<do-ki>
8月15日の新聞で、「次は戦後100年を目指そう」「永遠の戦後のために戦争報道を続けたい」という表現が目に付いた。
誰も反対できない正しい標語。その正しさに戦時中の戦意高揚ポスターと同じ「こころの型」を感じると言ったら、どれだけの人に分かってもらえるだろうか。
そこには、何だかんだ言っても戦後は良かった、総じて間違っていなかったという肯定感がある。「戦後」が表す多くの価値観のうち、平和・不戦・非核が最も高位に置かれている。
そして、その裏側には、恩恵として享受してきた経済的繁栄と、日本人の戦死者を80年間出さなかったという伝説を誇り、祝賀するおごりが張り付いている。
残り711文字(全文1006文字)