はふとそんなことを考えていました。目的地はお決まりのコンゴ民主共和国の赤道州です。しばらくして、短い滑走路が1本だけ整備された州都バンダカの空港に私を乗せた旅客機が着陸すると、コンゴ人の乗客から控えめな歓声と拍

毎日新聞×SDGs
毎日新聞はきょう21日で創刊153年。「人間ひとりひとりの尊厳とふれあいを重んじます。生命をはぐくむ地球を大切にします。生き生きした活動を通じて時代の創造に貢献します」との企業理念を掲げたのは1991年にさかのぼります。国連のSDGs(持続可能な開発目標)に通じる内容であり、日々の報道や事業を通じ

毎日新聞×SDGs
MOTTAINAIキャンペーンの提唱者、ワンガリ・マータイさんの薫陶を受け、現在、国際協力機構(JICA)森林政策の専門家として、アフリカ最大の熱帯林地帯「コンゴ盆地」の保全に取り組んでいる大仲幸作さんにマータイさんとの関わりや思いを寄稿してもらった。 ◇マータイさん遺志、今こそ マータイさんとの

北海道東部・鶴居村を流れる雪裡川(せつりがわ)。国の特別天然記念物タンチョウの群れがじっと夜明けを待っていた。この日早朝の気温は氷点下15度。日の出前、タンチョウは霧氷に包まれた銀世界の中から飛び立った。 タンチョウは乱獲や湿地の消失で一時絶滅したと思われたが、1920年代に「再発見」された。保護

ともに・共生社会へ 未来をつくるSDGs
<未来をつくるSDGs> アサヒグループがサステナビリティー(持続可能性)事業に取り組むために設立したアサヒユウアスが、コーヒーの抽出かすを使った「mottainaiカップ」の販売を始めた=写真・アサヒユウアス提供。廃棄物に新たな価値を与えて再生するアップサイクルの取り組み。売り上げの一部は毎日新

MOTTAINAI
MOTTAINAIキャンペーンは毎日新聞社が2005年、ノーベル平和賞を受賞したばかりのワンガリ・マータイさんを日本に招いたのをきっかけにスタートした。招へいにはトヨタ自動車やJR東日本、イオン環境財団、日航財団が協賛した。以来、賛同する企業や団体とともに環境に配慮した商品やサービスを展開し、売り

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<MOTTAINAI 20YEARS> 地球温暖化の影響とみられる氷河湖決壊で壊滅的な被害を受けたネパールの小さな村を支援しようと、登山家の野口健さんが代表を務める認定NPO法人「ピーク・エイド」がクラウドファンディング(CF)「MOTTAINAIみらい」で寄付を募っている。 ピーク・エイドは熊本

ともに・共生社会へ 未来をつくるSDGs
<未来をつくるSDGs MOTTAINAI20YEARS> コンビニ大手のローソンは、おせちの製造時に発生するだて巻きやかまぼこの端材などを活用した「Mottainaiおせち」=写真=の販売を始めた。食品ロスへの社会的関心が高まる中、その削減に寄与する取り組み。限定3000個の販売で、予約を受け付

MOTTAINAI
今年5月、国際協力機構(JICA)は「地球の肺」と呼ばれる広大な熱帯林地帯を管理するコンゴ民主共和国環境・持続可能開発省の次官ら代表団を約10日間、日本に招き研修を行いましました。「ジャングルが広がるコンゴの環境研修を日本でやれるの?」。そんな不安も聞こえてきそうですが、ご心配には及びません! 研

◇その土地の音を曲に 山や海、町の音などその土地で聞こえてきた音を録音し、感じた思いを曲にする「MOTTAINAIサウンド」を手がける音楽家、守時タツミさんの「景色の見える音楽会」が30日、神奈川県鎌倉市山ノ内の円覚寺如意庵で開かれる。 守時さんはキーボード奏者として、佐野元春さんや藤井フミヤさん

ともに・共生社会へ 未来をつくるSDGs
<未来をつくるSDGs> 今年で20周年を迎えた絵本作家、真珠まりこさんの人気シリーズ「もったいないばあさん」。全国各地で関連のイベントや講演会が催され、東京都港区の大垣書店麻布台ヒルズ店では11月10日まで、染めた和紙を切り貼りするなどして描かれたシリーズの原画展が開かれている。原画展初日の今月

全国信用協同組合連合会などが主催する「しんくみ物産展」が30日午前10時から午後5時まで、池袋のサンシャインシティ文化会館ビル4階で開かれる。地域に根ざす信用組合の取引業者が自慢の食品を紹介・販売する。入場無料。2000人以上が当たる抽選会も実施される。 同連合会は全国143の信用組合を会員とする

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キリンビールは7日、規格外で廃棄される果物をチューハイの原料として商品化する「氷結mottainaiプロジェクト」の第2弾として、高知県産のぽんかんを使った商品を発売すると発表した。22日から全国のスーパーやコンビニなどで販売される。 「キリン氷結」は2001年の誕生以来、約100種類の果物を活用

果物大手のドールは4日、規格外などで廃棄される果物を減らす「もったいないフルーツアクション」をスタートさせると発表した。2021年にスタートした「もったいないバナナプロジェクト」を進化させ、キウイやマンゴーなど、ほかの果物にも対象を拡大する。 「もったいないバナナプロジェクト」は毎日新聞社が運営す

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<MOTTAINAI 20YEARS> イオングループ店舗に農産物を出荷・販売する「イオンアグリ創造」(千葉市)の直営農場などで収穫された規格外野菜の販売会が20日、千代田区のイオンフィナンシャルサービス事業所内で開かれた。トマトやニンジンの詰め放題にビーツなどの珍しい野菜もあり、多くの社員が手に