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入管・難民問題

国外退去処分になった外国人の入国管理施設での扱いが注目を集めています。難⺠に厳しいと言われる日本。人権は守られている︖

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スリランカ女性死亡 支援者「原因究明の出発点」再発防止申し入れ

毎日新聞2021/8/10 20:07(最終更新 8/10 20:13)有料記事701文字
名古屋入管への申し入れ後、報道陣の取材に応じるSTARTの松井保憲顧問(左端)ら=名古屋市港区で2021年8月10日午後4時44分、川瀬慎一朗撮影
名古屋入管への申し入れ後、報道陣の取材に応じるSTARTの松井保憲顧問(左端)ら=名古屋市港区で2021年8月10日午後4時44分、川瀬慎一朗撮影

 名古屋出入国在留管理局(名古屋市)に収容されていたスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が今年3月に死亡した問題で、出入国在留管理庁は10日、医療体制や情報共有、職員への教育が不十分だったとする最終報告書を発表した。「危機意識に欠け、組織として事態を正確に把握できていなかった」とし、同日、当時の名古屋入管局長と次長を訓告、警備監理官ら2人を厳重注意の処分にした。

 ウィシュマさんを支援してきたSTART(外国人労働者・難民と共に歩む会)=名古屋市=は10日、名古屋入管に再発防止を申し入れた。松井保憲顧問は取材に「報告書は『最終』ではなく、真相究明や再発防止に向けた出発点。今後も徹底的に追及する」と話した。

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