
特集
性別にとらわれず自分らしく生きるために、声を上げる人たちが増えています。当事者の思いや社会の課題を追います。

同性婚訴訟の控訴審で初めて「合憲」判断を示した28日の東京高裁判決は、国会の立法裁量を重視し、現行制度を合理的とする国の主張を追認した。司法判断が割れたことで最高裁は難しい判断を迫られる。原告の同性カップルたちからは怒りの声が上がった。 今回の裁判は「第2次東京訴訟」と呼ばれ、6件ある同種訴訟の中

同性婚訴訟の控訴審で初めて「合憲」判断を示した28日の東京高裁判決は、国会の立法裁量を重視し、現行制度を合理的とする国の主張を追認した。 国会が同性婚の法制化に動くことは見込めないとして、原告の同性カップルたちは司法による救済を求めてきた。しかし、問題から目を背けたような判断に落胆が広がった。 原

同性同士の婚姻を認めていない現行の民法や戸籍法の規定が憲法に反するかが争われた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は28日、「合憲」と判断した。全国5地裁に6件起こされた同種訴訟で、高裁での「合憲」は初めて。これまで2審は「違憲」が5件続いていたが、最後に判断が分かれた。国の賠償責任は6件いずれも否定した

同性同士の婚姻を認めていない現行の民法や戸籍法の規定が憲法に反するかが争われた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は28日、「合憲」と判断した。全国5地裁に6件起こされた同種訴訟で最後の控訴審判決。これまでの5件はいずれも違憲で、「ダメ押し」となる司法判断を願ってきた原告側からは「間違いではないか」と憤る

同性同士の婚姻を認めていない現行の民法や戸籍法の規定が憲法に反するかが争われた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は28日、「合憲」と判断した。全国5地裁に6件起こされた同種訴訟で、高裁での「合憲」は初めて。これまで2審は「違憲」が5件続いていたが、最後に判断が分かれた。国の賠償責任は6件いずれも否定した

同性同士の婚姻を認めていない現行の民法や戸籍法の規定が憲法に反するかが争われた訴訟の控訴審で、東京高裁(東亜由美裁判長)は28日午前11時、判決を言い渡す。全国5地裁に6件起こされた同種訴訟で最後の控訴審判決。これまでの5件はいずれも「違憲」と判断しており、2審判決がすべて違憲判決となるのかが焦点

かつて、同性愛は、国語辞典に「異常」と書かれていた。 時は流れ、記述は誤りとして削除された。しかし、偏見や差別は根深く残り、同性愛者は好きな相手と法的な家族になれないままだ。 「婚姻の自由をすべての人に」 東京高裁が28日、同性カップルたちが起こした訴訟に判決を言い渡した。 同性婚を認めない法制度

キャンパる
津田塾大学(本部・東京都小平市)は2023年6月に性自認が女性であるトランスジェンダー学生の受け入れを決定し、25年度から受け入れを開始した。受け入れが始まった現在、在学生や教職員へはどのようなサポートが行われているのか、また在学生は受け入れに対してどのような思いでいるのか取材した。【津田塾大・筒

政府は今年9月までに、災害弔慰金支給法など33法令について、事実婚の対象として同性パートナーが「含まれ得る」との見解を示した。一方、健康保険法や厚生年金保険法など120法令は除外された。当事者団体からは「一定の評価はするが、社会保障に関連する法令が認められていないのは承服しがたい」と批判の声が上が

参政党の和田圭子・那覇市議が市議会で、心と体の性が異なるトランスジェンダーについて「伝染する」と発言していたことが分かった。トランスジェンダーの生徒に必要な対応として「心の性別に基づく配慮よりも、心の傷を治療できる心理士を紹介すること」とも言及。和田氏は取材に発言を認めた上で「差別をした覚えは全く

「曖昧であることは私の作家としてのテーマそのものです。自分の曖昧さを受け入れ、他人の曖昧さを認めることが世の中をより良くすると信じています」 日本人として初めて、優れたミステリー・犯罪小説に贈られる「英国推理作家協会賞(ダガー賞)」の翻訳部門に輝いた作家の王谷晶さん(44)。今年7月、ロンドンでの

自認する性を貫こうと10代からあがいてきた。性別適合手術も受けた。でも、世間は受け入れてくれない現実を知った。性別移行が人生のゴールではないのかもしれないと視野を広げた時、とらわれなくなった。取材を受けたいと思い立ったのは、将来像を描けずに苦しむ同じ立場の子どもたちに「男や女らしくではなく、自分ら

幼稚園「年長さん」の夏休みは、小学校入学後に使うランドセルの商機でもあるという。 「ジェンダーレス時代だし、まあいいけど……」 関東地方に住む田中ありささん(38)=仮名=は、当時の自宅近くの大型ショッピングセンターで、次男が手に取ったランドセルを見て面食らった。 「じゃあ、これにする!」と、次男

20日投開票の参院選を前に、性的少数者らの全国組織「LGBT法連合会」は、性的指向や性自認(SOGI)を巡る課題について、主要政党を対象に実施した調査結果を公表した。米トランプ政権が反LGBTの姿勢を鮮明にする中、日本国内への余波が懸念されている。 調査結果は9日までに回答した自民党、立憲民主党、

「お母さんが女性を好きなことは気にしない?」。その問いかけに、女性カップルのもとで育った17歳の娘はこう答えた。 「別に誰を好きでもいい。(自分の育ってきた環境もあるから)何の固定概念もなくいられる。そこは誇れる」 これは、子どもを育て、親になろうとする女性カップルの姿を追ったドキュメンタリー映画

福岡女子大(福岡市東区)は3日、戸籍上は男性でも性自認が女性であるトランスジェンダーの学生を2029年度から受け入れると発表した。全国ではお茶の水女子大(東京都)など複数校で受け入れているが、福岡女子大によると、九州では初めてという。 同大は性の多様性を背景に22年5月に教職員からなる「受入検討チ

米CNNテレビは2日、トランプ政権が有名私立大のペンシルベニア大に対する助成金1億7500万ドル(約251億円)の凍結を解除したと報じた。ペンシルベニア大がトランスジェンダー選手の女子スポーツ参加を禁じ、かつて所属していたトランス選手の記録を抹消することで政権と合意したことを受けた措置。 トランプ

LGBTQなど性的少数者の権利や尊厳を訴える恒例のパレード「プライドマーチ」が29日、米ニューヨーク市中心部マンハッタンで開かれた。DEI(多様性、公平性、包摂性)を敵視するトランプ政権2期目の発足後初めての開催で、リベラルな都市ニューヨークでも従来スポンサーだった大企業が撤退するなど、逆風も吹い

ハンガリーの首都ブダペストで28日、LGBTなど性的少数者らが多様性をたたえる「プライドパレード」があった。性的少数者への弾圧を強めるオルバン首相はプライドパレードを法律で禁止したが、AP通信によると約10万人が従わずに参加し、政権に抗議した。 パレードはブダペスト市庁舎を出発し、市中心部を練り歩

雇用保険法に基づいて就労のため「移転費」の支給を申請した際、同性であることを理由にパートナー分を不支給処分としたのは違法として、申請した長崎県大村市の男性カップルが27日、国に処分の取り消しと慰謝料など計220万円の損害賠償を求めて長崎地裁に提訴した。原告代理人によると、同性パートナーへの移転費不