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米MicrosoftのLinuxディストリビューション「CBL-Mariner 2.0.20220527」が公開

末岡洋子
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 米Microsoftは6月3日、Linuxディストリビューションの最新版となる「CBL-Mariner 2.0.20220527」を公開した。

 CBL-MarinerはMicrosoftのAzure 1Pサービス及びエッジアプリケーション向けのLinuxOS。元々は社内向けに開発したものを、2021年に一般公開した。ライセンスはMIT Licenseを採用し、コンテナまたはコンテナのホストとして実装できる。CBL-Mariner 2.0.20220527は5月初めに公開したバージョン2系の最新のポイントリリース。

 etcd 3.5.1、coredns 1.8.5、quotaパッケージ、sdbus-cppなどが新たに加わった。SELinux Test向けのSELinuxコア設定も用意し、コンテナとKubernetesテスト向けのselinux-policyのパッチも適用した。

 カーネルソースは脆弱性に対応したバージョン5.15.41.1にアップデートされ、libxml2、vimなど多数のパッケージも新しくなった。

 ベースのRPM Packageのサイズが縮小され、ツールチェーンからgtestパッケージを削除した。このほかにも、細かな変更や強化が加わっている。

CBL-Mariner
https://github.com/microsoft/CBL-Mariner

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